赤ちゃんの使いやすさにこだわったドードルのスプーン&フォークは「赤ちゃんが、自分で離乳食を積極的に食べるようになる!」とSNS上でも話題を集めています。
子育て中のママやパパから高い評価を得ている一方で、ドードルのスプーン&フォークは「良くない」という意見もあるようです。
ドードルのスプーン&フォークは、実店舗で取り扱っているところが少ないため、実物のサイズ感や使用感などが気になる方も多いのではないでしょうか?
この記事では、ドードルのスプーン&フォークのメリットとデメリットを徹底解説していきます。また、離乳食用スプーンの選び方も解説しますのでぜひ参考にしてください。
赤ちゃん用カトラリー「ドードルのスプーン・フォーク」とは?

イギリスで生まれたドードルのスプーン&フォークは、子育て中のママたちが専門家と共に開発した生後6か月から使えるカトラリーです。
「赤ちゃんが本当に使いやすいデザイン」を基本理念に、人間工学に基づき設計されています。
スプーンやフォークの使いやすさは食べやすさにつながり、食べやすさは自分で食べることの楽しさにつながります。
スムーズに離乳食を進めるためにも、赤ちゃんが使用するスプーンやフォーク選びはとても重要です。
ドードルのスプーン&フォークは何歳から使える?
ドードルのスプーン&フォークには、大きく2つのタイプに分かれています。
- ベビー用:生後6か月頃~
- キッズ用:1~5歳頃
ベビー用は、スプーンとフォークの2点が専用ケースに入って販売されています。
一方、キッズ用はスプーンとフォークにナイフがプラスされたセットです。
ベビー用とキッズ用の基本情報について
ドードル製品 | ベビー用 3,300円 | キッズ用 3,960円 |
---|---|---|
対象年齢 | 生後6か月頃~ | 1~5歳頃 |
素材 | ABS樹脂、TPE | ABS樹脂、TPE |
口に入る部分 | ABS樹脂、TPE | ステンレススチール |
種類 | スプーン・フォーク | スプーン・フォーク・ナイフ |
重さ | スプーン:約33g フォーク:約24g | スプーン:約33g フォーク:約24g ナイフ:約46g |
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食洗機・乾燥機に対応している?
ドードルのカトラリーは全て、食洗機・乾燥機の使用可能とされています。
ただし、何度も食洗機で洗うことで、持ち手部部分の色落ちが起きる可能性も…。
そのため、綺麗な状態で長く使いたいのであれあb、手洗いが推奨されています。
ドードルのスプーンとフォークはどこで売っているの?

ドードルのスプーンやフォークのセットは、なかなか良くある赤ちゃんメーカーのお店には売っていません。

以下の店舗で探してみたものの、見つけることはできませんでした…。
- 西松屋
- アカチャンホンポ
- ベビーザらス
- トイザラス
- イオン
- ホームズ
そのため楽天・Amazon・Yahoo!ショッピングなどで購入することが簡単で最も早くおすすめします。
ドードル製品取扱い店舗
- ◆ あべのハルカス近鉄本店 8階
- ◆ ナチュラルスタイルズ 奥沢店
- ◆ オカウチAPI(アピー)高松店
- ◆スズキヤ 逗子駅前店2階「舶来屋」
- ◆赤ちゃんと人形のお店河田
実は、日本国内での取扱店舗は、2023年4月時点では、5店舗しかありません。
そのため、出産祝いなどお祝い事でプレゼントを考えている場合は、インターネットで購入することをおすすめします。


使って分かったドードルのスプーン(カトラリー)の良かった点
海外でも多くの賞を受賞するドードルのスプーン&フォークは、赤ちゃんが積極的に自分で食べるようになると日本でも話題を集めています。
実際に2歳の我が子にも試してみました!
使ってみて分かった、ドードルのスプーン・フォークの良い点やメリットを解説します。
良かった点①:
手づかみ食べのような感覚で食べられる!


