- 妻から一方的に別居を要求されてショック!頭が真っ白でどうしていいかわからない
- 家族のために頑張っていたつもりなのに何が不満なの?どこに落ち度があったのかな
- このまま離婚になってしまいそうで不安。何とか解決の糸口を見つけたい!
- 子供もいるし、別れたくない
妻と別居や離婚はしたくないよ!
このような男性の悩みに応える記事です。
仲良しそうに見える夫婦でも、別居したいくらい関係が悪化することはあるものです。
ある日突然、妻から一方的に「別居してほしい」と告げられる男性も少なくありません。
でもせっかく好きでいっしょになったのです。何とか夫婦関係を修復したいですよね。
本記事では、妻が一方的に別居したいといってきたときの対処法や夫婦関係を修復するためのポイントを紹介します。
「円満な結婚生活を何とか取り戻したい」と考えている男性は、ぜひこの記事をご一読ください。
妻が夫と「別居をしたい」と考える理由とは
妻が別居を口にする、ということは夫や夫婦生活への不満が積もりに積もった結果です。
では、妻がどうして別居したいと考えるまで追い詰められたのかを考えてみましょう。
妻が夫と別居を考えるよくある理由をいくつか紹介します。
- 父親なのに子育てに無関心すぎる
- 家事分担の不公平感が改善されない
- 夫婦としてのコミュニケーションがない
- 金銭感覚が違いすぎる
- 思いやりのない自分勝手な態度
夫と別居したい理由①:父親なのに子育てに無関心すぎる
父親になったのに、育児に無関心の夫に妻の不満はつのるばかり。
ワンオペ育児状態が続くと、妻は夫に対し不信感を持ち別居を望むようになります。
特に育児休業中の妻に「家事と育児は妻の仕事」と言わんばかりに丸投げしている方は要注意!
子育て中の妻は一日中子供と一緒にいることが多く、疲れやストレスがたまりやすいからです。
こんな夫の言動に妻は絶望しています。あなたにも心あたりはありませんか。
- 育児に家事に余裕のない妻の横で、いつもテレビを見たりゲームをしたりしている
- 休みの日に、育児中の妻の妻を家に残して毎週のように遊びにで出かけている
- 育児休暇中の妻に「一日家にいるのに何で部屋がちらかっているの」と言う
夫と別居したい理由②:家事分担の不公平感が改善されない
家事分担の不公平感は、妻が別居を考える原因になります。
特に、共働きにもかかわらず料理を全て妻に任せている方は要注意!
家事の中でも、料理はいちばん手間のかかる家事だからです。
夫と同じように仕事をしながら「買い物」「献立作り」「調理」「後片付け」をこなす妻の負担を想像してみてください。
夫と別居したい理由③:夫婦としてのコミュニケーションがない
夫婦間のコミュニケーションが不足すると、妻は孤独感を感じるようになります。
夫に話しかけても、夫からの返事がうわの空やそっけなかったりすると
夫にとって私は重要な存在ではないのね
と感じてしまうからです。
妻が夫に何か伝えたいことがあっても話しづらい状態が続けば、妻のストレスや不満が溜まり別居を考えるようになります。
こんな夫の言動に妻は絶望しています。あなたにも心あたりはありませんか。
- 仕事から帰ってくるなり話しかけてくる妻の話をさえぎってしまう
- 妻が話しているとき妻の目を見ない。うわの空で返事をすることが多い
- 夫婦だから、言葉にしなくてもお互いの気持ちや考えは伝わっていると思っている
夫婦の会話時間と円満度合いの関係について
仲良し夫婦と、夫婦関係が上手くいっていない夫婦では、1日の会話時間が2倍程度の差があることが明らかとなっています。
夫婦で会話をすることが楽しいと思ってもらえる状況を作ることが何より大切です。
夫と別居したい理由④:金銭感覚が違いすぎる
夫婦間で金銭感覚が違いすぎると、妻が別居を考える原因になります。
特に、家計が厳しい状況にある中で、夫が無駄遣いを繰り返している場合は要注意!
妻だって、独身時代のように好きにお金を使いたい!でも家族や子供のためにぐっと我慢しているからです。
夢見る夢子ちゃんも、母になると現実的になります
「子供の教育費など将来に備えてしっかり貯蓄もしておきたい」と考えます。
それなのに「自分で稼いだお金なんだから自由に使っていいいでしょ」と言って好き勝手にお金を使っていたら、妻の不信感が増すばかりです。
夫と別居したい理由⑤:思いやりのない自分勝手な態度
円満な夫婦関係を築くためには、お互いに相手を尊重し思いやりを持つことが不可欠です。
逆に夫が妻の気持ちに配慮しない態度を続ければ、妻が別居を考える原因になる可能性があります。
特に妻の手料理に「ありがとう」「おいしい」と言ったことがない方は要注意!
