夫のゲーム依存度チェック!ゲームを旦那が辞められない理由と改善策を解説

休みの日や、家に帰ってきたら旦那がずっとスマホゲームやテレビゲームばかりして、ストレスが溜まっていませんか?

「もっと旦那と会話がしたい」
「子供と一緒に遊んでほしい」
「夫がゲーム依存かもしれない」

妻が毎日寂しい思いをしていることを、夫にわかってほしいですよね
今回は旦那がずっとゲームでストレスを感じている妻に、ゲームをやめられない理由とその改善方法についてご紹介します。

目次

夫(旦那)がゲームを辞められない理由とは

旦那がゲームをやめられない理由

そもそも、なぜ夫は家に帰ってきて暇さえあれば、ゲームに夢中になってしまうのでしょうか?

ここでは、旦那がゲームを辞められない理由について紹介します。

夫がゲームをやめらない理由①:面白い・達成感がある

ゲームには様々な種類があり、テレビゲームや何処でも簡単にできるスマホゲームなど何千を超える種類があります。

そんなゲームの特徴は、いつでもすぐにできて、面白く達成感があること。

仕事で思うようにいかなくても、ゲームの中では主人公となり、キャラクターを思い通りに進めることが可能です。

旦那は無意識のうちに、面白さや達成感を少しでも味わいたいと思っているのでしょう。

毎日のゲームで、ストレスなどの鬱憤を晴らす人も少なくありません。

夫がゲームをやめられない理由②:ゲーム依存症

子供のゲーム依存がネットニュースに上げられるように、ゲームはギャンブルなどと同じく中毒性があり依存しやすい事が明らかとなっています。

特に、オンラインゲームなどでリアルタイムで他のユーザーと交流できるゲームでは、競争心を刺激してより長時間ゲームに打ち込んでしまう傾向にあります。

そのような理由で自分では気づかないうちに、ゲーム依存になっていることがあります。

旦那のゲーム依存症チェック

次のような症状が1年以上続くと、ゲーム依存症と診断されます。

チェック数→

チェック数が多いほど「ゲームへの依存度が高い」と言えます。

チェック数が3つ以下の場合

ゲーム依存症の予備軍となります。

チェック数が4以上の場合

ゲーム依存症の可能性が高いです。
旦那一人では、ゲームを行う時間に制御ができなくなっている恐れがあります。

夫がゲームをやめられない理由③:家は自分の好きなことする時間と考えてる

昔から亭主関白という言葉がある通り、「男は外で仕事だけすれば良い」という考えを持つ男性は少なくありません。

そのため、仕事が終わって帰宅したら、家ではゆっくりするものと考える男性は多いのです。

特に妻が専業主婦の場合、旦那は仕事で妻は家事労働が基本。

役割分担があるので、自分は好きなことをしていいと思っています。

結果として、妻が育児で大変そうな姿を見せても「我関せず」という姿勢で一緒に家事を行おうともせず、自分のやりたいゲームに夢中になってしまう事があります。

夫(旦那)のゲーム依存が原因で不仲になってしまうケース

旦那のゲーム依存が原因で不仲になってしまったケース

夫のゲーム依存は軽く見られがちですが、実はゲーム依存が原因で離婚まで至ってしまうケースが少ならず存在します。

せっかくの夫婦がオンラインゲームなどが原因で離婚になることは避けたいものです。

今回は妻が限界に至ったケースを数例ご紹介します。

ゲーム依存が原因で不仲になったケース①:家事や育児の負担

旦那がずっとゲームをしていると、家事や育児には妻任せになります。

特に、共働きの場合はお互いに協力しないと妻の負担が大きくなります

妻が働いているのに、家事や育児をやってくれないとしんどいでしょう。

睡眠時間を削ることになれば、疲れが出てしまいます。

小さい子供がいるのに、父親としてこれでいいのか?と考えてしまい、夫に頼る事が減り、段々と不仲になってしまうのです。

夫は、ゲームが大好きで、ごはんを食べると寝る以外はゲームしかしていないほどです。夫が在宅勤務になり、更に目につきます。家事をしている時に、子供が泣きだしたので、「手伝って」とお願いすると、「ゲームで忙しいから」と言われ、手伝ってもくれません。家族よりゲームを優先する夫に腹立たしいです。

ゲーム依存症さん|夫が在宅勤務(テレワーク)になってからストレスがやばい…

ゲーム依存が原因で不仲になったケース②:夜中までゲームをする

旦那が夜中までゲームをすると、気になって妻はゆっくりと眠れません

イヤホンをつけずにゲームをしていると、音がうるさくてイライラするのです。

寝室を別にしてほしいと頼んで、やっと眠れるようになったという妻もいます。

朝起こしてもなかなか起きないのも、妻の旦那に対してストレスが溜まる原因です。

ゲーム依存が原因で不仲になったケース③:ゲームばかりで会話がなく寂しい

夫ともっと会話したいのに、ゲームばかりだと寂しいと思いませんか?

