監修記事

旦那を嫌いになる理由とは?女性1029人へ聞いた「夫嫌い」になった理由と対処法

監修者

青山北町法律事務所

松本 理平

「夫が嫌い」と回答した既婚者女性はどのぐらい?旦那が嫌いになる理由をアンケート調査
  • 夫の嫌な面が見えてきて、どんどん嫌いになっている…。
  • 日々の夫の行動や言動、気を遣わない感じが積み重ねて嫌いに感じ始めた…。

このように旦那に対して、不満を抱える女性は少なくありません。

実は、妻が「もうこの人と生活をしていくのは無理かもしれない…。」と、嫌われる夫には、ある共通点があります。
今回は、好きで結婚したはずの夫をだんだん嫌いになるキッカケや、嫌いな夫とうまく付き合う為の対処法をご紹介します。

本件は、女性を対象に1000人以上にアンケート調査を実施しております。データを引用する場合は、必ず本記事のURLを掲載ください。

目次

「夫のことが好き?嫌い?」既婚者女性1,029名にアンケート調査

https://pamarry.com/wp-content/uploads/2024/03/e5de8d260135f6eeea339b8d52ec9c61.pdf

PaMarry運営事務局にて、約1年間ほど期間をかけて既婚者女性1,029人対象に「夫に対する感情度合い」をアンケート調査してみました。

調査概要について

調査対象者

既婚者男性 1029名

調査期間

2022年09月14日〜2023年10月3日

調査媒体

・インターネットのアンケート調査

アンケート調査内容
  1. アンケート調査に協力頂いた既婚者女性の年齢について
  2. 夫のことが好きですか?嫌いですか?
  3. 「少し嫌い」「嫌い」と回答した人は、夫のどんな事が嫌いですか?

PDFデータはこちら:
「夫が嫌い」と回答した既婚者女性はどのぐらい?旦那が嫌いになる理由をアンケート調査

アンケート調査その1
アンケート調査に協力頂いた既婚者男性の年齢について

夫が好きか嫌いかのアンケートに協力頂いた既婚者女性の年齢分布:20代30代の既婚者女性が最も多い
「夫が好きか嫌いか」のアンケートに協力頂いた既婚者女性の割合
既婚者女性の年齢層人数
20代 女性277人
30代 女性401人
40代 女性291人
50代 女性51人
60代 女性9人
「夫が好きか嫌いか」のアンケートに協力頂いた既婚者女性の割合

夫が好きか?嫌いか?のアンケートに協力いただいた年齢層で最も多いのは30代、次に多いのは20代となります。

アンケート調査その2
夫のことが好きですか?嫌いですか?

アンケート調査その2
「夫のことが好きですか?嫌いですか?」:結果は夫が大好き114人,夫が好き334人,普通251人、夫が少し嫌い189人,嫌い141人という結果になった
PaMarryが既婚者女性に行なったアンケート調査結果
夫のことが好き?嫌い?アンケート結果人数
大好き114人
好き334人
普通251人
少し嫌い189人
嫌い141人
夫に対する感情に関する集計結果

1029人のち、夫に対して負の感情を持っている女性の人数は、330人という結果になりました。

夫のことが嫌いと回答した女性の割合について:32%

夫のことが好き夫のことが嫌い
夫のことが「好き」な女性の割合:448人/1029人
44%
夫のことが「嫌い」な女性の割合:330人/1029人
32%
妻への愛情調査の結果をまとめた表

今回の調査結果では、夫が少し嫌い・嫌いであるという回答した女性は、32%という結果になりました。調査結果を参考にすると、夫が妻のことを嫌いに感じている家族が全体の1/3程度いると言うことになります。

では、いったい何がきっかけで夫のことが「あまり好きでない/嫌いである」と気持ちが変化してしまったのか、確認してみましょう。

アンケート調査その3
「少し嫌い」「嫌い」と回答した人は、夫のどんな事が嫌いですか?