多くの女性は夫や子供に喜んでもらうことを励みに、毎日苦労して献立を考えているからです。
暴言・人格否定だけがモラハラではありません。たとえば、このような夫の言動は妻の心を深く傷つけます。
- 妻が料理を作っても感謝するどころか、つい文句を言ってしまう
- 何かを決めるとき、妻の意見は聞かず自分の考えや好みを押し通してしまう
- 冗談のつもりで、妻の容姿を侮辱するのようなことを言ってしまう
夫に「おでぶさん」と言われたら冗談でも傷つきます
夫と別居したいです
私28、夫29の結婚3年目、共働き 2歳の子供がいます
同棲してから見えた夫の実態に呆れ ずっと別居したいと思っていました。
・家事をほとんど手伝わない 少し洗濯物を干しただけでやった気になります
・自分から子供の相手をしない ほっといても育つんだからお前が過保護だ、と。
・家にいる時は常に携帯ゲーム
・タバコは1日1箱吸い切るくらい
・休みの日も家でずっとゴロゴロ寝てます
・貯金は教えてくれず生活費は月8万貰ってます
・モラハラ気質 なにかある度に俺が正しい、お前が変だ、と。
・現在住んでいる所が古い住宅で ( 当初夫が勝手に手続きをしていました ) ハウスダストのせいか持病の喘息が定期的に でるため、相談しても軽くあしらわれる
意見を言うと口論が強い夫に勝てないので ずっと我慢していましたが、もうストレスも 限界です。離婚はする気はないようなので 子供を連れて別居したいのですが どう説得したら良いでしょうか …
引用元:Yahoo!知恵袋
妻から離婚したいと言われたけど、別れたくない時の対処法
ここからは、妻から「別居をしたい」と言われたときの対処法を3つ説明します。
- まずは冷静になって自分の気持ちを落ち着かせる
- 気持ちが落ち着いてから妻の言い分をじっくり聞く
- 別居を回避するための話し合いを行う
大切なのは、問題解決に本気で取り組む覚悟をもつこと。
「どうせ本気で言っている訳ではないだろう」なんて甘い考えでは妻を引きとめることはできません。
妻が別居を口にするということは、離婚も視野に入れるくらいの状況になっている可能性があるからです。
別居したいと言われたときの対処法①:
まずは冷静になって自分の気持ちを落ち着かせる
妻に突然「別居したい」と言われたとき、まず行うべきことは冷静な気持ちを取り戻すこと。
とは言っても「怒り」「不安」「後悔」「あせり」など様々な感情がわいてきて冷静になるのは容易ではないと思います。
それでも、妻から突き放されたという現実を受け止め冷静に対処していかなくてはなりません。
いきなり話し合いをしようとしない
混乱した気持ちのままで妻と話し合いをしたら、ケンカ別れになってしまう可能性があります。
「別居したい」と言われた場合、妻に対して怒りの感情がわいてくることもあるからです。
オレのどこが気にくわないんだよヽ(`Д´#)ノ
ということにならないよう、たとえば妻に以下のように伝えて冷静になる時間をつくりましょう。
- 「突然別居と言われてとてもショックを感じている」
- 「(妻が)どうしてそのような気持ちになったかじっくり話しを聞かせてほしい」
- 「でも、今は気持ちが混乱しているから次の休みの日まで頭を整理する時間が欲しい」
妻の別居要求の原因が「自分である」という事実を受け止める
妻が別居を考えるに至った原因が、すべて夫側にあるとは限りません。
自分に落ち度があると認識していても、言い訳けや反論したい気持ちもあるでしょう。
自分自身の問題点に目を向けるのは、つらい部分もあります。
それでも、夫に対する不満が妻の別居要求の原因となっている以上その事実を受け止めるしかありません。
自分は妻との関係を大切にしているつもりだったけど、自分で気づかなかった落ち度があったかもしれない
別居したいと言われたときの対処法②:
気持ちが落ち着いてから妻の言い分をじっくり聞く
混乱した気持ちが落ち着いたところで、妻の話をじっくりと聞きましょう。
別居を求めてきた妻の話を聞く時は、以下の点に注意することが重要です。
妻の言い分にしっかりと耳を傾ける
別居を考えている妻から本音を知るためには、妻の言い分をしっかり聞くという姿勢を示すことが大切です。
たとえば、話を聞く前に妻にこのように伝えましょう。
自分の悪いところは改善したい。だから、どうして別居をしたいという気持ちになったかじっくり話しを聞かせてほしい
妻にいろいろ責められることがあるかもしれませんが、冷静さを保ちとにかく妻の聞き役に徹すること!
