- 気付いたら溜まっている終わりのない家事
- 面倒に感じてしまう家事
毎日の家事がストレスになっていませんか。
「家事は嫌いだけど、自分がやらないと溜まる一方」だから仕方なくやっている。
このように感じている方は、家事に対する考え方や視点を変えてみましょう。
今回は、以下の家事に対する楽しくアイデアを紹介しています。
- 掃除
- 洗濯
- 料理
- 整理、収納
元々家事嫌いだった私が、少しでも楽しく家事をこなすために行なっているアイデアを紹介しますのでぜひ実践してみてはいかがでしょうか。
さまざまな家事の悩みを解決するために、たくさんの情報が記載されています。
目次を用意しておりますので、先に苦手と感じる家事を楽しくする方法を見ることも可能です。
家事が嫌い!めんどくさい!と感じる原因とは?
- 家事が嫌いだけど仕方なくやっている
- できればやりたくない
- 家事が苦手だけど、しょうがなくやっている
と思っている方は多いのではないでしょうか。
私もその一人です。
もちろん、人によって家事が嫌いになる原因は様々です。
家事が嫌い・苦手と感じる原因
- 仕事・育児などで時間がない、疲れている
- 夫婦間の家事分担がうまくいかない
- 対価がもらえない、ほめてもらえない
- 家事をやってもキリがない
- 何から手を付ければ良いかわからない
- やって当たり前と思われている
- 出来て当たり前と思われている
このように家事は1回やれば終わりではなく、毎日同じことを行わなければいけません。
また、家事を頑張ってもそれが当たり前だと思われ、誰からも感謝もされず、給与も出ません。
ブラック企業より、ブラックな仕事が「家事」ですよね…。
けど、絶対にやらなければいけないのが家事でもあります。
少しでも楽しく家事ができるアイデアがあれば、毎日の嫌な家事にもポジティブに考えられます。
家事の苦手意識を克服するために、一緒に家事が楽しくなるアイデアを確認していきましょう。
関連記事:
手抜き家事でも〝バレない・綺麗・美味しい〟家事アイデア13選と便利な家事代行サービスについて
嫌いな掃除が楽しく感じる家事アイデア
掃除と一言で言っても、様々なものがあります。
- モノの片付け
- 掃除機掛け
- 拭き掃除
- お風呂掃除
- トイレ掃除
など項目が多く、気が遠くなりますよね。
終わりが見えない掃除が楽しくなるアイディアを4つ紹介します。
家事が楽しくなるアイデア1:タスクではなく時間で区切る
掃除をするときに、トイレも掃除をしたらリビングも掃除機をかけて、排水溝もきれいにしなきゃ…。
と思うと、考えるだけで嫌になりますよね。
掃除を始めるときはタスクとして考えるのではなく、「何分間掃除をする」など時間で考えてみることで楽しく出来ます。
おすすめの時間は1日10分だけ掃除の時間を作ることです。
あらかじめ掃除をする時間を短く設定することで、集中して効率よく取り組めます。
他にも好きな曲を3曲聴き終わるまで掃除をするなどもおすすめです。
自分の好きな曲を聴きながら作業をすることでノリノリの状態で家事が楽しくできます。
1日10分の掃除を長続きさせるには、意気込みすぎないことです。
初めのうちは掃除時間を長くしないことがコツです。
家事が楽しいと感じ始めたら、「10分を20分に変える」「3曲を4曲へ変える」など家事をする時間を伸ばしていきましょう。
家事が楽しくなるアイデア2:いつもの習慣にチョイ足しする
日常生活の中に掃除を取り入れると、わざわざ掃除の時間を作らなくて済みます。
例えば、
- 洗顔後のタオルで洗面台を拭く。
- トイレで座っているときに、ペーパーホルダーのほこりをチェックする。
- キッチンの油汚れは冷めないうちに拭き取る。
など。
ほんの少しのチョイ足し掃除でも、積み重ねの効果は絶大です。
このような家事のちょい足しをすることで、大掃除をしなくても部屋がきれいな状態が保つことができます。
体験談
我が家でもチョイ足し掃除を実践しています。
家事が苦手だった夫も癖がつくまで時間がかかりましたが、少しずつ「ながら掃除」に協力してくれています。
今では大掃除をしなくても家が綺麗な状態です。
夫婦楽しく家事ができた良いアイデアの一つです。
家事が楽しくなるアイデア3:好きなことを同時する
家事が楽しくなるアイデアとして、好きなことを同時にすることもおすすめです。
対策の一つ目に音楽を2〜3曲分聴きながら掃除をすると類似しますが、好きな音楽やラジオを聞きながら行うのも良いでしょう。
