長い結婚生活のなかでは、ほとんどの夫婦に必ずといっていいほど倦怠期が訪れます。
- 最近、旦那に関心が持てなくなった…
- 夫婦で会話していても楽しくない
- 付き合って3ヶ月経ってマンネリ化してきた…。
などと感じている方は、もしかしたら倦怠期かもしれません。
パートナーのことが嫌いになったわけでないけど、ドキドキしたりときめいたりしない…。
長い時間一緒に過ごしてきた夫婦なら当然なことなのかもしれません。
とはいえ、できることなら結婚したころのような仲良し夫婦に戻りたいですよね!
今回は、倦怠期にやってはいけないNGな行動について解説します。
倦怠期を乗り越えるための方法もお伝えするのでぜひ参考にしてください。
倦怠期を乗り越えて楽しい夫婦生活を送りましょう!
倦怠期って一体なに?
倦怠期とは、パートナーに対して「慣れ」や「飽き」を感じてしまうことです。つまりマンネリ状態のことを指します。
結婚やお付き合いをして一緒にいることが当たり前になるため、新鮮さがなくなり気持ちが冷めやすいのかもしれませんね。気持ちが冷めてしまうと、パートナーの嫌なところが目につきやすいものです。
ここでは、夫婦・カップルにおける倦怠期の注意点となりやすい時期について解説します。
倦怠期における注意点:夫婦の場合
カップルであれば、状況によっては簡単に別れることが可能です。
しかし、結婚している夫婦の場合は、倦怠期だからといっても簡単に別れるわけにもいきません。
同じ家で一緒に暮らしているので、お互いに距離を置くことも難しいでしょう。
毎日顔を合わせる倦怠期の夫婦は、お互いの嫌な所ばかりが目についたり、価値観の違いにストレスを感じたりすることが増えていきます。夫婦喧嘩が増えたり会話が減ったりするなど夫婦関係が悪化し、離婚につながる可能性もあるかもしれません。
早めに2人の関係を改善する必要があります。
ぜひ本記事を確認して、倦怠期の原因から対策まで把握してより良い家庭を築くことができるようにしましょう。
いつの時期に倦怠期に陥りやすい?
夫婦の倦怠期は、一度だけでなく定期的に訪れると言われています。特に、結婚して3年以内に起きやすいとされています。
倦怠期が起きやすい時期①:結婚後・付き合ってから3ヶ月〜半年目
「魔の3ヶ月」という言葉があるように、「付き合って3ヶ月目・結婚して3ヶ月目」この時期は倦怠期になりやすいとされています。
3か月や半年の節目は、夫婦の生活スタイルや価値観の違いに気付きやすい時期です。
いわゆるスピード離婚に注意が必要な時期と言えます。
倦怠期が起きやすい時期②:結婚後・付き合ってから1年目
結婚1周年の結婚記念日では、夫婦で一緒にお祝いし、日ごろの感謝を伝え合うのが一般的でしょう。
一方で、パートナーに対する不満が爆発することも少なくありません。
夫婦関係や彼氏・彼女との関係を見直す時期ともいえるでしょう。
夫婦のどちらか一方が結婚記念日を忘れていると、夫婦喧嘩の引き金になる可能性もあります。
倦怠期が起きやすい時期③:結婚後・付き合ってから3年目
また、ドキドキやときめきを感じる恋愛感情に関係するホルモンは、3年で分泌量が減ってしまうというデータがあります。
結婚3年目もホルモンが減ることで倦怠期に陥りやすい時期と言えるでしょう。
また、仕事や家事だけでなく、妊娠や育児など夫婦の関わりが変化することがきっかけになり倦怠期の原因になることがあります。
もしかして倦怠期?1分で出来る倦怠期チェックシート【17問】
夫婦、カップルでもどちらでも活用できる倦怠期チェックシートとなります。
1分程度でできますのでぜひ確認して見てください。
チェック数が多いほど、「倦怠期の可能性が高い」結果となります。
この診断は、症状や結果を保証するものではありません。
参考程度に留め、治療などを検討する場合は、適切な医療機関に受診してください。
倦怠期のカップル・夫婦によくある特徴7選
倦怠期状態になると、共通して以下のような特徴があるとされています。
- 会話が減る
- パートナーと一緒にいてもドキドキするなど刺激を感じにくい
- 相手への関心が減る
