こんにちは!パマリー編集部のミソノです。
今回は私の両親の事例をもとに記事を書きました。
めちゃくちゃキレやすい父と30年も一緒に暮らし続けた母に、いまだから聞ける話を色々語ってもらいました〜!笑
聞いた内容をもとに、心理学、精神医学、世論調査などと照らし合わせながらまとめました。
- ちょっとしたことで旦那がキレる
- 毎日のように夫婦喧嘩をしている
- 夫の怒りに触れないように怯えている
という方はぜひ参考にしてみてください!
「自分の思い通りにならないからキレる」とか「落ち着くまで距離を置く」などの抽象的な原因や対処方法ではありません。
実体験をもとにしているので、さらに具体的な内容になっています。
すぐキレる父と30年間も暮らしてきた母は、
最終的にどうなったか‥
気になる方はぜひ最後までご覧ください。
すぐキレる旦那の心理や原因7選
「なんでそんなことで怒るの?」「ほんっと、短気!」とうんざりしている人へ、
まずはキレやすい人の心理状態や原因を7つ紹介いたします。
母曰く私の父がこれら全てに当てはまっていたようです。。なんとまぁ。。
キレる旦那の心理その1:女性として見れず、優しくできない
まずはこちらのグラフをご覧ください。↓
出産を機に妻の旦那に対する気持ちが冷めていくグラフ
出典:ベネッセ教育総合研究所が配偶者への愛情の変化を追った2011年の調査
出産後、旦那が妻のことを女性として見れなくなっていく原因の1つは、妻の気持ちが旦那から離れていくためです。
結果として、旦那は付き合っていた時や、結婚当初のように妻に気遣いすることはなくなり、遠慮なくブチ切れるようになっていくのです。
もちろんこれは妻側に責任があるのではなく生理現象なので仕方がないと言えます。
キレる旦那の心理その2:実は根が臆病
心理的にキレやすい人、怒る人というのは臆病である傾向にあります。
これは、臆病な自分を隠すために、自分よりも弱い立場の人にすぐ怒鳴ったりすることで、自分の威厳を保とうとしているから。
生まれつき臆病な人もいますが、育った環境や過去のトラウマが旦那を臆病にさせているのかもしれません。
あなたの旦那さんはどうですか?
キレる旦那の心理その3:打ち明けられない不安や悩み
妻に打ち明けられない不安や悩みを抱えている場合に、「俺はこんなに大変なのに・・」という気持ちから、言えないもどかしさでキレるということがあるようです。
特に男性の場合仕事の悩みなどが、言いたくても言えない。という状況に陥りやすいです。
また、女性関係やギャンブル、借金など後ろめたいことがあるときも同様に、言えないもどかしさとストレスで妻に当たり散らかす人は多いです。
キレる旦那の心理その4:こだわりが強すぎる
細かい性格の人や、こだわりが強い人は、それが妻に理解されない時や否定されたときにキレます。
妻自身はそんなつもりはなくても、本人は否定されたと感じることでキレるのです。
例えば、「いつも使っている物がない」とか「あるべき場所に物が無い」など些細なことが許せなくて、妻に怒りをぶつけます。
そこで「私のせいにしないでよ」なんて言おうものなら顔を真っ赤にしてさらにヒートアップするかもしれないので気をつけてください。
キレる旦那の心理その5:会話のテンポ、頭の回転の速さが異なる
旦那が話すスピードが速く、妻がゆっくりしているタイプだと、キレる原因になるようです。
「さっきも言っただろ!」「なんでそんなこともわからないんだ!?」と。自分の言ったことを理解してもらえないことに腹を立てる男性は多いです。
こうなってくると会話をすること自体が億劫になりますよね。
キレる旦那の心理その6:妻が干渉してくる
一人の時間が好きなタイプの人は、あまり干渉されすぎるとキレます。
例えば「どこ行ってたの?」「今日遅かったね」「何してたの?」のように聞いちゃうことってありますよね?
とくに勘ぐった意味もなく、純粋な気持ちで聞いていたとしても、旦那は、いちいち説明しないといけない?とイライラしはじめます。
なかには後ろめたいことがあるから詮索されたくなくてキレるパターンもあるようです。
キレる旦那の心理その7:発達障害や、心の病気
発達障害の人で生まれつき脳に異常があり、自分の気持ちをコントロールすることが難しかったり、コミュニケーションがうまく取れない人もいます。
代表的な例をあげると、
- ADHD(注意欠如多動性障害)
- ASD(アスペルガー症候群)
などがあります。
また以上なまでに怒りっぽい、常にイライラしている場合は病気なども考えられます。
- 双極性障害(躁うつ病)
- 統合失調症
- 解離性障害
- パーソナリティ障害
この辺りは改めて別の記事で解説したいと思います。
キレやすい旦那を持つ世間の妻の声
うちの父はキレると顔を真っ赤にして、大声を張り上げるタイプでしたが、
(暴力などはありませんでした。たぶん)
世間の旦那さんはどんな感じでキレているのか見ていきましょう!