他にも、以下のようなことも、一緒にやることで嫌いな家事が一気に楽しくなりますよ。
お勧めの方法
- 英語のリスニング学習をしながら家事をする
- ダンスをしながら、ノリノリで掃除をする
- 掃除をトレーニングだと考えて、筋トレを意識しながら家事をする
- モップをマイクと考えて、歌いながら掃除をする
ポイントは、恥ずかしがらず、楽しむことです。
家事が楽しくなるアイデア4:家事を見える化してチェックする
掃除など家事は、ゴールがなく毎日毎日行う必要があります。
また、誰にも褒めてもらえず達成感もありません。
それであれば、自分が家事を頑張ったことを見える化してしまいましょう。
見える化リストの詳細
掃除をすべき場所、掃除をする頻度、掃除方法でリストを作ってみましょう。
- 【場所】
リビングの床、キッチンのシンク・コンロ、トイレの便器、お風呂の排水溝、玄関など。 - 【頻度】
毎日、週ごと、月ごと、シーズンごと、年1回など。 - 【方法】
掃除機掛け、拭き掃除、家電・家具のほこり落とし、水あか・カビ落としなど。
あらかじめリストを作って、見える化することで、どの掃除をしたらよいか迷わずスムーズに掃除を始められます。
その上で、掃除ができた項目にチェックを入れたり、線を引くと後々見たときに達成感を味わうことができますよ。
洗濯が楽しく感じる家事アイデア
毎日溜まる洗濯物。
- 洗濯物を仕分ける
- 干す
- たたむ
- アイロンがけ
など洗濯物の色落ちや、干す場所などを考えると一つ一つ時間がかかるものです。
そのため、洗濯が嫌いと感じる方も多いのではないでしょうか。
洗濯が楽しくなるアイデアを4つ紹介します。
家事が楽しくなるアイデア5:洗濯環境の見直し、楽ができる工夫をする
家事を楽にする工夫①:夜に洗濯機をセットする
楽する工夫の一つ目は、夜に洗濯をすることです。
夜のうちにタイマーをセットして朝起きたら干すだけにしておくことで、かなりストレスを軽減できます。
夜に洗濯物をセットするメリットは他にもあります。
- 電力ピークを避けることができるため、電気代が安くなる
- お風呂の残り湯がそのまま使える
- 乾燥機も使える服やタオルだけを洗濯をすれば、仕上がった洗濯物を朝畳むだけ
家事を楽にする工夫②:洗濯乾燥機を導入する
洗濯を干すのが面倒と感じている方には、洗濯乾燥機に切り替えるだけでその悩みが解決します。
乾燥機にかけられない傷みやすい服(下着・洋服)は自分で干す必要がありますが、タオル類は乾燥機にお任せすれば畳むだけですみます。
干す手間が少し省けるので、時短にもなりますね。
家事が楽しくなるアイデア6:生活感をなくして気分を上げる工夫を
洗濯機周辺は、排水溝や柔軟剤や、洗剤などでゴチャゴチャしやすく生活感がどうしても出やすくなります。
少しでも洗濯する時の気分が高まるように、洗濯スペースもインテリアの一部として考えて工夫をすることで、いつもの家事が楽しくなりますよ。
工夫①:排水溝周りをアレンジする
排水溝周りはデットゾーンとも呼ばれて、むき出しなホースが見えて生活感が最も出やすい箇所となります。
この排水溝周りを一工夫するだけで、洗濯スペースの雰囲気を一気に変えることができ、おしゃれで気分が上がる空間へ変えることができます。
このように排水溝の上にラックを設置するだけで、排水溝を隠すだけでなく収納スペースとして活用することができます。
家事が楽しくなるアイデア 7:お気に入りの香りの洗剤や柔軟剤を使う
自分のお気に入りの香りがする洗剤や柔軟剤を使うと、洗濯機が回っている間や干しているとき、乾いた後たたむときに落ち着いた気持ちになれます。
ドラッグストアなどには洗剤や柔軟剤の香りの見本が置いてあるので、ぜひお気に入りの香りをチョイスしてみてください。
洗濯機に入れるだけの楽チン洗剤
少し割高にはなりますが、ジェルボールなどを使用すると洗濯機に柔軟剤を入れたりすることも時短をして楽にすることができます。
家事が楽しくなるアイデア8:半乾きでアイロンする
実は、服のシワを取るときは、乾燥した状態より水分を少し含んだ状態の方が、しっかりと伸びます。
洋服、子どもの制服などアイロンが必要なものは、半乾きの状態でアイロンすると、しわが伸びやすくアイロンがけの時間を短くできますよ。
家事が楽しくなるアイデア9:たたむ時は「ながらたたみ」
部屋の中に取り込んで山になった洗濯物を見ると、げんなりしてしまうことありませんか?