今回、夫に対して「嫌い」という感情を抱いている女性に「旦那のどんな所が嫌いですか?」とと聞いた回答は以下のとおりです。

一部を抜粋して紹介しております。

ほんとだらしない!適当だし、すぐ怒るし育児しないし、全てに関してムカつく
(20代 女性)

家に帰ってきてもずっと仕事。それ以外はスマホばっか。一緒にいて楽しくない。
(40代 女性)

もはや恨みしかありません。私のことを全く気遣うこともなく横柄な態度に飽き飽きしています。
(30代 女性)

休みの日は自分の趣味ばかり。ずっとワンオペでだんだん嫌いになりました。
(30代 女性)

家事も全然協力してくれない。共働きだから条件は一緒のはずなのに、私ばっか家事をやっています。
そのくせ、文句だけは一丁前。
毎日イライラしています。
(20代 女性)

お金遣いが荒い。
平気でパチンコに行く、アイツを許せない
(50代 女性)

すぐ怒鳴る。自分が間違っても謝ることができないただの頑固親父。
好きになれるわけがない。
(40代 女性)

旦那のことがどんどん嫌いになる…。そのキッカケは?

夫(旦那)をどんどん嫌いになってしまう7つの理由

元々はこの人と生活することが楽しそうと思って結婚しました。しかし、いざ生活をしてみると、夫の嫌な部分もチラホラ見え始めてきます。

普段の夫の態度や行動など些細なことの積み重ねで、旦那をどんどん嫌いになってしまうケースは少なくありません。

各家庭の事情は様々ですが、夫を嫌いになるキッカケは次の7つが理由とされています。

旦那が嫌いになるキッカケ①:出産時の夫の対応や一言

夫(旦那)をどんどん嫌いになる理由①:出産時の夫の対応や一言

結婚後、妻は子供を妊娠して出産するなど、女性にとって体も生活も非常に大きな変化が起きます。

妊娠している女性は、ホルモンバランスが乱れて少しのことでイライラしたり体調の不調を感じてしまいます。

この「出産」というタイミングで旦那がどこまでケアを出来るかによって今後の夫婦関係にも影響するとされています。

最近では、出産後数年の間に急激に夫婦仲が悪化する「産後クライシス」が話題になるように、この時期に夫が妻のサポートをせず自分本位の行動をしてしまうと、妻に嫌われる原因につながります。

旦那が嫌いになるキッカケ②:子供が生まれても何も変わらない夫

夫(旦那)をどんどん嫌いになる理由②:子供が生まれたにも関わらず何も変わらない夫

子供が生まれると妻は、子供のことを考えて自分は二の次、三の次と子供を守るために毎日奮闘しています。

しかし、夫は子供が生まれたにも関わらず、今まで全く変わりません。

自分のやりたいことを中心として物事の考えばかり」です。

子育てに忙しくて相手にされなくなったことに対して「冷たくなった」「変わったね」など余計な一言。

一人では生きていくことが出来ない我が子を守るために妻が変わるのは当然。

強くならなければ、子供を守ることが出来ません。

我が子を二人で協力して守っていく自覚がない夫だと、妻は気持ちが冷めて、どんどん嫌いになってしまいます。

旦那が嫌いになるキッカケ③:「妻より母」の優先順位(嫁姑問題)

夫(旦那)をどんどん嫌いになる理由③:「妻より母」の優先順位(嫁姑問題)

