いつものように、口だけは達者で、家事や育児をやっているイクメンアピールをする夫。
しかし、現実の夫は全く違います。
- 「脱いだら脱ぎっぱなし」
- 「家族の約束も全く覚えていない」
- 「家事をやるやる詐欺」
こんな事が日常茶飯事です。
あまりにも口先だけのため、妻が注意をすると「今からやるつもりだったのに。」「そうやって注意するから、やらないんだよ。」など子供のような言い訳を言います。
多くの主婦の方が、この「口だけ夫」にイライラしているのではないでしょうか?
- せめて、やる気がないなら黙ってて!
- 言われた方は期待してしまうが、言った旦那は「覚えてもいない」
- ここまでくると、単なる「噓つき」なのでは?
とにかく、「有言実行」が出来ない夫に嫌気が差しますよね。
出来もしないのに、なぜいつも上から目線で口を挟むのでしょうか?
そこで今回は、口だけ夫の特徴と、そんな夫との生活に嫌気が差した時の対処法を解説していきます。
「口だけ」が達者と感じる夫エピソード3選
世の中の奥様たちは、旦那が口だけは達者だなと感じることが多くあると思いますが、ここでは実際にあった口だけ旦那を体験した女性のエピソードを3つほど紹介します。
口だけ夫エピソード①:疲れているなら休んでいいよ
夫が休みのある夕方の出来事です。今週は子供の機嫌が悪く、毎日付きっ切りでバタバタでした。
その為、食器洗いや片付けすら出来ないぐらい疲れていました。
あまりにも疲れた姿の私をみて、
夫から「疲れているなら休んでおいで、休憩した後にやったらいいじゃん」
少しでも期待した自分がバカでした。
“疲れているなら休んでおいで”までは嬉しかったのに、結局休んだ後に「私に家事をやれ」って事ね、と落胆。
家事としては全く減っていないし、休んだことによってそのあとの子供のお風呂とか考えると逆に忙しくなるわ!
かっこいい事言うなら、「俺が片付けておくね」まで言ってほしいものです。
口だけ夫エピソード②:夫の「今やろうとしてた」は「一生やらない」
うちの旦那は「今やろーとしていた。」が口癖です。
これさえ言えば、俺は今からやっているんだ感を出せると思っています。
私が夫に「早くやってほしいんだけど…」と言うと、「俺のタイミングでやるつもりだったのに!お前のせいでやる気なくなった〜。」などが決め台詞。元々やるつもりなかっただろ・・・。
(20代女性)
口だけ夫エピソード③:「子供が産まれたら〇〇するよ」は結局しない
夫との第一子を授かった時の話です。
子供が産まれるまでの夫は、「子供が産まれたら大変だよね。子供の面倒も見るし、月に何度かは自分のためにお出かけしてね」と凄い期待していました。
我が子はもう10ヶ月…。「あれ?私一人で買い物とか趣味に一度も出かける事がないんだけど…。」期待した私が馬鹿でした。そろそろ体力の限界だから約束守ってほしいです。
(20代女性)
子供のように幼稚で、口だけ夫の特徴
毎日、口だけ達者な夫の相手をするのも楽じゃありませんよね。
こっちは、何も行動しないあなたに付き合っているほど暇じゃない!と、怒鳴りつけたい気分です。
「もう、こうなったら自分がイライラしないために、夫を〈子供〉だと思おう!」なんて思っても、あんなに可愛くない子供なんて存在しません…。流石にそろそろ大人になってと感じてしまいます。
そのような、子供のような口だけ夫(旦那)の特徴を紹介していきます。
口だけ夫の特徴その1:言う事と、やる事が矛盾だらけ
口だけ夫は、言うことだけは立派です。
もし、それを本当に実行に移してくれたなら、どんなに冷め切っていた気持ちも、再び熱を取り戻し、イライラから解放され、平穏な結婚生活に戻ることができるでしょう。
しかし、現実はそんなに甘いものではありません!
言っていることが、素晴らしいだけに、それを全く行動に移さない夫に、沸々と殺意がこみ上げてきます。
具体例
「今日は俺が1日子供の面倒見るから、ゆっくりしてなよ!」と言った傍から、自分がソファーに寝転んでゆっくりし出すのは当たり前…。
「今度の休みにでも、久しぶりに家族で旅行でも行こうか!」なんて発言から、かれこれ4~5年経過しましたが、夫にとっての「今度の休み」っていつのことなのでしょう?
妻たちは、こんな「口だけ夫」に、日々幻滅しているのです。
口だけ夫の特徴その2:指摘すると逆ギレする「幼稚な夫」
夫が口だけなのにはもう慣れてしまい、半ば諦めモードですが、あなたにも我慢の限界がありますよね。
普段は、言い合いになりたくなかったり、子どもの手前、自分の感情を飲み込んでいますが、時として夫に一言、言わなければ気が済まない時もあるでしょう。
「○○やるって言ってたのは、どうなったの?」「今日は○○してくれるんじゃなかった?」と、夫に聞くと「今やろうと思ってたのにいちいちうるさい!」と逆ギレが始まります。
居眠りしていたくせに「今やろうと思ってた」というのは、いくらなんでも無理がありますよね…。
幼稚な夫は、逆ギレすれば、やらなくて済むと考えているのです。
口だけ夫の特徴その3:責任感がない
口だけ夫は「責任感がない」のも特徴です。
その無責任さで「よく今まで社会人としてやってこれたな」と不思議で仕方ありません。
もしかしたら、職場では「責任感のある男性社員」を演じているのでしょうか?
