夫との会話がなくて、一緒にいてもなんだか寂しくて物足らないと悩みを抱える女性は少なくありません。
夫との会話がない状態がだんだん当たり前となってしまい、夫のことがどうでも良い・嫌いなどの嫌悪感まで抱いてしまうことも…。
- 夫と話しても嫌味ばかりで話すのが嫌になる
- 仕事の話ばかりで、話していてもつまらない
- 会話が続かず、すぐに無言の空間になる
- 夫婦だけで、何もせず一緒にいることが苦痛に感じる
本記事では、旦那と会話がなく嫌いになりそうなあなたに、会話が続かない原因や家族の会話を増やすコツをご紹介します。
会話時間と夫婦の円満度合いは関係している
この記事を読んでくれている方に、まずお伝えしたいことは「会話の重要性」です。
夫婦の会話の時間が長ければ長いほど、円満であると解凍する割合が増加しています。
- 夫と会話が続かない
- 夫との会話がほとんどない
このような状態は、夫婦関係が悪化する原因になると言っても過言ではありません。
そのため、夫婦円満な関係を続けるためには、会話は非常に重要です。
会話なしの夫婦によくあるシチュエーション(漫画)
先日、PaMarryのX(旧Twitter)にも投稿しましたが、会話をしないことに不満を持っている女性は非常に多くいらっしゃいます。
会話をせず、どこでもスマホばかりの夫に不満を持つ妻
よく見かけませんか?
実はこのような姿は、家庭内でも起きており、この会話がない状態に「結婚した意味があるの?」と不満を感じています。
夫と話す機会が減ってしまう原因とは?
今では会話が減ってしまった旦那でも、人と話すこと自体は嫌いではない事がほとんどです。
では、なぜ夫婦の会話が減ってしまったのでしょうか?
今回は、夫婦の会話が減ってしまう原因を4つほど紹介します。
夫が会話をしない理由①:目的がない話が苦痛に感じる
夫(男性)によっては目的がない話の「聞き方(傾聴)」が分からず苦痛に感じてしまう人も多くいます。
妻としては「ただ話を聞いて欲しいだけ」だから簡単でしょ?と思いますが、
夫にとっては、自分の興味が全くない話をずっと聞くことは大変と感じるのです。
妻の話を聞いている時の夫は次のようなことを考えています。
夫が考えていること
- 何についての話だろう?
- この話の目的は何かな?
- どうしたら解決出来るのかな?
- 何を求めて話しているんだろう…?
夫は仕事で目的に向かって結論を出していく世界で平日のほとんどを過ごしています。
そのため、その延長線上で夫婦の話でも相手の目的や意図を考えてしまいます。
そして、妻の話が目的もなく別の話題に変わった時に、「え!?結局何が言いたかったの?」と感じてしまい
「その話のオチは?」など心無い一言をポロッと言ってしまうのです。
妻としてはせっかく話したのにと、ガッカリさせてしまいます。
妻をガッカリさせるぐらいだったら、「話さない方が良いな…。」と会話なし夫になっていくのです。
夫が会話をしない理由②:会話をするネタがない
夫婦での会話の数が減ってくると、だんだんと「妻と何を話したら良いんだろう…?」と会話のネタが分からなくなってきます。
「いつも一緒にいるし、同じような経験をしているから話すこともない」
実はこんな悩みをもつ男性は少なくありません。
仕事のことであればイキイキと話すことはできますが、妻にとっては退屈でつまらないものと感じています。
そのため、妻が興味を持って話を聞いてくれるようなネタが見つからず、結果として会話の量が減ってしまうことがあります。
夫が会話をしない理由③:静かにそっとしておいて欲しい
昼間、仕事をバリバリこなしている夫は、そのギャップで
家に帰ったら静かにゆっくりしたい人も少なくありません。
そのため、ぼーっとテレビを見たり、一人趣味の時間に没頭する時間が欲しい事があります。
妻が話を振っても、「分かったよ〜。」など気の抜けた返事ばかりになってしまうことも。
また、仕事で答えを出さなければいけない、アイデアを求められている時には、帰宅後や休日でも余裕が持てないものです。
夫婦できる会話を増やす対処法
しばらく時間が経ってから「急ぎの用事は落ち着きそう?」と声をかけると、
妻は何でもお見通しだなと夫は感じやすいです。
やっぱり自分のことを一番分かってくれるのは、妻だなと一目置くようになります。
この時には穏やかに労うように伝えると、夫の心に寄り添うことができるでしょう。
夫が会話をしない理由④:休日でもスマホばかり
会話レスの夫婦に多いのが、休日でもスマホばかりを見て会話をする機会が減ってしまうことです。
スマホ1台で何でもできる時代となってきており、スマホに依存してしまう夫も少なくありません。
旦那にとっては、夫婦の会話の時間よりスマホをいじる時間の方が優先順位が高くなってしまっている恐れがあります。
夫に話しかけても、返事をする時すら、こちらの顔を見ずスマホの画面をじっと見て、空返事ばかりだと「話しても無駄だな。」と諦めてしまいます。
夫と会話をしたくないと妻が感じる3つの原因とは?
