- なんでこんな当たり前のことすら出来ないの?
- さっきお願いしたことなのにもう忘れているの!?
- 使ったら片付けるすら出来ない夫はどんな思考回路をしているのかしら…。
このように、どうして夫はこんな簡単なことすら出来ないポンコツなのしら…。
と疑問に思う妻たちも多いのではないでしょうか。
夫は「できなくて当然」「もしも言った通りにやってくれたら表彰モノ」のような感覚になります。
旦那のポンコツ具合が日常生活の一部になっているからと言って、いい大人なんだから、もう少し何とかならないかな…。
と願ってやまないでしょう。
そこで今回は、〝片付けない・すぐ忘れる〟ポンコツ旦那の心理・特徴とイライラする夫のトリセツをテーマにご紹介いたします。
〝片づけない・すぐ忘れる〟ポンコツ夫によくある特徴5選
夫に対して「なんでこんなことも出来ないの?」「なんでこんなことも覚えていられないの?」
と感じる時があります。実は、このような旦那のポンコツ話には共通点があることをご存知でしょうか。
まずは、夫のどんな所にイラっとするのか共通点を見ていきましょう。
ポンコツ夫の特徴①:何でもすぐに忘れてしまう
ポンコツ過ぎる旦那は、忘れてしまっているのか、後回しにしているのかはわかりませんが、とにかくだらしないものです。
こちらが頭を抱えてしまうほど、なんでも忘れてしまいます。
結婚当初って、男性が家計をやりくりしていることもありますよね。
働いているのは旦那だし、生活費さえもらえれば、旦那がやってくれても良いなと、私も思っていました。
しかし、我が家では、公共料金などの支払いを忘れることもしばしば・・・。
子供の幼稚園の手続きすらまともに出来ない・・・。
こんなイラっと経験から全て私がやるようになりました。
ポンコツ夫がよく忘れてしまうこと
- 家族の行事など予定をすぐに忘れる
- 昨日話したことですら覚えていない
- 外出先で物を忘れてきてしまう
- 必要な物を自宅に忘れる
- 支払い期限を忘れて延滞する
- 大切な用事を伝え忘れる
ポンコツ夫の特徴②:頼んだ商品を買ってくることができない
旦那に、「いつも使っているケチャップ買ってきてもらえる?」
と、お使いをお願いしても、頼んだ商品は途中で忘れてしまい、他のアイスやお菓子などを買ってきてしまうことも。
常日頃から、旦那の忘れっぽさを理解している妻たちは、なるべく旦那に「大切な頼み事」をしないように気を付けていますよね。
他に家族が喜ぶものを選んで買ってきてくれたりなど、夫のポンコツ度合いを憎めないポイントでもありますが、あまりに酷いと「大丈夫かな?」と心配してしまうことも。
体験談
「エビフライ作るから海老買って来てほしい」なんて頼んだ時は、惣菜コーナーに置いてあったもの全部買ってきたの?ってくらいの「出来上がったエビフライ」を山ほど買ってきて、めちゃくちゃ無駄遣いされました。
調理する手間は省けましたが、お財布が痛かったです。(笑)
ポンコツ夫の特徴③:脱ぎっぱなし、出しっぱなし、開けっぱなし、つけっぱなし
ポンコツ夫は、やったらやりっぱなしで片付けをすることが出来ない特徴があります。
- 服や靴下はそのまま脱ぎっぱなし
- 飲んだビール缶はそのまま
- 容器の蓋は開けっぱなし
- 電気はつけっぱなし
- 鍵を閉め忘れることがある
このように、やったらやりっぱなしで何度注意しても旦那は片付けをすることが出来ません。
ポンコツ旦那は、服を脱いでいるときに「服を脱いだら片付ける」と考えるのではなく、頭の中では全く別のことを考えています。
そのため、何度注意してもやりっぱなしで片付けをすることが出来ません。
ポンコツ夫の特徴④:詰めが甘い
ポンコツ旦那は、詰めが甘いのも特徴の一つです。
例えば、子供が小さい頃に夫にオムツを買ってきて。とお願いした時に、旦那が気を利かせて「オムツ何枚あっても嬉しいでしょ」と、買って来てくれることもあります。
しかし、旦那の両手に抱えられたオムツを見てビックリ!