- 連絡が少なくなる・事務的になる
- 相手に対してイライラしやすくなる
- スキンシップの回数が減る
- 相手のためにオシャレをしようと思わなくなる
特徴その①:会話が減る
付き合いが長くなるにつれて、どうしても会話のネタや話す内容が繰り返しになってしまうことがあります。
「この話、前にも聞いたな…。」「(彼・彼女)に対して何を話せばいいかな…。」など会話に困り始めたら倦怠期になっているかもしれません。
結婚したて、付き合い始めの頃は、2時間でも3時間でも電話で会話しても苦ではありませんでしたが、倦怠期になると、スマホやテレビなしで1時間以上会話をすることが「面倒くさい」と感じてしまうことも…。
特徴その②:パートナーと一緒にいてもドキドキするなど刺激を感じにくい
「魔の3ヶ月」、「3年目の浮気」という言葉があるように、倦怠期になると、相手と一緒にいることが当たり前となり、ドキドキすることが減っていきます。
もちろん、お互いの性格を知り、「落ち着いた良い関係になった」というポジティブな意見もありますが、付き合い始めのトキメキは減ったことで、つまらないと感じてしまうことも…。
倦怠期を乗り越えることで、どちらかというと「家族」に近い存在になってきます。
特徴その③:相手への関心が減る
倦怠期の特徴の3つ目に、相手への興味・関心が減ることがあります。
少し前までは、「どうやったらこの人に振り向いてもらえるかな?」「どんな性格なんだろう?」「二人での生活はどんな風になるのかな?」など相手との関係性にワクワクしたはずです。
しかし、倦怠期はこれらがある程度落ち着いて、「この人はこんな性格なんだ。」とある程度理解が出来てくると、今までのような相手への関心がなくなる傾向にあります。
特徴その④:連絡が少なくなる・事務的になる
倦怠期の特徴の4つ目として、連絡が少なる・事務的な連絡だけになることがあげられます。
倦怠期の前までは、毎日電話やLINEで連絡していたのが、倦怠期になるとその連絡をする回数が「数日に一回でも良い」「連絡する時は、事務的な連絡ばかり」「相手の返事のOKだけなど簡素」になってくる傾向にあります。
前述した相手に対して関心が減ることも関連して、相手へより良く見せるための努力が減ることも、連絡が少なくなる要因の一つといえます。
特徴その⑤:相手に対してイライラしやすくなる
倦怠期の特徴の5つ目は、相手に対してイライラすることが増えることです。
結婚やお付き合いした当初は、相手のことが魅力的な異性に見えていたはずです。
しかし、その気持ちも落ち着いてきた時に、「自分と合わない部分」も見えてきます。
例えば、「男性がトイレの便座を上げっぱなしにする」「女性が細かいことばかり言ってくる」「男性なのに、車道側を歩いてくれない」など相手に対してイライラすることが増えてきます。
もちろん、ある程度我慢しますが、頻度が多いとつい小言を言ってしまい喧嘩に発展してしまうことも・・・。
特徴その⑥:スキンシップの回数が減る
倦怠期の特徴の6つ目は、スキンシップの回数が減ることです。
前述した通り、相手に対する感情が以前より減っていることもあり、当然スキンシップの回数も減ってくる傾向にあります。
ある意味落ち着いてきたとも言えますが、とはいえスキンシップを取ることは、良好な関係を作る上でも大事です。
数が激減してしまうと、「私って魅力がないのかな?」など相手を不安にさせてしまうこともあります。
特徴その⑦:相手のためにオシャレをしようと思わなくなる
倦怠期の特徴の7つ目は、相手のためにオシャレをすることが減ることです。
以前までは、相手に対してより魅力的に見られるように服装や髪型、メイクまでしっかり行っていました。結婚や付き合ってある程度年月が経つと、そこまで努力をする必要がなくなります。
ある意味、自分の素の部分まで打ち明けることが出来る関係になったとも言えますが、相手のために頑張ることが減ったのも倦怠期の特徴の一つと言えるでしょう。
どうして倦怠期に陥るの?倦怠期の原因とは
毎日顔を合わせて同じ家で過ごしているのに目も合わせない…。