妻が話している途中で反論や言い訳をすると、そこで話しが終わってしまう可能性があるからです。
妻の感情的な思いに共感を示す
男性はとかく理論的に物事を考えがち。でも 妻の感情的な思いに共感することが重要なポイントになります。
妻が別居を決めた背景には、夫や結婚生活に対する「寂しさ」「不安」「怒り」「悲しみ」など負の感情がうず巻いてます。
もし妻が「わたしがどんな気持ちだったかわかる?」と聞いてきたら、「どんな気持ちだったのか、くわしくおしえてほしい」と応えてくだい。
「あなたの(こういう態度)が悲しかった」と言われたら
ぼくの(こういう態度)でつらい思いをしていたんだね
と妻の感情をしっかりと受け止めてください。
妻が別居を希望する理由を整理する
妻の話をじっくり聞いたら、なぜ別居を考えた理由を整理しましょう。
妻が別居したいと考えた本質的な理由を知ることが大事 だからです。
夫への不満があれこれ出てきて、収拾がつかなくなるかもしれません。
そんな時は、このように聞いてみてください。
ぼくのやったことで、特に傷ついたことをおしえてほしい
別居したいと思った最大の理由をおしえてほしい
別居したいと言われたときの対処法③:
別居を回避するための話し合いを行う
妻が別居を考えた理由が整理できたら、話し合いをします。
話し合いの目的は、夫婦関係を修復し別居を回避するための解決策を見出すことです。
妻との関係を修復したいことを伝える
話し合いの前に、妻との関係を修復したいという気持ちをしっかり伝えましょう。
妻が別居を要求する背景には、夫婦関係の改善を期待している場合もあるからです。
- (妻が)別居したいと考えるほど追い詰めてしまい申し訳けないと思っている
- 自分は(妻と)別居はしたくない。結婚生活を続けていきたい。
- 自分の悪いところは改善したい。だからこれからいっしょに暮らしていくことを前提に話し合いをしたい
妻が夫に求めている要望を聞く
最初に、妻が夫に求めている要望を聞きましょう。
コミュニケーションの改善、家事分担の見直し、夫婦での時間を大切にするなど、妻の要望を具体的に確認します。
妻の要望が現実的でないと感じても、すぐに「それは無理だよ」と否定してはいけません。
いったんは妻の要望にしっかり耳を傾けることが大事です。
お互いが納得できる解決策を見つける
妻の要望が確認できたら別居を回避するための解決策を考えます。ここで大切なのは、お互いが納得した改善策を見つけること。
妻からの要望が現実的でないと感じたら、代替え案を提案するなど妥協点をさぐりましょう。
妻との別居を避けたいために、実現不可能な要望を安易に受けてはいけません。
2人で決めた解決策が実行できなければ、夫婦関係が更に悪化してしまうからです。
「自分の悪いところは改善する」って言ってたのは口だけだったのね
別居を希望する妻との夫婦関係修復するためのポイント
別居を希望する妻との夫婦関係修復するためのポイントを3つ紹介します。
- 妻とのコミュニケーションを見直す(まずは「ありがとう」の一言から)
- 夫婦で話し合った解決策は誠意をもって実行する
- 妻との話し合いを一度で終わらせない
話し合いの結果別居を回避できたとしても、妻の心はまだ揺れています。夫婦関係を修復するためにはここからが正念場です。
ポイント①:妻とのコミュニケーションを見直す(まずは「ありがとう」の一言から)
夫婦関係を修復するためには、妻とのコミュニケーションを見直すことが必要です。
コミュニケーションは、夫婦関係を良好に保つ上で欠かせない要素だからです。
日頃から夫婦間のコミュニケーションがうまくいっていれば、何か問題が起きても大体のことは解決できます。
「でもどうやってコミュニケーションを改善すればいいのかな」と言う方は、妻に感謝の言葉を伝えるところから始めましょう。
夫からの「ありがとう」の一言は何度聞いてもうれしいものです
- 1日1回以上「○○してくれてありがとう」と言う習慣をつくる
- 妻が料理をつくってくれたら「ごちそうさま」「○○がおいしかった」と言う習慣をつくる
ポイント②:夫婦で話し合った解決策は誠意をもって実行する
夫婦で話し合って決めた解決策は誠意をもって実行することが大切です。
夫の行動が変わらなければ、妻は失望し再び別居を考えるようになってしまいます。
とは言っても、解決策を実行しようと思っても上手くいかないこともあるかもしれません。
その場合は「やっぱり無理」とやめてしまうのではなく、妻と相談し別の解決策を考えましょう。
ポイント③:妻との話し合いを一度で終わらせない
妻との関係を修復するためには、話し合いを一度で終わらせずに継続する必要があります。
別居することは回避できても、妻の気持ちはまだ不安定だからです。
夫婦と言っても元は他人同士、考え方や価値観も違います。話し合いをしなければ理解し合えないこともあります。
別居まで考えた妻が抱えている心の傷は、決して小さいものではありません。
