- 「夫の愚痴を聞くばかりの日々に疲れてきた」
- 「さすがにうんざりする」
夫の愚痴に関する悩みを感じていないでしょうか。
最初の頃は夫も大変だから・私を信頼してくれる証拠と、夫の愚痴に真剣に耳を傾けていたあなた。
でもさすがに限界ですよね。
夫の愚痴ばかりを聞いていると、こちらまでネガティブな気持ちになってきます。
- 夫の仕事の愚痴ばかりを聞く日々にうんざりしている
- もう我慢の限界
- 少しでも良いから夫にポジティブになってほしい
- 旦那との晩酌が悪口ばかりで気分が損なわれる
そんな悩みを抱えている妻は少なくありません。
そこで今回は、口を開けば仕事の愚痴や人の悪口ばかりの夫を楽観的な思考へ導く方法をご紹介します。
記事の後半には、夫の悪口をうまく流す妻のストレス対策もあります。
仕事の愚痴ばかりを言う旦那の心理
信頼できる妻だからこそ日頃の鬱憤を聞いてほしい。
と言う旦那の気持ちは分かりますが、毎日のように人の悪口を聞いているのは妻も耐えられません。
では、仕事の愚痴ばかり言う夫の心理状態はどうなっているのでしょうか?まずは愚痴ばかりの旦那が考えていることを理解しましょう。
その1:自分に共感してほしい・褒めてほしい
旦那が妻に愚痴ばかりをいう理由として最も多いのは、「こんなに大変な環境で頑張っている自分に共感してほしい・褒めてほしい」からです。
例えば、夫が「後輩がミスばかりして、俺が尻拭いしに先方に謝りに行ったんだよ。」など愚痴った場合は、次のようなことを妻に理解して欲しいためにアピールしています。
妻に理解してほしい・共感してほしいこと
- 「先輩社員として後輩のカバーもしていることにすごい」と思ってほしい
- 「後輩思いの優しい先輩社員であること」を理解してほしい
- 「会社で責任が伴う仕事を任せられていること」を理解して欲しい
会社でプレッシャーを受けながらでも、頑張っている自分を最も身近の人に褒めて欲しいのです!
とはいえ、後輩や会社を馬鹿にするような発言や嫌味が混じると聞いてると苦痛になります。
その2:ストレスの解消
会社で勤めていると理不尽な対応や、上手くいかないこともたくさんあります。
それでも家族を支えるために旦那は働いているためどんな人でも一定のストレスは溜まってしまいますよね。
この記事を読んでいる方も友人や第三者に「今悩んでいること」や、「理不尽な対応された話」をするとイライラが軽減しますよね。
それと同じで、旦那も心のバランスを取るためにも職場のストレスを解消するために、一番身近な妻に話しています。
愚痴ばかりの夫に妻がうんざりする理由5選
夫が愚痴を言ってくると、うんざりな気持ちになる。
でも何でこんな気持ちになるのか分からない。
実はそんな悩みを抱えている人が少なくないんです。
自分の気持ちが分からないと、イライラ・もやもやした気持ちがさらに強くなってしまいます。
「私が夫の愚痴にうんざりする理由はコレだ!」と感じるだけでも、ストレス発散になりますのでぜひ一緒に確認してみましょう。
その1:ほめてほしいアピールがうっとうしい
夫のほめてほしいアピールって本当にイライラします。
夫が愚痴ばかりを言ってくるのは、本当はほめてほしいから。妻はもう分かっています。
ほめてほしいならほめてほしいとはっきりと言えばいいのに、ぐちぐちと愚痴ばかり。
夫の気持ちを察してほめてあげる日々に、妻は疲れ切っています。
男なんだからハッキリして欲しいわ
妻だって、ほめてほしい気持ちになることはありますよね。夫婦は対等が基本のはず。
どちらか一方だけがほめてあげないといけないなんて、間違っていますよね。
夫が自分をほめてほしいと感じるなら、まず妻をほめるべき。
「いつも家事を頑張ってくれてありがとう」「感謝している」感謝の言葉があれば、少しくらいは愚痴を聞いてあげようかなといった気持ちになるのに・・・。
その2:自分を棚上げする発言が目立つ
夫の愚痴を聞いていると、「それってあなたが悪いんじゃないの」と感じてしまうことが多くあります。
いやいや悪いのはあなたでしょ!自分を棚上げしないの!と心の中で思っていても、伝えると喧嘩の原因になるため我慢をしてしまうのです。
でも妻の我慢にも限界があります。
何よりも自分を客観的に判断できない夫の態度にイライラしてしまう。
あなたにも悪いところがあるとはっきりと言えれば良いのに、つい黙ってしまうのは夫婦の関係がうまくいっていない証拠ですよね。
結婚生活の中でも悪いのはいつも私。
自分を棚上げばかりする夫には、ほとほとうんざりします。
その3:夫に共感しすぎて辛くなる
夫の愚痴に共感しすぎてしまうのも問題です。
夫の愚痴の中には「こんなに理不尽に夫が対応されてかわいそう…。」と感じさせるものも。
そんなときに優しい妻は、つい夫に共感しすぎてしまいます。
- 夫が苦しんでいるのに何もしてあげられない。
- なんて、私は無力なの。
自分の感情をコントロールできず、夫婦で一緒に落ち込んでしまうこともあります。
なんだかんだ言って夫への愛情があると、共感してしまうんですよね。
こんなときは女性の高い共感能力もあだとなります。
夫の気持ち・妻の気持ちのどちらも大切にできる方法があれば良いんですけど・・・。
夫の愚痴に飲み込まれないよう、対策していくことが大切になってくるのかもしれません。
その4:自分だけが大変だと思っている
女性が最もイライラするポイントです!
