ベビーセンサーはいる?いらない?メリットデメリットと使用期間を解説

ベビーセンサーはいる?いらない?メリットデメリットと使用期間を解説

ベビーセンサーは、寝ている赤ちゃんの体動や呼吸を感知して異変があるとアラームなどで知らせてくれる便利な育児アイテムです。

離れていても赤ちゃんの無事を確認できる便利なベビーセンサーは、寝ている赤ちゃんの様子が心配なママやパパにとって気になる育児アイテムの1つでしょう。一方で、ベビーセンサーは「いらない」という意見もあるようです。

そこで今回は、ベビーセンサーが「いる方」と「いらない方」の理由をそれぞれご紹介します。また、ベビーセンサーの特徴についても詳しく解説します。

最後に、おすすめのベビーセンサーとレンタルできるベビーセンサーのご紹介もするので、ぜひ最後までお読みください!

目次

ベビーセンサーとは?

ベビーセンサーとは、眠っている赤ちゃんの体動や呼吸を感知して、異変があると知らせてくれる育児アイテムです。就寝中の赤ちゃんに起こりやすいSIDS(乳幼児突然死症候群)を予防するために、多くの産院や保育園などでも使用されています。

ただし、ベビーセンサーを取り付けることで赤ちゃんの無呼吸を防ぐ効果はありません。あくまでも異常を知らせてくれるためのアイテムです。

赤ちゃんがあまりにぐっすり眠っていると、ちゃんと呼吸しているのか心配になってしまいますよね。ベビーセンサーを使用することでママやパパの不安を少し解消してくれますね!

ベビーセンサーはいる?いらない?その必要性について

SIDS(乳幼児突然死症候群)の予防する観点から、ベビーセンサーを使用している産院や保育園は多いです。一方で、実際にベビーセンサーを使用している一般の家庭は多いとは言えません。

ベビーセンサーを実際に使用している方の満足度は高いのに、なぜ、一般の家庭でベビーセンサーがあまり普及しないのでしょうか?

ここでは、ベビーセンサーがいらない理由といる理由についてそれぞれご紹介します。

ベビーセンサーがいらない理由

ベビーセンサーがいらない理由として、育児環境があげられます。

常にママやパパが赤ちゃんのそばにいるのであれば、ベビーセンサーは必要ありません。また、子育て経験が豊富で慣れている方であれば、育児に関して不安に感じることが少ないため、ベビーセンサーはいらないと判断するようです。

ベビーセンサーが特に必要とされる新生児から生後6か月頃までは、育児休暇をとる方も多いでしょう。赤ちゃんのそばにいられる環境が整いやすいのもベビーセンサーが必要でないと判断する要因と言えそうです。

「コメント:赤ちゃんをずっとそばで見守っていられる環境で子育てに不安を感じていなければ、ベビーセンサーの必要性は低いかもしれませんね。」

べビーセンサーがいる理由

実際にベビーセンサーを使用していたおかげで赤ちゃんの異変に気付けた!という方の投稿がSNS上にあったのでご紹介します。

ベビーセンサーを使用することで、赤ちゃんの異変に気付けるのはもちろんですが、ベビーセンサーを使用していることだけで安心感が得られるというメリットもあります。

ベビーセンサーを使用することで、赤ちゃんと離れた部屋でも安心して家事をしたり、からだを休めたりできます。ベビーセンサーは家事や育児の負担軽減にもつながるでしょう。

「コメント:ベビーセンサーを設置しているという安心感は、ママやパパの心にも余裕が生まれ、精神面で大きなメリットと言えそうですね!」

また、就寝中に赤ちゃんの様子が心配で確認のために夜中に何度も起きているという方も少なくありません。心配のあまり眠りが浅くなってしまい寝不足気味のママも多いのではないでしょうか?

