旦那があなたの作った料理に対してあれこれ文句をつけてくることがありますよね。
それもたまにではありません。
毎日何かしらの文句を言わなければ気が済まないのか、それとも奴にとっては料理に文句を言う事が日課なのかは知りませんが
とにかく許せない!
だったら自分で作れよ!!
自分は一切の家事や育児、家族サービスをせずに悠々自適な生活を送っているのに、何故朝から晩まで休むことなく家族のために尽力している妻の料理に対して文句を言うことができるのか?理解が追いつきません…。
こっちは仕事をしながら家事も子育てもして、食料品の買い出しや町内会の仕事、親の面倒まで見ているというのに、何もしていない旦那に毎日料理に文句をつけられるなんて耐えられない…。
そこで今回は、料理に文句やケチ付ける夫の心理と〝美味しい!!〟と妻を絶賛するために出来ることをご紹介します。
一番大変だと思う家事ランキング1位は〝料理〟
「日頃行う家事において何が一番大変か?」というアンケート調査がされており、1位が料理となっています。
数ある家事の中で最も大変なものが料理なのです。
それもそのはず。料理を作るときは次のことをことを気にする必要があります。
- 栄養がある食品を使う(健康面)
- 美味しそうに見えるように彩りを気にする
- 食事が進むようにおかずを数品作る
- 相手の好みや好き嫌いを考える
- 毎日・毎日、献立を考える必要がある
- 食器洗いがある
これだけのことを毎日3回も行っているのです。
一生懸命作っている料理に対して、夫から文句やケチを付けられた日には、カチンときます。
だったら食べるな!って話ですよね。
テレワークの浸透により料理の負担も倍増
世の中の情勢的にテレワークをする夫の割合が増えてきました。
これまでは、朝ごはんと夜ごはんだけ献立を考えれば、楽ができていましたが、今では1日3食の献立を考えないといけなくなったと悲痛のママの声が届いています。
主人が、今までは出社の時にはお昼ごはんは自分で買うために準備をせずに済みました。
ですが、テレワークになりお昼ごはんを考えなければいけなくなり、しかも、肉が好きで肉料理のがっつり系を考えないといけないため、レシピを考えるのがストレスです。
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夫が在宅勤務で、お昼ご飯に困っています。インスタント物じゃなくて、ちゃんとした定食みたいなものがいいと言います。なので、魚の煮つけ・ほうれんそうのお浸し・野菜炒めなど毎日作ります。最近は、レンジで時短にも挑戦しようと思っています。
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夫がテレワークで家に毎日いるので、お昼の用意など三食作っていますが、毎日のメニューを考えるのも苦痛で、味付けも同じパターンだと文句が出るからストレスです。昨夜の残り物を出すと怒るし、ラーメンやチャーハンなどワンパターンになると嫌がるから、毎日のメニュー考えるのも苦痛で大変だから夫が家にいるのはイライラの元です。
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我が家の夫ももれなくテレワークをするようになったのですが、そこで地味なストレスがやっぱりごはんのことです。
今まで無かったお昼ご飯を作る作業ももちろん面倒なのですが、夕飯や子供のお弁当に使おうと思っていた冷蔵庫の食材が勝手に食べられてしまうことが多くなり本当に嫌になります。
家にいると小腹が空くとか言って、使おうとしていた食材を食べられてしまうとその日の献立が崩れてしまうこともあり困ってしまいます。
どうしたらいいのでしょうか。
今度から名前でも書いておこうかとも考え中です。
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料理にケチをつける夫は意外と多い
前述で、最も大変な家事が料理であることをお伝えしましたが、この妻の料理に対してケチをつける男性は意外と多いのです。
では旦那は具体的にどのようなことにケチをつけるのでしょうか。
料理に文句を言われた妻の体験談
「簡単」な冷やし中華で良いよ。
冷やし中華は、簡単ではありません。
自分で作ることがない夫からしたら1品だけ作るだけで良いと簡単に見えるかも知れませんが、やることはたくさんあります。
- 卵を混ぜて焼いて錦糸卵を作る
- 麺を茹でる。氷水で冷やす。
- キュウリ・ハムを千切りにする。
これで全部?
このママの投稿をみてビックリしました。
十分すぎるぐらいの品数ですし、健康のバランスも考えられているご飯です。
何が不満で妻に余計な一言を言っているのか想像がつきません・・・。
夫が妻の料理に文句を言う理由とは?
そもそも旦那は、どういう神経で妻の料理に文句を言っているのでしょうか?
