【疲れた】仕事を辞めたいけど、家族に言えない…。会社を辞めたい時の対処法や注意点

【疲れた】仕事を辞めたいけど、家族に言えない…。会社を辞めたい時にできる対処法
  • 今の仕事を辞めたいけど家族に言えないで困っている…。
  • やりたいことがあって、別の仕事へ転職したいけど家族に心配をかけるから言えない…。
  • 家族に言わないでこっそり辞めても大丈夫だろうか…?

このように今の仕事に何かしらの不満を感じていたり、他のやりたいことをしたいため、仕事を辞めたい!!…。けど、家族に打ち明けることができずに悩んでいる男性は少なくありません。

特に、20代後半から40代までの男性は自分で新しいことにチャレンジしたいと感じやすい年齢でもあります。

本記事では、仕事を辞めたいけど、家族に中々言えずストレスを感じてしまっている男性に向けて、より穏便にかつ、自分の家族も納得した形で進めることができる方法をご紹介します。

目次

仕事の悩み(辞職や転職)を全て家族に話さなくても良い

仕事を辞めたいなどの悩みを全て家族に話さなくても良い

まずは、結論をお伝えすると、「仕事を辞めたいことを無理に家族へ話す必要はありません。

仕事を辞めたい気持ちだけが先行してしまっている時は、むしろ話さない方が良い場合もあります。

けど、心のどこかで以下のように家族だから伝えないといけないと考えている人もいるかもしれません。

責任感が強い男性の心理
  • 家族だから、全てを話さないといけない。
  • 家族には、全て気持ちを打ち明けないといけない。

こういった考えは家族思いで非常に良い父親です。

しかし、素直に伝える必要がない場合や、伝えない方が良いケースも中にはあるのです。

決して妻に嘘をついていたり、騙している訳ではありません。

急いで話すのではなく、自分の中で整理がついて、話せるタイミングが来たら経緯を順序立てて説明していくことをお勧めします。

「仕事を辞めたい」とだけ、伝えると家族を不安にさせるだけ

身近で大切な存在は、あなたのことや家族のことを一番に考えています。
むしろ、安易に仕事を辞めたいと話してしまうと、家族を心配させるだけです。

父親が「仕事を辞めたいんだよね…。」と安易に伝えてしまうと、家族は以下のような考えを持ちます。

  1. 仕事で辛いことがあるのかな?
  2. 仕事を辞めた後、今の生活を続けられるのかな?
  3. もしかして、今の会社で転勤とかあるから辞めたいのかな?
  4. 辞めたら子供の教育費大丈夫かしら?

あなただけでなく奥様の心理状態まで不安な気持ちを抱かせてしまう恐れがあります。

話す前に情報を整理して「本当に仕事を辞めても大丈夫か?」など家族に話す段階にする準備を行っていきましょう。

夫はなぜ何度も転職を繰り返すの?仕事が続かない旦那を妻が支える方法

「仕事を辞めたい」にやってはいけないNG行動

妻子持ちの父親が仕事を辞める上でのNG行動

家族がいる状態で転職や仕事を辞めることは、もうあなた一人の問題ではなく、家族も大きく関係します。

そのため、これから紹介するような行動は、家族のことを考えても行わない方が良いでしょう。

NG行動①:転職先が決まっていない段階で勝手に仕事を辞める

NG行動①:転職先が決まっていない段階で勝手に仕事を辞める

一つ目のNG行動は、転職先が決まっていない段階で勝手に仕事を辞めてしまうことです。
家族がいる状態で、収入が全くなくなってしまうことは非常に危険です。

今の時代は転職をすることが当たり前の世の中です。
現職に勤めながら以下のことを確認して転職活動を行うようにしましょう。

会社や同僚などには、転職活動をしていることは伝えないようにし、終業後などに、隠密に行いましょう。

〝家族のために転職〟結果は後悔ばかり…。失敗から学ぶ転職のコツとは?

NG行動②:家族にも相談せず、無断欠勤をする

NG行動②:家族にも相談せず、無断欠勤をする

仕事を辞めたいと感じている男性がやってはいけない行動の2つ目として、家族にも相談せず無断欠席を繰り返すことです。

無断欠勤をしてしまうほど、精神的に追い込まれている状態であれば、素直に話して家族に支えてもらうことも大切です。

会社にも行きたくないほど追い込まれている状態であれば、心療内科などに相談することで休職することも可能です。

重度のうつ病や、適応障害になってしまうとその後の社会復帰までに時間がかかってしまうことが多いです。
そうなる前に、辛い状況を専門家や家族に相談して、正しい理由で会社を休むようにしましょう。

