結婚した当時は、夫と週末何をして過ごそうなど考えていましたが、今では夫がいてもいなくてもどうでもいい。
このように夫に対して興味・関心がなくなったことで悩みを抱えている女性は少なくありません。
興味・関心がなくなった理由の一つに夫婦喧嘩もあります。
しかし、夫との喧嘩もほとんどなく、一般的な家庭としては上手くいっているようなケースでも、パートナーに対して関心がなくなってしまう事もあります。
このように、「パートナーというより同居人」になってしまっている家庭へ、興味・関心がなくなってしまう原因と共に、夫婦双方が実施できる効果的な対策方法をご紹介します。
夫への興味がなくなった状態とは?
- 夫が何していようがどうでも良くなる
- 夫とセックスをしたいと全く思わない
- 一緒に生活してストレスもないけど、好きという感覚もない
結婚生活を続けていくと、夫への興味・関心が薄れてしまい「ただ、一緒に生活をしている人」と感情が冷めてしまうことがあります。
だからと言って、夫婦関係が悪い訳ではなく、喧嘩もする訳ではありません。
世間一般的に見ると、むしろ夫婦としてうまく成り立っているようにも見えます。
自分自身でも夫への興味が薄れていくことを感じていて
- 「このままの夫婦関係で、大丈夫かしら…?」
- 「私たちってつまらない夫婦関係かも・・・。」
と不安になることも。
このように、夫に対して興味や関心薄れてしまう状態になってしまった女性は少なくありません。
夫への関心がなくなった妻の本音
今の心理状態がマンネリによるものか、興味・関心がなくなったことによるものか、判断しづらい部分もあると思います。
夫への関心がなくなってしまったと妻が悟った瞬間について紹介します。
夫への関心がなくなった時の妻の心境
- 旦那の話に対して全く興味が湧かない
- 存在自体がどうでも良くなる
- 夫と夜の関係がなくても全く問題がない
- 社員旅行や出張などでいないと嬉しいと感じたとき
- 夫が他の人とセックスしたとしても、冷静に受け止められる
- 浮気が発覚しても、「そうなんだ。」程度の感情しか湧かない
- 夫に興味が無いけどいるのが当たり前で、空気みたいな存在
夫への興味・関心がなくなった本当の理由
どのようなことがきっかけで、妻が夫への興味・関心がなくなってしまうのでしょうか。
まずは、興味や関心がなくなってしまったきっかけ・原因を確認していきましょう。
日々の積み重ね
夫への興味・関心がなくなってしまうキッカケの多くが、日々の積み重ねによって段々と興味・関心が失われていくケースがほとんどです。
心が削らていく感覚・・・。
そのため、妻の態度が淡白になっていることに夫が気づいて焦って「どうしたの?何かした?」と妻に尋ねたとしても様々なことが積もり積もって起きているため、説明しようがありません。
妻が夫への興味・関心が減ってしまう原因一覧
- 妻が話していても夫は、テレビや携帯の画面を見ている
- 妻の話に対して、つまらなそうにしている
- 夫が家にいた方が、家事や育児がむしろ大変になる
- 悪いことをしても、謝らない夫にうんざりしている
- 約束を守らない
- 何かと「仕事」を理由にする
- 育児をあまりしてくれない
- 自分のことばっかり
- セックスレスが続いている
このような原因が、繰り返して起きると「夫に期待しても無駄」と段々と夫を頼ることなく、妻は自分で頑張るしかないと考えを変えていきます。
妻は自分で頑張るしかないと考えを変えていきます。
妻の中では、「夫の存在って何?」と興味・関心が減ってしまうのです。
育児が大変で、夫のことを考える時間がない
子供が生まれたことがきっかけで、夫への興味・関心がなくなってしまう女性も少なくありません。
子供が生まれたら、女性は24時間、子供ことを第一優先に考えて行動するようになります。
子育ては妻の役目ではなく、夫婦二人で育てていくものですが、何かしらの理由で夫がほとんど育児をせず、妻がワンオペ状態となると、妻の負担は計り知れません。
もちろん可愛い我が子のために身を犠牲にして頑張りますが、夫への不満が増えてきます。
最初は夫も育児を頑張ってくれるだろうと期待するものの、泣いたらすぐに妻頼りの姿などを見ていると「自分一人で頑張らなきゃ」と考えを切り替えていきます。
旦那に期待してしまうと、辛くなるから、夫への興味・関心を無くして自分だけでも育児ができるように頑張り始めます。その結果、子供が生まれてから夫婦関係がマンネリ化していき、段々と夫への関心が減ってしまうのです。
夜の営みが子作りの為になっている
夫婦となって、夫とセックスをする機会はどんどん減っていく傾向にあります。
この状態が悪化してしまい、セックスレスの関係で悩んでいる夫婦は少なくありません。
性の大規模実態調査『ジャパンセックスサーベイ2020』では、婚姻関係にあるカップルのセックスレスは51.9%(2人に1人以上)という結果となっています。
かといって、子供は欲しいから「妊娠しやすいタイミングのみ行為をする」状態になってしまっている家庭もあります。
二人が愛し合うことで行う楽しい行為のはずが、子供を産むための業務になってしまうと男性に対する興味・関心が薄れてしまうことがあります。
【夫側】妻の興味・関心を取り戻すための対処法