「料理を作るのが遅い」から始まり「味付けが…」「組み合わせが…」「品数が足りない」と文句を言い続け、最終的には「好きじゃない」「不味い」と、面と向かって言ってくることも…。
旦那は「オブラートに包む」という日本人の心を持ち合わせていないんですかね…。
結婚生活が長くなると、不味いという言葉すら発することがなくなり、一生懸命作った料理を、箸を付けることもなく無言で残します。実際に、旦那が料理に文句を言う原因について確認していきましょう。
文句を言う理由①:自分は料理をしないので簡単に出来ると思い込んでいる
最近では、料理も行う夫の割合も増えてはきましたが、全く料理をしない旦那も多いです。
お湯を沸かす姿も見たことがありません。
旦那にとって「料理」とは、待っていれば自動的に用意してもらえるものだという認識があるのでしょう。
そのような夫は、家に帰ったらお母さんが料理を全て作ってくれていて、お手伝いを一切してこなかったのかも知れません。
器用にこなすお母さんを見てきたため、「料理は簡単に出来るもの」と勘違いしているのです。
小さい頃から植えつけられたその考え方は、大人になってもブレることはなく、「料理なんて簡単に作れるはずなのに、何故いつまで経っても俺を満足させられないんだ!」という、最低の発想しかできません。
文句を言う理由②:好き嫌いが多すぎる
妻である私たちが考える献立は、家族の好きなものを食べさせてあげたいというのはもちろんですが、やはり栄養バランスを考えて、不足している栄養素を摂ってもらいたいって考えて作りますよね。
好きなものだけ食べていたら、体に悪いだけでなく、骨が弱くなったり、背が伸びなかったり、生活習慣病にもなってしまいます。
だからこそ、家族のためを思って野菜や和食中心のメニューにするのです。
しかし、わがままな夫は自分の嫌いな料理が一品でも食卓に上がることが耐えられません。
唐揚げ、ラーメン、カレーで良いよ
一気に不機嫌になり、暴言をまき散らすのです。
文句を言う理由③:ストレス発散
旦那が料理に文句をつける理由で、意外に多いのが「ストレス発散」です。
職場での人間関係や仕事での鬱憤を、なんと妻の料理に文句を言うことで晴らそうとしています!
この場合は、料理に文句があるわけではありません。
日頃夫自身が感じている屈辱や理不尽な出来事の恨みを、妻の料理にぶつけることで、会社では味わうことのできない優越感に浸ろうという作戦です。
器が小さいと言うか、情けないと言うか…わが夫ながら、失望してしまいます。料理以前に、夫婦としての在り方を見つめ直す必要があります。
文句を言う理由④:母親の味を求めている
そして忘れてはいけないのが「おふくろの味」ですよね。
旦那にとっての正解の味は「母親の料理」なんです。これは、多くの妻が悩まされている問題でしょう。
料理にはそもそも「正解」なんて存在しません。
その日のコンディションで感じ方も違いますし、人にはそれぞれ好みもあります。好きな人と一緒に食べれば、何でも美味しく感じますし、会話や雰囲気を楽しむことができれば十分幸せです。
しかし、旦那の考えはまったく違います。
自分が料理をしないこともあり、柔軟な発想ができません。
子供のころから結婚するまで毎日食べていた「おふくろの味」だけが正解なのです。自分がいつも作っている料理でさえ、まるっきり同じ味にはなかなかできませんよね。
それなのに、母親の料理を再現しろと言われたって、そんなこと不可能です…「それならいっそのこと、実家に帰れば?」と言いたくなってしまうでしょう。
夫から「美味しい」の一言を引き出すには
妻としては、夫により美味しく食べてもらうため、食器の色や形そして彩りまで気にします。
しかし、いくら凝った料理を作ったとしても夫は「美味しい」の一言がありません。
逆に美味しくない時は「今日は何か違うけどどうしたの?」や、味が薄かった時は、「なんか病院のご飯みたい」など余計な一言。そんな旦那から作った料理に「美味しい!!」と言ってもらうにはどうしたら良いか合わせてご紹介します。
夫にも料理をして苦労を体感してもらう
夫は、料理の大変さを理解しないために、品数が少ないと「これだけ?」「手を抜いたの?」など文句を言ってしまいます。それであれば、夫に料理を作ることの大変さを体感してもらいましょう。
共働きなら、「〇曜日はあなたが作ってみてくれない?」、専業主婦なら「土曜日だけ作ってみてくれない?」などまずは1回だけでも良いので旦那に作ってもらいましょう。
夫に断られた時の返し方
簡単に夫が料理を作る頼み事を承諾してくれたら苦労はありません。断れてしまった場合も想定しておきましょう。
理由1:面倒だから
夫に料理をお願いしても作らない。
理由を聞いたら「面倒だから。」と言われたら、妻としては、「そうなの。毎日そんな面倒なことを3回も作っている私は凄いでしょ?」と逆手にとって伝えても良いかもですね。
理由2:料理を作ったことがないから
料理を旦那にお願いしても「旦那は作ることができないから」と諦めていませんか?