物に当たる旦那に子供と怯えていました‥
ささいなことでキレる旦那はどう対応すればと悩んでいます。
例えば昨夜のことですが、 子供たちの寝かしつで寝室へ行く前に、旦那はダイニングテーブルで夕飯を食べていたのですが、照明がたくさんついていたので一つの照明を消しました。
ダイニングとリビングと間接照明の三つついていたうちのリビングの照明を消したら、旦那がきれて、 なんで消すんや!!ゆっくり夕飯も食べられんのか!! と怒鳴りました。
明るすぎるからひとつ消しただけだから、そんなに怒らんでよ!と反論したら、さらにエスカレートし、おこりだしたので、子供と急いで寝室へ逃げたのですが、リビングから何か投げる音や物に当たるような大きな音をさせてとても怖かったです。
Yahoo!知恵袋
怒ったとしても物に当たったり壊す行為は、絶対にやってはいけない行為ですよね・・・。
モラハラやDVに当てはまるような行為です・・・。
キレるとクソ呼ばわりされます。
女性の方に質問です。
旦那さんや彼に
普段は名前で呼び合って居るのに
急に不機嫌になったり、キレると
お前、とか
あなた、とか
クソか、とか
言われるのは嫌ですか?他にも言われますが。。
私は、凄く嫌です。
教えて!goo
普段は、名前で呼んで居るのに、怒りのスイッチが入ると、一気に私は敵になる感じです。
実践済み!すぐキレる旦那の対処法5選
私の母がこの30年でやってきた代表的な対処法をお伝えします。
特別なテクニックでもないので、難しいことはないですが「なんで旦那のために私が・・」という気持ちは一旦捨ててください。
少しの工夫で旦那の態度は少しづつ変化するかもしれません。
キレる夫と死ぬまで一緒にいるなんて苦痛ですから!
キレる旦那の対処法その1:頼る(頼ってるフリでもOK)
キレる旦那の心理その1:女性として見れず、優しくできない
に対する対処法としては、旦那に頼ることが効果的です。
男性はそもそもプライドの高い生き物です。女性に頼られることで、大抵の人は断れないし、気分良くなるそうです。
注意点としては可愛らしくお願いすることです。笑
頼るの意味を履き違えて、家事や育児などを手伝って欲しいからといって冷たくお願いしたり、こき使うような言い方になると逆効果です!
特に女性は出産してから母として精神的に強くなる方が多く、旦那に対して冷たくなる傾向にあります。旦那に頼るという気持ちでいることで、旦那も妻のことを変わらず女性として認識することができます。
キレる旦那の対処法その2:否定はせず、共感した上で意見を言う
- キレる旦那の心理その2:実は根が臆病
- キレる旦那の心理その3:打ち明けられない不安や悩み
- キレる旦那の心理その4:こだわりが強すぎる
に対する対処法としては、旦那の言ったことに対して、とにかく否定をしないことが効果的です。
根が臆病ということは、否定されることに恐怖心があります。それを誤魔化すために、強く見せるために、キレるのです。
また打ち明けられない不安や悩みを持つ旦那や、こだわりの強い旦那に対しても否定はせず、なるべく共感をすることで旦那の機嫌を損ねてしまう事態は回避できるようになります。
もちろん、ただのYESマンでは自分が疲れてしまうので、言いたいことはしっかり伝えましょう!
キレる旦那の対処法その3:語彙力を身につける
キレる旦那の心理その5:会話のテンポ、頭の回転の速さが異なる
に対する対処法としては、語彙力を身につけることが効果的です。
旦那にキレられた時に何も言えなくなってしまうという方は、語彙力を身につけると自分の言いたいことが感情的にならず伝えられるようになります。
感情的に言い返してしまうと旦那は余計にキレます。
また、キレられた際に、泣き寝入りしていたら旦那は自分が優位にたった気がして、なにかあるたびに強く出てきます。
例えば、語彙力をつけたいという気持ちでニュースを見たり読んだりするだけでインプットの質は変わりますし、子育て中であれば育児の中で、言葉をあらためて学ぶ機会も多いはずです。
キレる旦那の対処法その4:普段からある程度放っておく
キレる旦那の心理その6:妻が干渉してくる
に対する対処法としては、普段からある程度放っておくことが効果的です。
キレてから距離を置くのでは遅いです。
男女限らず、誰かに必要以上に干渉されることはウザい・・と感じるはずです。夫婦であってもある程度の距離感は必要です。
旦那に小言を言ってキレられて、嫌な思いをするくらいなら、ある程度放っておいたほうが得策です。
キレる旦那の対処法その5:精神科の受診を検討する
キレる旦那の心理その7:発達障害や、心の病気
に対する対処法としては、発達障害などの疑いがあるので精神科の受診を検討することをおすすめします。
発達障害の中でもADHD(注意欠陥・多動性障害)は、「不注意」「多動性」「衝動性」の3つの特性を持っています。
そして衝動性の傾向が強い方は、自分の感情がコントロールできないことが多いようです。旦那に対して精神科の受診をすすめるのは難易度が高いかと思いますが(それこそキレそう)、
ADHDの診断チェックシートなどもありますので、キレる原因がAHDHに起因しているかも?と思う方は、まずは機嫌の良い時を見計らって チェックさせてみるのはいかがでしょうか?
30年経った現在、夫婦仲はどうなった‥?
キレやすい父と30年間も暮らしてきた母が最終的にどうなったか‥
現在、離婚や別居等はしておらず、むしろ20年前よりも仲良くなったそうです。
実際、私から見てもあきらかに今の方が仲良しです。(毎週末どこかしら一緒にお出かけしています)
ただ仲良くなったからといって父のキレやすい性格が変わったわけではありません。今でもよくキレるそうですが、それがヒートアップして大喧嘩になったり、どちらかが家出するようなことはなくなりました。
その理由は30年という長い年月をかけ、旦那の心理を理解し、対処してきたからといえます。
私の両親のこの経験が、キレやすい旦那様に悩まれている方のヒントになれば嬉しいです!特にまだ若い、20、30代の女性で、先が長い方にこそみていただき、早いうちに旦那様と良い関係が築けることを願っています!
「夫婦喧嘩」に発展しないためのポイントを解説した記事もよかったら読んでみてください。
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