- 「私に対する夫の態度が変わった」
- 「何で旦那は私に冷たいの？」
- 「旦那の冷たい態度に疲れてきた…。」
このように結婚当初と比べて、夫婦の仲に不満を感じていませんか？
頑張って仲良く過ごそうとしても、素っ気無い態度だと、夫への気持ちが冷めていきます。
そして、次第に夫婦の会話も減ってしまいます。
夫婦での生活は長い長いマラソンです。
お互いがお互いに不満を持ったままだとせっかくの夫婦生活が勿体ないですよね。
本記事では、〝妻にだけ〟冷たい夫になってしまう原因やその解決策を具体的なエピソードを交えてご紹介します。
夫の態度が冷たくなる５つの理由とは
確か、結婚前はこんな夫じゃなかったはず…。
もう少し会話もあったし、今よりは頼みごとを聞いてくれたし、多少は褒めてもくれました。
一体、どんなタイミングで「優しくない夫」に変身してしまったのでしょう？
ここからは、夫が冷たい態度に変わる原因を５つ解説します。
自分の家庭にも当てはまるかどうか確認してみましょう。
夫の態度が冷たい理由①：妻の当たりが強いと感じている
夫が優しくない理由として考えられるのが「妻も夫に優しくない一面があるから」です。
思い返してみると、家事や育児や仕事など追われて夫の優先順位というのはどんどん下がっていませんか？
また、生活をしていくと旦那の嫌な一面も見えてきます。
そうすると、旦那へ優しくしたくても、妻も知らず知らずのうちに夫に対して冷たい態度をとってしまっている恐れがあります。
旦那への当たりが強くなってしまうエピソード
仕事で疲れて帰宅した夫に気を遣い「今日の夜、ご飯がいい？それとも麵類にする？」と、
夫が食べたいものを作ってあげようとしても「あ、後輩と食べてきた。」などガッカリするようなこともあります。
結婚前までの夫は、休日でもパジャマから着替えて寝癖もしっかり直していた夫。
今では、夜お風呂に入るまで寝癖がついたままなんて姿を見ることもあります。
このような旦那へ対する「期待がどんどん下がる」ことによって、夫に「これしてあげようかな」「あれしてあげようかな」と夫に対する愛情の気持ちが減ってしまっていたかも知れません。
夫の態度が冷たい理由②：妻に腹を立てていることがある
急に夫が冷たい態度に変わった理由として、妻に対して何か腹を立てていることがある場合もあります。
あなたには、全く身に覚えがないかもしれませんが、過去にあなたに言われた一言や、あなたの取った態度を根に持ち、腹を立てているのかもしれません。
夫婦生活が長くなると、夫にイライラしたり腹が立っても2回に1回は「どうせ言っても無駄だな」と思ってしまい、自分の中で処理していませんか？男性も同じです。
あなたの発言で傷ついたり、イラっとしても、あなたに伝えはしないものの、いつもとは違う態度として表れてしまっているかも知れません。
夫の態度が冷たい理由その③：仕事が忙しくて常に考え事をしている
旦那の態度が変わった理由として意外と多いのが、仕事によって精神的に余裕がなくなっているからです。
夫は夫で仕事による責任など大きなストレスを抱えていて、頭の中でグルグル考え事をしてしまう時もあります。
そんな時は、精神的に余裕がなく、周囲への配慮も欠けてしまいます。
仕事が大変なのはもちろんのこと、上司から理不尽なことを言われたり、部下の失敗の責任を取らされるようなこともあるでしょう。
「あー！やってられないよ！」と思うことだって日常茶飯事のはず…。
だからと言って、家族を支える一家の主は、簡単に仕事を辞めることなどできません。
歯を食いしばり、憂鬱な気分に押し潰されそうになりながら、毎日職場に向かうのです。
家に居る間も、職場のストレスや、片付かない仕事のことを考え、自分のことを考えるだけで精一杯なのでしょう。
夫の態度が冷たい理由④：釣った魚に餌を与えないタイプ
付き合っていた当時は、夫（彼氏）は、あなたによく見られたい！振り向いてほしい！と努力したものです。
