毎日家事や育児、仕事に追われて、子どもを寝かしつけていると気絶するように寝落ちしている…。
ということはありませんか?
もう一人でこなすのは、限界!
そんな頑張っているあなたの負担を少なくするための手段として、家事代行の利用があります。
初めて利用するとなると、漠然としたイメージしか湧かず不安になりますよね。
この記事では、家事代行のメリット・デメリットと併せて、家事代行で起こるトラブルとそのリスク回避のための対策も紹介しています。
家事代行を賢く活用するためには、メリットよりもデメリットをしっかり把握しておくことが大切です。
家事代行サービスの種類や分類について
家事代行サービスと言っても、実は「マッチング型」と「スタッフ雇用型」の2種類が存在します。
それぞれの特徴をまずは理解していきましょう。
家事代行サービスの種類:マッチング型
マッチング型とは、家事代行サービスを利用したい人が、家事代行サービスマッチング専門サイト上に掲載されているサービス提供者へ直接、依頼するスタイルとなります。
利用者は、登録している方の情報(口コミ・出来るサービス・対応地域など)を確認して、信頼できそうな方を選び、依頼をする運びとなります。
マッチング型家事代行サービスのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
無料で会員登録ができて、自分の好みの人物を探せる | スタッフが希薄な地域がある |
登録しているスタッフの人数が多い | 自分で依頼する人を探す手間がかかる |
スピーディー | トラブル時に自分で対処する必要がある |
雇用型より安価 | 人気がある人は予約困難 |
家事代行サービスの種類:スタッフ雇用型
スタッフ雇用型とは、家事代行サービス会社が自社でスタッフを雇用、教育後に利用者へ派遣するスタイルとなります。そのため、家事代行サービスを利用する時に、利用者は会社と契約を結ぶことができます。
スタッフ雇用型家事代行サービスのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
トラブル時に会社が対応してくれる | マッチング型より高い |
会社がサービスの品質を担保してくれる | スタッフと直接やり取りができない |
サポート体制が充実している | 会社を通してのやり取りが面倒な場合もある |
利用までの手間が少ない | 作業内容が決まっている |
家事代行サービスの費用相場
家事代行サービスの費用は、「依頼すること」「依頼する時間」「交通費」によって決まります。
具体的な料金は会社ごとに異なるため、お伝えすることは出来かねますが、家事代行サービスの相場は以下の通りです。
マッチング型 | 1時間当たり 1,500〜2,500円 |
スタッフ雇用型 | 1時間当たり 3,000〜4,000円 |
マッチング型の方が、比較的安く依頼できることが多いです
家事代行を利用することのメリット6選
家に他人を入れるのはちょっと・・・。
と感じる方も女性も少なくありませんが、実は家事代行サービスは便利な一面が多くあります。
以前、私も家事代行をお願いするとしたら、「化粧もしないといけないし、部屋もある程度綺麗にしなきゃいけない。」など逆に疲れてしまうのでは?と不安でしたが今では、無くてはならないサービスとなっています。
- 自分の自由な時間を確保できる
- 家族とコミュニケーションをとる時間が増える
- 心にゆとりが生まれる
- 家事や掃除のコツをプロから学ぶことができる
- 仕事に集中できる
- 快適な生活環境が維持できる
家事の負担が軽くなることで、多くのメリットが生まれます。
この記事では、6つのメリットを紹介します。
家事代行のメリット①:自由な時間を確保できる
家事代行サービスは、言葉通り、家の家事を代行してくれるサービスです。
毎日、洗濯・掃除・料理をしていると、それだけで数時間は簡単に経ってしまいますよね。
「せっかく夫が子どもを連れて出てくれているのに、家事をしていたら自分の好きなことをする時間がない!!」という経験はありませんか?
