よく「やまない雨はない」なんて言葉を耳にしますが「夫からのひどい言葉は永遠にやむことはない」と思いませんか?
毎日妻に、ひどい言葉を投げかけることが日課と化している暴言夫。
それが夫にとっての「通常運行」なことも…。
そんな、妻たちには夫自身が発した言葉で『忘れることができない酷い言葉』はあるのではないでしょうか。
ここまでくると、いちいち落ち込んだり、気にしたりするのも馬鹿らしくなってしまいますが、それでもやっぱり「許せない!!」と爆発しそうな時があります。
夫から投げかけられたひどい言葉で、大きなショックを受け、悔しくて眠れない日もあるでしょう。
そこで今回は私が実際に夫に言われたひどい一言体験談を交えつつ、夫から言われたひどい言葉や、ひどい言葉を言い放つ夫の心理、そんな暴言夫との付き合い方についてお話します。
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旦那から言われた一生忘れられないひどい言葉
長い結婚生活の間に、幾度となくひどい言葉を投げかけられ、あなたはムッとするのが精一杯で、既に言い返す力も残っていないでしょう。
夫からの暴言を覚えていると、精神崩壊に繋がり平静を装って生活することも困難になるので、私は、自己防衛のため、夫からの言葉を全て記憶から抹消する能力を会得しました(笑)…。
しかし、夫から言われた酷い言葉を忘れようと思っても、完全に忘れることができないのも事実です。
今回は、旦那に言われた忘れることができない酷い言葉を紹介します。
忘れられない夫の酷い言葉①:体型や性格に対する暴言
結婚生活をしている中で、些細なことで喧嘩をしてしまうものです。
もちろん、それは理解していますし、夫婦のコミュニケーションの一つですよね。
しかし、その喧嘩の延長線上で、妻の体型や性格に対して暴言を吐くような夫がいます。
言い合いしている事とは、全く関係ないにも関わらず、旦那から「だからお前は、嫌われるんだよ!!」「だからお前は、太るんだよ!!」など、妻を傷つけるためだけに発せられる言葉を、一生忘れることができない妻は少なくありません。
忘れられない夫の酷い言葉②:夫婦喧嘩のときに「給料・家の話」をする
- 誰のお金でご飯が食べられると思っているんだ。
- ここは「俺の家」だから出ていけ!
このように、夫婦喧嘩をしたときに、給料や家の話をする夫もいます。
絶対に言ってはいけない一言ですし、「じゃあ、貴方が仕事をしているときに家族を支えているのは誰ですか?」となりますよね。
その言葉を言われた瞬間に、「夫はそんな考え方をしているんだ・・・。」と一気に幻滅してしまうでしょう。
忘れられない夫の酷い言葉③:妊娠中の一言
- 家でゆっくりできていいね。
- 家で休んでいるだけだから、〇〇やっといてくれる?
- ずっと、寝すぎじゃない?
- まだ、育児が始まっていないんだし、家事とかできるでしょ。
妊娠中の女性というとは、ただ普通に生活をしているだけでも大変です。
にも関わらず、「仕事を休めて良いね。」や「サボっている」かのような発言を夫からされると、一気に夫への愛情が冷めるでしょう。
「代われるものなら代わってやりたいわ!」と内心思いながらも、結婚相手からそのような言葉を聞くと、ショックを隠しきれません。
忘れられない夫の酷い言葉④:妻の体調が悪い時の一言
いつも妻たちは、家事や育児をこなして、夫に対してご飯を作っていますが、体調がすぐれない時も当然あります。
その時に、夫が妻をフォローするのではなく、次ような対応をされた時に、夫に期待して損をしたと感じてしまうでしょう。
病気だったとしてもいつも通りの対応で
「何も家事を手伝ってくれない」
「気を効かせて子供を外に連れ出してもくれない」
挙句の果てには「ご飯まだ?」の一言。
夫は妻のことを家政婦として考えているのかな?と悲しい気持ちになります。
もっと妻の気持ちを察して行動してほしいと感じるでしょう。
忘れられない夫の酷い言葉⑤:パートで働いている妻に対して「好きで働いているんだろ?」
誰よりも早起きし、家族の朝食やお弁当の準備をして、皆を見送ったと思ったら、
今度は、朝食の後片付けや洗濯、掃除を済ませてパートに出かけます。
そんな、家計を支えるためのパートで、理不尽なことを言われたり、
人間関係がうまくいかないこともありますよね。そんな日は、心も体もヘトヘトになって帰宅するでしょう。
その行き場のない気持ちを、夕食のときにちょっとでも愚痴ったものなら、夫のひどい言葉が・・・。
「おまえが好きで働いているんだろ?たかがパートくらいで文句言うな。」
「俺なんか、残業ばっかりでもっと忙しいよ。」
世の中のパートに出ている主婦の方で「好きで働いている人」は、全体の何割いらっしゃるでしょうか?
