子育てをしていると悩みごとは常に尽きませんよね。
子育ての悩みについて気軽に相談できるママ友は、なくてはならない頼りになる存在でしょう。
親や兄弟よりも、現在進行形で子育ての悩みを共有できるママ友の存在は大きいものです。
しかし、なかにはママ友との付き合いに疲れてしまう方も少なくありません。
性格や価値観が合わないママ友とは一緒にいるだけで疲れてしまいますよね。
今回は、ママ友との付き合いで疲れてしまう原因を探り、ママ友との上手な付き合い方のポイントをご紹介します。
ママ友との付き合いに疲れた…。とお悩みの方はぜひご一読ください!
ママ友付き合いの考え方を変えるヒントをお伝えします。
もう限界⁈ママ友との付き合いで疲れる原因
ママ友は子育ての悩みを聞いてもらうだけでなく、お互いに子育てに関しての情報を交換したり助けあえたりするかけがえのない存在です。
一方、ママ友付き合いをしていくなかでは、どうしても性格や価値観が合わない人もいるものです。
とはいえ、子ども同士の仲が良ければ簡単に付き合いをやめることもできませんよね。
ここでは、ママ友との付き合いが疲れる原因をご紹介します。
疲れる原因①:価値観が違うため本音を言えない
ママ友と付き合いで疲れてしまうのは本音を言えないということがあげられます。
幼なじみや学生時代からの友人というのは、価値観が近く話も合うから今でも仲が良いはずです。
価値観が近いと本音で話しやすいですよね。
ママ友との出会いのきっかけは、子ども同士が同い年だったり仲が良かったりすることがほとんどです。
- たまたま家が近かった
- 子どもの幼稚園や小学校が一緒だった
このように、「ご近所だから」という理由で知り合ったのですから、価値観が合わない人がいても当たり前でしょう。
価値観が合わないため、気を遣ってしまう
- 本当は断りたいのに断れない…
- その場の雰囲気を悪くしたくないから思ってもいないことを言ってしまう
- 感じが悪いと思われたくないから嫌と言えない
など本音が言えず、我慢してしまうためストレスがたまって疲れてしまうのでしょう。
もちろん気が合う一生の友達になることもありますが、基本的には子どもを通した付き合いの友だちです。
ありのままの自分を出せるほど深い関係の友だちになるのは難しいかもしれません。
考え方がある程度確立した大人になってから友人を作るのは、子どものように簡単ではないのかもしれませんね。
疲れる原因②:金銭感覚が違うため気を遣う
同じ地域に住んでいる、子どもが同じ幼稚園や小学校に通っているとはいえ、それぞれの家庭でお金事情は異なります。
しかし、洋服やバッグ、アクセサリーなど身に付けているものや乗っている車などが違えば話す内容にも気を遣ってしまいます。
気に入った服がブランド物の場合、子供に服を着させることで周りから噂されることも…。
嫉妬されることもあれば、自分が嫉妬してしまうこともあるでしょう。
最近は、知り合うとすぐにInstagramやLINEなどのSNSで繋がるママ友も多いです。
知らなくてよかったことも、SNSを通じて知ってしまうこともあるでしょう。
また、ママ友の目が気になりSNSに投稿しづらくなったという方も少なくありません。
金銭感覚が大きく異なると、友だちとして長く付き合うのは難しいのかもしれませんね。
疲れる原因③:自分の時間がなくなる
子育てをしているママは掃除や洗濯、料理などの家事だけでなく、子どもの送迎なども加わりとても忙しい毎日を過ごしています。毎日が子ども中心にまわっていて、自分の時間を作るのも難しいと感じている方も多いはずです。
さらにママ友との付き合いまで加わるとなると疲れてしまうのも仕方がありませんよね。
- 休日は家族水入らずで過ごしたいのに、ママ友と家族ぐるみで出かけることになってしまった
- 子どもと2人で帰りたかったのにママ友に話しかけられて一緒に帰ることになってしまった…
ゆっくりしたいのにできないー!!!
ママ友との付き合いで自分の時間がとれなくなったり、自分のペースが崩れてしまったりなどが続けば、ストレスはたまっていく一方でしょう。
疲れる原因④:子どもへの影響が心配
自分がママ友に嫌われたら子どもにも影響するのでは?と心配する方もいます。
「ランチに誘われたけど気が乗らない…でも、断ったらママ友グループから嫌われてしまうかも。」
自分が原因で子どもが仲間外れにされたり、いじめられたりしたら…と心配する気持ちも分かります。
子どもを通して知り合ったママ友との付き合いはどうしても気を遣いますよね。
自分のママ友付き合いがわが子に悪影響を及ぼさないように…と考えるのは親だったら当然の感情です。
付き合いを断ったとしても、子供に影響がないケースがほとんど
しかし、幼稚園や保育園くらいの子どもが、親に「〇〇ちゃんと遊ぶのはやめなさい」と言われてきちんと守るような子はいるでしょうか?おそらくほとんどいないはずです。
また、小学生にもなれば仲のいい友だちは子ども本人が決めるものです。
親同士の関係が子どもにまで影響を及ぼすことはほとんどないでしょう。
あまり心配し過ぎずに、ママ友付き合いをしていくのが疲れない秘訣ですよ!