子供の手が離れた時ぐらいは、主婦も少しはゆっくりしたいもの。
普段の疲れをリフレッシュするためにも、自分の趣味に費やす時間や好きなことをする時間は確保したいですよね。
そんな時に、煩わしい家事をお願いすることによって、貴重な一人時間を確保することができます。
家事代行のメリット②:家族とコミュニケーションをとる時間が増える
- 洗濯
- 掃除
- 料理
- 育児
細かい名もなき家事まで上げ出したら、主婦のやることは無限に出てきます。
これだけ、毎日やることが沢山ある状態だと、家族みんなとゆっくり過ごす時間や子供と遊ぶ時間はどうしても少なくなってしまいます。
もちろん。
今でも作ろうとして、家事をしながら、家族とコミュニケーションを取るなど行なっていると思いますが、中々大変ですよね・・・。
私もお皿を洗っている時や料理中に「お母さん見て見て!」「一緒に遊ぼう!」と子どもから話しかけられても
「ちょっと待っててね。」「ごめん、あと少しで終わるよ。」と言いながら急いで家事をこなしています。
家事にかける時間を削ることができたら、子どもと遊ぶ時間を今より確保できたり、家族団欒の時間を増やすことができます。
家事代行のメリット③:心にゆとりが生まれる
- 「柔軟剤の詰め替えを買わなきゃ。」
- 「今日の献立は何にしよう。」
など家事のタスクは、毎日更新されていくので減ることがありません。
毎日「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ。」が積み重なって、気付くと余裕がなくなって小さなことでイライラしてしまいませんか?
家事代行をお願いすることによって、そういったタスクを少しでも減らすことができます。
また肉体的な負担も軽減することができるので、心にゆとりが生まれます。
特に、家事代行サービスなどのプロに依頼することで1週間分の食事を冷凍して保存してくれるなど、お手伝いさんがきてくれた時だけでなく、その後の家事も楽にすることができます。
ゆとりが生まれることによって、夫または妻、子どもに対して優しく接することができます。
家事代行のメリット④:家事や掃除のコツをプロから学ぶことができる
家事代行のスタッフは、いわば「家事のプロ集団」です。
近くでプロの技術を見ることができるのは、大きなメリットですよね。
自分では気づかないような、収納術や掃除方法、料理の仕方など様々な発見があると言われています。
時短家事のコツなどを学んで生活に取り込むことができると、今後の家事が楽になりますよ。
体験談
整理収納アドバイザーに家に来てもらって片付けのアドバイスをしてもらったことで、100均グッズを活用した簡単収納術を教えてもらいました。
以前は子供が中々、おもちゃを片付けないことで悩んでいましたが、子供でも分かる収納術を活用することで、自分達で、率先して片付けてくれるようになっています。
(30代 女性)
家事代行のメリット⑤:仕事・育児に集中できる
- 仕事と育児の両立ができなくて、掃除まで手が回らない
- もっと仕事に集中したいけど、家でやらなきゃいけないから早く帰宅する
- 子供が泣いていても、家事をしなきゃいけなくて大変・・・。
家事を理由に仕事や育児に十分に力を注ぐことができず、悩んでいる人は少なくありません。
そんな時、家事代行業者に自分の手が回らず中々できない家事をお願いすることで、集中できる環境が整い、落ち着いて仕事や育児に集中することができます。
このように家事代行をお願いすることで、空いた時間分を仕事や子供との時間へあてることで、充実した日々を過ごすことにもつながります。
家事代行のメリット⑥:快適な生活環境を維持できる
家事代行を利用するメリットの6つ目のとして、快適な生活環境を維持することができることが挙げられます。
家事は、細かいものを入れる非常に多くの業務があります。
仕事や料理、育児にと毎日行うのは、肉体的にも精神的にも負担が大きくなります。
この大変な業務を家事代行に依頼することで、洗練されたスタッフが普段は気になるけど中々できない「換気扇の汚れやカビや水アカ」まで綺麗に清掃してくれます。
また、料理を作った後の食器洗いや洗濯物を干す・収納するまで、全て家事代行業者が行ってくれます。
プロの業者にお願いすることで、いつも以上に綺麗で快適な空間を手に入れることができます。
利用前に確認すべき家事代行のデメリットや注意点
これまで家事代行の魅力についてお伝えしてきましたが当然、デメリットについてもしっかりと理解しておく必要があります。
- 定期的に利用することで金銭的な負担は大きくなる
- 他人を家に入れることになる
- サービスの品質に満足できないことがある
- スタッフと相性が合わない場合がある