皆、嫌な思いをしたり、人間関係に悩んだりしながら「家計を助けるため」にパートに出ています。
「好きで働いている」わけではありません。
「たかがパートくらいで」とは、あまりにも許せませんよね。
「たかがパートの給料」がなければ、生活が成り立たないということをわかっていないのでしょうか?
忘れられない夫の酷い言葉⑥:どっちでもいい・何でもいい
大半の旦那様が、この言葉を日常的に使って、奥様の神経を逆撫でしているのではないでしょうか?
後から必ず文句を言うくせに、こちらが確認した時は、ほぼ100%「どっちでもいい」「何でもいい」と返ってきますよね。
それがどんなに大切な話であっても…。
もちろん。普段の生活からなんでも「どっちでも良い」と言われると家族のことに興味がないのかな?
と段々と夫に対して嫌悪感を覚えてしまうこともあります。
実際にあった、びっくりする体験談
実は私が出産する際、お腹の子供が心肺停止で緊急手術となり、私の両親と夫が、病院に呼び出されたんです。
両親と夫が、お医者様から「奥さんを助けるか、お子さんを助けるか、今ここで決めてください」と言われているのが、手術室に入る直前の私の耳にも届いていました。
その時です。
私の旦那は透かさず「別にどっちでもいいです」と答えたんですよ!!(泣)
手術前で緊張して、目を閉じていた私ですが、あの瞬間は瞳孔まで開いたのを覚えています…。
私の両親が激怒して「娘を助けてください!」と言ってくれましたが、あの出来事は、今も記憶から抹消できずにいるんですよね。「別にどっちでもいい」の「別に」が、本当にどうでも良いんだなと感じました (泣)
なんとか先生たちのおかげで、私も子供も助かりましたが、私の両親を目の前にしても、あんな無神経な発言ができる夫を、逆に「凄い心臓の持ち主だな」と感心してしまうのです。
しかし、旦那の無神経な発言で、病院の先生方にまで、夫婦の仲を心配されてしまい、入院中とても恥ずかしい思いをしました。
忘れられない夫の酷い言葉⑦:「結婚したのが間違いだった」
夫は都合が悪くなると「結婚したのが間違いだった」という言葉に逃げます。
毎晩帰りが遅いのを問い詰めると「結婚したのが間違いだった」
ちょっとケンカになり、言い合いをすると「結婚したのが間違いだった」
これは、どんなに大きなケンカをしても、絶対口に出してはいけない言葉ですよね。
しかし…1つだけ言わせてもらうと、それはこっちのセリフです!!
結婚・出産で、体型が崩れてしまい、気にしている妻に向かって「結婚詐欺だよな!結婚しなきゃよかった」と言い放ち、休みの日に、1歩も動かずスマホを眺めている旦那に「ちょっと手伝って」とお願いすると「いちいちうるさいな…結婚なんかしなきゃ良かったよ」…
こちらは、毎日そう思っていても、口に出さずに我慢しているのに、夫という怪物は、容赦なく言葉の暴力を振るうのです。
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ひどい言葉を簡単に言ってしまう旦那の心理
それでは、夫はどんな気持ちで妻にひどい言葉を投げかけているのでしょうか?
まさか「趣味」や「暇潰し」ではないですよね…?(笑)
「ひどい言葉ばかり口にする夫の心理なんて興味ない!」と言わずに、一応参考にしてみて下さいね。
暴言夫の心理その1:劣等感を抱えている
妻にひどい言葉を投げかける夫の大半が「劣等感」を抱えています。
家ではどんなに威張っていても、職場では思うようにいかず、もがき苦しんでいる場合が多いのです。
職場で、上司から𠮟責されたり、後輩の方が早くに出世したりすることで、行き場のないストレスや鬱憤を「妻」であるあなたで晴らしています。
職場では居場所がなく、周囲から見下されることがあるため、妻にひどい言葉を投げかけることで、辛うじて男としてのプライドを保とうとしているのです。
暴言夫の心理その2:実は根が臆病
心理的にキレやすい人、怒る人というのは臆病である傾向にあります。
これは、臆病な自分を隠すために、自分よりも弱い立場の人にすぐ怒鳴ったりすることで、自分の威厳を保とうとしているから。
生まれつき臆病な人もいますが、育った環境や過去のトラウマが旦那を臆病にさせているのかもしれません。
あなたの旦那さんはどうですか?