もし、同僚たちが夫を「責任感のある人」と信じているのであれば、夫の演技力はアカデミー賞モノです。
そして、一言「仕事で出来るなら、家でもやってくれー!」と叫びたいですよね。
夫の責任感の無さは、まさに天下一品です。
具体例
子どもが、部活や進路、友人関係で悩んでいる時、夫に話を振っても「子どものことは、お前の責任だろ!」の一言。
子どものことも一切考えようとしません。
不景気で夫の給料が減り、家計がどうにもならない時も「金の管理はお前の責任だろ!」と、まるで他人事…。
それじゃあ夫は一体何の責任なら持ってくれるのでしょう?
どんなことも、すべて妻の責任にする「無責任夫」にイライラが止まりません。
口だけ夫の特徴その4:他人に厳しく自分に甘い「夢見る夫」
口だけ夫は、とにかく妻や家族には厳しい生き物です。
いつもより、少しご飯支度が遅れただけでも「要領が悪い」「こっちは疲れてるのに」と文句を言い、お風呂から上がってバスタオルが見当たらないと「どうなってるんだ!」と怒り出します。
優しさのかけらもなく、氷のように冷たい態度で接してくるのが日常茶飯事…。
それにはもう慣れましたが、だからと言って「自分に甘すぎる」のは考えものですよね。
そもそも未だに大きな夢を、恥ずかしげもなく語っていますが、一体何歳だと思っているのでしょう?
「俺はもっとビックになれる」「このままで終わるはずがない」なんてカッコイイことを言いながら、毎日ソファーに寝っ転がって、スマホを眺めているだけ…何も努力をしないくせに、本当に自分は「選ばれし人間」だと思い込んでいます。
頭の中は完全にお花畑…。
「俺はやればできる男」「やる気にさえなれば失敗することはない」と、常に口だけ動かして、そろそろ「やるやる詐欺」で捕まってほしいものです。
口だけ夫との生活に嫌気が差した時の対処法
口だけ夫との生活に嫌気が差し、もう我慢の限界…。
あまりのストレスに離婚を考えているという人もいるかもしれません。
口だけ夫の大半は、結婚後も自分1人だけ「独身時代」と同じ気分で生活を続け、夫になった自覚も、親になった自覚も持つことなく、自由気ままに生活しているのです。
このままでは、あなたへの精神的負担が大きくなり過ぎて、家庭が壊れてしまいます。これから紹介する対処法で状況を改善しましょう。
対処法その1:「口だけ夫」を甘やかすのをやめる
恋愛中や、結婚直後は、決してこれほどひどい夫ではなかったはずです。
もう少し、優しさがあり、頼りがいがあり、尊敬できる部分もあったでしょう。
それでは一体何故、これほどまでに変わってしまったのでしょうか?
もしかしたら、あなたが何でも夫に世話を焼いて、夫を甘やかしてきた結果かもしれません。
仕事で疲れて帰ってくる夫に気を遣い、至れり尽くせりの環境を与え続けたことによって、夫は何もしなくなり、口だけ夫に変貌していったのではないでしょうか?
それなら、今後は「自分のことくらいは自分でやらせる」ようにしましょう。
あなたも長年の習慣で、思わずやってあげたくなることもあるでしょうが、そこはグッと我慢して、夫にやらせるようにするのです。
我慢比べになることも予想されますが、夫に気付いてもらうためには、このくらいのことは必要になります。
対処法その2:夫に見本を見せてもらうように促す
口だけ夫は、「ケチをつけるにも関わらず、行動しない人」がほとんどです。
旦那が口を挟むと言う事「私より上手くできるはず」ですよね。
それであれば、夫に見本を見せてもらいましょう。
具体的な対処法
コツとしては、夫が口を挟んできたら「そのやり方いいね!どうやればいいか教えてもらえる?」
など相手を持ち上げた上で、「夫に見本を見せて欲しい」とお願いをしましょう。
これまで妻がやっていた業務をいざ夫が体感する事で、夫にも新しい気づきが生まれます。
また、実際にやってもらい夫のやり方が本当に良い方法であれば、素直に「凄いね、ありがとう」と褒めた上で、私がやるより「あなたの方が上手いからこれからもやってくれると嬉しいな」など口だけでなく今後も依頼できるようにする事がポイントです。
対処法その3:経済的自立できるように努力する
もう、こんな夫と生活していく自信はない、歩み寄る努力は長年続けてきたけれど、夫は一切変わってくれなかった…という方も居ますよね。
しかし、今後の生活を考えると、簡単に離婚して出ていくわけにもいかない…。
そんなあなたは、今日から必死でお金を貯めましょう。
- 「しばらく働いてこなかったし…」
- 「すぐに働けるような資格もスキルもないし…」
なんて思わずに、どんなことでも良いのでチャレンジしてみるのです。
「夫と一緒に生活しなくて済むかもしれない」と思えば、どんなことだってできるはず!
何よりあなたは、長年「口だけ夫」の理不尽で傲慢な仕打ちに耐え抜いてきた「勇者」のような人です。
自分の理想の未来を手に入れるために、経済的自立を目指してください。
それができれば「自分はいつだって出ていくことができるんだ」という気持ちになり、気分が軽くなるでしょう。
まとめ
今回は、口だけ夫の特徴と、子供のような幼稚な旦那とうまく付き合う方法について解説してきました。
世の中には、想像よりも多くの「口だけ夫」が存在しています。
自分自身が悩んでいると、余計に他人の家庭が幸せそうに見えたりしますが、実はどこの家庭の妻たちも、それぞれに夫に対しての悩みや不満を抱えているものです。
自分だけが辛い思いをしていると思い詰めたりせず、「どこの家庭のご主人も、うちの旦那と変わらないのかな」と、見方を変えることで、心が軽くなることもあるでしょう。
また、このような夫に対する対応について相談したいなどあれば、本サイトに「夫婦のお悩み掲示板」ごご用意しておりますのでぜひご活用ください。