まだ、2歳になったばかりのうちの子は、自分で頑張って食べたいものの、スプーンをグーで掴むため、食べ物をすくい上げてもボロボロこぼしてしまっていました。
けど、ドードルのスプーンは手づかみのような感覚で上からグッと掴むことができ、2歳の子供でも感覚的にでスプーンを使うことができました。
そのため、食べたいのに上手くすくい上げることが出来ないで、「イヤッ!」と子供が投げ出してしまうことが少し減った気がします。
注意点
あくまで掴みやすくなったというだけですので、まだまだ大人のサポートがないとボロボロこぼしてしまいます。



上手に食べられるようになると赤ちゃんもご機嫌で食べてくれるので、見守るママやパパにも笑顔が増えますね!
良かった点②:
利き手に関係なく使えるユニバーサルデザイン


ドードルのスプーン&フォークは、人間工学に基づき、すべての人に使いやすいユニバーサルデザインをコンセプトに設計されているそうです。持ち手は自然に握れるように設計されているため、利き手に関係なく使用できます。



試してみたところ、どちらの手でも
いつもよりうまく掴むことが出来ていました!
個人差はありますが、一般的に利き手が決まるのは3〜4歳頃が多いようです。
人間は両手を使うことで、右脳と左脳をバランスよく鍛えられると言われています。自由に両手を使える間は、赤ちゃんの様子を見守ってみるのもいいかもしれません。



日本製の商品のほとんどは右利き用のものが多いです。
利き手に関係なく使いたい人には、ドードルのスプーン&フォークはオススメです。
良かった点③:
「えんぴつ持ち」の練習ができる


正しいスプーンの持ち方とされる「えんぴつ持ち」の習得が、美しいお箸の持ち方のためには大切であると言われています。
赤ちゃんがスプーンの練習をはじめる際、一般的なスプーンでは、手のひらで細長い柄の部分を握りしめることからスタートします。「えんぴつ持ち」に移行するには、手首や指先の器用さが発達するまで、段階を踏むことが必要とされます。
一方で、ドードルのスプーン&フォークは、持ち手のくぼみ部分に指をそえるだけで「えんぴつ持ち」ができるようデザインされています。赤ちゃんが楽しく食べながら、自然に次のステップである「箸を持つ」ことへの基礎づくりができるのです。



2人目の子供にドードルスプーンを使わせて見たところ「指をここにこうやって掴むんだよ。」と教えたところすんなりマスターしていました!
スプーンからお箸にきちんと移行できるかは、ママにとって心配ごとの1つでしょう。
親として子どもには、お箸の正しい持ち方をしっかりと身につけさせたいものです。だからこそ、お箸の使い方の練習に苦労しているママやパパは多いのです。
1人目の子供は、お箸の練習には苦労しました。
楽しいはずの食事中に注意しなければならず、せっかくの食事が美味しくなくなってしまったこともしばしば…。
スムーズにお箸の練習を進められるドードルのスプーンは魅力的ですね!
使ってみる価値ありです!
ドードルのスプーンを使っているママたちの口コミ
SNS上でも「ドードルのスプーン&フォークを使って良かった!」という投稿がされていたのでいくつかご紹介します。
ドードルのスプーンを使うことで、「初めて正しくスプーンを持つことが出来た」という嬉しい声もありました。
使って分かった!!ドードルのスプーンのデメリット


赤ちゃんの使いやすさを追求したドードルのスプーン&フォークは、子育て中のママやパパからも高い評価を集めています。
しかし一方では「良くない」「合わなかった」と評価されることもあるようです。
ドードルのスプーン&フォークにはどのようなデメリットがあるのでしょうか?
ここでは、ドードルのスプーン&フォークのデメリットについて詳しく解説します。
ドードルのスプーンのデメリット
その①:値段が高い
ドードルのスプーン&フォークはベビー用もキッズ用も3,000円以上と高額です。
離乳食用のカトラリーには、100円ショップなどでも手に入るお手頃な価格のものから機能性にこだわった高額のものまでいろいろあります。



