結婚当初は、夫に対して愛情もあり、「夫のために何かしてあげよう。」などを考えることもありましたが、今では、「旦那に何をしてあげる」などの考えが全く浮かばなくなってしまった女性も少なくありません。
- なぜか夫にだけ優しくできない
- までは優しくできていたのになぜ?
- 他の人には今まで通り接することが出来るけど、夫に対してイライラしてしまう
そんな悩みを抱えていませんか?
ポイントは、なぜ夫に優しくできないのか自分でも分からないということ。
自分の気持ちが分からないと、不安を感じてしまいますよね。
実は夫に優しくできないのには、ある原因が存在します。
不安を感じなくても安心してください。どんな夫婦でも起こりうる事です。
自分の気持ちが変化した原因が分かれば、具体的な対策について考えられるようになります。
- 夫に優しくしたい
- 自分の気持ちを知りたい
- 心のもやもや・不安を無くしたい
- 旦那に対して何故かイライラする・・・
夫に対する気持ちの変化を感じた際は、ぜひ参考にしてくださいね。
「夫にだけ」優しくできない本当の理由とは?
実は、夫に対して愛情を持ち優しく接することができず、冷たい態度になってしまうのにはさまざまな理由があります。
「夫に優しくできないのは、気分の問題」と片付けてしまうのは危険です。
原因が存在している場合、放置することによってさらに問題が深刻化する可能性があります。
主な原因として考えられるのは4つ。
1つでも当てはまっていたら、早めの対策を考えていきましょう。
その1:夫に対する「無償の愛」のエネルギー切れ
特にこれといった理由が無いのに夫に優しくできなくなったときには、日頃の夫の行動によって徐々に夫への無償の愛が減ってしまったことを疑ってみてください。
夫の日々のイラッとする行動
- 食べ終わった食器をシンクに運ばない
- 靴下を裏返したまま、洗濯かごに入れる
- 料理に大量の調味料をかける
- 元あった場所に片付けない
- 注意しても何度も同じことを繰り返す
- たまに嫌味を言ってくる
はぁ・・・。またか・・・。
全く私のこと考えてくれてないわね。
このような日頃の夫へのストレスや嫌な気持ちが積もり積もって段々と優しく接することができず、自然と冷たい態度へと変わっていくのです。
夫の習慣・言葉遣い・マナーなど、不満を感じていることがありませんか。
1つ1つは小さな出来事でも、蓄積した不満がストレスとなってあなたの中で爆発しているかもしれません。
大切なのはストレスを自覚すること。
自分のストレスに対して見て向ぬふりをせず、対策していくことをおすすめします。
その2:仕事・家事の両立で心に余裕が無い
夫に優しくできない原因として、仕事と家事の両立によって疲れていることが考えられます。
外では仕事、家では家事となってくると、休む暇がありません。
特に複数のタスクを進行するのが苦手な人の場合、仕事と家事の両立が大きなストレスとなって心と身体にのしかかります。
人にはそれぞれキャパシティの限界が存在するため、むやみにできる妻を目指すのは危険です。
自分に余裕がない状態だと、夫のことを考えて行動する余裕などなく、自分を奮い立たせるだけで精一杯となってしまいます。
自分ができること・できないことを把握して、無理なく仕事と家事に向き合っていきましょう。
その3:夫とのスキンシップが足りていない
夫とのスキンシップが足りず、妻の心が不安定になることがあります。
心が不安定になると、夫に優しくするのが難しくなるもの。
「最近、夫に優しくできていない」と感じたときは、夫とのスキンシップ事情について思い出してみてください。
夫婦がスキンシップを行うメリットとして、オキシトシンの分泌が挙げられます。
オキシトシンとは、「恋愛ホルモン」「愛情ホルモン」とも呼ばれる神経伝達物質のこと。主に手をつなぐ・抱きしめるといった肌と肌との触れ合いによって分泌するとされ、夫婦円満の鍵となっています。
オキシトシンが分泌されると・・・
- ストレスや不安の緩和
- 幸せな気持ちになれる
- 互いの絆が深まる
などのメリットが存在します。逆にオキシトシンが不足すると、疲れやすくなったりストレスがたまりやすくなったりするリスクが考えられるのです。
オキシトシンが分泌されれば、自然と夫に優しくできるようになる可能性があります。
たとえ短時間でも、夫とのスキンシップを意識した時間を確保してみるのも良いのではないでしょうか。
その4:夫に気持ちを分かってもらえない
- 「辛さを分かってもらえない」
- 「気持ちを共有できない」
このように夫に気持ちを分かってもらえず、優しくする気持ちが無くなる妻が少なくありません。
女性にとって共感は大切なことで、気持ちを分かってもらえたと感じた瞬間に相手に対する信頼や好意が芽生えます。
特に身近にいる夫に対しては、気持ちを分かって欲しいという期待が強くなります。
そのため夫が自分の気持ちを分かってくれない・共感してくれないときには、悲しい気持ちを感じてしまうのです。
たとえ夫であっても、悲しい気持ちを感じさせる相手には優しくできなくなるもの。
夫に優しくできないと感じた際には、夫に対して不満を抱いていることが無いかを自分の心に問いかけてみてください。
その5:もっと育児をしてほしい!
