旦那にイライラしない方法!夫婦円満のために行った〝7つの夫婦の約束〟

夫にイライラしなくなった私が、夫婦円満のために行った〝私の7つの約束〟

夫の普段の振る舞いに対して対して全く不満もないけど、少しのことでイライラしてしまう日々を過ごしていませんか。

夫婦についての記事を書いている私も、過去は夫との関係で悩み、イライラし、自分の気持ちが上手にコントロールできなくて、泣き出したくなる日がありました。

夫のことは、

  1. 尊敬できるところもある
  2. 感謝もしてる
  3. 嫌いじゃない
  4. むしろ好き、子育てにも積極的
  5. 夫婦円満でいたい

全くモラハラなどもなく、世間から見たら良い夫のはずですが、それなのになぜか今日も腹が立ってしまう自分がいますよね。

では、私たち妻は夫との生活で、どんなことを意識すればイライラせずに済むのでしょう。
夫を変えようとするのではなく、私たち妻が自分の言動を意識して、夫婦円満を目指す方法を、一緒に考えてみましょう。

少しでも夫婦関係がより良くなることに活用してもらえると嬉しいです。

目次

夫にイライラする日々だった過去の私

夫にイライラしなくなった私が、夫婦円満のために行った〝私の7つの約束〟

結婚して数年経ち子供が生まれて幸せな家庭を過ごしていましたが、子供が産まれてからです。
夫に対してイライラすることが増えて、小言が増えていきました。

家事や育児を全くしない夫ではなく、夫は夫なりに頑張ってくれていましたが、
全く余裕がない私からすると「2度手間ばっかり増やして、もうッ!」と言った具合にイライラしてしまうことが多かったのです。

子供が産まれてからの生活

子供が産まれてからは四六時中、子供に付きっきり。
夜中に起きたら、眠気まなこで授乳をして気づいたらもう朝…。

朝になったら、泣きつく娘を足元に家事をこなす日々に疲弊していきました。

  • 夫のことは好きだけど、もっと察してほしい。
  • んで気づいて先に行動できないの?
  • もう限界。早く帰ってきてほしい!

と精神的に疲弊していくのが自分でも分かりました。
このまま離婚しても良いかな?とまで考えたことがあります。

しかし、今当時のことを振り返ると次のように思います。

  • 忙しいけど、文句を言わずに夫は付き合ってくれていたな。
  • 喧嘩もあったけど、夫は夫なりに頑張ってくれていたな。

当時の私は自分に余裕がないこともあり、夫に変わってほしいという想いが強く毎日何かしらでイライラしていました。

しかし、私たち妻が自分の都合よく「夫に変わってほしい」と思うのは、少々虫のいい話かもしれません。

夫には夫の人格や考えがあり、また同じく妻にもそれがあるのですから、お互いに話し合って譲り合って、それぞれが成長していくことで夫婦の地盤が固まるものです。

『イライラしなくなる方法』自分と約束した7つの決め事

このまま、夫に対してイライラした感情を持ち続けると、いつか離婚もあり得るかも・・・。
と不安があり、これからの夫婦生活を楽しいものにするために自分と7つの約束をしました。

全てを常に意識することは難しいですが、自分に言い聞かせることで、夫への不満の量も減りましたし、何より二人で笑って話すことができる時間が増えました。

今、夫との関係で悩んでいる人はぜひ参考にしてくださいね。

イライラしない方法①:自分に頑張らなくて良いんだよ。と言い聞かせる

夫婦円満のために実施したこと1:自分に頑張らなくて良いんだよ。と言い聞かせる

何より大切なのが、まずは自分に「甘えても良いことを言い聞かせること」です。

普段から完璧にしないといけない・気が済まないと相手にも同じだけ求めてしまいます。

私はこんなに頑張っているのに、どうして…。といった不満が生まれないようにするためにも、心を軽く自分にお疲れ様と言い聞かせましょう。

イライラしないためにできること

  • 食べ終わった食器がしばらく流しにあっても良いんです。
  • 子供が遊んだ後に、おもちゃが散らかっていても死にません。
  • 洗濯も毎日洗わなくても良いんです。
  • ご飯もウーバーイーツやスーパーのお惣菜でもいいんです。

これまで頑張ってきたことを、変えることは大変かもしれませんが、今のあなたには心に余裕がありません。
頑張った自分を褒めてあげ、少し休暇を取ってより簡単にもっと甘えてくださいね。