会話もほとんどしない…。
すぐ隣で眠り、同じテーブルで食事しているのにお互いまるで興味なし。
結婚当初はあんなに仲良しだったのに、ふと気付くと最近会話らしい会話もしていないかも…。
なんてお悩みを抱える方は少なくありません。
ここでは、夫婦やカップルが倦怠期になる原因について解説します。
倦怠期の原因①:パートナーに対するマンネリ化
恋人同士のころや結婚当初はすべてが新鮮でドキドキするものです。
しかし、一緒に過ごす時間が長くなるにつれてお互いの気持ちも落ち着いてきます。
パートナーのこともほとんど分かってくるので「あなたのことをもっと知りたい!」という気持ちも減っていくのも当然です。
安心できる関係になれる反面、恋愛感情のようなときめきやドキドキは少なくなるのが一般的なのかもしれませんね。
倦怠期の原因②:パートナーへの気遣いがなくなる
毎日のように顔を合わせて一緒に生活していれば、パートナーの前で常に完璧な自分でいるのは難しいものです。
すっぴんはもちろん、起きたての寝ぐせのついた髪など本当は見せたくない姿も当たり前になってしまうことでしょう。
一方で、そのような状態になると、「お互いに心を許して素でいられる関係」とも言えます。
しかし、素でいられる夫婦関係はメリットである反面デメリットでもあります。
デメリット
お互いに気を遣わなくなることで、身だしなみに手を抜くだけでなく、以下のような相手の嫌な部分が見えてしまうこともあります。
- 無神経な言動をしてしまう
- 自分勝手な行動をとってしまう
- 相手のことを考えていない行動
知らず知らずのうちに相手を傷付けてしまったりなどしていませんか?
いくら夫婦やカップルとはいえ気遣いができなければ、すれ違いの原因になってしまうことも考えられます。
倦怠期の原因③:同じことの繰り返しで楽しめない
夫婦生活や半同棲しているカップルは、毎日同じことの繰り返しであることがほとんどです。
朝、目を覚まし朝食を食べ、会社へ行き帰宅、夕食を食べ、入浴して就寝。毎日同じことを繰り返していると、新鮮な気持ちを感じることがないため楽しくないと感じてしまう方は少なくありません。
また、誕生日や結婚記念日など夫婦の記念日の過ごし方もマンネリ化してきてしまう方も多いでしょう。せっかくのイベントもいつも同じでは正直喜べない…という方は多いようです。
倦怠期の原因④:価値観のズレを感じ始める
恋人同士だったころは、お互いによく思われたいという気持ちが強いものです。
しかし、結婚して一緒に生活していれば、お互いの嫌な部分を知ることもあるでしょう。
パートナーとの考えが合わないと感じる場面も増えてくるのです。
許せることと許せないことがあると思いますが、価値観が合わない場合は、一緒にいても不満が増える一方になるでしょう。
倦怠期にやってはいけないNG行動5選
倦怠期の夫婦・カップルは、パートナーに対してイライラしたり不安になったりしてストレスを感じることが多いです。
ストレスを感じていると、パートナーへの対応もついきつくなることがあるでしょう。
とはいえ、どんなに相手との関係が悪くなったとしてもやってはいけない行動もあります。
ここでは、倦怠期の夫婦・カップルにやりがちな、やってはいけないNG行動について解説します。
やってはいけない行動①:パートナーを責める
長い時間一緒に過ごしていると、自分の気持ちを遠慮なくパートナーにぶつけてしまうこともあります。
結婚当初・付き合いたての時期なら喧嘩してもすぐに仲直りしてさらに愛を深められるかもしれません。
しかし、倦怠期の夫婦・カップルの場合、ストレートに不満をぶつけてしまうと離婚の引き金となってしまうことも考えられます。
パートナーを責める前に自分に落ち度がなかったか振り返ろう
マンネリ化が原因の倦怠期では、パートナーの悪い部分ばかりが目につきがちです。
よい部分が見えにくくなっているため、ついパートナーを非難してしまいます。
非難や否定ばかりされていたら、パートナーもうんざりしてしまいます。
倦怠期かも…と思うのであれば、意識してパートナーのよい部分を探すのも大切かもしれませんね!