何とかアプローチして付き合って、「どうしたら喜ぶかな？」など日々頑張った事でしょう。
しかし、結婚して数年経つと、夫にとって妻はいるのが当たり前。
付き合っていた当初のようにサプライズやプレゼント、そして普段の生活でも気を遣わなくても、自分の元からは居なくならないと考えるようになります。
付き合った当初のような優しさは減ってしまい、旦那によっては妻の扱いが適当になることがあります。
いわゆる「釣った魚には餌を与えないタイプ」です。
このような旦那は、妻に対する態度が少しずつに変化するため、夫が冷たくなってきたと感じる女性も少なくありません。
昔から「釣った魚に餌をやらない」という言葉があり、釣るまでは一生懸命頑張りますが、釣り上げたあとには、興味をなくして餌もなにもあげなくなるタイプの人間を表しています。
夫が冷たい態度な理由⑤：浮気をしている
夫が急に冷たい態度に変わった理由として「浮気」をしている可能性もあります。
これまであなただけに愛情が注がれていました。
しかし、別の女性と浮気することで、その分の妻への愛情が減ってしまい、冷たい態度に旦那が変わることがあります。
逆も然りで、これまで冷たい態度だった旦那が急に優しくなる場合も注意が必要です。
「自分の不貞行為を隠すため」であることもあります。
浮気度チェック
次のような行動が夫に複数当てはまる場合は注意して夫を観察しましょう。
- 携帯を常に持ち歩くようになった
- 帰りの遅い日が増えた
- やたらと忙しいアピールをする
- 自分の予定を「言わない・分からない」ということが増えた
- カーナビの履歴が消えている・デートスポットが増えている
- Lineの通知をOFFにしている
- 香水をつけるようになった、香水の香りがする
- 土日の一人外出が増えた
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ママ達が感じた旦那が冷たいと感じた瞬間
本記事を作成するにあたり、本サイトの掲示板であるパマリーコミュニティに、旦那に対して冷たいと感じる瞬間を全国の奥様へアンケートを取得しました。その中の意見の一部を抜粋してご紹介します。
その1：子育てが始まることで気づく夫の冷たい態度
子供が産まれて、子育てしていてもよく冷たいなと思う瞬間があります。
平日休みは気にならないのですが（夫も仕事で疲れているだろうから）、土日の休みの日、朝から晩までずっとゲームをしている時。
まだ生後一ヶ月で、夜中もほとんど寝ず昼間もあやしながら家事を進めるわけですが、オムツ一枚変えてくれない時がある。
思いやりとかないのかなぁと、冷たい人だなと思ってしまいます。
Pamarryコミュニティ
子供が産まれたことがきっかけで旦那の冷たさに気づいた意見が非常に多く挙げられました。
妻は大切な我が子を守りながら生活をしています。
それに対してこれまでと全く変わらないように自分の時間を確保して仕事をするだけの夫の姿を見ると、「冷たい」と感じてしまいますよね。
その2：相手を考えていない行動
よく夫婦で出かけたときに夫は、私より歩く速度が速く置いて行かれます。
毎回私は置いてかれるので、怒って伝えるとその場では「ごめん次から気を付ける」と言うのですが毎回繰り返します。
重たい荷物も持ってくれないし冷たい人だと感じます。
Pamarryコミュニティ
何気ない時にでてしまう、夫の行動に妻は「冷たい」と感じるものです。
妻になったとしても、いつまでも女性として扱ってほしいものです。
そのような気を遣う行動がなくなると、夫が「妻ではなくママ」として私を見るようになったと感じてしまいます。あなたののママではありません。
冷たい夫を変えて仲良し夫婦になれた３つの解決策
このように何かしらが原因で、妻にだけ冷たい態度をとる夫。
この状態からどのようして仲直りすることが出来たのでしょうか。先輩ママたちの声を見てみましょう。
