付き合ってる頃の夫は、服装も気にして・髪型もワックスなどで整えて綺麗な格好をしていました。
しかし、結婚して数年たった夫の姿はどうでしょう。
- 家では、1日中パジャマのまま、ソファでダラダラ
- 脱いだら脱ぎっぱなし
- 開けたら開けっぱなし
- 外に出かけるときは、いつも同じ服
- 髪型も気にしない
- 時間にもルーズ
- 妻との約束もすぐに忘れてしまう
このように、結婚して安心感を得た男性は、妻に甘えてどんどんだらしなくなる傾向にあります。
子供でも出来ることが出来ない今の夫を見ると気持ちが冷めてしまう時もあります。
本記事では、結婚後、だらしなくなってしまった旦那の特徴を5つ紹介すると共に、怠けた夫に対して上手に喝を入れる方法をご紹介します。
結婚を機に、旦那がだらしなくなった理由について
付き合っているころの旦那は、「だらしがない」と言った印象がなく、むしろキッチリしている印象だった人も多いのではないでしょうか。
結婚して数年後、付き合っていた当初の清楚感溢れる面影はまるでなく、いつもパジャマ姿なだらしない夫となっていきます。
実は、夫がだらしなくなった理由に妻が原因であることもあります。
なぜ夫は結婚を機に段々とだらしない夫へと変身してしまったのか、理由を知ることで怠けてしまった夫を上手に動かすことにつながります。
夫がだらしなくなった理由
- 妻に甘えることができる
- 自分がやらなくても、妻がやってくれる
- 結婚をしたことで、安心しきってしまっている
- 妻は自分の元から離れないという自信
独身時代は、自分の代わりに料理・洗濯・片付けなどしてくれる人はいませんでした。
そのため、必然的に自分が動かなければいけません。
しかし、結婚をして妻という存在が現れることで、自分がやらなくても妻がやってくれるという心理になってしまう男性もいます。
その結果、だんだん妻に甘え始めて自分では何もやらないだらしない夫が出来上がるのです。
よくある〝だらしない夫〟の5つのタイプ
おそらく、夫のことをだらしないと感じる妻は、毎日夫の世話ばかり焼いて、疲れ切っていますよね。
夫がだらしないということは、あなたの仕事が大幅に増えることを意味しています。
旦那を放っておくと、あっという間に家の中だけでも生活できない空間になってしまいます。
そんなだらしない夫の特徴には5つの共通点がありますので紹介していきます。
だらしない夫の特徴①:〇〇したまま、つけっぱなし、片付けない
- 脱いだら脱ぎっぱなし
- エアコン・暖房はつけっぱなし
- テレビも見てもないのに付きっぱなし
- 電気をつけっぱなしで寝ている
- 缶ビールを飲んだら朝までそのまま放置されている
このように、だらしない夫は自分がやったことに対して、片付けることが出来ません。
夫が脱いだ靴下を触りたくもないですが仕方なく妻が片付けたりなど、夫の分まで片付けをする羽目になってしまいます。
そんな夫に諦めて、寝たのを見計らってテレビや電気を消すと「見てるんだから消すな!」と怒り始めることも…。
「いやいや…思いっきり、いびきかいて寝てましたけど?」
仕方なく「ちゃんと消してから寝てね」と言い残し部屋を後にしますが、朝起こしに行くと案の定すべて付けっぱなしなんてことも日常茶飯事です。
だらしない夫の特徴②:お金にルーズになる
自分が多少お金にルーズになっても妻が何とかしてくれると考えている夫に多い特徴となります。
独身時代は、全て自分でお金を管理必要があるため、貯金残高がどのぐらい残っているから飲み会に行ける、趣向品を買えるなど判断していました。
しかし、結婚をするとその管理を全て妻が一任してくれる家庭も少なくありません。
そうなると、夫が家計のお金の状況を把握することがないため、「このぐらい使っても大丈夫だろう。」という考えが段々とエスカレートしてしまいます。
その結果、月末にクレジットカードの明細を見ると、余計なものばかりを買って家計を圧迫してしまうこともあるのです。
だらしない夫の特徴③:時間にルーズになる
時間にルーズな夫は、「約束した時間に家を出た」なんてことも頻繁にありうんざりしてしまう妻も多いそうです。
それもそのはず。
だらしない夫は約束時間に対して、用意のスケジュールが適当であるため、間に合わなくなってしまいます。
キチンとした旦那の場合
- 子供の準備
- 自分の準備にかかる時間(髭剃りや着替え、髪の毛のセット)
- 妻の準備にかかる時間(お化粧・髪の毛のセット・洋服選び)
- 約束場所までの到着時間
これらを前日までにしっかりと考えて、逆算して行動しています。
しかし、時間にルーズでだらしない夫は、当日の朝にこのぐらいから準備すれば大丈夫など、その場その場で考えて行動します。
気づいたら約束時間ギリギリとなってしまい、妻も慌てて準備する羽目になるのです。
だらしない夫の特徴④:約束をすぐに忘れる
だらしない夫の特徴の4つ目として、約束をすぐに忘れてしまうことです。
妻と約束をしたとしても、すぐに忘れてしまい「そんな約束してない。」など逆ギレしてしまうこともあります。
それもそのはず。
会話の時に携帯をいじっていたりダラダラ生活している夫は、妻の話を聞いているようでほとんど聞いていません。
その結果、約束した2〜3日後には忘れてしまい何度も伝える羽目になります。
他にも、2人の約束で「お互いの誕生日はプレゼントを贈り合おうね」なんて約束していても、数年後には覚えていません。