子供がいる家庭において、夫は育児をしているつもりでいるものの、妻からしたら全く出来ていないと感じてしまうことがあります。
食事一つもそうです。
妻は子供にご飯をあげる時は自分のことなんか二の次で我が子がお腹いっぱいになってくれることを優先します。
一方、夫が子供にご飯をあげるときは、子供ではなく自分が食べることも優先してしまうことが多く、妻がご飯をあげるように子供の食事が上手く進まないなどよくあります。
このようなことに対して「もう!なんでよ!土日しか面倒見ないのに、結局私が頑張らなきゃいけないじゃん!」など夫に対して見えない不満が溜まっていきます。
そうすると、夫に対して優しくしてあげようと気持ちもだんだん減ってしまいますよね・・・。
夫に優しくできず、冷たい態度を取ってしまう妻の体験談
夫に優しくできず、ついイライラしてしまう女性は少なくありません。
ここからは奥様方が優しい夫に対して、なぜか冷たく接してしまう体験談を紹介します。
私の場合は旦那が人の悪口も言った事のない、優しく穏やかな人なんだけど、ものすごくマイペースで、暢気な所があり、その行動を見てるとイライラしちゃうの。
私は割と行動派なので、どんな時でも暢気な旦那を見てると嫌気がさしてきて、つい冷たい態度をとってしまうの。そして機嫌をとりに接してくるから余計にうざく感じてしまって…。
悪いと思ってても気持ちがついてこない…。
mamasta
結婚3年目。夫と1歳半の子供の3人家族です。
子供が1歳になった月に、職場復帰しました。
働くママはみんなそうだと思いますが、本当に忙しい毎日です!
夫は朝早い仕事ですが、更に早起きして、洗濯などを手伝ってくれ、育児にも、とても協力的です。
大好きで結婚したはずなのに、何故かイライラしてしまい、最近はキツイ言葉や態度をとってしまいます。
夫は付き合っている頃から変わらず、優しいままです。
私自身も夫にはとても感謝しているし、大切な存在には変わりありません。
だけど、気持ちや言葉や態度が、自分自身で上手くコントロールできなくて、そんな自分に腹が立ちます。
可愛い盛りの子供にも、当たってしまうこともあります。
忙しさからくるイライラだとしたら、家族のためにも、仕事を辞めるべきなのか…とも考えましたが、やっぱり仕事も好きで辞められません。
何だかまとまりのない文章になってしまい、申し訳ありません…。
優しい気持ちになるには、どうしたらいいのでしょう?
皆様のご意見お聞かせください。
よろしくお願い致します!
発言小町
夫に優しくできないと感じたときに心を整理する方法
夫に優しくできなくなるのは、夫に対する不満や悩みなど心の揺らぎとなるものを抱えていることが原因かもしれません。
そんなときは、いったん心を整理して自分や夫と向き合う時間を作ってみましょう。
心を整理する方法を知っていると、困ったときすぐに実践できますよ。
その1:自分の楽しみを優先する時間を作ってみる
夫に優しくできない特徴として、責任感が強く「自分の仕事を完璧にこなして、良い妻でいたい」気持ちが人一倍強い傾向にあります。
そのため、いつどんな時でも、つい家族のために自分の楽しみや趣味の時間を犠牲にしていませんか?
自分は頑張って家族のために尽くしているのに、「夫は仕事から帰ってきたらソファーでダラダラとテレビを見ているだけ。」そんな姿をみると不公平感を感じてしまいますよね。
その不公平感を解消するために、夫に対して「もっとしっかりして!」など厳しく当たってしまうのです。
家族のため、そして夫のためと自分を犠牲せず、時には自分の楽しみや趣味を優先してみましょう。
しんどい時などは、夫に甘えて良いんです。
自分に厳しく余裕がなくなると夫婦関係としてもギクシャクしやすいので、気分転換も大切です。
その2:夫への過度の期待をやめ、自分が楽することを考える
頑張り屋さんのあなたは、いつも先読みして家事や育児を行うことが出来ていますよね。
この「先を考えて察して行動する」ことが出来ない夫に対してフラストレーションが溜まっていませんか?
