ワンオペ育児は専業主婦なら当たり前?辛いと感じる理由や離婚にならないための対処法

ワンオペ育児は専業主婦なら当たり前?辛いと感じる理由や離婚にならないための対処法
  • 専業主婦ならワンオペ育児は当たり前
  • ワンオペ育児が辛いなんて甘えている
  • ワンオペ育児が辛いからって離婚なんてできない

このように専業主婦のワンオペ育児は当たり前と思っている人は少なくありません。

しかし、家事や育児に追われて大変な状況を理解してもらえないと離婚に発展するケースも多くあります。

この記事では、ワンオペ育児を専業主婦が辛いと感じる理由から、対処法までご紹介していきます。

大変なワンオペ育児を少しでも避けながら楽しく子育てしていきたいですよね。

パートナーにも理解してもらい、なるべくストレスを溜めずに楽しく子育てできるヒントも合わせてお伝えしていきます。

目次

ワンオペ育児は専業主婦なら当たり前?

専業主婦なんだからワンオペ育児は当たり前って思われるのはいや!(吹き出し)

世間では、「働いていないのだからワンオペ育児が辛いのは甘えてる」と思う人も多いようです。

しかし、専業主婦だからといって、ワンオペ育児が当たり前ではないのです!

家事育児は本当に忙しいので、気づいたら夜になっていた!なんてこともよくありますよね。

さらに1番近くにいる夫に、ワンオペ育児の大変さを分かってもらえず辛いと感じることも。

辛さを分かってもらえず、追い込まれて離婚に発展するケースもあるので、家族に相談したり頼ったりすることが大切ですよ!

ワンオペ育児を専業主婦が辛いと感じる6つの理由

専業主婦がワンオペ育児を辛いと感じる理由には6つあります。

  1. 自分の時間が取れない
  2. 夫が育児に協力的ではない
  3. 社会から離れて孤独を感じる
  4. 睡眠時間が確保しづらい
  5. 出産前と後のギャップが大きい
  6. 気軽に相談できる相手がいない

私も当時を思い出してみると、全て当てはまりました。

初めての育児ならなおさら不安も大きいので、辛いと感じやすいようです。

ワンオペ育児が辛いと感じる理由をそれぞれ見ていきましょう。

自分の時間が取れない

育児は年中無休、自分のことは後回しで時間を確保するのはなかなか難しいです。

子どもが寝ている間や1人で遊んでいる時に家事を済ませる場合が多いので、自分の時間が確保しづらいです。

息抜きもできない状態が続くとストレスは溜まっていくばかりですよね。

ここで、実際に私が経験した専業主婦時代のワンオペ育児タイムスケジュールを紹介していきます!

ワンオペ育児のタイムスケジュール

  1. 6:00 起床、洗濯、朝食作り
  2. 7:00 洗濯を干す 授乳
  3. 7:30 朝食、夫を送り出す
  4. 8:00 片付け、掃除
  5. 9:30 子どもと遊ぶ
  6. 10:00 お昼寝、子どもが寝ている間にお昼ご飯準備、アイロンがけ
  7. 11:30 昼食、授乳
  8. 12:00 子どもと遊ぶ
  9. 13:00 お昼寝、子どもが寝ている間に片付け、夕食の準備
  10. 15:00 授乳、洗濯物を畳む 
  11. 16:00 子どもと遊ぶ
  12. 17:00 お風呂
  13. 18:30 授乳、夕食、夫帰宅、片付け
  14. 20:00 子ども寝かし付け
  15. 21:00 ゆっくりテレビタイム
  16. 22:00 就寝 
  17. 00:00 授乳

お昼寝の時間は早く起きたり、思うように寝てくれなかったりするので前後しますが、だいたいのスケジュールはこんな感じです。

見ての通り、自分の時間は確保しづらいことが分かりますよね。

私は好きなテレビを見る時間がストレス発散方法だったので、子どもが夜寝た後に少しずつ観てリフレッシュしていました♪

隙間時間をなんとか見つけて、自分の時間を確保しながらストレスを溜めないよう工夫していきましょう!

夫が育児に協力的ではない

育児に協力的でない男性からは、「専業主婦は毎日家で過ごせて楽」と勘違いされやすく理解してもらえない場合があります。

実際には、思い通りにならない子どもを相手に家事と育児を両立しなければならないので簡単なことではありませんよね。

それなのになぜか、全く育児にはノータッチの男性も。

仕事で疲れているからといって育児をしなくていいという考え方は間違っています。

育児は、母親父親2人の義務でどちらかが育てればいいというものではありません。

夫婦で協力して子どもを育てていきましょう!