病院の診断が出ているのであれば、休職をしている間でも傷病手当金を保険でもらうことができます。

傷病手当金は、給料(標準報酬月額の平均)の3分の2にあたる金額を、最長で1年6か月間受け取ることができます。

その間に、気持ちを整理して今の仕事を継続するのか、転職して新しい仕事をするのか考えておきましょう。

NG行動③:辛い気持ちを我慢し続ける

NG行動③:辛い気持ちを我慢し続ける

家族に話せないからと言って、辛い気持ちを我慢しながら仕事を続けることは体にとって大きな負担になります。

それであれば、まずは仕事を辞めたいという意志を伝えずに、「仕事が辛い理由や職場で自分が置かれている状況」を話を聞いてもらうことをお勧めします。

家族であれば、あなたを責めることはしません。

「会社で辛いことがあったんだけど聞いてもらっても良い?聞いてもらうだけでも楽になりそうなんだ。」など伝えて奥様と二人だけでゆっくり話して気持ちを落ち着かせて、自分の将来の方向性を考えるきっかけにしましょう。

仕事に疲れ切ってしまい、仕事を辞めたい時の対処法

今の仕事に疲れ切ってしまい、仕事を辞めたい時の対処法
  • 会社に行くことが疲れた
  • 仕事を辞めたい
  • 仕事が辛い

こんな状態になり、仕事を辞めたい時にどのような対処法が良いとされるのでしょうか。

その1:仕事を辞める前に転職活動を行い、新しい職場を見つける

その1:仕事を辞める前に転職活動を行い、新しい職場を見つける

本当に今の仕事が限界で辞めたい状態になる前に、転職活動を行うことをお勧めします。
転職活動自体は今の会社に勤めながらでも無料でできますし、悪いことではありません。

  1. 今の仕事の何が辛いのか?
  2. 次の仕事先に求めるものは何か?
  3. どんなキャリアを構成していきたいか?
  4. 次の仕事はどんな事をしたいか?

これらの仕事に求める条件をしっかりと整理して、次の転職先を探し始めましょう。

在職中に転職活動をするメリット・デメリット

メリットデメリット
前向きに行動するため、気持ち的に楽になるプライベートの時間が減る
自分の市場価値がわかる選考スケジュールが組みにくい
今後のキャリアプランを考えるきっかけとなる入社日が決まらず採用見送りになるリスクがある

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その2:仕事を辞めても、問題がない「資格やスキル」を取得する

その2:仕事を辞めても、問題がない「資格やスキル」を取得する

転職する上で、より良い給与や待遇を求めるためには、転職に有利な資格やスキルを身につけることも大切です。
仕事を辞めても職に困らないような状態が理想的ですよね。

その状況を作るべく、今の仕事を行いつつスキルアップをおこなっていきましょう。
転職する上で、または副業として別の収入の柱を作る上で、お勧めな資格やスキルを一部紹介します。