夫に対して、期待をし過ぎてしまうと「なんで出来ないの?」「何でやってくれないの?」と苛立ちに繋がり、夫に優しく接することが出来なくなっていきます。
夫を期待した考えの場合
妻の頭の中
子供が9時までには寝ないといけないから、7時までにはお風呂に入れて、ご飯を食べさせなきゃ。
その後は、絵本を読んでゆっくりと過ごして眠くさせなきゃ。
あ、寝ちゃった後にうるさくないように食べたら食器も洗って…。
夫の頭の中
ふー。仕事から帰ってきて疲れたな。とりあえずテレビでも見よっと。
あ、もう7時だ。そろそろお風呂に入れなきゃな。
このように妻は先々のことを考えて行動ができますが、ほとんどの男性は目先のことしか考えて行動することが出来ません。
そうすると、「子供のことを考えたら動けるはずなのに、何で出来ないの?」と自分だけ頑張っているという感覚になってしまいます。
楽に物事を考えるようにする
この夫を期待せず、「もっと自分が楽にできるようにすること」「妥協をすること」この考えを持つことも大切です。
- 子供の離乳食は手作りであげたい。
→市販品でも栄養バランスは確保できるからたまにはいっか。 - 部屋が散らかっているのが嫌だ。
→部屋が散らかっていても死にはしないから明日やろっと。 - 子供が興奮して寝られず、夜ふかしして後悔
→そういう時もあるよね。そしたら朝遅く起きちゃおっと。
そうすることで心にゆとりを持つことが出来、穏やかな気持ちとなります。
その上で、「夫に疲れちゃったから明日一緒にやってくれる?」など旦那と一緒に家事を行うことで、少しずつ夫にも優しく接することが出来ます。
その3:1人の時間を作る
まずは1人の時間を作ってみるのがおすすめです。人にはそれぞれにパーソナルスペース(対人距離)が存在し、自分の縄張りに他者が入ってくるとイライラや怒りといったネガティブな感情が生まれます。
夫婦になるとどうしても一緒にいる時間が長くなるため、縄張りに侵入されたり逆に侵入したりしがちです。
互いのパーソナルスペースを大切にできていないと、夫婦生活においてストレスを感じる瞬間が多くなる可能性が考えられます。
互いのパーソナルスペースを大切にし、心に余裕を生み出すためには1人の時間が大切。
1週間のうち3時間~5時間など、短時間でも良いので1人の時間を作るようにしてみてください。
我が家で実践していること
平日は、夫が朝から晩まで仕事をしているため育児や家事を全くすることができません。
そのため、平日は私がワンオペ状態です。
土日のどちらか一方は必ず、子供から離れてフリーの時間をもらうようにしています。
その時間は自分だけのもの。
エステに行っても、映画を見ても、昼寝をしても良い自由な時間です。
このフリータイムがあるからこそ我が家では仲良くできています♪
その4:夫の長所に注目する
結婚してから時間が経つと、夫の欠点に意識が向きがちになります。
夫を強く意識するあまり、靴の脱ぎ方がおかしい・食事の仕方が気になるなど些細な出来事が気になってしまうことも。
夫に優しくできないのは、夫の欠点が許せなくなってきたのが原因かもしれません。
夫の欠点にばかり意識が向くようになったら、夫の長所を思い出してみてください。
家事に積極的に参加する・相手を否定しないといった、夫ならではの長所があるはずです。
あなたが今の夫と結婚したいと思ったのは、あなただけが知る長所を見つけたからではないでしょうか。
結婚する前の自分と夫を思い出し、長所にも目を向ける機会を作ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
本記事では、なぜか〝夫にだけ〟優しくできない妻たちが共感する納得の理由と対処法についてご紹介しました。
夫に優しくできなくなる大きな原因と言えるのが、夫婦のコミュニケーション不足です。
夫とのコミュニケーションが足りていないことによって、妻の心に不満や不安が蓄積されていきます。
ちょっと前まで夫に優しくできていたのは、あなたの中に夫への愛情や優しさの種があるということ。
今は不安でいっぱいになっているのかもしれませんが、対策によって解決できます。
ネガティブな感情を抑え込むのではなく、うまく発散させてみてください。
自分の中にある不満や不安について夫に相談する習慣を身に着ければ、心に余裕が生まれ夫に優しくできるようになります。