全てに「介護用」と書かれているのです…。
「うちの子はまだ3歳ですけど!」と呆れを通り越して笑えてきました…。
旦那の頭の中ではドラッグストアに行き、「頼まれたオツムがあった!これを買えば良いんだ!」と嬉しい気持ちになり、細部まで確認することがありません。
ポンコツ夫は、「オムツ」を買うことで目的達成であり、
その喜びで「子供用かどうか?」「S・M・Lどれか」「いつも使っているメーカーは何かな?」など
の細部まで確認ができない、詰めの甘さがあります。
ポンコツ夫の特徴⑤:良かれと思って行う行動が空回り
私たち家族のことを思い、良かれと思ってやってくれる夫の行動が逆に迷惑になることもしばしばあります。
良心で行ってくれているため強くは言えませんが、「何でだろう?」を疑問を持たざる得ません。
普段から家族の話をあまり覚えていないせいか、自分の感性のまま全く必要のない余計な物を買ってきたり、家事を手伝っても二度手間・三度手間になることもあります。
「こうしてくれたら嬉しいな」
「こうやったら次の人が使いやすいよ」
と教えてあげるものの、数日たったら忘れてしまうことも沢山あります。
〝片付けが出来ない・約束をすぐ忘れる〟旦那の心理とは
旦那はなぜ、すぐに忘れてしまったり、やりっぱなしなポンコツ度合いを発揮してしまうのでしょうか。
実は、〝片付け出来ない・すぐ忘れる〟ような旦那の心理にはある共通点があります。
返事をしても、頭の中では別のことを考えている
片付け出来ない・すぐ忘れてしまう旦那の心理として、妻へ返事をしているが、頭の中では全く別の考え事をしているケースです。
多くの女性がこの意見に対して「私も普段からそうだけど忘れることはないわ。」と感じているはずです。
実は男性と女性とで思考回路が異なるとされています。
多くの女性が、2つのことを同時に考えることができるマルチタスク脳に対して、多くの男性が2つのことを一緒に行うことが出来ないシンプルタスク脳とされています。
そのため妻がお願い事をした時、旦那が他に考え事をしていたり、複数の約束事がある状態だと、片方を忘れてしまうのです。そのため、何度お願いしてもすぐに忘れてしまう・脱いだら脱ぎっぱなしのポンコツ夫となってしまうのです。
【実録】ポンコツ夫のイラっとエピソード
妻は旦那のどんなところに嫌気を指しているのでしょうか。
弊社が運用する「夫婦のお悩み掲示板」に頂いた声などを集めてみましたので確認してみましょう。
家計の管理が全く出来ない
結婚して2~3ヶ月が経過した頃、携帯電話が止まり、ガスが止まりました…。
最初は何が起こったかわからず、まさか旦那が携帯代やガス代を滞納しているなんて考えもしなかったので、パニックになったのを覚えています。結局、ポンコツ過ぎる旦那が、支払を後回しにしたまま、すっかり忘れてしまい、滞納で止まっていたのですが「二度と忘れない」と誓ったので、もう一度チャンスをあげました。
そして、翌月…速攻でまた携帯が止まったのです!イライラを通り越して、泣きたくなりました。
(20代女性)
仕事では、金銭のやり取りなどをしているにも関わらず、家のことになると全てがダメダメ…。