妻より母親を優勢してしまう夫が意外と多く、離婚の原因まで発展することがあります。

夫が母親の味方をしている」このような行為は、妻は非常に嫌な気持ちになることがあります。

何より、今一番身近にいる妻を蔑ろにして、自分の母親ばかり大切にする姿を見ると、ガッカリしてしまうでしょう。

もちろん。お母さんを大切にすることは大切ですが、それと同じぐらい私たち妻を大切にしてほしいものです。

そうすることで妻は、「義母のことで気になることはあるけど、少なくても夫は私の味方。

理解してくれる夫と結婚してよかった。」と気持ちが前向きになります。

特に、帰省中など夫が妻より母親を優先してしまうことで、だんだんと夫を嫌いになってしまうケースがあるため注意が必要です。

旦那が嫌いになるキッカケ④:何があっても謝らない・意地っ張り

夫(旦那)をどんどん嫌いになる理由④:何があっても謝らない・意地っ張り

自分が悪いことしたなと思ったとき、妻は「ごめんなさい」と素直に謝る。

しかし、男性の中には自分が間違ったことをしていても「ごめん」の一言が言えない人がいます。

謝らない夫は、自分が間違っていると分かってはいるものの、自分に非がある事を認めようとせず、何かと言い訳をして誤魔化そうとします。

「間違った事をしたら謝る」ことは当然のこと。

それすら出来ない旦那に対して、嫌な気持ちがどんどん溜まり、嫌いになってしまう妻は少なくありません。

旦那が嫌いになるキッカケ⑤:外面だけが良い

夫(旦那)をどんどん嫌いになる理由⑤:外面だけが良い

結婚前の旦那は、デートする時はおしゃれな格好をして、レストランも予約して、スマートに私をエスコートしてくれました。結婚してみたら、ビックリ。

うちの夫は「釣った魚に餌をやらない典型的な外面だけがいいタイプでした。

夫は、同僚や友人と会うときは、気前よくお金を出します。

しかし、家庭に入れる生活費はケチくさく一円単位で交渉してきます。

このように、妻を大切にせず、見栄っ張り旦那だと、想像していた結婚生活とはかけ離れ過ぎて、妻はどんどん夫が嫌いになってしまいます。

旦那が嫌いになるキッカケ⑥:自分のことばかり優先する

夫(旦那)をどんどん嫌いになる理由⑥:自分のことばかり優先する

人間誰だって自分が一番、可愛いものです。

その気持ちは理解できます。

しかし私たち妻は、自分よりも子供を大切に想ったり、自分よりも家族の幸せを第一に考えたりしますよね。

ところが夫はと言うと、妻も子供に対して鈍感な一面があります。

常に自分の仕事や趣味など興味があることしか頭になく、この間話したことも覚えていない事なんてことも。

特に、子供がいる家庭であれば、妻は自分の時間を削って、仕事、家事、子供のお世話をしています。

その横で、自分のことばかり優先した夫がいると、どんな妻でも旦那が嫌いになってしまいます。

旦那が嫌いになるキッカケ⑦:会話をしない、つまらなそうにする

夫(旦那)をどんどん嫌いになる理由⑦:夫婦の会話が少ない

夫婦の会話と夫婦の円満具合には密接な関係性があります。

夫婦の会話時間と円満度に関係性があるのかアンケート調査した結果、次のような結果が明らかとなっています。

円満な家庭と円満でない家庭の平日の会話時間

  • 円満である家庭:113分
  • 円満でない家庭:40分

円満な家庭と円満でない家庭の休日の会話時間

  • 円満である家庭:297分
  • 円満でない家庭:101分

このように、円満な家庭と円満でないと感じる家庭とで、夫婦の会話時間は約3倍近い差があるのです。

そのため、会話せず、自分ばっかりの夫だと、妻は不満を抱えやすくなります。

夫のことが嫌いになったエピソード15選

夫(旦那)を嫌いになった【きっかけエピソード15選】

旦那がテレワークになってから、色々ストレスなのですが、家事をテキトーにやることが一番ウザいです。
テレワークになってから、すすんで家事をするようになったのはいいのですが、洗濯物はテキトーにとりこむ、お皿はちゃんと洗えていない。
まだ完全に乾いていない靴下なども、放置するのでくさくなったり、シャツなどをクシャクシャにするのでアイロンの手間が増える。
洗い物はご飯粒やたまごのこびりつきなどを、テキトーに洗うのでお皿や鍋にカピカピしたものがついたまま。色々なことが、二度手間でイライラ、ウザいです。

夫が在宅勤務(テレワーク)になってからストレスがやばい…

旦那は時々会社帰りに実家に寄り、おかずや調味料、生活雑貨などをもらってきていました。
仕事をしている私にはとてもありがたく、生活費の節約にもなりました。
しかし、その頻度の多さやそれ以外の夫婦生活での問題もあり、別居することになりました。
家には私が住み、彼はしばらく実家に戻ることにし、私が仕事に出ている間に彼は荷造りをして出ていきました。
その日、家に帰って目が点に。彼は実家から持ってきた調味料やタッパー、洗剤や歯磨き粉に至るまで、全て持ち帰っていました。電話して尋ねると「母さんが僕のために用意したもので、〇〇のものじゃないし。また一緒に住むことになったら持って行くよ。」とのこと。離婚へgoです。

【ドン引き】夫のマザコンエピソード

うちの旦那は何処に行くにもスマホを持ち歩いています。

隙あればスマホゲーム。
トイレにも毎回スマホを持っていくため、10分以上占領することも多いです・・・。
夫にとって、スマホが恋人です。

何度言っても変わらないのでもう勝手にしてと言った感じです。

夫のゲーム依存・スマホ依存に困っています・・・。

いかがですか?