焦らず「時間をかけて妻との信頼関係を回復しよう」というぐらいの気持ちでいることが大切です。
妻の気持ちが変わず別居になった場合の注意点
話し合いをしても、妻の別居に対する気持ちが変わらないことはあります。
妻が「ひとりで自分の気持ちを整理する時間がほしい」と言う場合は、期間を決めて別居をするという選択肢もあります。
ここからは、別居することになった場合に注意することを4つお伝えします。
- 別居のルールを事前に話し合っておく
- 別居中も妻とのコミュニケーションを維持する
- 自分に合ったストレス解消法をみつける
- 関係修復がむずかしい場合は別居を長引かせない
ただし以下の場合、夫婦関係の修復は困難です。別居に踏み切る前に専門家に相談することをおすすめします。
- 妻が離婚を視野に入れ準備をはじめている(ふしがある)
- 妻が経済的な理由で離婚ではなく別居を希望している(ふしがある)
- 妻が話し合いに前向きでない、または応じない
(要望を聞いても「もうあなたには何も期待しない」と答えるなど)
注意点①:別居のルールを事前に話し合っておく
別居中のルールについて、事前に妻と話し合っておく必要があります。
何も決めないで別居になってしまうと、そのまま膠着状態になってしまう可能性があるからです。
- 別居の目的
- 別居の期間
- 生活費の分担
- 子育てに関すること
- ペットに関すること
別居の目的
別居をする場合は、夫婦それぞれが別居の目的を共通認識しておく必要があります。
別居の目的が「夫婦関係を修復するため」でなければ、そのまま離婚になってしまう可能性が大きいからです。。
たとえば「一時的に別居することで、お互い気持ちを整理しよう」「別居期間中に何らかの解決策を見つけよう」など具体的な目的を話し合っておきましょう。
別居の期間
別居の期間を決めておくことは、きわめて重要なことです。必ず具体的な期限を決めておきましょう。
別居が長引けば長引くほど、夫婦関係の修復がむずかしくなってしまうからです。
厚生労働省の調査によると「別居期間が1年未満で離婚になる割合は、82.8%」という結果もあります。
長くても1か月程度を目安に考えるのがおすすめです(別居先にマンスリーマンションを選ぶこともできます)
生活費の分担
別居中の生活費も夫婦で話しあっておく必要があります。単純計算で生活費が2倍になってしまうからです。
どのような割合でお金を負担するか、具体的な取り決めをしておきましょう。
子育てに関すること
子供がいる場合、子育ての分担や面会方法などを話し合いをしておく必要があります。
物心ついた子供であれば、両親が別居することで心が傷つきます。
別居中に母親が子供と暮らす場合でも、父親とも過ごせる時間がつくれるよう具体的な取り決めをしておきましょう。
ペットに関すること
家族同然のペットがいる場合は、だれがどのように世話をするか、面会はどうするかを決めておくことが望ましいです。
ペットについてのやり取りがきっかけで、夫婦関係が修復する可能性もあります。
注意点②:別居中も妻とのコミュニケーションを維持する
別居中でも、お互いの気持ちを共有しコミュニケーションを維持することが重要です。
例えば、定期的にメールやチャットアプリを利用することで、お互いの近況や気持ちを確認し合うことができます。
ただし過剰な連絡は、妻がストーカー行為と感じてしまう可能性があり注意が必要です。
事前に「1日1回LINEで近況報告しよう」「緊急時は電話しよう」などのルールを決めておくといいでしょう。
注意点③:自分に合ったストレス解消法をみつける
別居中は一人で過ごす時間が長くなるため、ストレスを抱えることもあります。
特に別居を要求された夫は、気分が落ち込んだり無気力になってしまうかもしれません。
その場合には、適度な運動や趣味に打ち込むことでストレスを解消するよう意識しましょう。
注意点④:関係修復がむずかしい場合は別居を長引かせない
事前に話し合って決めた別居期間を経ても、夫婦関係の修復がむずかしいこともあります。
その場合、ずるずると別居生活を長引かせるのは夫婦お互いや子供にとって望ましいことではありません。
つらいかもしれませんが、今後の夫婦関係をどうするか決断する必要があります。
夫婦で話し合うことが困難な場合は、早めに専門家に相談しましょう。
最後に
今回は、妻が一方的に別居したいと言ってきたときの対処法や夫婦関係を修復するためのポイントを 紹介しました。
妻から「別居してほしい」と言われ、後悔したり自分を責めている方も多いかと思います。
確かに妻に対して配慮が足りなかったところもあったのでしょう。
でも夫婦関係が上手くいかないのは、夫にすべての原因があるとは限りません。
「自分だけが悪かった」と、一人で問題を抱え込まないようにしてください。
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