ベビーセンサーを使用することで、安心して眠りにつくことができるため睡眠時間を確保しやすくなります。

もちろん危険を完全に避けられるわけではありません。しかし、言葉にできないような不安やストレスを軽減してママやパパの気持ちを楽にしてくれるのは確かかもしれません。

ベビーセンサーの種類と特徴について

ベビーセンサーには、接触タイプと非接触タイプの2種類があります。赤ちゃんのおむつや衣類などに直接装着するのが接触タイプ、赤ちゃんには直接装着せずにマットの下などに設置するのが非接触タイプです。

ここでは、接触タイプと非接触タイプそれぞれのメリットとデメリットを解説します。

衣類に装着する接触タイプ

接触タイプのベビーセンサーは、赤ちゃんに直接取り付けて「体動」「呼吸」「心拍」を測定します。装着方法は、おむつや衣類に取り付ける方法や赤ちゃんの指に直接装着する方法などさまざまです。

メリットデメリット
・誤作動が少ない
・添い寝でも使用できる
・持ち運びが簡単
・取り付けの手間がかかる
・外れる可能性がある
・比較的手頃な値段のものが多い

赤ちゃん自身に直接取り付けるため、比較的誤作動は少ないですが、赤ちゃんが動くことで外れてしまうなど、取り付けが困難な場合も少なくありません。

マットレスに設置する非接触タイプ

非接触タイプのベビーセンサーは、ベビーベッドやベビー布団のマットレスの下に入れて赤ちゃんの体動を感知します。

メリットデメリット
・赤ちゃんに直接触れない
・精度の高い機器がある
・設置が一度だけでよい
・高額なものが多い
・添い寝ができない
・持ち運びが不便

高性能で感度が高い非接触タイプのベビーセンサーは、医療機器として国に認可されているものがあるほどです。しかし、ママやパパが赤ちゃんと同じベッドで添い寝する場合は、誤作動の原因となってしまうため不向きと言えるでしょう。

また、毎回取り付けたり外したりする必要がある接触タイプと異なり、一度設置すればいいだけなので手間はかかりません。

ベビーセンサーはいつまで使用した方がいい?

新生児から使用できるベビーセンサーには、使用期間に明確な定義はありません。

多くの産院や保育園でベビーセンサーが使用されている理由の1つにSIDS(乳幼児突然死症候群)があげられます。

SIDS(乳幼児突然死症候群)は、元気で体調も悪くなかった赤ちゃんが、突然死亡してしまう恐ろしい病のことです。SIDS(乳幼児突然死症候群)は、新生児から発症する可能性がありますが、特に生後2か月〜6か月に多く見られます。まれに1歳以上でも発生が確認されており、2歳くらいまではSIDSの危険を頭の隅に入れておいた方がよいと言われています。

SIDSを窒息と勘違いしている方もいますが、SIDSは原因が見当たらない突然死のことで、予見することも予防することもできない病です。

ベビーセンサーの使用期間を、SIDS(乳幼児突然死症候群)の発症の可能性が高い生後6か月くらいまでとしている方が多いようですが、少なくても1歳の誕生日を迎えるまでは設置しておくことをおすすめします。

まとめ

寝ている赤ちゃんの動きを確認し、異変があると知らせてくれるベビーセンサーは、離れた場所からも赤ちゃんの無事を確認できる便利な育児アイテムです。

ベビーセンサーを使用することで、赤ちゃんと離れた部屋でも安心して家事をしたり、上の兄弟のお世話をしたりできます。また、就寝中も赤ちゃんの様子が心配で寝不足気味のママやパパも、ベビーセンサーのおかげで安心して眠りにつけるようになったという声も多いです。

ただし、ベビーセンサーを使用するだけで100%危険を避けられるわけではありません。過信は禁物ですが、ベビーセンサーを使用することでの安心感は育児に不安があるママやパパの気持ちを軽くしてくれるのは確かと言えそうです。

授乳やおむつ交換など赤ちゃんのお世話には終わりがなく本当に大変ですよね。ベビーセンサーを使用することで、ママやパパの気持ちに余裕が生まれ、赤ちゃんの成長をもっと楽しめるようになるかもしれません。ベビーセンサーはレンタルもできるので、まずは試してみるのもおすすめですよ。

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この記事を書いた人

PaMarryの編集部です。
編集部のメンバーは全員既婚者であり、かつ子供がいる家庭となります。
夫婦関係・育児・子育てにまつわる「あるある」「なるほど!」な記事を書いています。
ぜひ、夫婦問題の解決、子育て・育児のヒントにご活用ください。

『編集部管理者』
馬鳥 亮佑
ファザーリンクジャパン所属
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クーミル株式会社 代表取締役
https://coomil.co.jp/

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