その他にも旦那を嫌いになったキッカケとして次のような意見がありました。

夫が嫌いになったきっかけ一覧

  1. 育児に参加しない
  2. 子育てのやり方を否定してくる
  3. 結婚してもケチのまま
  4. 家事のやり方にケチばかりつける
  5. 結婚後、太った
  6. 約束を破る
  7. 家族より実家優先
  8. 毎日のように飲んでくる
  9. 心無い言葉を平気で言う
  10. 怒ると手が出る
  11. 怒ると物に当たる
  12. 全く片付けができない
  13. 極度のマザコン
  14. 妻より義母の肩を持つ
  15. いつも携帯を見ながら話す

日々の積み重ねが限界を迎えて、旦那が嫌いになる

これまで夫のことを嫌いになったキッカケについて確認してきましたが、多くの場合これらの小さなことの積み重ねが限界を迎えて、嫌いな対象になることがほとんどです。

女性の多くは、夫に対する「我慢の限界」です。

  • 育児に協力的でない
  • 横柄な態度ばかり
  • 人が傷つくことを平気で言う

など、1つ1つは小さなことかもしれませんが、蓄積することで「夫のことがどんどん嫌いになっていく」のです。

そのため、夫は「それだけで怒るわけ?」と、理由に対して気づくことなく、妻の嫌な態度に対して、怒ってしまい余計に夫婦関係が悪化してしまうのです。

旦那が嫌いになったときの対処法11選

夫(旦那)を嫌いになったときの対処法11選

どんどん夫のことが嫌いになっていく自分が「このままでは夫と離婚するかも」と感じた時に、どのような対策ができるのでしょうか?

今回は、妻ができる夫とうまく付き合う11個の対処法をご紹介します。

今後の夫との関係別の対処法

  • 対処法その1:今後の夫婦関係についての見直し
  • 対処法その2〜5:今後は、夫と仲良く過ごしたい女性向き
  • 対処法その6〜9:嫌いな夫に対して、もう諦めた女性向き
  • 対処法その10〜11:自分では解決できず、他者に助けてほしい女性向き

対処法その1を始めに行った上で、それぞれの考えにあった対策を行うことをお勧めします。

その1:嫌いな旦那と将来どうなりたいか考え直す

これまで、旦那の嫌いな所ばかり目に入り、あなたの気持ちは冷めきった状態かと思います。

しかし、今後のことを考えると「夫とどんな関係になりたいのか。」改めて考え直す必要があるでしょう。

大嫌いな夫には何も期待をせず、同居人のように、一切関心を持たずに諦める事も一つの手ですが、夫婦の関係を円満に近づけたいのであれば、嫌いな夫と将来の夫婦間について話し合う必要があります。

そのため、最初のステップとして、

  • 私は、夫とどう過ごしていきたいのかな?
  • 大嫌いな夫と子供を育てていく方法はあるかな?

夫とどんな付き合い方をしていきたいか気持ちを整理しましょう。

その2:大嫌いな旦那でも、少しずつ会話する時間を作る

「今、夫と二人で話すと、もっと嫌いになりそう…。」

と少しずつ夫婦で会話をする機会を避けていませんか?

旦那のことが嫌いになって悩んでいる時こそ、二人でゆっくりと話す時間を作りましょう。

あなたが旦那を嫌いに感じているということは夫も何かを察し始めているはずです。

夫には夫の言い分があり、妻には妻の言い分があります。

二人とも仲良くしたいけど、気持ちのすれ違いでお互いに相手に苦手意識を持ってしまっていることがあります。

旦那が嫌いな気持ちが修復できない大きな亀裂になる前に、夫婦で真剣に会話をする機会を設けましょう。

しかし、これまで何度もこのような気持ちを伝える機会を設けても夫に気持ちが伝わらず、より嫌いになってしまった女性も少なくありません。

そこで、嫌いな旦那とお互いの気持ちを伝えるためのコツを合わせてご紹介します。

嫌いな夫と会話する機会の作り方と会話ルール

会話の機会の作り方と話すこと

  • 夫に「今度子供が寝た後に、二人でゆっくり話す時間を作らない?」と提案
  • ゆっくりでもいいからあなたが辛いこと・夫に伝えたいことを話す
  • あらかじめ、会話したい理由が、夫の不満を伝える目的ではなく、「歩み寄りたい」という意思を伝える。
  • 夫の言い分や気持ちを聞く
  • お互いの気持ちを理解した上で、どうしていきたいか二人で決めていく。