そうすることで、夫に対してイライラすることも自然と減っていきますよ。

イライラしない方法②:「直してほしい」言わず、嫌という「気持ち」だけ伝える

夫にイライラせず、円満にいるためにやったこと2「直してほしい」言わず、嫌という「気持ち」だけ伝える

自分が「嫌だ」と感じること、嫌いなもの、夫の行動でイライラすることをきちんと伝えていますか?
これって結構言いづらくて、我慢してしまうんです。

私は「多少のことは我慢しなきゃ」と我慢しているうちに、チリが積もって山になって大噴火・・・。
なんてことを繰り返しながら、やっと本音を伝えられるようになりました。

しかし「直してほしい」とは言いません。
あくまでも「私はこういうのが嫌だ」と自分の気持ちを伝えます。

具体的な例

例えば、夫が靴下をまるめて洗濯カゴに入れることにイライラするのであれば、
「どうして丸めたまま入れるの?」「ちゃんと伸ばしてよ」と注意するのではなく、
私こういうのが嫌いなの」と、自分が不快であることを伝えるようにしています。

そこで、夫が「そうか」と気をつけるようになってくれたら、「ありがとう!」と言葉と態度で感謝を伝えます。

我が家は数年かけて、お互いに「これは嫌!」とケンカをしながら伝え合ってきました。
おかげで、今では夫に対して「嫌だな」と感じることは少なくなりました。

でも、ゼロになったわけではありません。
お互いに「嫌だな」をゼロにするのは不可能だと思っています。
この程度なら、まぁいいか」と、イライラせずに済む範囲であれば、気にしないようにしています。

イライラしない方法③:言葉に気を遣う

夫にイライラせず、円満にいるためにやったこと3夫への伝え方を変える
  • 「あれやって!」
  • 「これやって!」
  • 「もっとこうしてよ!」

このように夫に対してきつい命令口調になっていませんか?
言われないと何もしない夫にイライラするのはよく分かります。自分から動いてもらいたいですよね。
しかし、夫だってこんな口調をされては反発したくなるのも当然です。

頼みごとは「〇〇してもらえる?」と、疑問形にすると柔らかい口調になるのでオススメですよ。

皆がそうというわけではありませんが、一般的に女性の方が口が達者で、ヒステリックになりがちです。
言葉も行き過ぎれば、気付かないうちに暴力になってしまいます。

おそらくですが、夫に対してきつい言葉になりがちな妻は
この人になら何を言ってもいい」という気持ちがあるのではと思います。
親しい友人や職場の同僚に対しては、どんなにイライラしても、そこまできつい言葉にはならないでしょう。

何を言ってもいい相手なんて存在しませんから、夫でも家族でも「親しき仲にも礼儀あり」の気持ちを忘れずに。
言葉には気を遣いたいですね。

イライラしない方法④:「自分がいつも正しい」と思わない

夫にイライラせず、円満にいるためにやったこと4自分がいつも正しいと思わない
  • 「普通はこうでしょ?」
  • 「私の言っていることが正しい」

夫と意見が対立した時に「あなたは間違っている」とイライラしながら、
自分の意見を夫に押し付けてしまうことがありませんか?

このような自分がいつも正しいと思い込みに縛られてしまうと、大きなケンカへと発展してしまうことがあります。

自分の意見を夫に分からせようとすれば、夫は「自分を下に見ている」「馬鹿にしている」と感じます。
そんな夫婦は、対等な関係とは言えませんよね。
この状態では、関係が悪化の一途をたどってしまいます。

妻が自分の価値観を夫に押し付けようとするのは、夫へのアドバイスのつもりかもしれません。
しかし、夫よりも優位に立ってケンカに勝ちたいという気持ちもあるかもしれませんね。
そこには、自分を認めてもらいたいという心理があるのだと思います。

夫に対して、いつも「あの人は間違っている」「あの人の考え方はおかしい」と感じるようであれば、一旦落ち着いて「そういう意見もあるかも」「それもありだな」と考える癖をつけると良いと思います。

イライラしない方法⑤:否定から入らない

夫にイライラせず、円満にいるためにやったこと5否定から入らない

上記の記事「自分が正しいと思わない」にも通じますが、
夫との会話で「いや」「でも」「だけど」など否定から入っていませんか?
「いや、それはないでしょ」など、何気ない会話の中でも言ってしまうことがありませんか?