どんな人でもチャレンジをしてみないと上手くなりません。
初めは簡単に出来る料理でも良いので、一緒に作ることから始めてみましょう。
夫が成功体験をすることで、「俺でも料理が作れるんだ!」と夫の自信にも繋がり、自発的に料理を作ってくれるようになるかも知れないですよ。
旦那と一緒に料理をする
夫から自然に「美味しい!作ってくれてありがとう。」の嬉しい感謝の言葉を引き出すには、旦那に次のことを理解してもらう必要があります。
- 料理を1品作る労力
- 妻が夫の健康を考えてくれていること
- 献立を考える大変さ
これらを理解してもらうためにオススメな対策は一緒に料理を作ることです。
一方的に料理を任せると、夫としても「面倒なことを任された」と前向きな気持ちで料理を作ることが出来ない場合もあります。
それであれば、「あなたと楽しみながら料理を作ってみたい。」と柔らかく伝えてみましょう。
我が家では、二人の時間があるときは、夫と晩酌をしながら、そして二人で好きな曲を流しながら楽しく料理をすることを意識しています。
その時に、夫が作ってくれたおつまみなどに「美味しい!!」など反応をすると「そうだろう?」とニヤニヤしながら自慢げにしています。美味しいという感動を共感することで、旦那からも自然と美味しいと言ってもらえるようになりますよ。
旦那から美味しいを引き出すポイント
- 旦那が作ってくれたものは「美味しい」と褒める
- 今日の料理は美味しく出来たね。とお互いに言う
- 料理を面倒くさいと感じなくさせる工夫をする
その3:義母に旦那の好物のレシピを教えてもらう
旦那の胃袋を掴むためにも旦那の1番の好物を義母に教えてもらい、作り方を教えてもらうのも一つの手です。教えてもらうことは、夫には内緒にしておいたほうがサプライズ感があって良いかも知れません。
細かい調味料や隠し味、分量に至るまでしっかり伝授してもらい、夫に披露してみましょう。
旦那は大喜びし、味はもちろんのこと、あなたが自分の好物を義母に教わってくれたという気持ちにも感動するに違いありません。
夫の美味しいの一言は、妻の支えになる
夫の些細な感謝な言葉や行動は、毎日頑張っている妻の大きな支えになっています。
おそらくこの記事を読んでいる人は、家事に苦労されているママさんかと思いますので、ぜひ旦那様にも共有してみてはいかがでしょうか?
ママたちが行う料理の手間を減らす「ひと工夫」や「時短レシピ」
これまで料理を作る大変さや、料理に対して文句やケチをつける夫を変える方法についてご紹介しましたが、なんにせよ料理を作ることは大変です。
そこで、当サイトが行っている夫婦のお悩み掲示板にて料理の手間を減らす「ひと工夫」や「時短レシピ」を募集してみましたのでぜひ日々の料理に活用してください。
たこ焼き器を使った餃子
餃子やシュウマイなど包む作業を省きたい時におすすめなのがたこ焼き器を使用する方法です。たこ焼き器に油を引いてそこに餃子の皮を一枚ずつ置いていきます。そしてネタを皮の上に置き、後はたこ焼きを焼く方法で焼いていきます。さらに時短したい場合はネタを1分くらいレンジでチンすると火も入りやすくすぐに焼けます。
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炊飯器を使って複数品料理する
わたしは晩御飯を作る時に、炊飯器を使ってお米と一緒にもう一品作ります。窯の上に耐熱容器をセットしてジャガイモや青菜など野菜を切ってのせます。一緒に炊き始めると蒸された野菜が甘くなり、お鍋で茹でるよりもおいしく仕上がります。
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野菜を切る際のひと工夫ですが、まな板なうえにオーブンシートを敷いて切ります。そうするとまな板を洗う必要もなく効率よく作ることができます。
一つの料理を別の料理へアレンジ
私は、料理がすごく好きなのですが、育児や仕事をしていると忙しく、時短レシピで料理をします。
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よくやるのが、煮込みハンバーグを多めに作って、それを次の日にハンバーグは潰してミンチ状にしてしまい、それをミートソースとして、パスタやドリアにかけます。
さらなる時短レシピをみたい人は下記を参考にしてくださいね。
まとめ
今回は、料理に文句やケチ付ける夫の心理は?〝美味しい!!〟と妻を絶賛するために出来ることについて解説してきました。
自分も仕事を持っているという主婦はとても多く、そんな中でも家事や育児もすべてこなし、疲れ切った身体で一生懸命作った料理に文句を言われるなんて、理不尽としか言いようがありませんよね。「やってられない!」というのが本音でしょう。
ぜひ今回紹介した方法を参考に、「美味しい」と感謝してもらえる夫婦関係を築くことに活用してみてくださいね。