実際に合ったママ友が「めんどくさい」と感じたエピソード
弊社が行っている夫婦のお悩み掲示板の中で、ママ友との関わり方に関する内容がございました。
ママ友との関わり方で悩んでおり、「めんどくさい」と感じている女性のエピソードを紹介します。
子供が幼稚園の時からずっと一緒だったママ友グループは、とにかくうざい存在でした。
確かにお互いの子育ての悩みを聞いてもらったりというところは良かったのですが、実際にはみんな恐ろしいほど噂好きだったのです。
悩みを相談したが最後、話におひれがついて、幼稚園全体に真実とはかけ離れた噂話が広がってしまっていました。
もちろん私のことも、あることないことが広まっていました。
それ以来、もう1匹狼でもいいので、私は一切ママ友たちとは縁を切ることにしました。
ママ友の「うざい」「めんどくさい」エピソードを教えてください
信用して話したのに、ガッカリしてしまいますよね…。
私には子供が小学1年生の頃からのママ友がいますが、最近すこしめんどくさくなってきています。
というのも彼女がエステで働き始め、最初キャンペーンで安くするから、と言われたの行ったのですが、高い化粧品を勧められたり、一緒にエステッシャンになろう、とか言われるのです。
私も40代に入ったのでお肌の手入れをきちんとしたいからいいのですが、会うたびに言われると少し引きます。
ママ友の「うざい」「めんどくさい」エピソードを教えてください
友達だと思っていたのに、営業をかけられるとちょっと・・・。
下の子の育休中で家にいた時はLINEにもすぐ対応できたけど、仕事復帰してから毎日バタバタで、既読だけつけて返信は後回しな日も多くなった。
急な連絡だったら申し訳ないため、内容だけは確認しようという思いだったのですが、なんで無視するのかと問い詰められて辛かったです。
返事が遅れることはあっても無視したことは一度も無かったのに・・・。
正直に、仕事復帰して家庭とのバランスを頑張って取っている段階だと伝えましたが、あまり納得はしてもらえませんでした。距離が近くなりすぎるのも面倒だと実感した瞬間でした。
ママ友の「うざい」「めんどくさい」エピソードを教えてください
友達同士でも、既読で数日空けて返信することはありますよね!
無理は禁物!ママ友との上手な付き合い方
家事や育児で忙しい上にママ友との付き合いでもストレスを感じていては、心も体も休まるときがありません。
できることなら、ママ友と上手にストレスなく付き合っていきたいですよね。
ここでは、ママ友との上手な付き合い方についてご紹介します。ママ友との付き合いにストレスを感じている方はぜひ参考にしてください!
ママ友の付き合い方①:家庭のことを話しすぎない
夫婦関係や家計の悩みごとなど家庭のことは、あまり深い話をし過ぎることは注意が必要です。
まだ知り合ったばかりのママ友にあまり深い悩みごとを話すと、程よい距離感を保って付き合うのが難しくなるかもしれません。本当に信頼できる友人に相談に乗ってもらいましょう。
信頼関係がしっかり構築してから話すことで、より深い仲になることもできますよ!
夫の仕事や自分の両親のこと、お金の悩みなどは、あまり話さない方が賢明です。
あなたが心から悩んでいることであっても、ママ友からすると自慢に聞こえることもあります。また、相手の解釈の仕方によっては誤解されて根も葉もないうわさ話を流されるリスクもあります。
ママ友の付き合い方②:行事やイベントは無理して参加しない
ママ友たちのランチ会やイベントは誘われたからといって、必ず参加する必要はありません。
気が進まないときは断ってしまいましょう。
- 断ると場の雰囲気が悪くなるのでは…
- 1度断ったらもう誘ってもらえないのでは?
など不安になったり心配したりする方は多いようです。
しかし、1度断った程度で陰口をたたかれたり仲間外れをしてくるようなママ友なら、これから先付き合う必要はないと言えるでしょう。
ママ友の付き合い方③:自然体で付き合うように心がける
ママ友によく思われたくて、がんばりすぎていませんか?
- 本当は家事が苦手なのにママ友の前では「できる妻」を演じている
- 相手のペースに合わせてしまい無理している
- 人付き合いが苦手なのに人当たりがいいようにふるまっている
など、無理して自分を作っていませんか?無理していれば疲れるのは当たり前です。
実は、家事が苦手だったり人見知りだったりする「ありのままの自分」を見せた方が、ママ友に共感してもらえて気楽にお付き合いできるかもしれませんよ。
あいさつなどのマナーや気遣いさえきちんとしていれば、少しくらい素の自分を出しても嫌われることはないはずです。
ママ友と仲良くしなければ!と、がんばり過ぎないことが大切です。
肩ひじ張らず、自然体で付き合うことを心がけましょう!