会話のルール

  • 相手の人格や性格を否定しない
  • 相手の話を最後まで聞いてから話し始める
  • 感情に任せて話し合わない(一呼吸おく)
  • 過去のことを蒸し返しせず、今後の二人でどんな家庭にしたいかを考える。

「相手を論破して納得させる」という気持ちで話すのではなく、二人で歩み寄って生活していく方法を考えることを目標して話してみましょう。

嫌いな旦那でも気持ちのすれ違いを解消することで少しずつ嫌いな気持ちを和らげることが出来ますよ。

その3:旦那のいいところを見つけて感謝を伝える

今では、大嫌いで口も聞きたくない旦那でも、小さなことでも嬉しかったことや楽しかったことがあるはずです。

一度、夫の嫌いな点ではなく、好きな点を考えてみましょう。

夫の嫌なことばかり考えてしまうと、つい細かいことでも気になってしまうもの。

「うちの夫には一面があるから許してみよう」など考えることでポジティブな気持ちが生まれてきます。

そして少しでも嬉しいことがあったら夫に「ありがとう」と言葉で伝えみましょう。

本当に小さいことでも構いません。ぜひ言葉で相手に感謝の気持ちを伝えてみてください。

その上で、「今までより幸せな家庭になりたいから、小さなことでもありがとうって伝えるね。あなたも、もし私のいいところが有ったら褒めて欲しいな。」など話しましょう。

感謝の気持ちを伝える数が多くなるほど、どんどん嫌いになっていた感情も薄れてきます

その4:旦那にイライラした出来事を紙に書き出す

どんなコピー用紙でもチラシの裏紙でも良いので、「夫に対してイライラしたこと・理由」を書き出してみましょう。

自分の感情を書いた紙を見ることで夫への気持ちを客観視することが出来ます。

紙に書き出して自分の感情を見える化することは、様々な研究でストレス減少効果があることが明らかになっているだけでなく、大嫌いな旦那対して対策も取りやすくなります。

例)夫の脱ぎっぱなしの服にイライラする場合

例)夫の脱ぎっぱなしの服にイライラする妻
  • イライラしたこと
    「夫の脱ぎっぱなしにイライラする」
    「ほんとやめてほしい、めんどくさい」
  • なぜ?
    「洗濯機に入れるのがめんどくさい」
    「脱いだままだから裏表が逆になっている」
    「網に入れて洗濯機に入れる手間がかかる」
    「部屋が汚れる」
  • 対策は?
    「洗濯機に入れなかったら洗わないなどルールを決める」
    「放置されていたそのままずっと放置して夫に気付かせる」

夫に「抜きっぱなしにしないで」と言うよりも、「あなたがそこに服を脱ぎっぱなしにすると、こんな苦労があるからやめてほしい」と伝えることが出来、少しずつ夫の嫌な行動を改善することにもつながります。

その5:家事ができない・気が利かない夫にやって欲しいことを具体的に伝える

夫を大嫌いになるきっかけとして多いのが、家事を手伝わない」「気が全く利かないことです。

女性の多くは、一緒に楽しいことや大変なことを共有する事で気持ちが楽になりますが、女性が忙しそうにしているにも関わらず全く協力しない旦那に強いストレスを感じてしまいます。

そのため、家のことは全て妻に任せっきりだと、夫をどんどん嫌いになってしまうのは当たり前です。

しかし、ほとんどの男性は相手の気持ちを察する能力が女性よりも乏しく、妻がどんなに忙しそうでもそもそも気付かない人も少なくありません。

そんな時は、より具体的に夫に指示を出して協力してもらいましょう。

具体的な対処法

「食器を洗って!」と伝えるだけでは、食器を洗った後に台所がビチョビチョで結局その後、台拭きで綺麗にしなくてはならない、など二度手間になってしまいます。

そのため、手伝って欲しい時は、次ように伝えてみましょう。

「今、子供を見ていて手が離せないの。疲れているかも知れないけど、食器を洗って欲しいな。」
「食器洗った後、私が使うときに綺麗だと嬉しいから台所も台拭きで水気を取ってもらうと嬉しいな」

など具体的に伝えると良いです。

嫌いな夫でも家事や子供を一緒に遊んでくれるようになると、あなたの気持ちも軽くなり、旦那が大嫌いな感情も落ち着いてきます。

これまでの家庭環境で家事などをほとんどやったことがない旦那の場合は、最初は大変かも知れませんが、より細かく夫に手伝って欲しいことを伝えることで二度手間を避けることが出来ます。

その6:嫌いな夫は、所詮他人と考える

夫に対して「家族だから」と言う理由で、次のことを協力していくれるだろうと淡い期待をしていませんか?