結婚当初は、毎日2時間以上も会話の時間を作っていた家族でも、段々と忙しくなり、そもそも夫と会話をしなくなってしまう事があります。
家庭によって会話が少なくなる原因は様々あります。
次のようなケースが積み重なる事で夫婦の会話が減ってしまう傾向があります。
妻が夫と会話しなくない原因①:夫の些細な一言
夫にとっては些細な一言であったとしても、相手をひどく傷付けてしまう事があります。
特に男性の場合、物事を端的に伝え、言葉足らずになってしまう事があります。
普段の食事の味付けにも薄いや濃いなど夫は、素直な感想をついつい言いがちです。
それ以外にも妻が髪型を変えても気付くことはなく「太った?」など
デリカシーのない一言を妻にボソッと呟いてしまうことも。
このような事があると、女性としては「夫のために頑張ってやっているのに…。」
など落胆して会話をしたくなくなってしまいますよね。
しかし、鈍感な男性は妻がなぜ怒っているのかも分からず、「何で怒ってんの?」「なにその態度?」
など夫側も不貞腐れて、口数が減ってしまいます。
妻が夫と会話しなくない原因②:「でも・だって・どうせ」など否定から入る
家族としてずっと一緒にいると、最低限の礼儀や会話のマナーを蔑ろにしてしまう事があります。
亭主関白の男性が未だにいるように、夫が妻を下に見ているような発言をしていることも。
そのような男性の場合、妻の言っていることを素直に受け入れる事ができず、
何かと「でも、〇〇だと思うよ」「どうせ〇〇でしょ?」など否定から話に入りがちです。
自分の意見を否定ばかりされる人とは、そもそも会話をしたいと思わないですよね。
次のような否定的な言葉を自分の夫が使っているか確認してみましょう。
会話の否定語チェック
- でも
- だって
- しかし
- どうせ
これらの言葉が口癖になってしまっている場合は、要注意です。
妻が夫と会話しなくない原因③:夫に話しかけると「結論は?」と言われる
男性脳と女性脳という言葉があるように、男女で話し方に特徴があります。
妻は「今日の出来事に共感して、ただ聞いて欲しいだけ」にも関わらず、
夫は「妻が何か目的があって話しかけている」と考えます。
その結果、妻の話の途中に「結局何が言いたいの?」「結論から言って欲しい」など一言。
この一言に女性は、カチンと来て「もういいや。」と会話するの意味がない。と感じてしまいます。
仕事では、結論から話すことは大切かも知れません。
夫婦の会話まで仕事モードを持ち込んでしまうと旦那の一言が喧嘩の火種の原因となり、会話なしの仮面家族になってしまうケースもあります。
夫婦の会話がレスになった時の体験談
では、夫婦の会話がなくなった時というのはどのような時でしょうか。
実際に、会話が減ってしまった夫婦の意見を参考してみましょう。
夫の妻と他人との接し方のギャップに気がついた時
夫は義母の前だとイキイキとします。
そして多弁になります。結婚前夫の両親に挨拶するため手土産を選んだとき、義母が大好きな和菓子を買うと言い通した時に気づくべきでした。
義母さえそこにいれば甘えていつまでもお酒を飲んでいるのも普段の様子とは違いすぎてどん引きして会話する気が失せました。
すぐ怒る夫に諦めた
私が夫を無視しています。本当に夫にはうんざりです。
自分の思うような反応がないと怒る。全てが全て思い通りに行くわけないのに。
余りにも、何にでもイライラ・不機嫌な態度などで会話することをやめました。
(30代女性)
スマホばかりな夫
うちもそうです。スマホが恋人というかSNSが恋人状態です。お金があったら離婚したい…
PaMarryコミュニティ
今は出産も近く私自身働けないし体調も良くないので身動き出来ない状態なので余計辛いです。
夫婦の会話を増やすために出来る4つのこと
夫婦間でも男性と女性とで些細なすれ違いがキッカケで【会話なしの仮面家族】になってしまう事があります。
このような関係性になってしまう前に、「夫婦の会話を増やすためにできる事」を学んでみましょう。
夫婦の会話を増やすコツ①:「相づち(さ・し・す・せ・そ)」を活用する
実は相づち一つで、聞き手上手な妻になる事ができます。
「さ・し・す・せ・そ」が頭文字の相づちを会話の中に入れ込むだけで、
夫(旦那)は「僕の話を聞いてくれるなんて良い人なんだ!」と感じやすくなります。
ビジネスなどでも活用される相づちですが、家庭においても応用可能です。
ぜひ一度、次の「さ・し・す・せ・そ」の相づちを活用してみましょう。
会話を増やす相づち
- さ:「さすが!」「最高」
- し:「信じている」、「知らなかった!」
- す:「すごいね!」「素敵」
- せ:「センスいいね!」
- そ:「そうなんだ!それで」
これらの言葉、心理学でも効果が実証されている相づちとなり、相手から自然と会話を引き出す事ができます。