その方が、きっとママ友も付き合いやすいと感じてくれるはずですよ。
ママ友の付き合い方④:子どもの成長と共にママ友の付き合いは減るもの
ママ友との付き合いで悩んでいる方の多くは、おそらく幼稚園や保育園に通う幼い子どもがいるママでしょう。
ネット上の投稿されている相談を覗いてみても、ママ友付き合いに関してのお悩みを投稿している方は幼い子どもを持つママがほとんどです。
子どもが小学校低学年くらいまでは、子どもが遊ぶといえばどうしても親が一緒について行くことになります。
幼稚園や保育園、習い事など必ず親が関わることが必要です。しかし、子どもが小学生になり子どもだけで遊べるようになると、少しずつママ友との付き合いの頻度も減っていくことがほとんどです。
子ども同士が遊ぶ際も公園や学校などが多くなり、友だちの家に遊びに行かせてもらうときも子どもにおやつを持たせるだけで親がついて行くことはなくなります。ママ友と顔を合わせるのは学校行事くらいになるものです。
子供の成長と共にママ友との付き合いは自然に減っていくものです。
ママ友との悩みは今だけと割り切って乗り切るのもひとつの方法です。
距離を置きたい!要注意なママ友の特徴
子どものためと考えて、たとえ嫌な思いをしてもママ友と付き合ってしまう方もいるようです。しかし、ママ友の中には我慢してまで付き合う必要がないママ友もいます。
一定の距離を置いた方が子どものためにもいいというケースは少なくありません。
ここでは、要注意なママ友の特徴をご紹介します。
もし、思い当たる節があるママ友なら距離を置いて付き合うことをおすすめします。
注意必須のママ友の特徴①:噂話や悪口を言ってくる腹黒い人
ママ友に限らずどんな人でも、噂話や人の悪口ばかり言う人は信用できませんよね。
よくある危険なフレーズ
- 〇〇さんだから話すけど…
- 他の人には絶対に内緒ね!
などと言う方は、他の人にも同じように言っている可能性が高いです。
噂話や人の悪口が好きな人もいますが、聞いていてもいい気持ちにはならないのではないでしょうか?
また、話を聞いていただけなのに同調していると勘違いされても面倒なことになるだけです。
噂話や人の悪口をいうような人とは一定の距離をとることをおすすめします。
注意必須のママ友の特徴②:マウンティングしてくる人
相手よりも自分の方が上だとアピールしてくることをマウンティングと言います。
バックや洋服など身に付けているものをはじめ、ライフスタイルや金銭面などなにかにつけて自分の方が上だとアピールしてくる方がいます。
他人と比べ優位性を確かめることでしか、自分の存在価値を確立できないのかもしれません。
マウンティングするようなママ友とは一緒にいる必要はないでしょう。
マウンティングしてくるような人が言うことは聞き流して相手にしないことが大切です!
おまけ:マウンティングについて面白おかしく紹介している動画
注意必須のママ友の特徴③:お金のことを知りたがる人
初対面や知り合ってから間もないのに、金銭的なことを詮索してくるような人は要注意です。
よくある危険フレーズ
- ご主人はどんな仕事をしているの?
- 家は持ち家?それとも賃貸?
- どんな車に乗っているの?
など、ママ友のなかには夫の収入やあなたの暮らしぶりを知りたがる人がいます。
聞かれたからと言って、いちいち正直に答える必要はありません。
やんわり濁してその場を離れましょう。
注意必須のママ友の特徴④:グループで群れたがる人
グループに身を置くことで安心するタイプの人もいます。
しかし、大人数で固まるグループはみんな一緒でなくてはいけないといった思考が強く、価値観や考えの違いを受け入れにくい傾向があります。
グループで群れることをしつこく誘ってくるような人は要注意です。
グループだけの狭い世界に固執していると考え方が偏ってしまうことも考えられます。ママ友との付き合いで疲れたくないと思うなら、ママ友グループにどっぷり身を置くようなことは避けましょう。
まとめ
ママ友は、子育ての悩みなどを相談し共有できる貴重な存在です。
しかし、子ども同士が仲良しなどの理由で知り合ったママ友は、価値観が合わず本音で話せない人がいても仕方がありません。
気を遣うことが多いママ友付き合いは疲れてしまうこともありますよね。
ママ友のペースに合わせ自分の気持ちを押し込めてしまうのではなく、自分はどうしたいのか考えてみてください。
無理せず自然体でママ友とも付き合えるといいですよね。
また、嫌な思いをしないためにも、あまり深い話はしないのも賢明かもしれません。
ママ友付き合いで悩むのは子どもが小さいうちだけです。
ママ友付き合いに疲れていても、今だけの関係と割り切って考えるのもひとつの方法です。気の合わないママ友とは、あまり深い付き合いはせず適度な距離を保つことが上手に付き合うコツかもしれませんよ。