- 何かあるとすぐに不機嫌になる嫁にうんざりしている
- 嫁がヒステリックな原因はもしかしたら病気なのかもしれない。
- ヒステリックな嫁への対応方法はどうしたらいいの?
- キレたら止まらない
結婚したあの日、妻とともに末永く幸せに過ごしていく未来を思い描いていたはずなのに、現実は妻のヒステリックに悩まされる日々。どうしたらいいのかわからず途方に暮れていませんか?
こんな日々が続くのはもう限界。考えたくはないけど離婚が頭に浮かんでしまいますよね。
今回はあなたがヒステリックな妻に対してどう対応していけばよいのか、具体的な方法を解説します。
結論を言うと妻のヒステリックには必ず理由があり、妻の思いをしっかり聴いて受け止めることが解決のポイントです。
当記事を最後まで読めば、悩みの渦中におり、とても苦しい思いで過ごしているあなたの気持ちが和らぎ、前に進むヒントが得られます。
まず、最初にヒステリーとはどのような状態なのかを解説していきます。
【夫がうんざり】ヒステリー嫁の特徴
ヒステリーとは以下のような特徴があげられます。
- 暴言を吐く
- ものに当たる
- 泣き叫ぶ
- なにを言ってもキレる
- 話し合いにならない
上記の状態に悩む旦那さんのリアルな声を集めましたので紹介していきます。
暴言を吐く
ヒステリーを起こしている妻は人として言ってはいけないような暴言を吐きます。
「死ね」「クズ」「ばかじゃないの?」など、心がひどく傷つくような言葉を浴びせられ、悩んでしまう夫が多くいます。
普段は普通に会話ができるのに、キレたら会話が成立せず、一方的に暴言を吐く妻に耐えきれないと感じてしまう男性は少なくないようです。
例え、暴言がヒステリックを起こした勢いで言ってしまったものでも、言われた側には深い傷が残り夫婦の間、家族の間に溝ができていってしまうのです。
この特徴がある女性は、一度キレるとモノの分別が付かないのも特徴の一つです。
言ってはいけないようなこと・相手が傷つくようなことを簡単に言ってしまいます。
その後、冷静になった時に反省して「ごめんね。」と謝りますが、また怒ると歯止めが効かず、暴言を吐かれてしまう繰り返しをしてしまいます。
ものに当たる
ヒステリーを起こしている時に、ものに当たる妻も多いです。
物に当たる妻を見て夫は恐怖や困惑を覚えるでしょう。
物に当たった時に家族の大切な物を壊してしまう危険や怪我をさせてしまう危険があるため、家族もヒステリーを起こさせないように、腫れ物を触るような対応になり、家族の中の関係がギクシャクしていくことになるでしょう。
夫ができること
ものに当たる妻の場合、子供の安全を第一に考えて行動しましょう。
暴力的な行動や言動は子供にとって本当に怖いシチュエーションです。
まずは、妻が冷静になるように早急に対処をする必要があります。
泣き叫ぶ
ヒステリーな妻はちょっとしたことでも怒り泣き叫ぶ場合もあります。
泣いて叫ばれるとどう対応していいのかわからなくなってしまいますよね…。
妻の情緒が不安定な場合、それを支えるパートナーの負担は大きくなってしまい、疲弊して夫婦関係が悪化する場合も多いのが現状です。
なにを言っても切れる
ヒステリーを起こしている妻はなにを言っても聞く耳を持たずキレ続けます。
旦那さんは、話の通じない妻にうんざりしてしまいます。
話し合いにならない
ヒステリーを起こすと会話が成立しないので話し合いにもならない場合が多く旦那さんは困ってしまいます。
妻のヒステリーがおさまるまで旦那さんにはどうにもならないできません。
問題を改善へ向かわせるためには、夫婦、家族で話し合いをしてしなければいけませんが、ヒステリックで話が通じないとなるとどうにもならなくなってしまいます。
【病気の可能性がある】ヒステリックの原因
あまりにひどい妻のヒステリックを毎日見ていると「もしかして病気なんじゃ…?」そんなことも考えてしまいますよね。
病気かどうかを見分けるポイントは、社会生活に支障をきたしているか否かです。
家ではヒステリックだけど外では普通に働けており、友人との関係も築けているこのような場合は病気である可能性は低いです。
しかし、
- 職場でもヒステリーを起こし、まわりに迷惑をかけている
- 外に出ることがほとんどなく家に閉じこもる生活
- 人としての最低限の営み(食事、清潔、睡眠など)にも支障をきたしている
このような場合は病気の可能性が出てきます。
病気である場合は以下のようなものが考えられます。
パーソナリティ障害
パーソナリティ障害とは、理解や感情、行動や対人関係のパターンが一般的な人とは著しく異なり、そこからさまざまな苦しみや社会活動への問題が生じている状態を言います。
原因ははっきり明らかになっていませんが、発達期にある子供の頃に苦しい体験やつらい体験をしたこと、子育てを受ける環境が不十分だったことや生物学的な特性が関係しているという研究があります。
