赤ちゃんの成長は著しく、特にハイハイが上手にできるようになった赤ちゃんは目が離せません。
ついこの間までできなかったことも、いつの間にかできるようになっていて、驚くこともしばしば…。
ちょっと目を離した隙に、ドキッとするようなことも起こりかねません。
生後6か月頃になると、赤ちゃんの安全を確保するためにベビーサークルの購入を検討する方も多いのではないでしょうか?
ベビーサークルは、赤ちゃんの遊び場としてはもちろん、安全を確保するためのスペースとして便利なアイテムです。
しかし、以下の理由でベビーサークルの購入をためらう方も多いようです。
- ベビーサークルを設置したいけれど、場所をとりそう…
- 部屋もそんなに広くないし、場所がない
- 赤ちゃんが気に入ってくれないかも…
- 色々なタイプがありすぎてどれを選べばいいのかわからない!
などと、ベビーサークルの購入に悩まれている方に向けて、ベビーサークルのメリットとデメリットを詳しく解説します。
また、ベビーサークルを購入する際に注意したいポイントとおすすめのベビーサークルもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
ベビーサークルはいらない?購入をためらうデメリットとは?
赤ちゃんの安全を確保できるベビーサークルは、あると便利な育児アイテムの1つと言えるでしょう。
しかし、絶対に必要なアイテムというわけではありません。
ここでは、ベビーサークルの購入をためらう理由とも言えるデメリットをご紹介します。
ベビーサークルのデメリットその①:
場所をとる
最も購入を躊躇う理由は、とにかく場所を取ることです。
1LDKの家のリビングにベビーサークルを1つ設置したら全て占領されてしまった…。
なんてこともありえます。
広いリビングであればいいのですが、賃貸などでリビングがあまり広くなく、さらに家具が多い場合、せっかく購入しても設置できないことも考えられます。
また、ベビーサークルを設置することで、生活スペースが狭くなってしまい、不便に感じることがあるかもしれません。
実際に設置できる大きさなのか、必ずサイズを確認し置き場所を確保してから購入することが大切です
ベビーサークルのデメリットその②:
赤ちゃんが嫌がり、結局使わなかった
寂しがりやの赤ちゃんなど性格によっては、ベビーサークルに入ることを嫌がってしまうケースもあります。
はじめてベビーサークルに入ったときは、泣いてしまうことが多いようです。
特に、今までずっとママやパパのそばにいた赤ちゃんは、パニックになって泣きわめいてしまうことも。
結局、全く使わずに場所だけを取る荷物になってしまうなんてケースも少なくありません。
ベビーサークルに入ると泣いてしまう場合の対策
赤ちゃんに限らず誰でも、はじめてのことは不安になるものです。
まずは、ベビーサークルに慣れさせることからはじめましょう。
最初は、ママやパパもベビーサークル内に一緒に入って遊んであげるのがおすすめですよ!
SNS上でも、少しずつベビーサークルに慣れさせるために工夫しているとの投稿があったのでご紹介します。
赤ちゃんの様子をみながら、少しずつ1人でも遊べるように見守ってあげることが大切ですね。
ベビーサークルのデメリットその③:
使用期間が短い
ベビーサークルは、生後6〜7か月ごろから1歳半ごろまで使用するケースがほとんどのようです。
活動的な赤ちゃんや後追いがはじまる時期によっては、使用できる期間がもっと短くなることもあります。
毎日のようにできることが増えていく赤ちゃんの成長は喜ばしいことですが、せっかく購入してもすぐに使えなくなってしまうとなると購入をためらうのも無理はないかもしれません。
我が家の場合は、ベビーサークルを分解して柵としてその後は活用していました。
テレビの前や階段の手前に設置して怪我をしないように工夫することで、2歳ぐらいまで活躍していました♪
ベビーサークルのデメリットその④:
乗り越えてしまう危険性がある
ベビーサークルの形状や高さによっては、赤ちゃんが乗り越えてしまう可能性があります。
はじめの頃は乗り越えられなくても、赤ちゃんの成長スピードは早く、油断しているといつの間にか乗り越えられるようになっていたなんてことも。乗り越えた勢いで顔から落下し、大怪我につながるおそれがあるので注意が必要です。
一方で、赤ちゃんが乗り越えられない高さの柵だと、ママやパパがまたぎにくいなど不便な面もあります。
高さのあるベビーサークルの場合は、出入り口用の扉付きのタイプがおすすめです。
そもそもベビーサークルはいつまで使えるの?目安は?