ハンガーを片付けて、洗濯物を仕分けして・・・。と考えると気が重くなりますよね。
そんな時は、乾燥機の中から取り出しながら、またはベランダで取り込みながら、その場でたたんで片付ける「ながらたたみ」がおすすめです。
適当に取り込んで違う場所で改めてたたむという作業よりも、時短に繋がります。
料理が楽しく感じる家事アイデア
- 献立を考える
- 食材を買いに行く
- 調理する
- 後片付けをする…。
と食べるのは一瞬なのに、前後の動作が多く面倒になることが多いですよね。
そんな、料理が楽しくなるアイデアを5つ紹介します。
家事が楽しくなるアイデア10:キッチン便利グッズを揃える
キッチン便利グッズを揃えると、料理のバリエーションが増えるだけでなく、料理時間の時短にも繋がります。
100均一で購入できるものも多々ありますし、何より後片付けが楽になったりします。
おすすめキッチン便利グッズ
- 電子レンジで調理ができるツール(シリコンスチーマー)
- あっという間にみじん切りが完成するツール(ぶんぶんチョッパー)
- まな板シート
- フライパンが汚れないアルミホイル、クッキングシート
調理時間、後片付けの時間がぐっと短くなるので、個人的にやる気が持続します。
家事が楽しくなるアイデア11:キッチン調理家電で時短調理をする
便利なキッチン家電が次々と発売されています。
中でも電気圧力鍋や自動調理器は、食材をセットしてボタンを押すだけ、火加減や焼き加減のチェックが不要です。
キッチン(特にコンロの前)にずっと立っていなくても良いのでおすすめです。
料理が楽しくなるアイデア12:リメイク料理を作る
作った料理を別の料理にリメイクすることは非常にオススメです。
初めに1つのおかずを多めに作ってしまえば、その後のアレンジ次第で次の日のオカズへ早変わりすることができます。
例えば肉じゃがにしたおかずを、次の日はカレーに変身させるとかオススメです。
餃子に皮に包んで焼いてしまっても、また違ったおかずに変わりますよ。
家事が楽しくなるアイデア13:1週間の献立を固定化
月曜日~日曜日までの1週間の献立を決めてしまうというものです。
毎日「今日は何にしよう」と考える時間を短縮することができますね。
栄養面も考えて肉食ばかりが増えないように、月曜日が肉料理なら火曜日は魚料理とか、水曜日は焼きそばなど麺料理なども取り入れてみるなどです。
献立を事前に考えることは、メニューが被ることを防ぐ効果もあるのです。
毎週日曜日になったら、次の週の献立を考えると献立ルーティンを決めておくと、毎日の料理作りもストレスが軽減されるのでおすすめです。
家族と1週間献立を考える
料理をする上で何が大変かというと、「献立を考えること」です。
それであれば、週末に子供や夫と一緒に献立表を楽しく埋める作業を実施してみることをお勧めします。
夫婦や子供との会話のきっかけにもなりますし、子供の自立心や自分で考える力を養うことができます。
家事が楽しくなるアイデア14:食器をラップで覆ってお皿洗い短縮
料理作りもさることながら、面倒な作業の一つに食べたあとの食器洗いです。
人数が多いと食器の数も多くて、洗うのが面倒ですよね?