夫の愚痴を聞いていると、自分だけが大変だと思っているのが分かります。
自分の都合や感情だけでいっぱいになっているため、他者に対する思いやりが感じられません。
- 「あんな仕事をしたくなかった」
- 「こんなに頑張っているのに誰も評価してくれない」
あなたが言うあんな仕事でも文句を言わずに、頑張って取り組んでいる人がいるのに?少し失礼じゃないの?誰も評価してくれないって、あなたがその程度の仕事しかしていないのが原因なんじゃないの・・・?と感じてしまうでしょう。
自分だけが大変だと思っている夫の愚痴ばかりを聞くのは、まさに拷問。
何かを得られるわけでもなく、ただひたすらにストレスを感じる日々ですよね。
その5:夫の愚痴が長すぎる・多すぎる
最高のお酒の肴と言えるほど、夫の愚痴は尽きることがありません。
夫の愚痴や悪口を聞いていると、単純にほかのことができなくなりますよね。
掃除・料理・仕事・育児と主婦の1日は忙しいんです。
2時間も3時間も夫の愚痴ばかりに付き合わされたら、他のことができません。
主婦の仕事をなめているの?愚痴を言いたいのは分かるけど、もっと簡潔にしてと言ってしまいたくなります。
普段から話が長い夫って、愚痴も驚くほどに長いんですよね。特にお酒が進んでくると、1つの話が終わったと思ったら、また最初の話に戻る。
あれ?最初に聞いた話だよね?と思わず心の中で、ツッコミを入れてしまいます。
前向きな明るい夫にする〝妻の魅力的な会話術〟
愚痴ばかりで嫌な部分が目立ち、心底うんざりしてしまいますが、何とかして夫には前向きになり明るい魅力的な人になって欲しいものですよね。
意欲的なポジティブ思考夫になるために、妻ができることをご紹介しますので、簡単なものから実践してみてください。
その1:共感した上で、支える
男性の愚痴と女性の愚痴とで、実は少し意味合いが異なります。
女性の場合は、「ただ共感してほしい」だけですが、男性の場合「解決策」も求めていることがあります。
ぜひ旦那様からお仕事の愚痴などを貴方に話した際は次のフレーズを活用ください。
ネガティブな旦那が喜ぶフレーズ
- 「それは大変だったわね〜。何か私にもできることはあるかしら。」
- 「私に話してくれてありがとう」
- 「私でよかったらなんでも聞くから、またいつでも話してね。」
- 「これまで頑張ってきた貴方なら大丈夫よ。私も支えていくね」
補足
旦那様はアドバイスも求めていますが、聞きたいことがあってもあまり言葉を挟みすぎるのはNGです。「いつもお疲れ様」など労いの言葉を加えた上で、一緒に解決策を見つけていくことをお勧めします。
その2:否定をしない
愚痴ばかりを言う理由は、夫はストレスを抱えている状態です。
「それは貴方が悪いわね。」など妻にまで言われたら、夫の心の支えがなくなり、「自分はダメなんだ」とより落ち込んでしまうこともありますし、「何も分かってないくせに!!なんだお前は!!」など怒りの矛先が妻に向く恐れがあります。
夫が間違っていることや失礼なことを他人にしている場合は、
「貴方がそうしたくなる気持ちもすごい分かるわ。〇〇したらより良くなるんじゃない?」
など承認した上でアドバイスをするようにしましょう。
その3:夫をほめる
夫が愚痴ばかりを言ってしまうのは、自分の能力に対して自信が無いのが原因かもしれません。
自分の能力に自信が無いからこそ、身近な存在である妻にほめてほしくて愚痴ばかりを言ってしまっている可能性もあります。
疲れ切っているあなたにとっては酷なことかもしれませんが、今が頑張りどころです。
多少わざとらしくても良いので、夫を気軽にほめてみましょう。
旦那の褒め方
- 「あなたってすごい」
- 「さすがね」