  • 子供は一緒に育てるはずなのに、夫はほとんど何もやってくれない
  • 私の実家では夫のようなことをする人はいなかった…。
  • 家に帰ったら、家事もせずずっとスマホばかりいじっているの?

いくら夫婦といえど、夫は他人です。

心のどこかで夫を過大評価していたり、自分の理想の夫と比べているため、どんどん嫌いになっていきます。

所詮は他人…。

一度冷めた感情で向き合うことで、夫が嫌いな気持ちにブレーキがかかり落ち着いてきます。

その7:旦那に期待しすぎない

夫にイライラしてしまうのは、「普通、旦那だったらここまでしてくれる」などの淡い期待をしてしまっている為、その期待を裏切られた時に旦那の嫌いメーターがどんどん高まります。

夫に対して必要以上に期待をせず、「夫はこんなもの」「家事が出来ないダメ夫」と割り切ってしまう方がイライラせずに生活することが出来ます。

また、期待をしていない夫から不意に夫が何かプレゼントや嬉しいことを言ってくれた時に、いつも以上に嬉しく感じる事が出来ます。

夫への期待を無くす行為は諦めに近い行為のため、悲しい気持ちなるかも知れませんが、期待をしない事で気持ち的に楽に過ごす事が出来ますよ。

その8:頑張るのをやめてみる

これまで理想の奥さんになるために、夫のために毎日しっかりと料理をして、洗濯をして、育児をするなど毎日頑張っていませんか?

その妻の頑張りが夫が「当たり前」のように感じている場合は、そろそろ妻として頑張ってきたことをやめてもいいのではないでしょうか。

例えば、これまで作ってきた料理を冷凍食品にする、宅配サービスにする、毎日洗濯するのなく数日に1回など手を抜いてみましょう。

だんだん、そのような生活をしていると大嫌いな夫から余計な一言。

最近、料理が手抜きじゃない?」など言われる事もあるかと思いますが、「私の忙しさを察して下さい。」など一言伝えると、流石の旦那も「何か妻に悪いことをしたのかな?」と不安になってきます。

頑張るのをやめる事で、夫も「あなたのありがたさ」を改めて再認識する事が出来ますし、夫が察し始めたらなぜ頑張るのを辞めたのか夫の嫌いな部分を柔らかく話していきましょう。

  • 「これまであなたが頑張って仕事ができるように頑張ってきたけど、少し疲れちゃった。」
  • 「あなたの〇〇が辛いんだよね。協力してもらえる?」

このような形で嫌いな夫に気持ちを伝えるときは、決して感情的にならず、柔らかい雰囲気で伝えることが大切です。

その9:家だけでなく社会にコミュニティーを作る

夫がどんどん嫌いになっている時に、余計な一言や気になる行動があったりすると「仕事からずっと帰ってこないで欲しい」と考えてしまう女性もいるのではないでしょうか?

夫の行動や言動を考えてしまうから、余計に旦那嫌いになってしまうのです。

そんな時は、夫のことなんて気にならないくらい夢中になれる趣味や解消法を作ることをお勧めします。

特に専業主婦になると1日の会話が「子供と旦那だけ」で終わってしまう事もありますよね。

家の中だけでなく外の世界に出る事で、子供と夫だけの狭い世界から解放されます。

家庭とはまた別の生活環境ができれば、気分転換にもなりますし、ずっと夫の嫌なことを考えずに済み気持ちも明るくなりますよ。

その10:親しい友人や相談窓口へ相談する

今の夫に対する嫌な気持ちを一人で抱え込んでしまうと、夫の嫌な面ばかり見えてしまいどんどん嫌いになってしまう恐れがあります。

その前に、親しい友人に夫に対する不満や悩みを打ち明けてみてはいかがでしょうか。

第三者の意見を聞くことで、今まで見えてこなかった良い夫婦関係を作るヒントや今の悩みの解決策が見つかるきっかけになる可能性があります。

友人には相談しにくい人は、匿名で同じ境遇の人に相談できる「夫婦のお悩み解決掲示板」をご用意していますので活用ください。

大嫌いな夫の行動が度が過ぎているとき

夫の態度や行動が度を超えてしまい、大嫌いを通り越して精神的に辛い・おかしくなりそうでしたら内閣府が運営している【DV相談プラス】などを活用することも一つの手です。