月経前症候群(PMS)
月経前症候群とは、月経前のイライラや情緒不安定、胸の張り、むくみ、体重増加など、精神的あるいは身体的症状のことを言います。
個人差がありますが月経前の3〜10日の間に起こります。
イライラなどの精神症状が強い場合、家族や職場の人間関係に悩むこともありますが、ほとんどの場合、月経の開始に伴い症状が軽快もしくは消失していくのが特徴です。
統合失調症
統合失調症とは、幻覚や妄想、まとまりのない思考や行動、意欲の欠如などの症状を示す精神疾患です。
突然興奮して叫ぶなどの症状も見られます。
本人には病気の自覚がないことも多く、気分や行動、人間関係などに良からぬ影響が出てしまいます。
自律神経失調症
自律神経失調症とは、自律神経のアンバランスでイライラや不安、不眠、記憶力や集中力の低下、感情の起伏が激しくなるといった症状が出ます。
更年期障害
更年期障害とは、閉経に伴って卵巣の働きが衰え、エストロゲンというホルモンの分泌が急激に減ることが原因で起こります。
自律神経の乱れから、動悸や息切れ、のぼせ、ほてり、イライラ感、めまい、耳鳴り、不安感、不眠などの症状が出ます。
適応障害
適応障害とは、ストレスが原因で引き起こされる感情や行動の症状によって、仕事や家事育児などその人の社会的機能が大きく阻害されたり困難になっている状況のことを言います。
焦り、イライラ、意欲低下、不安感などの症状が出ます。
これらの病気は、この程度に達しないと病気ではない、受診すべきではないというような明確な基準はありません。
また、上記で示した病気以外の可能性もゼロではありません。
つらい状況がおさまらない場合は、専門家の門をたたいてみるのも一つの解決策となるかもしれません。
病気の可能性がある場合の対応方法
病気の可能性がある場合は、適切な治療を受けることで状況が改善に向かう可能性があります。
しかし、妻を受診させるとなると少しハードルを感じるかもしれません。
以下の方法を参考に妻に受診を促してみてください。
妻の体や心を本気で心配していることを伝え受診を勧める
妻がつらそうなことをとても心配している旨を伝え、受診を勧めてみましょう。
ここで注意したいのが「お前はきっと病気だ」などと決めつけるようなことは言わないこと。
病気と決めつけてしまうと、妻の不安やヒステリーを余計に煽ってしまいます。
「病気じゃないことを確認しに行こう」「一度話だけでも聞いてみよう」というスタンスで話をしましょう。
ひとりで受診できないようであれば付き添うほうがいいかもしれません。病院を予約することもできないかもしれないので、大変ですがフォローしてあげられると妻はきっと助かります。
受診する科は「精神科」か「心療内科」
受診する科は「精神科」か「心療内科」になります。
このふたつの科の違いは下記です。
- 精神科:心の病が原因で、症状も「心」に現れる病気を治療する科
- 心療内科:心の病が原因で、症状が「身体」に現れる病気を治療する科
妻のヒステリーがイライラや感情の起伏が激しいなどの「心」の症状である場合は「精神科」を受診しましょう。
心の症状の他に下痢や頭痛や腹痛など「身体」の症状も強い場合は「心療内科」を受診しましょう。
判断に迷う場合は「精神科」・「心療内科」両方を謳っているクリニックを受診するといいでしょう。
最近は精神科とは謳わずメンタルクリニックと看板を掲げているクリニックも多いです。
メンタルクリニックは精神科・心療内科・神経科という心の分野を取り扱っているという総称なので、メンタルクリニックと謳っているクリニックにかかってみるのもいいでしょう。
妻のヒステリーと向き合ってうまくやっていこうと思っても、耐えられないと思う時はあるはず。
次に、世の中のヒステリー妻を抱えている夫がどのような時に耐えられず離婚したいと思うのか紹介していきます。
【もう耐えられない】ヒステリー嫁と離婚を考える時
ヒステリーで自分や家族を傷つける妻と離婚したいと思うときは下記の場合が多いです。
- 状態に改善が見られない
- 妻の人生まで背負えないと感じた時
- 子供に影響が及んでいると感じた時
ヒステリー妻を抱える旦那さん中には、離婚したいと考えるかたもいるでしょう。
あなたの人生は妻だけのためにあるわけではありません、そう思うのも素直な気持ちだと思います。
ヒステリー妻を抱える旦那さんがどのような時に離婚を考えるのか詳しく紹介していきます。
状況に改善が見られない時
どんなに親身に寄り添っても妻のヒステリーがおさまらないとあなたはどんどん疲弊していくでしょう。
そして限界を感じた時、離婚を考えることになります。
妻の人生まで背負えないと感じた時
妻と婚姻関係である以上まったく関わらずに生きていくということは難しいです。