社会から離れて孤独を感じる

子どもが産まれる前に比べると、圧倒的に大人と話す機会も減るので、社会から切り離された感覚になり、孤独を感じやすくなります。

また、四六時中子どもと一緒に過ごし大人と会話する時間も減るため、孤独に感じる場合も。

私も当時を思い出すと、子育ての大変さや疲れもあり孤独で寂しい気持ちになりました。

また、夫婦で育児をしていても日中夫は仕事でいないため、自分だけが育児に関わっているという思いで孤独を感じてしまう場合もあります。

そんなときは、同じ子育て中のママや友達と定期的に集まって何気ない話をするだけでもかなり気持ちが楽になるのでおすすめですよ。

睡眠時間を確保しづらい

睡眠が十分とれないと、体調も悪くなったり心も不安定になったりしますよね。

特に子どもが小さいうちは、まとまった睡眠時間が確保できないのでストレスが溜まってしまうことが多いです。

子どもは自分の眠たい時に限って泣いてぐずり、寝てくれたと思ったら自分は全然眠くないタイミングだった…なんてことも。

日中や夜に眠たくても寝れないという状況は、強いストレスを感じてしまいます。

さらにその状況を知らない夫が、仕事で疲れているのでぐっすり隣で寝ていると、仕方がないですが理不尽さを感じますよね。

夫が休みの日には、数時間でもいいので思い切って睡眠時間を確保したりだらだらする時間を貰ったりして休息しましょう!

出産前と後のギャップが大きい

育児が大変!と出産前に聞いていても、実際に経験してみないと分からないのが正直なところです。

そのため、育児の大変さのギャップに辛いと感じてしまうことがあります。

私もその中の1人で、とても大変な思いをしました。

元々子どもは好きで、「可愛い!」「早くほしい!」と思っていましたが、実際経験してみると大変さに苦戦しました。

また、「こうしてほしい」や「こんな母親になりたい!」などの理想がある場合、実際にはできなかったり思うようにはいかなかったりするのでストレスの原因に。

子どもは思い通りにならないので、完璧主義な人は特に要注意です。

ワンオペ育児は本当に大変なので考えすぎず、ゆるく子育てしていくことがストレスを溜めないようにする秘訣ですよ。

気軽に相談できる相手がいない

ワンオペ育児について気軽に相談できる相手がいないと、辛いと感じてしまう原因になります。

夫はもちろん、同じ境遇にいる友達や悩みを持つ母親に相談することで気持ちが楽になりますよ。

しかし、周りにワンオペ育児ではなかったり、相談する時間が確保できなかったりする場合もあります。

さらには、ワンオペ育児でない相手に話し共感してもらえないと、なんで私だけ…。と劣等感を感じてしまう原因にも。

その場合は、自分の知らない第三者に相談し話を聞いてもらうのがおすすめです。

市区町村で相談窓口もあるので、活用してみて下さいね♪

ワンオペ育児で専業主婦が離婚にならないための対処法

ワンオペ育児は本当に大変ですよね。

辛い気持ちを我慢していると、いつか限界になり爆発してしまうことも…。

最悪の場合は離婚にまで発展してしまうケースもあるので、そうならないためにも対処法をお伝えしていきますね。

夫婦で話し合い親の自覚を持ってもらう

ワンオペ育児を回避するには、夫に父親の自覚を持ってもらうことが1番です。

そのためには、夫婦でしっかり話し合い、毎日少しずつでも育児に関わってもらうことが大切ですよ。

全く自覚のない父親がいきなり長時間子どものお世話をするのは難しいので、最初は5分でもいいので毎日育児に関わってもらいましょう。

最初は大変ですが、少しずつでも毎日育児に参加していると自然と自覚が芽生えますよ♪

家事は手抜きをする

専業主婦は、家のことはきちんとする!と責任を感じるため無理をしてしまい、結果ストレスへ繋がっていきます。

特に小さい子どもには手がかかるので、家事は手抜きをすることで負担を減らせますよ。

例えば、最低限の家事だけ行い、それ以外はしないという日があっても全然OKです♪

夫に食事は自分で用意してもらうだけでもかなりの負担軽減できるので、話し合ってみましょう。

しかし、中には「専業主婦だから家事をこなすのは当たり前だ」と理解してくれない人もいるので、その場合は離婚を考えてもいいと思います。

子どもを預けてみる

子どもを気軽に預けてもいいのかな?と不安に思う方もいると思います。

しかし、ワンオペ育児の辛さを軽減させるためにも思い切って子どもを預けてみるのも1つの方法ですよ。

毎日預けるわけではないので、金銭的な負担も少ないのでおすすめです♪

夫に任せるのが不安な場合も、育児のプロに子どもを預けるので安心ですよね。

預けている時間で、買い物をしたり映画を観たりなど、ゆっくりとした時間を作りリフレッシュしましょう!