- 会社がトラブルを仲介してくれない場合がある
家事代行のデメリット①:定期利用による金銭の負担
家事代行のデメリットの1つ目は、今まで以上に金銭の負担が増えることです。
多くの人が最初に思いつくデメリットだと思います。
前述した通り、家事代行サービスの相場は以下の通りです。
マッチング型 | 1時間当たり 1,500〜2,500円 |
スタッフ雇用型 | 1時間当たり 3,000〜4,000円 |
多くの家事代行業者は、1回当たり2~3時間から受付となります。
仮に、2時間お願いすると、3,000〜8,000円程度となります。
多くの場合が、1回のみの利用ではなく、1週間に1回程度の利用を想定するかと思いますので、
月4回ほど利用した場合を想定すると、12,000円〜32,000円程度となります。
もちろん。
それ以上にメリットも多いため、「子供が小さい時だけ定期的に利用する」「大変な時だけ活用する」など活用方法を工夫することで家庭の負担も少なく、家事代行を利用することができます。
家事代行のデメリット②:他人を家に入れることになる
家事代行を依頼するデメリットの2つ目は、他人を家に招き入れることです。
掃除ができない人だと思われたら嫌だわ・・・。
スッピンで他人に会いたくないわ・・・。
このように、家事代行スタッフからの目を気にしてしまう方もいらっしゃると思います。
前提として、家事代行サービスは忙しくて「掃除まで手が回らないため助けてほしい」から利用するものです。
最初は、当然スタッフが家に入るときは、抵抗感があるかと思います。
利用を検討する場合は、「掃除はスタッフにお任せをするもの。」など、ある程度割り切って考える必要があります。
家事代行スタッフの指名も行うことが可能ですので、継続的に利用することで信頼関係を構築することで煩わしさも減っていきます。
家事代行のデメリット③:サービスの品質に満足できないことがある
家事代行のデメリット3つ目は、サービスの品質に満足できないことがあることです。
家事代行サービスには、マッチング型とスタッフ雇用型の2種類が存在します。
スタッフ雇用型は、会社で一定の研修を受けているため品質の担保をすることが可能ですが、マッチング型は、スタッフの技量にばらつきがある可能性があります。
また、マッチング型は、個人と家事代行スタッフとの契約となるため、不満足な結果になった場合も自己責任で行う必要があるため注意が必要となります。
よくある不満
- 時間内に頼んでいた箇所の掃除ができていない
- 仕上がりに満足が行かなかった
家事代行のデメリット③:家事代行スタッフとの相性が合わない場合がある
- スタッフの挨拶がそっけなかった。
- やり取りが回りくどい
- 伝え漏れや伝達不足がある
など担当スタッフの至らなさが目について不満を抱く場合があります。
事前のスタッフとのやり取りなど不十分な点が多いと、家事代行を利用して後悔したと感じてしまう恐れがあります。
このような家政婦さんとの相性問題を解消するためにも、以下のことは家政婦さんとしっかりとすり合わせをしておくことをお勧めします。
家政婦さんとすり合わせすべきこと
- 触って欲しくない場所、やって欲しくないことを伝える
- やって欲しいこと・困っていることを明確に伝える
- 気になること・不安なことは細かく確認をする
家事代行のデメリット④:会社がトラブルを仲介してくれない場合がある
家事代行のデメリットの4つ目として、会社がトラブルを仲介してくれないことです。
大手の家事代行会社にはお客様相談室やコールセンターが設置されていて、トラブルを相談できる体制が整っていますが、中には会社がトラブルを仲介してくれない場合があります。
そういった場合はトラブルが解決するまでに時間と労力がかかるため、事前に確認が必要です。
特にマッチング型の家事代行は、スタッフと依頼者の直接契約となるため、契約書などはしっかりと目を通しておきましょう。
家事代行サービスでよくあるトラブルと対処法
家事代行サービスを利用する前に、よくあるトラブルについても確認しておきましょう。
- 料金に関するトラブル
- スタッフとのトラブル
- 作業内容に関するトラブル
- 物損事故や盗難のトラブル
デメリットを紹介する中で述べたトラブルについて、実際に起こったことのあるトラブルを詳しく紹介します。
よくあるトラブル:料金について
ケース①:利用時間について
家事代行業者のホームページを見ていると、1時間あたりの料金を記載している会社が多くあります。
しかし先ほども述べたように、家事代行のサービスは1回あたり2〜3時間以上が一般的です。