もちろん家計の管理などができる夫もいますが、女性よりシビアに考えず大雑把な人が多いかもしれませんね。
「なんでこんなにぶつけるの?」夫の運転が怖い妻の声
私の旦那は以前、1年間で3度も車を廃車にしたポンコツです(泣)
3回とも、仕事帰りにガードレールにぶつかるという救いようのない理由で、車は廃車なのに旦那はと言うと、3回とも無傷…。それ以外にも、同じ頃、コンビニの駐車場でタクシーに追突してしまったらしく、その1年で、我が家の車の保険はMAXまで上がりました。(もう正確な金額は忘れてしまいましたが、とんでもない金額の保険料を払っていた記憶があります)
車は買い替えなければならないし、本当にポンコツ過ぎて離婚を考えた事件のひとつです。
「ホント運転下手だよなー」
「お前の運転は酔うんだよ…」
なんて言われた日には、全力で車から突き落としてやりたい気持ちになってしまいます。
(40代女性)
これだけ、廃車にしているにも関わらず、妻より運転がうまいと思っているのが不思議です。
旦那は自分のことは過大評価して、妻は過小評価してしまうポンコツな旦那も少なくありません。
全てやりっぱなし
夫は全てがやったらやりっぱなしです。
扉も開けっぱなし
電気もつけっぱなし
呑んだら片付けない
脱いだら脱ぎっぱなし
Pamarryコミュニティ
この意見は非常に多く寄せられていました。
子供と一緒で使った物を元の場所に戻す事ができない旦那です。自分が使い終わって満足したら忘れてしまうのか、夫が歩いた後には痕跡が残っています。
こんな旦那をもつ妻にはぜひ「名もなき家事について」夫に説明してあげましょう。
【実録】ポンコツ夫のクスっと笑えるエピソード
ポンコツ夫をもつ妻はイライラする反面、その抜けている感じが面白くクスッと笑えるエピソードも多々あるでしょう。
番外編として、旦那のクスッと笑える実際にあったお話もご紹介します。
1度に2つのことを覚えられない
夫「年賀状出しに行くけどなんかある?」
私「片栗粉無いから買ってきて」
片栗粉だけ買ってきて年賀状出し忘れる夫
ガールズちゃんねる
最後に言ったことしか覚えておらず、その前にお願いしたことを忘れてしまう夫。「妻の用事を覚えておかなきゃ」と意識するあまり自分のことを忘れてしまったのでしょう。
ポンコツ旦那のエピソードにはこのような笑える・かわいい話も沢山あります。
車での勘違いエピソード
夜のことです。夫が車を運転中、カーブミラーで車が見えたので止まりました。相手の車も中々進もうとしません。なので夫が少し進んでみたら、相手の車も少し進みました。なので、止まって待っていると相手の車も待っています。それを何度か繰り返した挙句、やっとカーブミラーにうつっていたのは自分の車ということに気づき大爆笑でした。
Pamarryコミュニティ
どこか抜けている
私の夫は自慢じゃないが、世間一般ではイケメンの方。自分でも「俺はナルシストだ!」と豪語するような人ですが、妻である私から見るとちょっと抜けてる?髪のセットに気合いを入れる割に鼻毛が出ていたり…
Pamarryコミュニティ
そんな旦那はお気に入りのシャツを来て家を出ました。帰って来た旦那を見てビックリ!