100円ショップと比べるとその差は30倍以上金額の差があります。
人間工学に基づき開発されたドードルのスプーン&フォークは、機能性はもちろん、デザインや安全性など細部にまでこだわって作られています。そのため、しっかりしたスプーンやフォークを使ってみたい!という方にオススメの商品となります。
ドードルのスプーンのデメリット
その②:外出時や収納の際にかさばる
通常のスプーンやフォークであれば、細長いのでちょっとした隙間にスッと入ります。
しかし、ドードルのスプーン&フォークは、赤ちゃんが持ちやすいように持ち手の柄の部分が丸みを帯びた特徴的なデザインとなっており、外出時や収納の際にかさばってしまいます。
ただ、通常のスプーンより持ち手が短い分、むしろ収納がしやすくなったという声もあります。
赤ちゃんの使いやすさを追求したデザインであるため、やむをえないですが気になる方は多いようです。
専用のケースも販売されている
ドードルのスプーンとフォークには、なんと専用のケースが付属されています。
※)ベビー用はケース付きですが、キッズ用はケースが別売り
そのため、外出時などは持ち運びをする場合は、専用のケースに入れることで次ようなメリットが期待できます。
- フォークスプーンが汚れず、衛生的に綺麗
- 食べた後のフォーク・スプーンが他の物について汚すことがない
ドードルのスプーンのデメリットその③:
取扱店が少なく、実物を見て購入が難しい
人気とはいえ、「購入する前に子供が興味を持ってくれるか?」実物を触って確かめたいものです。
しかし、ドードルのカトラリーは、先ほどお伝えした通り取り扱い店舗は5店舗しかありません。
そのため、実物を触ってから購入することが出来ないデメリットがあります。
購入先はこちら(楽天最安値)
ベビー用:生後6ヶ月から〜


キッズ用:1~5歳まで





育児で忙しいママやパパにとって、わざわざ店舗へ出向かなくてもいいネットショッピングはとても便利ですよね。上手に活用するのをおすすめします!
ドードルのスプーンのデメリット
その④:スプーンだけ・フォークだけの購入できない
ドードルのスプーン&フォークは、ベビー用は「スプーン・フォーク・専用ケース」、キッズ用は「スプーン・フォーク・ナイフ」のセット販売のみとなっています。
スプーンだけ欲しい場合でも、単体では購入できません。
特にスプーンだけ「無くしてしまった・壊れてしまった」などカトラリーを1つだけ無くしてしまうことはよくある話です。
しかし、セットでしか購入できず、悩んでしまう声もあります。
ベビー用品はサイズが小さいものが多いため、間違えて捨ててしまうことも少なくありません。
またドードルは丈夫に作られていますが、扱い方によっては破損も考えられます。お値段も高額なため、単体で購入できないのはデメリットと言えます。
楽天・Amazon・Yahooショッピングで、「スプーンだけ、フォークだけ」で販売されているか?弊社のスタッフ数名でリサーチしましたが、見つかりませんでした。(2023年4月時点)
成長に合わせた離乳食・子供用スプーンの選び方(形・大きさ・素材)


離乳食には欠かせないスプーンやフォークですが、さまざまな種類があるため、一体どれを選べばいいのか分からない!と言う方も多いのではないでしょうか?
もちろん、今回紹介するドードルのカトラリーを使用することもオススメではありますが、それ以外にも様々なメーカーのスプーンやフォークを利用するはずです。



実際に私も、離乳食用のスプーンは月齢や用途によって何種類か用意して使い分けていました!
まずは、どんな基準で離乳食・子供用スプーンの選び方を知っておきましょう。
離乳食初期(生後5~6ヵ月):
ママやパパが赤ちゃんに食べさせやすいもの
まだ自分で食べられない離乳食初期(生後5〜6ヵ月頃)の赤ちゃんは、ママやパパに食べさせてもらう時期です。
離乳食用のスプーンは、大人が持ちやすいスプーンを選ぶといいでしょう。
選ぶ際のポイントは、スプーンの先端が小さく、深さが浅いものがおすすめです。


ドードル(ベビー用)がオススメのタイミング
まだ赤ちゃんは自分で食べることはできませんが、ドードルのスプーン&フォークのベビー用を赤ちゃんに持たせてみるのもおすすめです。
赤ちゃんの小さな手でも握りやすいため、そばに置いておけば、気付いたら上手に持っていた…。なんてこともあるかもしれません。
食べる練習というよりはスプーンを持つことに慣れさせるタイミングと言えます。