そのため「思ったよりも安い!」と契約し、記載されている料金の2倍、3倍の請求をされ驚いたというケースがあります。
ケース②:追加オプションについて
家事代行サービスには、基本料金以外にも様々な追加オプションが存在します。
- スタッフの交通費
- 食材費
- 鍵の預かり料
- キャンセル料
- 延長料金
これらを含めた想定で、費用を計算しないと想定よりも料金が高く請求されるケースもあります。
これらの追加料金は、ページの下部に記載されていることが多く、見落としがちな部分となります。
利用する前には、契約内容を事前にしっかり確認することが必要です。
よくあるトラブル:家政婦の対応
家事代行サービスで次に多いのが、派遣されるスタッフとのトラブルです。
家政婦の中には、遅刻や欠勤など様々な理由からスタッフ側から急にキャンセルや遅延をされるケースがごく稀にあります。
このような予期せぬスタッフとのトラブルもあることを頭の片隅に置いておく必要があります。
また、これまで信頼関係を構築してきた家政婦さんが会社の都合などで対応ができなくなり、ストレスを感じるケースもあるそうです。
よくあるトラブル:作業内容が不満足
主に依頼主とスタッフのコミュニケーション不足で起こるトラブルです。
依頼内容がうまく伝わっておらず作業内容に食い違いがあると、期待していた仕上がりを裏切られることになり、不満を抱いてしまいます原因に繋がります。
その為、特に注力して行なってほしい箇所・家事代行サービスへ期待していることのすり合わせなどは事前に行う必要があります。
よくあるトラブル:物損事故や盗難
スタッフが細心の注意を払っていたとしても床や壁を傷つけてしまったり、物を紛失してしまったりというケースも絶対に起こり得ないとは言い切れません。
もちろん。
破損に関する補償がある家事代行サービスもありますが、お金では解決できないことも当然あります。
その為、絶対に傷をつけて欲しくない場所・細心の注意を払って欲しい場所などは事前にスタッフへお伝えしましょう。
また、盗難のトラブルもごく稀にあります。
数年前に、ある芸能人が雇っていたベビーシッターがブランド品を盗んでいたという事件もありました。
ある程度信頼関係がスタッフと構築されてくると、安心してしまい、つい防犯や確認が疎かになりがちです。
後述しますが、貴重品の管理はあらかじめ徹底しておくことが必要です。
デメリットやトラブルを回避するための対策
家事代行は、非常に便利なサービスとなりますが、前述したデメリットやトラブルが不安で中々一歩を踏み出すことができない人は少なくありません。
家事代行サービスを利用する上で、デメリットやトラブルのリスクを徹底的に減らしたい方は以下の対策を行うことをお勧めします。
- 料金が気になる人の対策:定期で利用をする
- 料金が気になる人の対策:契約前にサービス内容や料金体系を確認
- サービスの満足への対策:事前に頼みたい内容をメモにまとめて、スタッフに渡す
- サービスの満足への対策:お試しプランから始める
- 盗難・器物破損への対策:大事なものや貴重品は自分で管理する
- 盗難・器物破損への対策:あらかじめ室内の写真をとっておく
- 盗難・器物破損への対策:防犯カメラを設置する
- 盗難・器物破損への対策:損害賠償の有無と適用範囲をしっかり確認しておく
定期で利用する
「一回だけ頼む」を繰り返すよりも、定期で契約する方が一回あたりの金額を安く抑えることができます。
今後も継続して家事の負担を減らし、「浮いた時間を別のことに当てたい」「生活や心にゆとりを持ちたい」という方は定期利用がおすすめです。
また定期利用することで、毎回同じスタッフが担当してくれるので、違うスタッフに都度説明するという手間も省け、担当スタッフとの信頼関係を築くことができます。
契約前にサービス内容や料金体系を確認
契約前にサービス内容や料金体系を把握しておくことで、想定していた料金と大きくズレるというトラブルを防ぐことができます。
また、見積書や契約書の中に少しでもわからない点や納得の行かない点があれば、契約前にしっかり確認しておきましょう。
特に、前述した追加料金の有無はしっかりと確認して以来時の料金に乖離がないように気をつけましょうね。
- スタッフの交通費
- 食材費
- 鍵の預かり料
- キャンセル料
- 延長料金
事前に頼みたい内容をメモにまとめて、スタッフに渡す
自分の頼みたい内容をメモにしてスタッフに渡すことで、確実に正確に伝わるため、作業内容の食い違いというトラブルを防ぐことができます。
口頭でスタッフへ伝えるだけでは、「言った・言わないトラブル」になってしまうこともあります。
その為、絶対に譲れないポイントや、気をつけてほしい箇所は文面に起こすことをお勧めします。