DVは殴る・叩くだけでなく、罵声や怒号などもれっきとした暴力の一つです。

大嫌いな旦那の言動が危険を感じたらすぐに相談しましょう。

その11:離婚を前提に専門家に相談する

大嫌いな旦那との将来がもう見えない…。

ここまで追い詰められてしまっている場合は、離婚も検討することも一つの解決策です。

辛いままの生活を続けるより、きっぱりと縁を切りその後の人生を自分のために使った方がお互いに幸せになることがあります。

とはいえ自分一人で離婚を決意して行動することは、難しいですよね。

その際は、家庭トラブルに詳しい弁護士などに相談して今の状況を解決する術をアドバイスしてもらいましょう。

あなたがお住いの市役所には、無料で弁護士を活用できる相談窓口が存在します。

まずは無料で専門家に相談してみるのもお勧めです。

旦那との離婚・別居がお勧めできないケースとは?

夫(旦那)と離婚するかどうかの判断基準

これからの夫婦生活、夫の単身赴任などがない限りは、これからも夫婦ともに歩んでいく必要があります。

しかし、旦那がどんどん嫌いになっているあなたにとって、この生活が続いていくのは大きなストレスです。

そんな時に頭をよぎるのは「大嫌いな旦那との離婚」です。

けど「本当に主人と別れた方が良いのかな…。お金のことや子供のこともあるし…。」と悩みは尽きません。

ただし、法律上は、明らかな不貞行為(妻以外の女性との肉体関係あるいはそれに類似する行為(ヘルスなどの風俗も含む))や診断書などで明らかに傷害を立証可能なDVなどがない限り、離婚の理由がないと考えることになります。

そのような事情がなければ、長期間の別居が必要となります(一般的には婚姻期間の半分(最長3~5年程度)の期間と考えられています)。そのため、離婚したいと考えても、不貞やDVがない限り、まず別居を検討することになります。

なお、いわゆる家庭内別居は基本的に裁判所にほとんど考慮してもらえないので、完全な別居が必要です。

青山北町法律事務所 松本理平様より一言

そこで今回は、どんな夫であれば離婚や別居を検討すべきか判断基準をご紹介します。

旦那が嫌いでも離婚ができないケース

旦那と別れたいけど、離婚しない方が良いケースとは?

夫のことが大嫌いだとしても、様々な理由で離婚することが出来ないと悩んでいる女性は少なくありません。

今回は、なぜ大嫌いな旦那と離婚することが出来ないのか合わせてご紹介します。

  1. 周りの目(世間体)が気になる
  2. 子供からパパを奪いたくない
  3. 親族に話しずらい
  4. 旦那が浮気するタイミングを図っている
  5. 離婚を切り出したら夫に何されるか分からず怖い
  6. 離婚した後の経済的不安がある
  7. 法律的に離婚をするには長期間別居する必要があるが別居できる環境がない

このように、離婚したくても出来ない理由は家庭にとって様々で、他には離婚することで旦那を自由にさせたくないなどの意見もありました。

このように同じような境遇の人の意見を聞いてみたいなどありましたら、ぜひ「夫婦の悩み解決掲示板」を開設しておりますのでご利用くださいませ。

夫と離婚(別居)を検討するべきケースとは?

夫と離婚(別居)を検討するべきケースとは?

夫のことが嫌いになったキッカケが、これから紹介するような理由であれば、弁護士などに相談する事をお勧めします。

離婚や別居の判断基準については、正しい情報と届けるためにも弁護士に監修をいただいております。

離婚に向けて動くべきケース

ケース①:旦那に浮気の兆候が見られる

  • 身だしなみを急に気を付けだした
  • 仕事の出張が急に増えた
  • 若者の文化やブランドに詳しくなった
  • 携帯を見ようとすると明らかに様子がおかしいなど

これらの様子が夫にあったら、夫が他の女性と不貞関係にある可能性が高いです。

ただし、証拠の収集は不可欠です。

どのように不貞の証拠を集めればいいか、探偵や弁護士など専門家に相談してください。

ケース②:夫からの暴力がある

夫からの暴力で、負傷したような場合も離婚事由にあたります。

一緒に生活をすると余計に追い詰められる可能性が高いため、早期の離婚や別居を検討する必要があります。

ただし、DVにも充実した証拠が求められ、十分と思っていた証拠も弁護士などが見たら使えないということも多々あります。

例えば、夫の暴力で負った負傷の写真のみ取っていたというようなケースです。

負傷の写真のみでは誰の暴力で負傷したのかわからないという考え方になるので、夫からの暴力があった際には動画や警察への相談、すぐに病院に行き診断書を作成するなどの証拠の保全が重要です。