相手の「話を聞いて欲しい」心を刺激する事で、安心できる存在だと思わせる事ができますよ。
夫婦の会話を増やすコツ②:オーバーリアクション気味に反応する
夫の反応に対しては、少し意識をしてみましょう。
でもいつも顔色を窺うのは辛いですよね。
このため少しチェックする程度で十分です。
会話中に笑顔になり楽しそうにしているとしたら、同じ話題を続けるようにしましょう。
「なるほどー!」のように少し大きめのリアクションを取ると、更に会話が盛り上がるのです。
でもあまりオーバーになると、突然しらけてしまうというケースもあるのでこれについては加減をしたいですね。
夫婦の会話を増やすコツ③:ソッと行動で優しさを伝える
仕事などで追い詰められ心に余裕がない事があります。帰宅後に疲れているとしたら、労いの言葉をかけましょう。
「お疲れ様。温まってね」などのように伝えて、お茶を淹れてあげるなど。
心が和んで夫から話をしてくる可能性があります。
今日も頑張ったという思いを持っているのに、妻がクールに接すると寂しくなる場合もあるかもしれません。
でも労ってくれるとしたら、とても満たされた気持ちになりますし、会話がない状態が続いたとしても、このような些細な行動で「相手を思いやる気持ち」は伝わります。
このような小さな積み重ねが、お互いの嫌いな感情なども緩和してくるキッカケになりますよ。
夫婦の会話を増やすコツ④:お互いの趣味や好きなことの話題を話す
お互いの趣味については、夫婦としては把握しておきたいところです。
趣味や好きなものについての情報を得るのも必要ですが、あまり無理することはなく質問をしてみるようにしたいですね。
例えば「〇〇選手ってどこの出身?」のように、夫の好きな野球チームの選手のことを聞いてみるのもいいでしょう。
スポーツ、ゲーム、音楽など好きなものは色々とありますよね。
この中で質問しやすい内容を伝えるようにすると、熱く語れるチャンスが来たと張り切る夫は多いのです。
自分の得意なジャンルのことを人に教えるのが好きな男性は多いので、質問をされると嬉しくなるケースもあるでしょう。
自分のことを受け入れてくれる妻には、夫は会話をしたくなってしまうものですし、
「相手の話も聞かなくちゃ」と自然と旦那の聞く姿勢を作り出す事ができます。
夫婦でいることが「つまらない・疲れた」と感じてしまった時にできること
これまで、様々な努力を続け、なんとか家族の関係性を保とうと努力してきた妻ですが、何も改善の見込みがなく、嫌いになってしまった場合はどのような対処法があるのでしょうか?
対処法①:真剣に話す事ができる場を作る
まずは、夫婦の現状に改めて危機感を持つ事が大切です。
これからも夫婦ともに生活する上で、何気ない会話は非常に大切です。
今一度、夫婦で話し合いの場を作り、お互いが感じていることを真剣に話しあう場を設けましょう。
その時に、ヒートアップしないように、次の事は意識することをお勧めします。
夫と会話をするときに意識すべきこと
- どんな事があっても途中で話を遮ることはせず、相手の話を最後まで聞く。
- 違うと思ったことでも、否定はせず自分の中で噛み砕いてから発言する。
- 否定から入らない。
お互いどこか不満があるのかを知るためには、一度相手の言い分を受け入れる必要があります。
大変な事かもしれませんが、チャレンジしてみる価値はありますよ。
対処法②:少し距離を開ける
夫に余りにも理解してもらえない場合は、一度冷静に夫婦で一緒に生活することの大切さを再認識させる意味合いも込めて、一度実家に帰り、距離を開けてみることも効果的です。
そうすることで、妻は安心できる実家でゆっくりすることが出来ますし、夫は改めて妻がいない寂しさを身に沁みることが出来ます。
対処法③:匿名で相談してみる
会話が全くない仮面夫婦状態になってしまった時、家庭の事情を友人や親族に中々相談出来ずにどうしたら良いか分からず一人追い詰められてしまうケースも少なくありません。
そうなる前に、同じような境遇や立場の人に匿名で相談して見ることも一つの手です。そうすることで、様々な解決法を知ることが出来ますよ。
夫婦間トラブルや円満のヒントに特化した掲示板(コミュニティサイト)などを活用してみてください。
まとめ
いかがでしょうか?
本記事では、旦那と会話がなく嫌いになりそうなあなたに、会話が続かない原因や家族の会話を増やすコツをご紹介いたしました。
夫との会話がなくなる原因には様々なものがあります。
例えば帰宅後に疲れているのに「聞いて聞いて!今日こんなことがあってね」と伝える妻もいますよね。
でも心の余裕がない場合には、これが苦痛になってしまうケースもあるのです。
このため「この話は今度にしよう」「休日にでも話そう」と配慮をするのも必要かもしれません。
会話を増やすヒントもご紹介していますのでぜひ実践してみてくださいね。