それを何度も言われていると、夫は「自分を認めてくれない」と感じて、妻にイライラするようになります。
夫婦に限らず、どんな人間関係でも同じことが言えますね。

会話の中で「それは違うな」と感じることがあっても、それが雑談程度の話であれば「そうだね~」と受け流します。それがもし、大切な話であれば「そういう考えもあるよね。でも私はこう思うよ」と、一旦夫の意見を認めてから、自分の反対意見を言うようにすると、お互いにイライラすることなく話ができると思います。

イライラしない方法⑥:外での愚痴を夫で発散しない

夫にイライラせず、円満にいるためにやったこと6外での愚痴を夫で発散しない

妻は愚痴を夫にただ聞いてもらいたいだけなのに、夫は「それは君も悪いよ」などと正論で意見してきて、妻がイライラする・・・というのはよくある話です。

愚痴は時々であれば、お互いに甘えて「少しだけ聞いてほしい」とお願いしてもいいと思います。

ただ愚痴というのは、話す方はストレス発散になりますが、聞く方はストレスが溜まります。
時々ならいいのですが、それが解決しそうにない問題の愚痴だった場合は終わりがないので、何度も話されると聞く方は「またか・・・」と辟易することになるでしょう。

なので、妻がストレス発散のために愚痴を繰り返すと、夫は正論でアドバイスをしてきたり
「もう愚痴はやめてくれよ」とシャットダウンするかもしれません。それは仕方ないと思います。

そして、その状態で「愚痴くらい聞いてくれてもいいじゃない!」と夫にイライラするのは、
ちょっと夫がかわいそうですよね。

もし、仕事や親族のことなどで解決しない問題を愚痴で発散したいのであれば、
相手は似たような思いを持つ同僚や親族や友人がベスト。

そういう相手がいなければ、カウンセラーを利用するのもひとつの手だと思います。
ちなみに、私はカウンセリングを利用したことがありますが、恥ずかしいことではありません。
今でも夫婦円満のために有効活用をしています。

イライラしない方法⑦:カウンセリングを利用する

夫にイライラせず、円満にいるためにやったこと7カウンセリングを利用してみる

私は夫の悩みをカウンセラーさんに聞いてもらったことがあります。

なぜ私が、友人や家族にではなくカウンセラーに相談したのかというと、夫婦問題に精通している方であれば、「夫が悪い」「妻が悪い」ではなく、二人を対等に見てアドバイスをしてくれるだろうと思ったからです。

友人や家族は話を聞いてくれますが、それではただ愚痴を言って終わりになってしまいます。

また、周囲の親しい人は私の肩を持ってくれるので、「夫が悪い」という印象になりそうで、そこに不安を感じました。私が望んでいたのは「妻の私が正しい」という証明ではなく、夫婦関係の改善です。

カウンセラーに話を聞いてもらった体験談

カウンセリングは60分のコースを選び、最初の30~40分ほどは私がずっと喋り続けました。
聞いてもらいたいことをメモしておいたのでスムーズに話すことができ、カウンセラーさんは聞きながら、ひたすらノートにペンを走らせていました。

そして最後に「夫に対してこれからどのような言動をすればよいのか」というアドバイスを頂き、終了しました。

私はカウンセリングを受けて良かったと、心から思っています。
やはり、それを職業としている方の聞き方やアドバイスの仕方は他とは違います。

夫に対してイライラする気持ちを話すだけで心が軽くなりますし、知人でないからこそ恥ずかしいことでも話せます。

愚痴を話したいというだけでも、カウンセラーさんはきちんと耳を傾けてくれるので、
夫へのイライラが募ってきたら、こういったサービスを利用するのも良いと思います。

自分の笑顔が増えると、夫も優しくなる

夫を変えるのではなく、自分が変わったことによってたくさんの変化が現れました。

  1. 一つはイライラすることが減り、自然と笑顔になっていたこと
  2. 笑顔の私に釣られて、夫も笑い始めたこと
  3. 些細なことでも、会話が広がるようになったこと

このことは、あまりに自然すぎて最初のうちは気づきませんでした。

「あれ?最近、なんか楽しいかも?」

イライラすることが減ったかも?

こんな些細なことから、自分が変わることで夫も変わることに気づきました。

自分が意識的に変わることは大変です。
けど、夫にこちらから強制して変えることはもっと大変です。

自分のできること1つでも良いので、イライラしないで夫婦円満に過ごすために「何ができるかな?」と考えてやってみることが大切です。

まとめ

夫婦関係が上手くいっていない時「自分は夫に対してどんな言動をしているか?」を少し意識してみると、マウンティングしていたり、「何を言ってもいい」という甘えがあったり、「夫が変わるべき」という思考があったり・・・と、気付く点があったりします。

自分の言動を変えるというのも簡単なことではありませんが、1つずつ意識してみませんか?
それが夫婦関係の改善に繋がる第一歩になるかもしれませんよ。

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この記事を書いた人

PaMarryの編集部です。
編集部のメンバーは全員既婚者であり、かつ子供がいる家庭となります。
夫婦関係・育児・子育てにまつわる「あるある」「なるほど!」な記事を書いています。
ぜひ、夫婦問題の解決、子育て・育児のヒントにご活用ください。

『編集部管理者』
馬鳥 亮佑
ファザーリンクジャパン所属
https://fathering.jp/papafiles/common/20211206_batori.html
クーミル株式会社 代表取締役
https://coomil.co.jp/

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