リフレッシュすることで、子どもと接する時に余裕ができお互い気持ちよく過ごせますよ♪

とにかく話を聞いてもらう

なにより大切なのが、誰でもいいのでワンオペ育児や悩んでいることについて話を聞いてもらうこと。

なぜ大切なのかというと、ワンオペ育児は毎日子どもと2人きりで過ごす時間がほとんどで、周囲に理解者がいないことで辛く限界がきてしまうからです。

実際に私も日中に子どもと2人で、大人と話す時間が夜夫が帰るまでなかったのが辛かったです。

それが何日も続くとなると本当に辛くなってきます。

夫や友達に話を聞いてもらえない場合は、話を聞いてもらえる相談窓口を活用して、ワンオペ育児についてしっかり話を聞いてもらいましょう。

ワンオペ育児が辛いは専業主婦の甘え?サポート紹介

ワンオペ育児が辛いのは、専業主婦の甘えではありません。

ワンオペ育児が辛いことを誰にも話せず溜め込んでしまう前に、周囲にしっかりと相談しましょう。

そして、近くに頼れる家族がいない場合でも子どもを預かり、サポートしてもらえるところがあるので、しっかり活用しながら子育てしていきましょう!

家族

まずは1番近くにいる家族に相談すること。

家族に相談する内容にいくつかパターンがあったのでご紹介します!

  • 夫と家事や育児について役割分担を見直す
  • 1番近くに住む実家に子どもを預かってもらえるよう相談する
  • 同じく実家に料理を手伝ってもらえるよう相談する

やはり家族からのサポートは助かりますよね。

お願いしてもいいのかな?と迷っている場合は、思い切って相談してみると案外受け入れてくれたというケースもあるので、ぜひ頼ってみて下さいね♪

ベビーシッターを利用する

近くに頼れる人がいない場合や、いても頼れない時には、ベビーシッターのサービスがおすすめです。

夫の仕事の都合上出張が多く、どうしてもワンオペ育児をせざるおえない場合にベビーシッターサービスを利用しているケースも。

定期利用している家庭もあり、預けている間に美容室や買い物など、ゆっくりする時間が作れるのは嬉しいですよね♪

さらに、子育ての専門家なので安心して預けられます。

リフレッシュすることで、ワンオペ育児を乗り切れたり前向きな気持ちになれるので、1人で悩まずどんどん活用していきましょう!

家事代行サービスを利用する

日々のワンオペ育児で溜まった家事をこなしてくれる家事代行サービスがあります。

日持ちする料理を作り置きしてくれたり、普段気になっていても手が回らない水回りや換気扇の掃除までしてくれますよ。

家事が溜まっていくのもストレスに感じることがありますよね。

家事代行サービスを利用することによって、溜まっていく家事へのストレス軽減や心のゆとりができるので、子どもとも穏やかに過ごせるようになりますよ♪

市区町村の児童センターに相談する

各市区町村で、育児に関する悩みを専門家に相談できます。

周りにワンオペ育児を理解してもらえる人がいない場合や、子どもの悩みについてもしっかりと聞いてもらえますよ。

さらに、家族や友達以外の第三者に悩みを聞いてもらう方がいいときにもおすすめです。

自分の最寄りの児童相談センターを探して、子育ての悩みを聞いてもらいましょう!

まとめ

本記事では、ワンオペ育児は専業主婦なら当たり前なのか、辛いと感じる理由や対処法について解説しました。

ワンオペ育児で専業主婦が離婚にならないための対処法には4つありました。

  • 夫婦で話し合い親の自覚を持ってもらう
  • 家事は手抜きをする
  • 子どもを預けてみる
  • とにかく話を聞いてもらう

ワンオペ育児は専業主婦だからといって当たり前ではありません。

ただでさえ思うようにいかないのが子育てなので、辛いと感じたらまずは1番近くの夫に相談し、理解してもらいしっかりと協力を得ることが重要です。

そしてワンオペ育児を避けるためにも利用できるサービスは活用し、自分の時間を確保してリフレッシュは忘れずに行っていきましょう♪

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この記事を書いた人

PaMarryの編集部です。
編集部のメンバーは全員既婚者であり、かつ子供がいる家庭となります。
夫婦関係・育児・子育てにまつわる「あるある」「なるほど!」な記事を書いています。
ぜひ、夫婦問題の解決、子育て・育児のヒントにご活用ください。

『編集部管理者』
馬鳥 亮佑
ファザーリンクジャパン所属
https://fathering.jp/papafiles/common/20211206_batori.html
クーミル株式会社 代表取締役
https://coomil.co.jp/

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