- 「頑張っているのね」
最初は抵抗感があると思いますが、そのうち慣れてきますよ。
心の中では全くそんなことを思っていなくてもOKです。
大切なのは夫が納得する言葉を言ってあげること。心の中では「何でこんな奴に」と思いながら、顔はニッコリと女優になった気持ちで乗り切ってみませんか。あなたの演技力が磨かれます。
夫の愚痴にうんざりせず、上手に受け流す方法
仕事の愚痴ばかりの夫の心理状態や、対策について紹介をしてきましたが、毎日愚痴ばかりの夫を相手にするのは、どんな女性でもストレスが溜まります。
もちろん、夫に対して常に魅力的な女性にいることができれば一番良いですが、妻も仏ではありません。
そんな旦那に対してストレスが溜まった時にできる対策もご紹介します。
その1:作業をしながら聞き流す
夫の仕事に愚痴に対して1〜10まで付き合う必要はありません。
そんなことをしていたら、疲弊してしまいます。
洗濯物をたたみながら「聞いているフリ」、料理をしながら「聞いているフリ」などうまいこと使い分けましょう。
聞き流しテクニック
- 言われた言葉をおうむ返しする。
夫:「上司のAは使えないから困る。」
妻:「上司のAさんは使えないんだ。それは困ったわね。」 - 相槌を打つ
夫:「上司のAは使えないから困る。」
妻:「えぇ?!そうなの?!?それは大変だね~」
その2:しれっと話を変える
夫の話のペースに付き合うと2時間でも3時間でも愚痴を言い続けることもあります。
何か別の話題を作り出して、仕事の愚痴から話の流れを変えてしまいましょう。
旦那の好きなもので話を変える
夫:
「上司のAは使えないから困る。」
妻:
「えぇ?!そうなの?!?それは大変だね~」
「じゃあそんな頑張ったアナタにビール冷やしておきました!!」
「一緒に、カンパーイ!!」
このような形で悪い話から楽しい話題へ自然に変えていけば、夫も段々と嫌なことを忘れて楽しい気持ちになっていきます。
その3:夫の愚痴に対して質問形式で流す
夫の愚痴に対して、頑張ってアドバイスをしていませんか。
夫に対するアドバイスって本当に難しく、やり方によっては、さらに愚痴を悪化させてしまう場合もあります。
それであれば、夫にアドバイスをするのではなく、なんで仕事の愚痴や人の悪口を言うのか質問をしてみましょう。
夫の愚痴に対して妻がアドバイスをした時のイライラする返答
- 「違うそうじゃない」
- 「お前は何も知らない」
- 「俺の気持ちを分かってくれないんだな」
アドバイスをしなければ、夫から嫌な言葉をかけられることが無くなります。
せっかくアドバイスしてもこんな返事をされたら嫌な気分になりますよね。
実は、夫も妻のアドバイスに従った方が良いと言うのは理解しているのです。
妻のアドバイスが図星すぎて素直に受け止めることが出来ないから、つい反論してしまいます。
夫の愚痴に対して質問をして心配をしてあげる例
- 「あなたはどうしたいの」
- 「この先どうなりたいの」
- 「どうやったら悩みが解決すると思う」
淡々と質問をしていくだけなので、誰にでも簡単にできます。大切なのは否定を感じさせない質問の仕方を意識することが大切です。
夫に気持ちに余裕が生まれることで、愚痴の回数が減ってくるはずですよ。
まとめ
本記事では、酒の肴が「仕事の愚痴や人の悪口」な旦那を明るい夫へ変える方法についてご紹介しました。
夫の愚痴を真剣に受け止めようとすると、イライラやストレスが溜まってしまうことがあります。
ぜひ今回ご紹介した会話術を実践して夫婦関係の円満に役立ててくださいね。
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