しかし、妻の人生に関わることに限界を感じ、こんな重い妻の人生を背負って生きていくのは無理だ、嫌だそう思い、気持ちが戻れなくなった時は離婚を考えるでしょう。
子供に影響が及んでいると感じた時
もし夫婦の間にお子さんがいる場合はさらに事態は複雑です。
妻のヒステリーはお子さんの発達にも大きな影響を与えます。幼少期に母親から受ける愛情に乏しく、寂しくて怖い思いをした場合、大きくなってから心身の不調をきたしやすく、精神疾患を発症するケースもあります。
子供の成長にも悪い影響を与えてしまう場合は、子供のためにも離婚を選択した方がいいこともあります。
離婚という考えがある中でも、愛し合って結婚した相手であるため、なんとかこの先も上手くやっていきたいと願う旦那さんがほとんどだと思います。
次には、ヒステリックな嫁と夫婦円満にいれるコツを紹介します。
【夫婦円満のコツ】ヒステリックな嫁への対処法
できることならヒステリックな妻でもやり直したい。『なんとかうまくやっていきたい』そうも思いますよね。
ヒステリックな妻と夫婦円満でいるポイントは下記です。
- 理由を探る
- 妻の話をただ聴く
- 理由に対処する
- ヒステリックにヒステリックで応戦せず冷静に対応する
- 妻が冷静なときに自分の思いも伝える
対処法を詳しく解説します。
簡単ではないですがぜひやってみてください。
理由を探る
妻のヒステリックには必ず理由があります。第一にその理由に対してのアプローチが必要です。
「なぜすぐ俺はキレられてしまうんだ?俺に理由があるならなおす努力をしたいから教えてほしい」
「俺が理由ではない場合も、君のつらい気持ちをなくす努力をしたいから教えてほしい」
そう真剣に伝え、理由を解明しましょう。
妻の話をただ聴く
理由を探りながら妻が話すことをただただ聴きましょう。ここで言う『きく』は『聞く』ではなく『聴く』です。傾聴です。
『聴く』ということは、相手の話を相手の立場に立って、相手の気持ちに共感しながら理解しようとすることです。
相手の話に善悪の評価や好き嫌いの評価を入れてはいけません。相手の話を否定せず、なぜそのように考えるようになったのか、その背景に肯定的な関心を持って聴いてみてください。
否定したくなる気持ちが湧き上がってきても否定してはいけません。ありのままの妻を理解する気持ちで聴きましょう。
「私の気持ちを理解してくれたのかもしれない」妻がそう思ってくれたらきっと何かが変わるはずです。
理由に対処する
妻から理由を聞けたら対処方法を考え実行しましょう。
- 悪かったところはなおす努力をする
- 希望、要望が聞かれたらなるべく実行する
ヒステリックな妻を変えるには、一朝一夕ではいかないですが、丁寧に日々を積み重ねていきましょう。その中でもまた妻のヒステリーが現れるかもしれません。その時はまた理由を探り、お互い寄り添っていける努力をしてみましょう。
ヒステリックにヒステリックで応戦せず冷静に対応する
妻のヒステリーはすぐにおさまるものではないかもしれません。
丁寧な毎日を続けていてもヒステリーはまた起こるかもしれません。そんなとき、あなたもヒステリックに応戦してはいけません。必ず冷静に対応しましょう。
あなたもヒステリックになっては火に油です。
妻のヒステリーもさらにヒートアップしてしまいます。腹立たしい思いをぐっとおさえて、「まぁ少し落ち着けよ」と冷静なスタンスを保ち対応しましょう。ここでも傾聴、『話を聴く』ことです。
妻のヒステリーが少し落ち着くまで待つのも手です。
妻が冷静なときに自分の思いも伝える
時には、妻に自分の思いを伝えるのも大切です。
あなたがずっと我慢ばかりしていてはあなたの気持ちも爆発してしまいます。
妻が冷静になった時にあなたの素直な思いも伝えましょう。
このときのポイントはアイメッセージで伝えることです。
相手が主語のユーメッセージで伝えてはいけません。
「ひどいことを言われた時は俺もつらかった、傷ついた、悲しかった」
「俺は君と笑顔で過ごしたい」
「だから俺は〇〇してほしい」
というように、相手を否定する気持ちを伝えるのではなく、あなたが主語になるあなたの気持ちを伝えましょう。
【まとめ】嫁がヒステリックな原因を知る
妻がヒステリックになるのには必ず理由があります。
まずは話をよく聴き、妻のつらい思いを知ることからはじめましょう。
話を聞き、ヒステリックになる原因を知ることができたら下記のポイントを意識して関わってください。
- 理由に対処する
- ヒステリックにヒステリックで応戦せず冷静に対応する
- 妻が冷静なときに自分の思いも伝える
奥さんの状態によっては、受診も考慮してあなたと奥さんにとってよい選択をしていけるよう行動してみましょう。
行動してみた結果、離婚をするのか、夫婦として進んでいくのかなど、どうしていくかはあなたが決めていいと思います。
あなたの人生も大切に、お互いがよい道を進んでいけますように応援しています。