注意:法律上の離婚の理由があっても別居のほうがいいケースもある

上記のように、離婚の際にとれる金銭が多くないケース(慰謝料の支払い能力が乏しかったり、財産分与で当面の生活資金を補えなさそうな場合)など、お互いの経済状況によっては、とりあえず別居のほうが得ということも考えられます。

とりあえず別居をして婚姻費用(法律上認められた生活費を請求する権利)のみを貰い続けるという方も多々いらっしゃいます。

まずは、自分で判断せずにどのような選択がベストか弁護士など専門家に相談してみてください。

別居に向けて動くべきケース

  1. 妻を家政婦のように扱い
    例)「良いよな。お前は家事だけで」「俺が買った家に住むな」など
    モラハラ行為をする旦那
  2. 家事育児に非協力的である。
    例)手伝う時はいつも機嫌がいい時や気が向いた時で、本当に助けてほしい時に協力してくれない。
    それにも関わらず、「自分は家事育児をしている良い親」と言い張る。
  3. 怒ると歯止めが効かず、暴力を振るわれそうなぐらいの剣幕で怒る
  4. 生活費をほとんど入れず、ギャンブルや自分の趣味に使い込む
  5. 不貞やDVがあるが、離婚すると収入源がなくなる

これらのケースは、子供を育てる上で非常に悪影響であるだけでなく、あなた自身の健康を脅かす危険が高いため、別居を検討しましょう。

夫婦は、支え合って生活していくものです。

一方的な要求をするような生活では長くは続きません。

ただし、上記の通り、これらの理由は法的な離婚の理由とはなりません。

そのため、まずは別居の準備を行うことになります。具体的には

  • 別居後に婚姻費用の調停を行う準備
    (家庭裁判所や弁護士への相談)
  • 別居の場所の確保
    (実家への相談、引っ越し先の確保)
  • 別居後の収入源の確保
    (保育園などに通わせながら働ける職場を探す、両親からの援助の可否の確認など)

があります。

また、別居の際に住民票を移転させる場合には、役所に住所の秘匿の手続きをする必要もあります。

特に子供を連れていく場合は、子供の住所の秘匿も忘れないようにする必要があります。

また、学校や保育園などへの事情の説明も不可欠になります。

別居や離婚に向けて進める場合も、必要な準備は多岐にわたるため、専門家への相談が不可欠でしょう。

夫婦は、支え合って生活していくものです。一方的な要求をするような生活では長くは続きません。

まとめ

今回は、旦那がどんどん嫌いになる‥夫嫌いになったきっかけと対処法11選紹介してきました。

たまに会う苦手な知人や、職場で気の合わない人と顔を合わせるだけでも憂鬱になったり、夜も眠れなくなったりするのに、一番身近な夫が嫌いになるなんて、辛いですよね…。

あなたの人生を幸せにすることができるのはあなた自身です。

これからは自分を押し殺し我慢ばかりせず、自分の気持ちに正直になって生活しましょう。

また、夫婦の仲を取り戻したい時は、大嫌いな旦那でも悪い点だけをみず、改めて夫の良いポイントを褒めることで関係が良くなることもありますよ。

また、本記事のメディアサイト であるパマリー(パマリー)でも夫婦の悩みを解決できるように、意見を交換することができる「お悩み解決掲示板」をご用意しています。一人で抱え込めなくなった際はぜひご活用くださいませ。

この記事の監修

弁護士(第一東京弁護士会所属)であり、芸能関係を中心とした企業法務・男女トラブル・不動産関係・投資トラブルを中心に取り扱っている。

弁護士(第一東京弁護士会所属)

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この記事を書いた人

PaMarryの編集部です。
編集部のメンバーは全員既婚者であり、かつ子供がいる家庭となります。
夫婦関係・育児・子育てにまつわる「あるある」「なるほど!」な記事を書いています。
ぜひ、夫婦問題の解決、子育て・育児のヒントにご活用ください。

『編集部管理者』
馬鳥 亮佑
ファザーリンクジャパン所属
https://fathering.jp/papafiles/common/20211206_batori.html
クーミル株式会社 代表取締役
https://coomil.co.jp/

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