確認してみても良いかもしれません。
暴言夫の心理その3:打ち明けられない不安や悩み
妻に打ち明けられない不安や悩みを抱えている場合に、「俺はこんなに大変なのに・・」という気持ちから、言えないもどかしさでキレてつい、酷い言葉を言ってしまうということがあるようです。
特に男性の場合仕事の悩みなどが、言いたくても言えない。という状況に陥りやすいです。
また、女性関係やギャンブル、借金など後ろめたいことがあるときも同様に、言えないもどかしさとストレスで妻に当たり散らかす人は多いです。
暴言夫の心理その4:こだわりが強すぎる
細かい性格の人や、こだわりが強い人は、それが妻に理解されない時や否定されたときにキレます。
妻自身はそんなつもりはなくても、本人は否定されたと感じることでキレるのです。
例えば、「いつも使っている物がない」とか「あるべき場所に物が無い」など些細なことが許せなくて、妻に怒りをぶつけます。
そこで「私のせいにしないでよ」なんて言おうものなら顔を真っ赤にしてさらにヒートアップしてより酷い言葉を言ってくるかもしれないので気をつけてください。
暴言夫の心理その5:妻を見下している
もう1つのタイプは、自分に自信があり、ある程度の地位や名誉も手に入れていて、妻を「無能な人間」と見下している夫です。
子供の頃から努力して、良い高校・大学に進学し、常に周囲から注目を集めて、褒められて育った男性に多く見られます。
しかし、社会に出ると、周りにも優秀な人材はたくさん居て、自分がトップになれないことを悟り、やり場のない怒りがこみ上げてくるのです。
そのストレスを、妻であるあなたに、ひどい言葉でぶつけてくるのでしょう。
暴言夫との付き合う為のコツ
そんな夫と、もう一緒に居たくないという気持ちは、痛いほどわかりますが、今すぐ家を出ていくわけにもいません。
簡単に出ていけるものなら、もうとっくに家出していますよね。
ここからは、そんな暴言夫との付き合い方についてです。
その1:「ひどい言葉」が本心なのか見極める
よく「売り言葉に買い言葉」なんて言いますよね。
あなたもカッとなった時に、心にもない言葉を口にしてしまって、後から自己嫌悪に陥ったことがあるでしょう。
夫は、職場で私たちの想像以上に大変な思いをし、大きな壁にぶつかっているのかもしれません。
それが常に頭から離れず、イライラした気持ちの延長で、妻であるあなたに辛く当たってしまっていることも考えられます。
その場合は、あなたに発する言葉が「本心ではない」ということもあるでしょう。
もちろん「本心じゃなかったら許せるのか?」と言うと、そうではありませんが、あなた以外に弱い自分を見せられる人が居ないのです。
そういった場合は「余裕のない情けない夫」と思い、様子を見てあげましょう。
しかし、明らかに仕事や精神状態は関係なく、常に本心からひどい言葉を発しているならば、今後の2人の関係を見直すべきです。
その2:適度な距離感を保つ
長年、夫婦で生活をしていくと夫が機嫌が悪くなる瞬間などが分かるようになってきますよね。
それであれば、旦那とは適度に距離を保ち、喧嘩になりにくいような生活をすることをおすすめします。
必要以上にパートナーのプライベートに干渉をせず、自分は自分の楽しみを見つけることで、相手に対するイライラも軽減することが出来ます。
適度な距離感を保つための方法
- 必要以上にパートナーに干渉しない
- 各々自分の楽しみを見つける
- 自分の気持ちを相手に押し付けない
- 一人になりたい時に邪魔をしない
- 時には、言葉で言いたいことを伝える
その3:夫から言われたひどい言葉の証拠を集めておく
「こんなことを言われてまで、一緒に過ごすのはもうウンザリ!」と我慢の限界を迎えている人も居ますよね。
聞き流したくても、こちらの心は、もう崩壊寸前です。
モンスターのように「ひどい言葉」を言い続ける夫を、もう許せるはずもありません。
そんな時は、夫が暴言を吐いた時に録音しておくのが1番です。
今はスマホさえあれば簡単に録音できます。それが難しかった時には、メモに残しておきましょう。
離婚する・しないに関わらず、証拠を集めておけば、夫を懲らしめることができるのです。
「今に見てろー!」という気持ちで、着々と証拠を集めておきましょう。
その4:SNSや掲示板、友人などに相談する
夫に対する悩みを一人で解決しようとすると、気持ちが一杯一杯になってしまうこともあります。
そんな時は、一人で抱え込まずに周囲の人に相談してみましょう。
同じような悩みを抱える女性も多いですし、何より相談することで気持ちも軽くなります。
また、夫婦関係を改善する糸口になるかもしれません。
最近は、実家から離れた場所で夫婦二人で生活をする家庭も増えてきています。
そうなると余計に相談できる場所がありません。
そんな方は、SNSや夫婦の悩みに特化した掲示板などで匿名で相談してみてはいかがでしょうか。
夫に耐えられない時は無理せず距離を置きましょう
今回は、旦那に言われた〝忘れもしないひどい言葉〟とは?暴言夫との付き合い方法についてお話しました。
そもそも「妻にひどい言葉を言う夫」は、器の小さい小心者が多いものです。
自分のストレスを発散するためだけに、あなたを傷付けているのでしょう。
そんな夫の言葉に、深く傷つき、落ち込んでいては、せっかくのあなたの大切な時間が失われてしまいます。
「もう限界だ!」と思ったら、実家に帰ってみたり、旅行に出かけたりして、夫と距離を置くべきです。
夫に気を遣う必要も、夫を怖がる必要もありません。
いつでも自由に、自分は好きなことができて、好きな場所に行けるんだと思うと、少し心が軽くなりますよ。