離乳食中期(生後7~8ヵ月):
初期より少し大きめのもの
離乳食中期(生後7〜8ヵ月)になると、赤ちゃんも徐々に離乳食に慣れてきて一口の量が増えてきます。
離乳食初期よりも少し大きめのスプーンを選んであげましょう。
しかし、急に横幅が広いものや深すぎるものを選んでは、赤ちゃんが食べにくくなってしまいます。
離乳食初期に使用していたスプーンでも問題なく使用できていればそのまま使い続けるのもいいでしょう。


離乳食後期(生後9~11ヵ月):
容量が大きめ・やや深めのもの


離乳食の進み方に個人差が出る頃ですが、手づかみ食べに興味を持つようになる時期でもあります。
手づかみ食べはスプーンの練習になる大事な段階です。
この時期は、まだ上手に食べられないため、食べこぼしが多くママやパパは後片付けが大変でしょう。
しかし、食への興味を引き出すためにも、積極的にやらせたい大切なプロセスです。
手づかみ食べと並行して、スプーンを持つ練習を少しずつ開始してみましょう。
ドードル(ベビー用)がオススメのタイミング
5~6ヶ月でもドードルのカトラリーをお勧めしましたが、子供によって成長スピードが異なります。
自分で食べることに興味を持ちだしたら、ドードルのスプーン&フォークのベビー用を持たせてみましょう。



離乳食が後期に入ると、食べる量もずいぶんと増えてきます。小さなスプーンでは口に運ぶまでに全部落としてしまうことも…。
少し大きめのスプーンを選んであげると赤ちゃんも食べやすいですよ!
離乳食完了期(1歳~1歳6ヵ月):
赤ちゃんが自分ですくいやすいスプーン
本格的にスプーンの練習を開始するのが、離乳食完了期(1歳〜1歳6ヵ月頃)です。
だんだんと手から口へ、食べ物を運ぶという動作が上手にできるようになります。食べる量もさらに増えるので、サイズが大きめのスプーンを選んであげましょう。
1歳以降はドードルのキッズ用がオススメ
離乳食完了期に入ったら、ドードルのスプーン&フォークのキッズ用を使用してみましょう。
ベビー用よりもサイズが大きく、1回で多くの量を食べることができ、赤ちゃんもお腹いっぱい食べてくれるようになります。


ドードルのスプーン(カトラリー)がおすすめな人
そもそもドードルのスプーンやフォーク(カトラリー)はどんな人にオススメの商品なのでしょうか?
実際に私が使った体験も踏まえてご紹介します。
- 赤ちゃんの使う食器をこだわっていきたい
→赤ちゃんが食べやすいように人間工学に基づいて作られている - 鉛筆持ちの練習や正しいスプーンの持ち方を練習させたい
→自然と鉛筆持ちや正しい持ち方になる工夫がされている - 赤ちゃんが一人で食べるアシストをしてあげたい
→直感で掴むことができる構造となっている。 - かわいいスプーン・フォークを使いたい
→なんと言っても赤ちゃんの食器というデザインのため、可愛さ満点です♪
まとめ
離乳食が始まると、準備や後片付けなどママやパパの負担も大きくなります。
特に手づかみ食べを開始するようになると、成長が嬉しい反面、後片付けは本当に大変ですよね。
赤ちゃんが上手にスプーンを扱えないストレスから、わざと食べ散らかすこともあるでしょう。
見守るママやパパのイライラもつのるばかりです。
スムーズに離乳食を進めるためにも、離乳食用のスプーン選びはとても重要です。
ドードルのスプーン&フォークは、赤ちゃんの使いやすさにこだわって開発されています。
スプーンやフォークの使いやすさは、最終的に赤ちゃんが自分で食べることの楽しさにつながります。
赤ちゃんがご機嫌に離乳食を食べてくれたら、ママやパパも嬉しいですよね。



実際に私も、離乳食用のスプーンは何種類か購入して使い分けていました。
日によって遊び食べをすることもあったので、その日の気分でスプーンを変えてみたり、赤ちゃんに選ばせたりしていました。
赤ちゃんが使いやすいお気に入りのスプーンやフォークを見つけられれば、赤ちゃんとの離乳食タイムが楽しくなるはずです
「なかなか離乳食を食べてくれない」と悩んでいる方は、ぜひ一度、ドードルのスプーン&フォークを試してみてはいかがでしょうか。