使用できる期間が短いとされるベビーサークルですが、赤ちゃんが何歳になるまで使用することができるのでしょうか?
ベビーサークルの終了期間の目安は、赤ちゃんとある程度、意思疎通が取れる(言葉が少し分かる)程度の年齢で辞める人が多いとされています。
ベビーサークルの使用を辞める時期は、赤ちゃんの年齢が1~2歳未満の時に辞めた人が最も多いとされています。
ベビーサークルは、赤ちゃんを危険から守るための道具です。
危険な場所が場所が多少分かるようになって来たら、徐々にベビーサークルの中で遊ばせることを減らしたというママの声も多く見受けられました。
ベビーサークルを購入するメリットとは?
赤ちゃんが1人で遊べるようになると、家事をしていても目が届きやすいリビングなどに赤ちゃん専用の遊び場を作ってあげたいと思う方も多いのではないでしょうか?
楽しく遊べるようにお気に入りの絵本やおもちゃを置いて、お昼寝もできる安全なスペースがあるのは理想的ですよね。また、兄弟で遊ぶスペースを分けたい時や、ペットを飼っている家庭では生活空間を仕切るために、ベビーサークルの導入を検討することもあるでしょう。
しかし、ベビーサークルを設置するメリットは「遊び場だけ」ではなく他にもママには嬉しいメリットが多数あります。
ベビーサークルのメリットその①:
安全なスペースを確保できる
ベビーサークルの一番のメリットは、赤ちゃんの安全を確保できることです。
赤ちゃんは思いもよらないことをします。
危険なものを置かないなど、十分に気を付けていても、何が起こるかわかりません。
目を離した時に、テーブルに頭を打ってしまうなど未然に防げます♪
赤ちゃんはなんでも口に入れてしまいます。
まだ手が届かないから大丈夫と思っていても、いつの間にか手が届くようになっており、目を離した隙に思いもよらないものを口の中に入れていた…なんてことも。
また、段差や階段なども大けがにつながりやすいので注意が必要です。
ベビーサークル内であれば、けがや誤飲の心配をぐっと減らせるでしょう。
ベビーサークルのメリットその②:
あちこち触られる心配が減る
赤ちゃんが過ごすことが多いリビングや寝室には、危険なものだけでなく、触られたくないものもあるでしょう。
赤ちゃんが過ごすスペースには、危険なものは置けませんし、触られたくないものは片付けなくてはなりません。
しかし、ベビーサークルを設置すれば、赤ちゃんの行動範囲はサークル内に限定されるため安心です。
お気に入りのインテリア雑貨や飾っておきたいコレクションなども片付ける必要がなく、ママやパパの負担も減らせます。
赤ちゃんの安全を考えて、できる限り危険なものは置かないことは大切です。
我が家の場合は、赤ちゃんが手に届く範囲には大切なものを置かず、高い場所に置くことを意識していました。
遊ばれても「まあいっか!」と許せるものだけを下に置くことで、赤ちゃんに対して怒らなくすみますので、心にゆとりを持つことが出来ました。
ベビーサークルのメリットその③:
少しの間なら目が離して家事ができる
ワンオペでの育児では、トイレや宅急便の受け取りなど、どうしても赤ちゃんから目を離さざるをえないこともあるでしょう。
抱っこしながら、料理を作る・洗濯物をする・掃除をする…。となると、発狂したくなることもあります。
体がボロボロになって子供に対してもイライラしてしまう原因となります。
ベビーサークルがあれば、少しの間であれば目を離しても多少安心感があるのではないでしょうか?