独身時代は、デートで楽しい会話をしたのになぜなんだろうと悲しくなりますね。

ゲームのことで文句を言うと、すぐ不機嫌になるので嫌な気持ちになるんです。

会話がないと、夫との距離ができたようで悲しくなります。

ゲーム依存が原因で不仲になったケース④:ゲームへの課金

旦那の趣味がゲームは許せるとしても、家庭のお金で毎月数万円単位で課金するのは控えて欲しいですよね。

特に、将来の資金面(子供の教育費や家の資金)を貯めたい妻からは「夫は家族のことを考えていないのでは…?」と不安になってしまうことも。

少しでも家庭の負担を軽くしようと、毎日節約している妻からしたら、夫がゲームに課金している姿を見るとムッとしてしまう原因にもなります。

ゲーム好きの夫にやってはいけないNG行為

ゲーム好きの夫にやってはいけないNG行為

これまでゲームに依存してしまう夫の原因などを紹介してきましたが、ゲームをずっとしている旦那にストレスが溜まっても、やってはいけないことがあります。

ゲーム依存状態の夫にとっては、ゲームの存在は非常に大切なものとなりますので、一度確認しておきましょう。

やってはいけないNG行為①:ゲームを隠す・壊す

ゲームに依存しているのであれば、夫のゲームを隠したり壊せば解消されると考える人も少なくありませんが、逆効果になってしまう事があります。

旦那にとって「ゲームをすることが、一番の楽しみだから」です。

そのため大好きな物を取り上げた妻とは、話すのもいやになり、自分の部屋に引きこもったというケースも。

お金があれば新しいゲームを購入したり、ネットカフェでやるようになります。

今まで以上に、妻との信頼関係が崩れてしまうでしょう。

やってはいけないNG行為②:勝手なルール決め

「家ではゲームをしないで」など妻の要望を一方的に押し付ける行為は控えた方が良いとされています。

妻目線では、家族のことを第一に考えた上で伝えているとしても、好きなことに文句を言われると少なからず旦那はイライラしてしまいます。

一方的なルール決めをして旦那を縛り付けてしまうと、よりゲーム依存が悪化してしまう結末になってしまう事もあるため注意が必要です。

夫(旦那)のゲーム・スマホ依存を改善するため出来ること

旦那のゲーム・スマホ依存を改善するため出来ること

無理にゲームやスマホを禁止してしまうと余計にやりたくなってしまう物。

そんなゲーム依存な状態である旦那を改善するために家族で出来る事を4つご紹介いたします。

ゲーム・スマホ依存の改善策①:夫婦間のコミュニケーションをとる

まずは、何より夫婦間のコミュニケーションをしっかりとることが大切です。

一方的に、ゲームは1日1時間以内と具体的に決めても守れないケースが多いでしょう。

そのため、次の事をしっかりと旦那に伝える事を意識してください。

  1. ゲームやスマホを辞めて欲しい理由
  2. 自分の今の状況が大変なこと
  3. 家族との時間を大切にしたいこと

感情的に怒りたくなる気持ちは分かりますが、ぐっと堪えて「ゲームを辞めて欲しい理由→家族の今の現状→お願い」という順番で夫に伝えてみましょう。

そうする事でお互いに冷静に物事を判断する事が出来、真摯に受け止めやすくなるのです。

ゲーム・スマホ依存の改善策②:妻と夫が納得したルールを作る

まずは、妻と夫が話を聞ける体制を作った上で、お互いが納得した家族のルールを作っていきましょう。

  1. ゲームをする行為を禁止するのではなく、1日の時間を決める
  2. ゲームに使っても金額決める
  3. 家の中での役割分担を改めて決める

家族が納得したルールで、ゲーム行うのであればストレスは軽減されます。

家事の分担などもできれば、ずっとゲームばかりしてしまうことは減ってくるでしょう。

ゲーム・スマホ依存の改善策③:子供との時間を作る

ゲームが大好きな旦那には、子供との時間を作るように話しましょう

アスレチックやスポーツ・キャンプなどは、父親のほうが得意です。

平日に時間がない場合は、休日に公園に一緒に行ってもらってもいいでしょう。

外に出るのが難しい場合は、家の中でも子供と楽しめます。

フィットネス系のDVDや動画を活用して、一緒に体を動かすことができます。

子供たちの好きなアニメキャラクターを知ることで、会話が広がります。

子供と接する時間が増えれば、ゲームの時間が減る可能性があるでしょう。

ゲーム・スマホ依存の改善策④:家事の時短で自分の時間を確保する

根本的な解決にはなりませんが、家事を上手に時短することで、妻のストレスは緩和できます。

完璧に家事や育児をしようと思うと、しんどいと思いませんか?