やってはいけない行動②:不安だからといって相手を束縛する
恋人同士や結婚したばかりの頃などのラブラブな時期であれば嫉妬や束縛も愛情表現の1つと感じることもあるでしょう。しかし、倦怠期に陥った夫婦・カップルが嫉妬や束縛されることは大きなストレスになります。
また、パートナーの二人が同時に倦怠期に陥るとは限りません。
妻(彼女)と夫(彼氏)のどちらか一方だけが倦怠期のケース、お互いの気持ちに差があるケースなどさまざまです。
どちらか一方だけが倦怠期の場合、素っ気ない態度をとられたり冷たくされると、不安になってしまい過剰に束縛してしまう方も少なくありません。
気持ちが冷めているときに束縛されればうっとうしいと思われても仕方がありません。
やってはいけない束縛する行動
- 相手の行動を監視する
- 相手のスケジュールを縛る
- 細かいことでも、「何をやってたの?」とチェックをする
- 飲み会や、ランチ会などに行くと不機嫌な感じにする
自分は大好きなのにパートナーに冷たくされたら不安な気持ちになるのも分かります。しかし、嫉妬や束縛は逆効果になることがほとんどです。
パートナーの気持ちを考えて、少し自由にしてあげることを意識しましょう。
やってはいけない行動③:パートナーの悪口を第三者に言う
倦怠期の夫婦・カップルはお互いに不満を抱えているものです。
不満を抱えていれば、つい誰かに愚痴を聞いてほしいと思ってしまいまいますよね。
身近な友人や親兄弟などにポロっと愚痴ったことが、パートナーの耳に入ることも考えられます。
自分のいないところでパートナーから自分の悪口を誰かに言われていたと知ればやはりショックですし気持ちも冷めてしまうものです。
誰かに話を聞いてもらうことで気持ちが軽くなることはあります。しかし、どこからパートナーの耳に入るか分かりません。むやみやたらにパートナーの悪口を言うのは避けた方がいいでしょう。
やってはいけない行動④:素っ気なくする、やり返しをする
誰でも素っ気なくされたらいい気持ちはしませんよね。
また、倦怠期の時には、些細なことでもイライラしがちです。
相手に何か気に食わないことがあると、それに対してやり返しをしてしまっていませんか?