もちろん、ベビーサークル内であれば絶対に安全であるという保証はありませんが、ギャン泣きをしたとしても怪我する心配はほとんどありません。
ベビーサークルのメリットその④:
おもちゃが散らからない
ハイハイが上手になって行動範囲が広がってくると、部屋のいたるところにおもちゃが散乱してしまうこともあるでしょう。
私も、子どもが生後6か月を過ぎた頃は、よくごみ箱の中やスリッパの中などびっくりするようなところでおもちゃを発見したものです。積み木やブロックのピースが1つだけ見つからない!なんてことも…。
落ちているおもちゃに気が付かずに、踏んでしまい痛い思いをしたことも。
おもちゃで遊ぶのはベビーサークル内だけと決めてしまえば、紛失したおもちゃを探す手間も減りますし、なんと言っても片付けが楽になりますよ。
ベビーサークルは購入せず、レンタルで代用可能
- 赤ちゃんが気に入ってくれなかったらどうしよう…
- 買ってみたものの、部屋のサイズに合わなかった…。
- インテリアとミスマッチになりそう…。
このように、ベビーサークルを使ってみたいけど購入にふみきれない方も多いのではないでしょうか?
また、ベビーサークルにも種類が多岐に渡り、どれを選べばいいのか悩んでしまいますよね。
ベビーサークルはレンタルしてから、購入判断するのもおすすめ
ベビーサークルは、使用期間が短いわりに高額で、収納場所もとるため、レンタルショップの利用を検討するのもおすすめです。
レンタルで試してみて、赤ちゃんの様子や使い心地を確認してみましょう。
ベビーサークルに限らず、育児用品は使用期間が短いものや、実際に使用してみないと赤ちゃんの反応が分からないことが多いです。レンタルであれば、赤ちゃんが気に入らなかったり、使用しなくなったりすれば返却すればいいだけです。
ベビーサークルをレンタルした人の声
SNSを覗いてみても、使用期間が短く、収納場所もかさばるベビーサークルはレンタルするという方が多いようです。
ベビーサークルはどこでレンタル可能?おすすめのサイトは?
ベビー用品をレンタルサービスを行っている企業は様々あります。
今回、ベビーサークルのレンタルサービスを行っているサイトを確認してみました。
各社それぞれの特徴があるため、ご家庭にあった活用しやすいサービスを利用するようにしましょう。
ベビーレンタ | ナイスベビー | |
---|---|---|
料金 | 2,680円〜/1週間 | 3850円〜/2週間 |
取扱品 | ベビーサークル プレイヤード | ベビーゲートベビーゲート ベビーサークル |
品目数 | (ベビーサークル関連) | 64品目(ベビーサークル関連) | 15品目
レンタル期間 | 1週間〜 | 2週間〜 |
ポイント | 取り扱い品目が非常に多い 1週間など短期レンタル可能 高級品までレンタル可能 | 取り扱い品目が少ない 2週間からレンタル可能 購入も可能 |
サイトURL | ベビーサークルをレンタルする | ベビーサークルをレンタルする |
買う前に要チェック!ベビーサークルの選び方
ベビーサークルといっても、さまざまなメーカーから販売されており、サイズや形状なども異なるタイプがたくさんあります。どれを選べばいいのかわからず、悩んでしまう方も多いでしょう。
お値段も安くはないので、もし購入するのであれば自分が気に入ったものが良いですよね。ここでは、ベビーサークルを選ぶ時に注意したいポイントをご紹介します。
ベビーサークル選び方その①:
サイズを確認する
ベビーサークルを購入する際は、必ずサイズの確認をしましょう。
最近はネットショッピングで購入する方も多く、ついサイズを確認せずに気軽に購入してしまう方も少なくありません。
ベビーサークルを購入後に意外と多い後悔するケース
- 売り場の広いベビー用品店などで実物を確認して購入しても、実際に家のリビングに設置したら大き過ぎた
- ベビーサークルを組み立てるとどのぐらいに大きさになるか把握してなかった
- 大きさは測ったものの、部屋の圧迫感まで考慮していなかった
- 生活動線を考えずに購入してしまい、通り道を塞いでしまった
ベビーサークル選び方その②:
柵の形状
赤ちゃんが乗り越えられない高さであることが望ましいです。
しかし、高さがあるとママやパパが出入りしにくくなるというデメリットもあります。
万が一、赤ちゃんを抱っこしたままベビーサークルの柵をまたいだ際に、柵に足を引っかけて転んでしまったら大変です。
柵の高いベビーサークルの場合は、出入り用の扉付きのタイプを選ぶといいでしょう。