また、細かい指示をスムーズに伝えられるというメリットもありますね。
家事代行サービスのスタッフ側からしても、聞き間違いや指示を忘れるというミスを防ぐことができます。
大事なものや貴重品は自分で管理する
触られたくないものや高価なもの、貴重品は、あらかじめスタッフの入らない部屋に移動しておいたり金庫にしまっておいたりすることで、トラブルを回避することができます。
特に、定期的に利用をして安心したタイミングが一番危険です。
金銭の管理は、自己責任でしっかり管理しておくことが必要です。
お試しプランから始める
初めて家事代行サービスを利用する際は、長時間の利用や定期的に利用することはお勧めできません。
家事代行サービスは、会社や依頼をするスタッフによっても仕上がりのばらつきがあります。
より自分が納得がいくスタッフを選定するためにも、2〜3時間程度のお試しプランから利用するようにしましょう。
お試しプランを利用することで、サービスやスタッフの質を見ることができます。
それに加えてその会社の対応なども見ることが可能です。
対応の早さや、スタッフとのコミュニケーションにストレスがないか見極めることができます。
あらかじめ室内の様子を写真にとっておく
初めての利用で、家具の破損や盗難が不安な人は、あらかじめ室内を写真で撮影しておくことをお勧めします。
あらかじめ室内の写真を撮影しておくことで、新たに傷ができている箇所や盗難に気付くことができます。
フローリングや壁紙の傷は、「清掃作業をする前から傷がある・ない」のトラブルになることが多いため、未然に防ぐためにも、家事をお願いする場所を撮影しておきましょう。
防犯カメラを設置する
防犯カメラを設置することで、窃盗などの犯罪の抑止力になりますし、盗難や物損事故の証拠として映像が残っていると心強いですよね。
「防犯カメラって高そうだから、そう簡単につけられない…。」という心配は無用です。
最近では、スマホで遠隔操作できて24時間録画可能な安価な防犯カメラもあります。
安く手に入るダミーのカメラでも、犯罪の抑止力という点では十分効果があると思います。
損害賠償保険の有無と適用範囲や限度額をしっかり確認しておく
家事代行サービス会社が損害賠償保険に加入している場合、物損事故などスタッフの過失によって発生した損害に対して、保険で賠償してくれます。
ただし、高額の被害があったとしても際限なく賠償してもらえるとは限りません。
そのため契約時に、損害賠償保険の有無に加えて、その保険の適用範囲(どこまで保証してくれるのか)や限度額についても確認することが必要です。
【対処法】もしトラブルに巻き込まれたら?
デメリットのリスクを回避するための対策を紹介しましたが、気をつけていてもトラブルに巻き込まれる場合はあります。
もし、実際にトラブルの当事者になってしまった時は下記の対処法を参考にしてみてください。
対処法①:家事代行の会社へ連絡する
トラブルが起きた際、まずはスタッフが所属する家事代行の会社へ連絡してください。
担当スタッフへ直接クレームを入れると、更なるトラブルへと発展する可能性もあります。
運営元である会社へ電話し、トラブルが起きた日時・トラブル内容を伝え、解決へ向けて動いてもらいましょう。
対処法②:クーリング・オフ制度を利用する
クーリング・オフは、いったん契約の申し込みや契約の締結をした場合でも、契約を再考できるようにし、一定の期間であれば無条件で契約の申し込みを撤回したり、契約を解除したりできる制度です。
独立行政法人国民生活センター
このクーリング・オフ制度は、無理矢理契約を結ばされた消費者を守るためにできた制度なので、まず利用できるかどうかの確認が必要です。
クーリング・オフ制度については契約書に明記されているため、契約を結ぶ前に確認してみましょう。
対処法③:消費生活センターまたは国民生活センターへ連絡する
消費者生活センター等では、商品やサービスなど消費生活全般に関する苦情や問合せなど、消費者からの相談を専門の相談員が受け付け、公正な立場で処理にあたっています。
独立行政法人国民生活センター
家事代行の会社へ電話しても問題が解決できそうにない場合は、消費生活センターまたは国民生活センターへ電話してみてください。
それぞれのセンターへは電話で相談でき、適切なアドバイスを受けることができます。
【まとめ】賢く活用してゆとりのある暮らしに
いかがでしたか?
家事代行は、確かにデメリットやトラブルもありますが、それらのリスクを回避するための対策をすることで、自分の生活を豊かにしてくれるものです。
負担が減ることで生まれる心のゆとりは、家族の笑顔や幸せに直結します。
賢く活用して、快適でゆとりのある暮らしを手に入れましょう。