その関係になってしまうと、どんどん夫婦関係は悪化してしまいます。
もし、素っ気ない態度を取られたとしても「倦怠期だから仕方がない」と割り切り、あなた自身は普段通りに接してみるのも1つの方法です。いつの間にか相手もいつもの態度に戻るかもしれませんよ。
一歩下がり、俯瞰して夫婦関係を見てみる
一歩、俯瞰して大人になって対応して見てください。
そうすることで、相手の感情を冷静に考えることができますよ。
また、倦怠期に陥ると必要最低限な連絡すら面倒になってしまう方もいます。
夫婦で一緒に生活しているのですから、夕食の有無や帰宅時間などパートナーに伝えるべき最低限の連絡事項はあるはずです。パートナーが聞いてこなければ伝えないなどという態度では、夫婦の関係はすれ違っていくばかりです。
倦怠期の夫婦は会話が少なくなりがちです。
パートナーとの会話の機会を増やすためにも、日ごろから些細なことでもパートナーの予定を把握しておくようにしましょう。
やってはいけない行動⑤:他の異性とやりとりをする
倦怠期はパートナーの嫌な部分が目につきやすいものです。
他の友人や知人、夫婦とパートナーを比べてしまうこともあるでしょう。
倦怠期はパートナー以外の人が魅力的に感じてしまう期間でもあります。
特に最近では、SNSなどでキラキラした夫婦の関係を目する機会が特に増えました。
「私の家庭は何でこうなの・・・?」とより悲観的になり、他の異性に好意を持ちやすくなります。
このように、倦怠期の一時的な感情で浮気に発展してしまうことも考えられます。
パートナーに浮気を疑われたり浮気が発覚するようなことになれば、倦怠期どころか離婚にまで発展しかねません。
専門家に聞いた!倦怠期にまつまるFAQ
- 最近夫婦の会話が無くなり、夫に関心がもてなくなってしまいまいした。
夫も私に関心が無いのが分かります。
いわゆる倦怠期なのかもしれませんが、このまま一緒にいる意味があるのでしょうか。 -
夫婦生活も長くなり、空気のような存在になってきたのかもしれません。
倦怠期はどんな夫婦(カップル)にも起こるものです。
そんな時は、一度自分自身を内観してみることをおすすめします。- 相手にしていただいたこと
- やり返したこと
- 迷惑をかけてきたこと
上記の事実を、過去から現在までなるべく細かく回想してみましょう。
内観療法といって、相手の愛によって生きてきたという安心感が得られ、肯定的な自他認知が出来るようになります。
お互いに感謝の気持ちを持つことが、倦怠期を乗り越えるポイントですよ。
- 夫婦生活がマンネリ化してしまい、スキンシップもほとんどありません。
夫が私を女性として見てくれなくなり、悲しいです。 -
自分の今まで見せていない新しい一面を見せていきたいですね!
一番分かりやすいのは外見をイメチェンすること。
男性はちょっとした変化に気付きにくいので、思い切って髪型やメイクを変えてみませんか?
自分自身の気分転換にもなると思いますよ。
倦怠期を乗り越えるためにできること
倦怠期と聞くと夫婦関係にとってマイナスなイメージを持つ方がほとんどでしょう。
しかし、どんなに仲のよい夫婦・どんなの中の良いカップルであっても必ずと言っていいほど訪れるのが、倦怠期です。
特にこの相手に対する気持ちの変化で悩む方は多いです。
ネット上にも倦怠期をどのように乗り越えたらいいのかと悩む方は非常に多くいます。
ここからは、倦怠期を乗り越える方法を詳しく解説します。
些細なことでも感謝や愛情を言葉にして伝える
一緒に生活していると、夫婦・カップルはいい意味でも悪い意味でも「慣れ」が生じます。
特に毎日一緒にいるような生活だと、阿吽の呼吸のように、お茶を飲みたいと思った時に何も言わなくてもさっと用意してくれるなんてこともあるでしょう。
わざわざ口に出さなくても分かり合える以心伝心の間柄にあこがれる方もいるかもしれません。
しかし、たとえ夫婦であっても感謝や愛情の言葉を忘れてはいけません。
お茶を出してもらったら「いつも美味しいお茶をありがとう。」この一言を相手に伝えて見てください。
たったその一言で、相手は「やって良かった」と感じます。
倦怠期を乗り越えたいのであれば、恥ずかしがらず感謝や愛情の言葉を口にしてください。
改めて口にすることで、パートナーは新鮮さを感じ、なにより素直にうれしい気持ちになるはずです。