その1：旦那への期待を減らすことで良い夫婦の関係に
結婚22年目･･･いろんな事があったけれど、夫の態度に冷たさを感じることが増えてわたしはヨガに没頭しました。ヨガ教室に通ううちに、夫であっても他人の気持ちはコントロールできないことを悟り夫に期待しなくなったらいつの間にか良い関係になりました。ケンカしても成り行き任せにするとすぐ解決します。
パマリーコミュニティ
結婚生活を過ごしていると、相手がいることが当たり前となり遠慮することが減っていきます。
「こんな人じゃなかったのに・・・。」と感じてしまう前に、旦那への期待をしないようにしてみることも一つの手です。
期待が高すぎると、期待通りに動いてくれない夫に対して落胆してしまいます。
その2：食事で仲直り
私の夫は本当に冷たく、いつも嫌な言い方をしてきます。この前も朝ごはんの時間で呼ぶと、「あー、今日はパンの気分じゃない。俺の気持ち汲み取ってよ。食べないから」と言われました。「そんなのわかるわけない」と答えると「お前って冷たい」と言われたのです。こっちからするとあなたの方がよっぽど冷たいんですけど、と思い、言い合いになりました。かなり激しく言い合い、仕事に行くのも嫌でしたが気持ちをリセットし、一日頑張りました。仲直りするの面倒だなと思いましたが、その夜夫の大好物のローストビーフを作り食卓に並べると、「すごい、俺の気持ちわかってくれた」と大喜び。「朝はごめんね」と謝ってきたので仲直りできました。
パマリーコミュニティ
旦那の胃袋を掴むことは大切です。
これさえ食べれば機嫌が良くなる「夫の大好物リスト」を作ってみてはいかがでしょうか？
素っ気無いタイミングや疲れている時に、旦那の大好物を出すことで「やっぱり、お前は俺のこと分かっているな。」と妻への愛情を強く感じるでしょう。
その3：紙でお互いの気持ちを共有する
もともとけんかをすることがほとんどない夫婦でしたが、出産後にすれ違いが続き、口論になることが多くなりました。妻の私の方から言葉でいろいろ責めてしまうこともあり、その分主人も追い詰められていたようです。口にして本音を言うよりは紙に書いた方が伝わるかと思い、やってほしいこと、思っていることを手書きしたところ、主人もわかりやすかったようで理解してくれ、そのおかげで仲直りしました。
パマリーコミュニティ
結婚や出産などガラリと生活環境が変わるタイミングで夫婦喧嘩や旦那のことを冷たいと感じる瞬間があるでしょう。そんな時に、今の気持ちを紙に書いてみることは非常に有効です。
口喧嘩となると、どうしても余計な一言を言ってしまうものです。
しかし書き出すことで、気持ちも整理もできますし、相手も受け入れる準備ができます。
我が家でも口論になった際は、一呼吸を置く意味を含めて喧嘩を中断して「物理的に距離を空ける」ことを実施しています。そうすることで、相手の怒っている原因をゆっくり考えることができ、必要以上に怒ることがなくなりました。
冷たい態度の夫と仲良くするためにできること
半分諦めているけれど、これからも一緒に生活していかなければいけません。
できれば「優しい夫」になってほしいという思いはありますよね。
なんとかして、また仲良く生活したい夫婦へ、冷たい態度の夫を変えていく方法について解説していきます。
その1：しっかりと話し合いをする
まずは何より夫婦でしっかりと話し合う時間を確保しましょう。
夫の態度が冷たくなったのには何かしらの原因があります。
あなたが何が原因で旦那が変わってしまったのか分からない時は、次のようなことを旦那に伝えてみましょう。
旦那の冷たい理由を聞く方法
- 「何かあったの？大丈夫？」
- 「もし私が何かしてしまっているのであれば教えてほしいな」
- 「あなたとこれからも仲良く過ごしたいから、私ができることがあったらなんでも言ってね」
夫婦の会話は夫婦の中をよくするために非常に大切です。