自分の時間がないのに、夫ばかり好きなことをしていると思うと嫌になりますね。

理想のイメージにとらわれないで、家事を時短して自分の時間を作りましょう

時間の余裕ができると、夫に対する気持ちも変わってきますよ。

家事の時短策①:作り置き料理を作る

家事の時短ですぐにできるのが、作り置き料理です。

料理をいつもより多めに作って冷凍しておき、食べたいときに温めます。

自動調理器を使うと、材料と調味料を入れるだけで完成します。

家事の時短策②:家事代行サービスを利用する

最近では痒い所に手が届くようなサービス「家事代行サービス」存在します。

市役所のHPなどにも掲載されるほど重宝されるサービスです。1時間数千円でお手伝いさんにお願いして、家事を手伝って頂けます。このようなサービスを利用する事で、妻の負担を軽減する事が出来ます。

ゲーム・スマホ依存の改善策⑤:専門家に相談

これらの対策を行ってもゲームばかりしてしまう旦那はゲーム依存症の可能性があります。

その場合、妻だけの力で改善は難しい事も。

心配なら、依存症の専門家に相談してみましょう

住んでいる自治体や保健所で、依存症の相談は行っていますので活用してみてください。

また、専門家に相談しずらい人は、家族の問題などを相談できるコミュニティページをご用意しています。

ぜひ相談してみてくださいね。

夫(旦那)ゲーム依存を解消できたエピソード

パマリーのコミュニティから抜粋しております。

私は20代のころ、ドラクエやミステリーゲームをよくやっていました。ゲームは楽しんでいましたが、家事はやっていたし夜は早めに寝ていました。そのため、家族に文句を言われたりやめてほしいと頼まれたことはなかったです。

ただ、なぜやめたのか一言で言うと、ほかに楽しめることができたからです。

最初に興味を持ったのが、好きなアーティストの交流掲示板です。ライブやテレビの情報がわかるだけでなく、ファンの人と交流できるのが楽しみでした。子供が大きくなると、公民館の料理講座やアロマ講座にも参加しました。

こんな感じで他に趣味がたくさん出来てきたら自然にゲームをすることは無くなりました

夫と一緒に何か新しい事を始めてみても良いかもですよ^^

パマリートピック:夫のゲーム依存・スマホ依存に困っています・・・。

ずっとゲームばかりしている夫(旦那)と離婚は可能?

ずっとゲームばかりしている夫(旦那)と離婚は可能?

何度、ゲームを控えて欲しいと伝えたとしても変わらない夫。

あまりにゲームばかりしている夫と生活していると、「私の存在意義あるの?」「離婚して、子供と私だけの方がむしろ楽」など頭を過ってしまう人は少なくありません。

どんなに妻が頑張っても変わらない「旦那のゲーム依存」が原因で離婚する事は現実的に可能でしょうか?

お互いの同意があれば離婚は可能

どんなことが原因にせよ、両者の同意があれば離婚(協議離婚)を行う事は可能となります。

妻、夫が将来のことや現状をしっかりと話し合った上で、お互いに納得した場合は、協議離婚が可能となります。

しかし、今回のような日常の不満が積もり積もって、離婚を検討する場合、そもそも夫側は「ゲームが原因でなぜ離婚しなければいけないの?」と同意を得ることが出来ないケースも少なくありません。

同意なしでも旦那のゲームが原因で生活に支障を生じている場合は離婚可能か?

「旦那のゲーム依存症が原因」という理由だけで一方的な離婚が認められる事は極めて低いです。

一方的な離婚が可能な理由は民法第770条で定められています。

  1. 配偶者に不貞な行為がある
  2. 配偶者から悪意で遺棄された
  3. 配偶者の生死が三年以上明らかでない
  4. 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがない
  5. その他婚姻を継続し難い重大な理由がある

参考元:民法第770条

そのため、夫のゲームが理由で、夫婦関係の維持や継続が困難と認められた場合は、離婚事由となる事があります。このような、自分一人だけでは解決できないような問題は、弁護士など専門家に相談することをお勧めいたします。

まとめ

今回は、旦那がずっとゲームばかりでストレスが溜まる妻に、辞められない理由や改善方法を紹介しました。

ゲームは旦那にとってストレス解消になっているので、すぐに取り上げるのは逆効果です。

夫婦でルールを決めて、折り合いをつけるのがストレスを無くすコツです。子供と一緒の時間は、少しでもいいので作ってもらいましょう。

コミュニティーでも記載があったように他に好きなことができるとゲームに興味は無くなります。

他の趣味ができれば、ストレスも軽くなるかもしれません。

「夫婦でしっかりとコミュニケーションをとること」は、結婚生活を継続するために必要ですよ。

参考文献:ネット依存・ゲーム依存度チェック

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この記事を書いた人

PaMarryの編集部です。
編集部のメンバーは全員既婚者であり、かつ子供がいる家庭となります。
夫婦関係・育児・子育てにまつわる「あるある」「なるほど!」な記事を書いています。
ぜひ、夫婦問題の解決、子育て・育児のヒントにご活用ください。

『編集部管理者』
馬鳥 亮佑
ファザーリンクジャパン所属
https://fathering.jp/papafiles/common/20211206_batori.html
クーミル株式会社 代表取締役
https://coomil.co.jp/

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