副業による一定の収入を得る

  1. ブログやYouTubeによる広告収入
  2. アフィリエイト収入
  3. Webライター
  4. プログラミング

最近では、個人でもお金を比較的稼ぎやすい時代になってきました。
自分の趣味や役立つ情報をインターネットで配信するだけでも、収益を得ることができます。

年収や就職に有利になる資格

  1. TOEIC試験
  2. ファイナンシャルプランナー(FP)
  3. 司法書士
  4. 行政書士
  5. 宅建士
  6. 中小企業診断士
  7. 医療事務
  8. 登録販売者
  9. MOS
  10. MBA

転職により年収を増やしていきたいのであれば、以上のような資格を取得することをお勧めします。

基本給だけでなく、資格給など手当をさらに貰えることがあります。

「仕事を辞める」ことを家族へ伝える時の注意点

「仕事を辞める」を家族へ伝える時の注意点

いきなり仕事を辞めることを家族に伝えてしまうと、びっくりしてしまいますよね。

あなたの中で仕事の辞めたいという気持ちが固まり、家族に伝えるときは以下のことを注意しながら伝えるようにしましょうね。

仕事を辞めた後のビジョンを明確に伝える

仕事を辞めた後のビジョンを明確に伝える

最も大事なのは、仕事を辞めた後にやることを明確にしているかです。
単純に辞めるだけでは、今後の生活に不安しか残りません。

それではなく、しっかりと将来のビジョンをイメージさせてあげましょう。
具体的には、以下のことを確認していきましょう。

  • 仕事を辞める理由
  • 今の仕事を辞めた後の生活について
  • 転職後の働き方イメージ

仕事を辞める理由や経緯について

なぜ、今の仕事を辞めたいのかこの理由を明確に家族には伝えてあげましょう。

伝えるときは、包み隠さず全て家族には話すことで今後の信頼関係の構築にもつながります。

  • 仕事環境(人間関係・仕事内容・待遇など)
  • 心境について(辛い気持ちや、今の精神状態について)
  • いつから辞めたいと思っていたか

今の仕事を辞めた後の生活について

次に仕事を辞めた後にどうしていくか?も家族に共有していきましょう。

家族は夫が仕事を辞めること自体に否定的ではなく、その後の生活が不安だからこそ「仕事を辞めないでほしい」と感じるのです。

それであれば、前述したような資格やスキルを所得するなどをして、今の仕事を辞めた後のビジョンを家族にも伝えてあげることで不安を取り除くことができます。

転職後の働き方のイメージ

もし、現段階で転職先が決まっているのであれば、転職後の夫の働き方がどのように変化するか家族に伝えるようにしましょう。

  1. 労働時間の変化
  2. 休日について(シフト休・固定休)
  3. 業務内容について
  4. 月の残業時間について
  5. 出張や転勤はあるかどうか

仕事を辞めたいけど、怖くて職場に切り出せない時の対処

仕事を辞めたいけど、怖くて職場に切り出せない時の対処

家族にも仕事を辞めたい意向を話したけど、職場には怖くて言えない、「退職したいと伝えたら、同僚や先輩との関係が悪くなりそうで怖い」などストレスを感じてる人も多いと思います。

しかし、人の目や気を遣ったところで、自分のやめたい気持ちを我慢してフラストレーションが溜まるばかりです。
「退職したいのに辞められない」そんな時の対処法をご紹介します。

今の会社に不利益にならないように退職を進める

なかなか、退職したいことを会社に伝えることができず突然、退職をする人が中にはいます。

しかし、それをしてしまうと会社としてもあなたにとって良い印象がなく対応が悪くなってしまいます。

会社の不利益にならないように、退職をする時こそしっかりと順序立てて行う必要があります。

  1. 会社規約に記載されている退職の申し出日を確認する
  2. 退職しても問題ないように、今の自分の仕事を完了させる
  3. 引き継ぎ事項を確認して、しっかりと行う

職場環境を悪化させないためにできる対策

職場環境を悪化させないためにできる対策

退職願いを出してから、会社を辞めるまでに平均1ヶ月ほどかかる場合が多いです。

この1ヶ月間をストレスを少なく生活するためにも以下の対策を行うことをお勧めします。

その1:退職の意思を伝えるのは上司のみ

職場環境を悪化させないための対策として、辞めることは上司にだけ伝えて、同僚にはギリギリまで知らせないようにしましょう。

また、自分が退職することで仕事に影響がある人以外には伝えてほしくない旨を伝えることをお勧めします。
会社としても、連鎖的に社員が辞めることを防ぐためにも、隠密に手続きを進めたいはずです。

辞めるギリギリまで、働きやすいようにするためにも退職したいことは、上司にのみ相談するようにしましょうね。

その2:退職理由を事前に考える

退職をしたいと上司に伝えた時に、仕事を辞めたい理由を聞かれた上で、引き止められることがあります。
そのため、なぜ今の仕事を辞めたいのか具体的な理由を考えておきましょう。

退職理由は、「理由をそのまま伝えない」ことが重要なポイントです。

しかし、退職する理由を嘘をつくことはお勧めできません。

本音と建前を使い分けてしっかりと会社も納得するような理由をお伝えしましょう。

退職する上でよく使われる参考例

  • 給料が安い(本音)
    →給料の高い仕事をしたい→新しい仕事にチャレンジしたい(建前)
  • 残業が多い(本音)
    →早く帰って、家族と過ごしたい→仕事の効率化を図り、自分の能力をもっと活かしたい(建前)
  • 人間関係が嫌だ(本音)
    →気兼ねなく働ける職場で働きたい→自分のライフスタイルに合った職場環境で働きたい(建前)

まとめ

本記事では仕事を辞めたいけど、家族に言えない…。会社を辞めたい時にできる対処法について解説しました。

仕事を辞めたい悩みを持つものの、家族に打ち明けて良いものかどうか悩んでしまう人も少なくありません。

その場合は、無理に家族に仕事を辞めたいことを打ち明ける必要はありません。

自分の中で、仕事を辞めた後のプランなどがしっかりした後でも良いです。

自分が話しても良いなというタイミングで包み隠さず話すことで、妻も納得する形に進めることができます。
ぜひ本記事を参考に実践してみてくださいね。

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この記事を書いた人

PaMarryの編集部です。
編集部のメンバーは全員既婚者であり、かつ子供がいる家庭となります。
夫婦関係・育児・子育てにまつわる「あるある」「なるほど!」な記事を書いています。
ぜひ、夫婦問題の解決、子育て・育児のヒントにご活用ください。

『編集部管理者』
馬鳥 亮佑
ファザーリンクジャパン所属
https://fathering.jp/papafiles/common/20211206_batori.html
クーミル株式会社 代表取締役
https://coomil.co.jp/

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