あなた自身も恋人同士だったころの気持ちを思い出すことができるかもしれませんよ。
「ありがとう」や「ごめんなさい」を素直に伝えることは、夫婦だけでなくすべての人間関係で必要なことです。
特に子どものいる家庭であれば両親がお手本となり伝えなければならない大切な言葉になります。
お互いの不満を話し合う時間を作る
夫婦・カップルはわざわざ口に出さなくてもお互いのことは分かっているという考えでいると、コミュニケーション不足になりがちです。
気付かないうちに夫婦の気持ちに大きなズレが生じてしまうことがあります。
我が家では、不満や将来のことなど意識的に夫婦二人で話す時間を作っています。
子供がいるので、子供が寝た後、1時間など時間を確保してゆっくり話しています。
話し合いをするときは、感情的にならずに「相手の話を最後まで聞く」「まずは相手の主張を受け入れる」この二つをルールにして話し合いをしています。
特に倦怠期にはパートナーの悪い部分ばかりが目につき不満もたまりやすいです。
倦怠期を早く乗り越えるためにも、不満はため込まずにパートナーに伝え夫婦で話し合うようにしましょう。
話し合いの際は、感情的にならず優しく提案するように伝えるのがポイントです。
取り返しのつかないことになる前に、日頃から意識して話し合う時間を持つようにすることをおすすめします。
新しい共通の趣味を探してみる
お互いに関心がなくなる倦怠期の夫婦は会話も減る一方です。
倦怠期を打破するために、一緒に新しい趣味をスタートさせるのもおすすめです。
夫婦・カップルで簡単に始めやすい趣味9選
- 映画やドラマ鑑賞
- ゲーム
- 食べ歩き
- 旅行
- ドライブ
- お散歩
- 博物館・美術館巡り
- 舞台、劇場、オーケストラ鑑賞
- ペットを飼う
同じ趣味を持つことで、自然に夫婦の会話も増えていきお互いの魅力を再発見することにもつながります。
自分磨きして魅力をアップする
毎日のように顔を合わせているとお互い見慣れてしまいドキドキしなくなります。
パートナーのために魅力的になろうと努力する気持ちをなくしてしまう方もいるようです。
「もう年だから…」「結婚しているから」など、今更自分磨きをしても仕方がないと考えていませんか?
ダイエットや肌のお手入れ、筋トレなど外見を磨くのもいいですし、新たに資格取得にチャレンジするのもいいでしょう。
自分磨きは、パートナーのためだけではありません。自分にとってもプラスに働くことばかりです。
私も育児と仕事で忙しすぎて自分の時間が取れませんでした…。
夫と話し合いをして、週に2〜4回程度ピラティスと整体に行く習慣を作りました!
体の調子も良いし、外とのつながりが増えて心も軽くなりました!
スキンシップを積極的にとる
結婚・付き合ってから時間の経過と共にスキンシップの回数が減ってしまう夫婦も少なくありません。
特に子どもが生まれるとなかなか夫婦2人で過ごす時間がとれなくなり、スキンシップする機会が減ってしまうのかもしれません。
ぜひ、恋人同士だったころや新婚当初を思い出してみてください。
きっと手をつないだり腕を組んだり自然にスキンシップをとっていたはずです。
また「愛している」「大好き」など言葉で気持ちを伝えることもできていたのではないでしょうか?
スキンシップを取りやすくするオススメな方法
- 恋人時代や結婚式の写真などを見返す、リビングに飾る
- マッサージをしてあげる
- 二人でお気に入りの香水を探してみる
- ソファで横に座るように意識する
まとめ
本記事では、倦怠期の特徴とその乗り越え方について解説しました。
どんなに仲の良い夫婦・カップルにも必ずといっていいほど倦怠期は訪れるものです。
ある程度のことは、倦怠期だから仕方がない…と受け流すことも必要かもしれません。とはいえ、決していい夫婦関係とはいえない倦怠期を早く抜け出したいですよね。
倦怠期に悩み、以前の仲の良い夫婦関係に戻りたいと願う方は多いです。
ぜひ、今回ご紹介した「倦怠期にやってはいけないこと」や「倦怠期を乗り越える方法」を参考にしてください。
倦怠期を乗り越えたいと願うのであれば、恥ずかしがらずパートナーに愛情や感謝の言葉を素直に伝えましょう。
あなたが変わることで倦怠期を抜け出すきっかけを作れるはずですよ!