流しを見ると、ぐちゃぐちゃに置かれた食器を見ると洗う気も失せます。そんなとき少しでも食器洗いの時間を短縮するべく、ラップを使いましょう。
全部じゃなくても最低限、油物やタレ掛けおかずの場合は食べたあとのお皿はかなり大変なことになります。そういうお皿類は必ずおかずを盛りつける前に、お皿をラップで覆ってからおかずを盛ります。
こうすれば食べたあとはラップをはがすだけで、お皿を洗う必要はありません。気になる場合は、ペーパータオルなどで軽くお皿を拭いておくだけですぐ食器棚に仕舞えますよ。
家事が楽しくなるアイデア15:2日分作って翌日はレンチンだけ
毎日の献立作りも結局「何にしよう」と考え込むので、めんどくさいという場合は、せめて今日と明日の2日分だけのおかずを作りましょう。
2日分作れば、明日は前日作ったおかずを電子レンジでチンするだけで食卓に出せます。
料理作りは2日に1回やるということになりますね。
私もよくやりますが、1日でも料理しなくて良い日があると気持ちも楽になりますよ。
始めから1週間の献立を作るとか、多めにたくさん作るのが面倒であれば最初は2日分だけ作ることから初めて見てもいいですね。
整理・収納が楽しく感じる家事アイデア
- 衣替え
- 子供のおもちゃ
- 書類の整理・収納
- 断捨離
などが季節ごとに収容する場所を変えたりする必要もあり、ついつい物が増え過ぎてしまいがちです。
一緒に、整理や収納の家事が楽しくなるアイデアを確認していきましょう。
家事が楽しくなるアイデア16:不要品を売ってお小遣いにする
衣替えや断捨離で不要になったものは、フリマアプリやリサイクルショップで売ってみましょう。
売れたお金をお小遣いにして、自分の楽しみに使うのを目的にすると、整理・収納へのモチベーションがアップします。
「ユニクロだし、売れないでしょ…。」と思いがちですが、実は売れます。
以前、ユニクロで購入したダウンをフリマアプリに出店した所、3,500円程度で売れたことがあります。
フリマアプリは自分で出品・やりとり・発送する必要があり、すぐに売れないリスクもありますが、出品価格を決められます。
断捨離がなかなかできない人向け
物を捨てることができない人は、以下のような断捨離チャレンジシートを付けてみるのもおすすめです。
このシートを活用することで、「この服は使うかな?使う予定はないかな?」など考えるきっかけにもなりますよ。
家事が楽しくなるアイデア17:動線に合わせて収納する
モノを収納するとき、とりあえず空いているスペースに収納していませんか?
収納が苦手な私もよくやりがちです。
何となくで収納場所を決めていると、生活の動線がぐちゃぐちゃになり、時間効率が下がってしまいます。
使用するものは使う場所の近くに収納スペースを確保しましょう。
使用頻度や使用場所、使う人に合わせて収納するのがポイントです。
動線に合わせた収納例
- 朝の支度で使うスキンケアやメイクセットはまとめて洗面台周辺に収納する。
- 朝ごはんに使う調理器具、お皿などをまとめて取り出しやすい位置に収納する。
- 子どもの身支度グッズは子どもの目線に合わせた高さに収納する。
動線に合わせた収納を考えることで、片付けやすくなり、整理・収納が楽しくなってくるはずです。
まとめ
本記事では、嫌いな家事でも、少しのアイデアで楽しくなる家事別の主婦アイデアを紹介いたしました。
工夫次第で、いつもの家事が少し楽しくなったりします。
また、今回紹介した「家事の見える化」などを行うと、家族に妻がこれだけ頑張っていることを主張することもできますよ。
ぜひ本記事でお伝えした家事が楽しくなるアイデアを実践してみてくださいね。