妻の関心や興味を取り戻すために夫ができることは沢山あります。
しかし、1回2回頑張ったとしても妻の気持ちを変えることはできません。
これから紹介することを日常的にできるようにして、少しずつ凝り固まってしまった夫婦間を柔らかくしていく必要があります。そのため、自分の気持ちを入れ替えて妻と真摯に向き合う必要があります。
夫婦関係をより良いものにしたい人はぜひ参考にしてください。
妻に対するもっと興味を持ち、話す
多くの場合、男性には妻が興味・関心が薄れてしまった原因が分かりません。
妻に冷たい態度をされると「妻を理解できない。じゃあ、もういいわ。」と諦めてしまう傾向にあります。
しかし、妻が夫に対して興味がなくなった時は、何かしらの原因があることがほとんどです。
改めて、日々の会話や生活において一方的に大変な思いをさせていないかなど、相手に注目してみることも大切です。
また、妻は貴方のお母さんではありません。
今一度、労わりの気持ちや、感謝の気持ちを忘れずに、表現してみてはいかがでしょうか。
継続していくことで、夫婦の不仲も解消されることがあります。
妻に対して興味・関心を持つ具体例
- 好きだった時の気持ちを思い出し、言葉・態度に表現してみる
- 自分から歩み寄ってみる
- 小さなことでも、「いつもありがとう」など感謝の気持ちを伝えてみる
- 女性としてしっかりと扱い、気遣いなどをする
- 適当に接することなく、夫婦二人で話す時間などをしっかりと作る
- 妻をママとしない
- 二人だけの時間を作る
夫婦の会話時間を伸ばす
相手に興味・関心がなくなる原因の一つに、接触する機会が減ってしまうことが挙げられます。
夫婦の会話時間と円満度合いには相関関係があり、夫婦の会話が少なければ少ないほど不仲になりやすい傾向にあります。
- 仕事が忙しい理由でほとんど会話をしない
- 帰ってきたらすぐに寝ちゃう
- テレビを見ながら、携帯を見ながら妻と会話をする
このような関係だと、「相手がいなくても生活できる」といった考えになりやすいです。
そのため、仕事が忙しい人は、休日に夫婦で話す時間を1時間でも作るなど会話をする時間を作るように心がけましょう。
【妻側】夫への興味・関心を持つための対処法
どうしても夫に対して関心や興味を持てなくなってしまい、悩んでいる妻に向けた対処法となります。
- どうして、夫のことが興味がなくなってしまったんだろう・・・。
- このままの夫婦関係が続いていくのは、嫌で変えたい
このように内心思っているけど、帰ることができない妻に向けた対処法をご紹介します。
無理に関心を持とうとせず、気を楽にしてみる
この記事を読んでいる方の多くは、夫に関心や興味を持たなければいけないと考えて読んでいるはずです。
この状態は、あなたにとって強いストレスになってることがあります。
- 無理にでも夫に興味を持たなきゃ・・・。
- 話す話題を考えて、喜ぶことを考えて・・・。
- 少しでも好きだった気持ちを取り戻さないと将来が不安・・・。
このような心理状態では、心がいっぱいいっぱいです。
自分に余裕がない状態で、他人に興味を持つなんて出来る訳がないのです。
まずは、無理に夫に関心を持とうとせず、気持ちを楽にすることから始めていきましょう。
自分の気持ちが軽くなったら、少しずつ夫のことを考えていくことで初めて今の状況を見つめ直すことができます。
夫にしてほしいことを紙に書いてみる
- もっとこうしてくれたら、嬉しいな
- もっとこうなったら仲良くなれるのにな
など頭の中で、考えていることはたくさんあると思います。
実は、パートナーとの関係性を整理していくことで、夫婦関係の問題に気づくことができる場合があります。
- どうしたらより夫を愛することができるか
- 愛するためには何が必要か
など、まずは自分の中で整理してみましょう。
その上で、今の状況に不足しているものがあれば、しっかりと夫婦で話し合いをする必要があります。
話し合いをするときには、「何故話し合いをしたいのか?」「パートナーにどうしてほしいのか」「今の私の気持ち」などを整理した上で、話をすることをお勧めします。
夫婦カウンセリング・先輩ママに相談してみる
夫婦で話し合っても中々解決せず、話し合いもできない状態になってしまっている場合は、夫婦カウンセリングを行ってみることも一つの手です。
夫婦カウンセリングは、夫婦の悩みを第三者を通して相談することが出来ます。
また、一方の見方をするわけではなく、カウンセラーが双方の立場に立ち、それぞれの見つめ直すべき点を教えてくれます。
夫婦で話すと、イライラしてしまい話が進まないようであれば、このような専門家に相談してみるのも一つの手です。
また、それ以外にも最近では夫婦の悩みに特化した専門の掲示板なども存在します。
このようなコミュニティーなどで相談してみるのも有効です。
まとめ
今回は、妻が夫へ興味・関心がなくなった原因5選と男女別の効果的な対処法について紹介してきました。
パートナーに対して関心や興味を失ってしまう・冷めてしまったと自覚することは妻のみならず、夫にも起こり得ます。
その時こそ、夫婦として改めて「相手の大切さや、自分の家族の在り方を見直すキッカケ」となります。
ぜひ、これを機により円満な硬い夫婦の絆ができるように行動してみてはいかがでしょうか。