約束などにだらしない夫は、家族との約束を守れないだけではなく、友人との約束も平気で忘れてしまいます。
だらしない夫の特徴⑤:整理整頓ができない・清潔感がない
だらしない人の特徴と言えば「整理整頓」ができないことでしょう。
自分の机やカバンの中が、見るも無残な状態になっていて清潔感が欠けてしまいます。
そのため、「あなたの洋服はこの収納を使ってね。」と管理させたとしても、中がグチャグチャで収納箱に入り切らずに、洋服がはみ出してしまうこともあります。
整理整頓ができないからと、妻が掃除しようと部屋に入ると「置いている場所が分からなくなるから辞めて」と夫なりに、定位置があるようで、満足に掃除もさせてくれません。
また、だらしない旦那は「捨てることが苦手」です。
- 飲み終わったペットボトルを何十本も部屋の中に並べている
- 着ていた服や下着を床に散乱させておく
- サイズが合わなくなり着ないような服を取っておく
このように「いつか使うかもしれない」「そもそも片付けることが面倒臭い」などを理由にものを溜め込む癖があります。
だらしない夫に困った時の対処法について
これまでだらしない夫の特徴についてご紹介しました。
こんな怠けた夫に対して、「ちゃんとしてよ。」「片付けしてよ。」など何度も何度も伝えてきたことでしょう。
しかし、夫は全く学ぶことがなく同じことを繰り返してしまいます。
ではどのように対処することで、だらしがない夫を変えることができるか解説します。
結婚後、夫がだらしなくなった時の対処法
結婚するまでは、しっかり出来ていた夫が、段々とだらしなくなっているのであれば、それは「妻に対して甘えているから」怠けているのです。
- 夫の仕事が大変だと思って、必要以上に家事をやってしまう
- 夫がそのまま残したものを何も言わずに片付けてしまう
- 何だかんだ、夫に頼まれたことをやってしまう
このように甘えることができる状態だと、段々と夫も怠けてしまいます。
自分でやったことは自分で片付けができるようにある程度、放置したり家族の約束事を決めていくことも大切です。
対処法
- 夫に、自分で使ったものは、自分の場所に戻すように伝える。
※)可能であれば、なぜ夫に片付けをして欲しいのか理由を伝える。 - 片付けができないのであれば、夫が出したものは全て、夫のスペースに移動する。
- 家族ルールとして、細かく役割分担をして片付ける意識づけをする
片付けができない旦那への対処法
やりっぱなし・片付けができない旦那は、言い換えると「使ったものを決められた場所に戻す行為」ができない旦那となります。
このような旦那の特徴は、ある目的(例えば、ビールを飲む)が達成されると、後処理をする前に、次の目的(やりたいこと)を考えます。その結果、片付けることを忘れてしまいそのまま放置してしまうのです。
通常は、目的→達成→満足→後処理→目的と自然となります。
しかし、片付けができない人は、「目的→達成→満足→目的→達成→満足」と自分が満足したら、後処理をせずに次のことを考えてしまう傾向にあります。
このように、だらしない夫は、楽しいことや自分のやりたいことを中心に考え、片付けなどは後回しにしがちです。
具体的な対策
- 片付けができていないことを伝えて、家族の片付けのルールを作っていく。
※)ルールは妻が先導して決めるのではなく、夫に自分なりの片付けルールを作ってもらう。
自分で決めることで妻に言われたから仕方なくやっているという感情が薄れます。 - 片付けのルールは、目に入りやすい場所に設置する。
- 守られるかどうかを確認して、守られていない場合のみ注意をする。
普段から「片付けよね。」と注意するよりも、夫に片付けのルールを決めてもらうだけでも、だらしない夫を変えることが出来ます。
- 妻に言われるから仕方なくやっている
- 妻がうるさいからやっている
これまでの夫は妻に言われたから仕方なく片付けをやっていました。
しかし、自分でルールを決めることで、自己責任の意識で片付けを行うことが出来ます。
夫婦の片付けルールを決める時も妻が決めるのではなく、旦那が作ることが非常に大切となります。
片付けられない症候群(ADHD/ADD)の可能性もある
これまでだらしない夫の特徴や対処法について解説してきましたが、どんなに頑張っても改善することが出来ないケースもあります。
その場合は、片付けられない症候群とも呼ばれるADHDなどの可能性も考えられます。
ADHDとは注意欠如多動症(ちゅういけつじょたどうしょう)を意味し、「不注意」「多動性・衝動性」の大きく2つの症状がみられる発達障害のひとつです。
もしかしたら夫もADHDかも?と疑われるようであれば、ぜひ下記の記事も参考にしてみましょう。
参考記事:
【医師監修】ADHD夫のトリセツ | ADHD夫と幸せに暮らすコツ
まとめ
本記事では、夫が結婚後〝だらしなくなった〟理由5選と怠けた旦那を上手に動かすタイプ別対処法について解説しました。
だらしない夫になってしまうと、やったことに対する注意だけでは改善することが難しいケースも多いです。
そのため、しっかりと夫婦のルールを定めて、上手に付き合うことが大切です。
ぜひ、夫のだらしなさを改善できるように頑張ってみてはいかがでしょうか。
また、このような夫婦のお悩みを相談できるコミュニティも用意していますので合わせて活用くださいませ。