シャツが裏返し…それで1日過ごして居たのかと笑えましたが、そんな旦那だったからこそ結婚したんだなぁーとしみじみ思いました。
ダメダメな夫を上手に動かす取り扱い説明書
夫の抜けている部分がクスッと笑える内容であれば、チャームポイントとして良いですよね。
しかし、妻がポンコツと感じる部分が、本当にダメダメでイライラしてしまう場合、どのように「伝える・対策」をすれば改善する事ができるのかご紹介します。
その①:何でもすぐに忘れる旦那の対処法
妻のお願いや言ったことを旦那がすぐに忘れてしまう理由には、男性と女性とで脳の使い方の違いがあることも関係しています。
- 男性:シンプルタスク型
- 女性:マルチタスク型
男性は、2つのことを同時に行うことが難しく、2つのやる事がある場合、1つことだけしか覚えていないのです。
例えば、別々のタイミングで2つの物を買い物するようにお願いされた場合、後からお願いされたものしか覚えていません。
男性は「仕事をすること」が第一優先であり、いろんな事を忘れがちです。忘れてしまうことを前提として旦那へ伝えていく必要があります。
旦那へ伝える時のポイント
- 頼み事や家族の予定はその場で共通のカレンダーに書き込む
- 1回伝えるのではなく、5回以上伝える
- 予定の当日に最終確認をする
女性にとっては「ここまでしなきゃいけないの!?」と感じるかと思いますが、ここまで伝えることでやっと覚える事ができます。
ここまでしないと覚える事ができない旦那も少しは負い目を感じています。
伝える際は、「ちゃんと覚えておいてよね!」や「絶対に忘れないでね!」などイライラせずに伝えてあげましょう。
その②:自分を過大評価している夫の対処法
自分のことを一番よく知っているのは、もちろん自分です。
どんな人でも自分を過大評価しやすく、相手を過小評価しやすい傾向にあります。
特に夫婦として生活しているとお互いに別の大変さを感じています。
夫は仕事を頑張り、妻は夫がいない間家事や育児に奮闘していますよね。
そんな時に、旦那から「お前はずっと家にいて良いな。」など言われたらカチンときます。
このように自分を過大評価せず相手を尊重して夫婦円満にするためには、お互いの立場を入れ替える機会を作ることをお勧めします。
週1回でも月1回でも良いので、「パパ」が「ママ」となり家事や育児を行い相手の大変さを理解する事が大切です。そうすることで、家庭を支えていく大変さを理解する事ができ、妻を馬鹿にするような発言ができなくなります。
- 「パパ」が「ママ」になる日を作る
- 「ママ」は「パパ」になる日を作る(アルバイトをするなど)
その③:金銭の管理が出来ない夫の対処法
旦那が金銭の管理が得意ではなく、計画的に将来の貯金を進める事ができない場合、対策としては2つ存在します。
妻が専業主婦の場合
家計のお金は共通の銀行口座を作成して、夫の給与がその口座に直接振り込まれるようにして妻が全て管理をすることをお勧めします。
「数字に得意ではない」と自信がない奥様も少なくないかと思いますが、家計簿アプリなど無料で沢山ありますので活用しましょう。月々の貯金金額や支出などを簡単に算出する事ができます。
これまで散財してきた旦那は、お小遣い制としましょう。
しかし、夫に今日から「月〇〇円で生活して」と言われてもすぐに納得いかないことも多いでしょう。その際は、「月々の出費額・貯金額・家計状況」など数字を基に夫のお小遣い額が決まっていることを伝えることで納得してもらえますよ。
夫婦共働きの場合
夫婦共働きの場合は、それぞれが別々にお金を管理した上で、共通の家計の通帳や子供用の貯金通帳などを作ることも一つの手です。
お互いの給与を把握した上で、その給与から「おいくら家庭のお金として捻出するか」話し合い決めていきましょう。夫の方が所得が高い事が多いため、夫の方が負担が大きくなることが多いです。
毎月口座に入った金額内で生活するため、無駄な出費も減ります。
また、お財布を分けることで、ママ友とのランチや洋服などを買ったとしても夫の顔色を伺う必要が一切なくなりますよ。
まとめ
本記事では、ポンコツ夫のイラっと話とダメダメ旦那の取り扱い説明書を解説してきました。
また番外編として、ポンコツな旦那だからこそ起きるクスッと笑える話もご紹介しました。
とはいえ、旦那のポンコツっぷりを見ているだけで、ドッと疲れてしまいますし、子どもの手前、もう少し何とかならないものかと頭を悩ませていた方も多いでしょう。しかし、残念ながら、放っておいても旦那は何も変わってくれません。
あなたの地道な努力が実を結び、少しずつ成長するのです。
子どもに新しいことを教える時と同じように、ゆっくり時間をかけて旦那を成長させて下さいね。