また、柵の形状によっては、ベビーサークル内にいる赤ちゃんの様子が確認しにくい場合があります。
近くで見守る際に、赤ちゃんの様子が見えないと、危険を察知しにくいです。可視性が高いベビーサークルをおすすめします。
ベビーサークル選び方その③:
お手入れのしやすさ
赤ちゃんが使用するベビーサークルは常に清潔に保ちたいですよね。
万が一、汚れてしまった時に、簡単に拭き取れたり、洗えたりするかもポイントです。メッシュのネットタイプであれば、ネットが洗濯可能かもチェックしておきましょう。
ベビーサークルのカラーは、部屋のインテリアとの兼ね合いもありますが、汚れが目立たない色を選ぶのもおすすめです。
ベビーサークル選び方その④:
用途に合わせて選ぶ
ベビーサークルによっては、コンパクトにたためるものや、パーツを組み替えて変形させられるものもあります。
使用するときだけ設置したい場合は、コンパクトにたためるタイプがおすすめです。
パーツを組み替え変形できるタイプは、ベビーサークルとしてだけでなく、テレビなど赤ちゃんに触られたくないものを囲うこともできます。
どのように使用したいのか考慮して、用途にあわせて選びましょう。
人気のおすすめベビーサークルを3つご紹介
ベビーサークルには、頑丈で丈夫なタイプや軽量でコンパクトなタイプ、おもちゃパネルが付いているタイプなど機能や形状もさまざまです。販売しているメーカーも多数あり、どれにしようか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?
今回は、おすすめのベビーサークルを厳選して3商品ご紹介します。常に設置しておきたいのか、利用する時だけ設置したいのかなど用途によって選んでくださいね!
【日本育児】木のミュージカルキッズランドDX おもちゃパネル付き
常に設置しておきたい方には、頑丈で丈夫なタイプがおすすめです。
日本育児の「木のミュージカルキッズランドDX おもちゃパネル付き」は、木製で高さが約60cmあります。
6つの仕掛けがあるおもちゃパネルが付属しており、出入り用の扉は前後どちらにも開き利便性が高いです。
また、組み立てが簡単で、1か所外すと折りたためるため収納性にも優れています。
柵の隙間が広いため視認性もよく、安全性と使いやすさ抜群のベビーサークルです!
【カトージ】ポータブル折りたたみベビーサークル コロコロランド 8
カトージの「ポータブル折りたたみベビーサークル コロコロランド 8」は、組み立ても収納もサッと素早く行えるため、利用する時だけ設置したい方におすすめです。
壁面はやわらかく視認性の高いメッシュタイプで、赤ちゃんがぶつかってもケガの心配がなく、ベビーサークル内の様子が確認しやすいのも人気の理由です。
高さが82cmあるため赤ちゃんが乗り越えてしまう心配は少ないでしょう。
しかし、ママやパパがまたいで入ることはむずかしく、低い体勢で出入りするのがやや面倒に感じる方もいるかもしれません。
【WEIWEIホールディングス】WEIMALL ベビーサークル
WEIWEIホールディングスの「WEIMALL ベビーサークル」は、お手入れが楽なプラスチック製の商品です。
5種類のおもちゃパネル付きで、赤ちゃんが1人でも楽しく遊べるように工夫されています。床との接地面には、グリップ力の強いすべり止めがついているためとても安定しています。柵の高さは60cmあるので、赤ちゃんが簡単に乗り越えられにくく、扉が付いているためママやパパの出入りも楽です。
パネルの組み替えが可能なため、形やサイズをアレンジできます。設置場所や使用目的にあわせて変形できるのもメリットです。
まとめ
ベビーサークルを設置する一番のメリットは、赤ちゃんの安全を確保できることです。
ワンオペ育児であったり、兄弟がいたりなど、ママやパパは毎日本当に大変です。
ベビーサークルを設置することで、多くのメリットがある反面、設置するのに場所をとったり、使用期間が短かったりなどデメリットもあります。ベビーサークルは安くはないため、購入をためらう方も多いようです。
まずは気になるベビーサークルをレンタルして、使い勝手を試してみるのもおすすめです。
実際に使用してみて、よければ購入することもできるのでおすすめですよ。
さまざまなタイプが販売されているベビーサークルは、どのように使用したいのかによって選ぶ商品も異なります。ぜひ、今回ご紹介した選び方やおすすめのベビーサークルを参考にして、希望のベビーサークルを見つけてください!