会話がなくなることで不仲になってしまうケースもあります。併せてこちらの記事も確認しましょう。
その２：自分の価値を高める
あなたの夫が釣った魚には餌を与えないタイプだった場合は、あなた自身の魅力を高めて、旦那側に危機感を持たせるのも一つの手です。
特に結婚してから態度が変わる男性は、女性を自分よりも下の存在だと思っている傾向があります。
つまり夫よりも妻の魅力が劣っているということにも繋がります。
- 「俺が一緒にいてあげている」
- 「俺が妻を養ってあげている」
- 「嫁は俺の元から離れられない」
旦那が、妻に何かしてあげている・何をしても妻は自分の元にいると考えている可能性があります。
それであれば、夫よりも有利な状況を作るために、内面を外見の両方を高め、女性としての魅力を高めていきましょう。
そうすることで、旦那は「〜してあげている」精神から自然と「妻に〜してもらっている」と考えるようになります。
また、一緒に暮らす女性が魅力的になればなるほど自尊心が強い男性は焦ります。
「こんな綺麗な女性だったら、引くて数多だよな…。もしかしたら将来、離婚されるかも…。」などもっと妻に優しくしなきゃ。と危機感を煽ることができます。
その３：夫を頼り褒めてみる
夫婦として生活していく上で、お互いが「やって当たり前」になっていませんか？
そのような家庭では夫婦の間で「ありがとう」感謝を伝える機会が減ってしまいます。
どんな人間でも些細なことでも褒めてもらったり頼りにしてもらうことは嬉しいことですよね。
特に男性は女性に頼られると自信につながり、褒められると調子に乗ってしまうほど嬉しい気持ちになります。
男性はいつまでも子供のような性格です。
あなたが簡単に出来ることでもたまにで良いので、夫を頼ってみて下さい。
やってもらったら、いつも以上に感謝の気持ちを伝えてみましょう。
そんな些細なことから夫婦の距離が近付くきっかけとなりますよ。
その４：そっとしておく
旦那が仕事など忙しく悩みを抱えている場合は、一度そっと距離をおくことも必要となります。
今の旦那には、心に余裕がなく、頭の中は考え事でいっぱいです。
そのため、何気ない日常的な会話に対して、興味・関心を持つことができず、空返事ばかりで全く頭に入らない状態です。この場合、あなたに出来ることは旦那の余裕が出来るまで無理に話しかけないことも大切です。
具体的な行動
- あまり話しかけず、さりげなく「いつもお疲れさま」などメモを残す
- もし辛いことがあったらなんでも話してね。など夫の愚痴を聞いてあげる
- 体調を気を遣ってあげる
このように、旦那様にとって、家に帰れば「妻のサポートがあり安らぐことができる場所」と家に早く帰りたいと思わせるような空間づくりを心がけましょう。
旦那に余裕がない時のNG行動
旦那が忙しい時に次の行動は避けた方が良いとされています。
場合によっては今よりより冷たい態度に変えてしまう恐れがあるため確認しておきましょう。
- 「また残業なの？」「いいから早く帰ってきて」など旦那の帰りが遅いことを咎める
- 「なんで会話を聞いてくれないの？」など怒る
- 「仕事ばかりの話をしないで」とつい言ってしまう。
- 「毎日残業してるのに、給料はこれだけ？」など金銭的なプレッシャーをかける。
まとめ
本記事では、〝妻にだけ〟冷たい夫…。旦那が素っ気無い態度に変わる理由５選と解決策を紹介いたしました。
夫のためを思って言った言葉でも、相手にとっては不快に感じることもあるでしょうし、反対に、夫は優しさのつもりであなたに発した言葉でも、あなたにとっては「デリカシーのない許せない発言」と思ってしまうこともあるのです。
これは、夫婦間のコミュニケーション不足によって生まれる「誤解」ですよね。
たまには、お互いが思っていることを話し合う時間を作って、1つ1つ誤解を解く作業をしてみると良いでしょう。
そうすれば、日々モヤモヤしていた気持ちが一気に晴れて、あなたも今までより夫に優しくなれますよ。
