初めての出産では、どのようなベビー用品やマタニティグッズを準備すればいいのか頭を悩ますママも多いでしょう。
かわいらしいベビー用品は、あれもこれも欲しくなってしまいますよね。
あ!
あれも必要かも・・・!
このように、我が子のことを考えると何かあった時の為に…。とつい購入してしまうものです。
私もそうでした!
初めての子供に何でも買ってあげたいとなっていました。
しかし、せっかく準備したベビー用品の中には「ほとんど使用しなかった…」なんてものも少なくありません。
また、大きいお腹を抱えてさまざまなベビー用品を買いに行くのも大変ですし、何といってもお金がかかります。
生まれてくる赤ちゃんのために少しでも無駄を省いて節約したいと考えるママも多いはずです。
この記事では、これからベビー用品を準備するプレママに向けて「ベビー用品で買わなくてもよかった」という声が多いものをご紹介します。また、ベビー用品準備で失敗しないコツもお話ししますのでぜひ参考にしてください。
無駄を省いて、かしこくベビー用品を準備して
これから生まれてくる赤ちゃんを迎え入れましょう!
買わなくてもよかったベビー用品【赤ちゃんグッズ編】
初めての妊娠であれば、赤ちゃんのために使用するベビーグッズ選びは、本当に必要なのかが分からないと感じる方も多いでしょう。実際に赤ちゃんに使用した経験がないのですから当然です。
ここでは、赤ちゃんのためのベビーグッズの中で、先輩ママたちの「買わなくてもよかった」という声が多いものを中心にご紹介します。
買わなくてもよかったもの①:おむつ専用ごみ箱
赤ちゃんのおむつの臭いが心配という方は多いでしょう。
おむつの臭いを消臭する効果が期待できるおむつ専用のごみ箱があります。
専用のごみ箱自体の価格は手頃な価格で購入でき、高いものでも8,000円程度です。
しかし、使用する際にカートリッジの交換が必要になります。
カートリッジは数千円程度のものがほとんどで、定期的に交換しなければならないため維持費は高額になることも・・・。
おむつ専用ごみ箱を購入せず、フタつきのごみ箱で代用した方や消臭効果のある紙おむつ処理袋を使用した方も多いようです。
また、新生児のうちは母乳やミルクだけなので、思ったよりも臭いが気にならなかったという声も多いようです。
先輩ママの声(PaMarry編集部の2児の母)
我が家でも初めに、オムツ用のゴミ箱などを購入して使用していました。
けど、ゴミ箱自体が徐々に臭くなってくるんですよね・・・。
途中からコンビニ袋や、100均に売っているオムツ袋に入れて、すぐにゴミ捨て場に捨てていました。
→ニオイが発生しやすいので、その日のオムツはその日のうちに捨てていました。
東京でも、オムツのゴミは透明な袋であれば無償で回収してくれるためお勧めです!
(30代女性)
ただし、臭いに敏感な方やリビングなどの生活空間におむつを捨てなければならない方は、おむつ専用ごみ箱を検討してもいいかもしれません。
買わなくてもよかったもの②:おしりふきウォーマー
おしりふきウォーマーとは、温度に敏感な赤ちゃんのために、おしりふきを人肌程度に温めてくれるおしりふきシートのケースのことです。
おしりふきウォーマーには次のようなメリットとデメリットがあります。
おしりふきウォーマーのメリット
- 赤ちゃんがびっくりしない
- 汚れがとれやすい
おしりふきウォーマーのデメリット
- 熱でおしりふきが乾く
- 使用場所が限られる
- サイズに合うおしりふきしか使えない
- すぐ冷める
このような理由から、使い勝手が悪く数回使った程度で使わなくなったという声が多数寄せられています。
- 夏場は必要ない
- 外出時に持って行くのが不便
- 製品によっては、温まるまでに時間がかかる
- 赤ちゃんがおしりふきが温かくなくても特に嫌がらなかった
夏場は必要なく、寒い冬の期間だけ使用したという方も多いようです。
季節や赤ちゃんの様子をみながら必要であれば購入するのがいいかもしれません。
また、おしりふきウォーマーを使用することで、シートが温まりすぎて乾燥してしまったなんていうこともあるようです。
おむつ替えに慣れていない新米ママが、いざおむつ替えするときに
肝心のシートが乾いてしまっていたら、焦ってしまいますね。
買わなくてもよかったもの③:新生児用のソックス
新生児用のソックスは、あまりの可愛らしさに思わず手に取ってしまう方も多いでしょう。
しかし、生後1か月の新生児の間は、ほぼ家の中で過ごすことになります。
室温を適温に設定していれば、わざわざ履かせる必要がない場合がほとんどです。
また素足で過ごすことは、赤ちゃんの足の発達に良いと言われています。
その為、新生児用の靴下が活躍するシチュエーションは思いの外、少なかったりします。
少し成長して、外出する機会が増えてきたころにはサイズアウトしてしまうため、1足あれば十分かもしれません。
先輩ママの声(PaMarry編集部の2児の母)
我が家も一目惚れして何個も買ってしまいました!
けど、実際に使った回数は数える程度です・・・。苦笑
中には全く使わずに履けなくなってしまったものも多々あります。
(30代女性)
買わなくてもよかったもの④:ミトン
ミトンは、ベビー用品の中でも必要かどうか、よく話題にあがるアイテムの1つです。
ミトンとは、赤ちゃんが自分の爪で顔や体をひっかかないように防止する手袋のことです。
可愛らしいミトンは、つい欲しくなってしまいますが、以下の理由で実際はほとんど使わなかった…。という声が多いのが現実です。
購入してみたが、使用しなかったママの声
- ミトンをはめると赤ちゃんが嫌がる
- ミトンをはめてもすぐ外れる
- 熱がこもりやすい
- こまめに爪の手入れをすれば問題ない
- 手が蒸れて少し可哀想だった
また、ミトンをすることで「指しゃぶり」をする機会を妨げてしまうというデメリットもあります。
指しゃぶりは、赤ちゃんの発達段階の中でも大切な探索行動の1つと言われています。
ミトンをお勧めするケース
- 赤ちゃんの肌が弱い
- アトピー性皮膚炎がある
- 手を噛んでしまう
- 顔をすごい引っ掻いてしまう
買わなくてもよかったもの⑤:今すぐ着ないベビー服
あ!これ可愛い!
サイズ90cmだ…。
うちの子は70cmだけど、どうしましょう・・・。
このように、ショップなどでかわいいベビー服をみつけると、つい買ってしまいがちです。
よくあるパターン
「いつか、着れるようになるから買おう!」と思って購入してしまうと、子供が成長して着れるタイミングになった時に「買った洋服が季節に合っていない」などの事態に陥ることがあります。
子供の成長を待ってみたら
買った洋服が季節外れになってしまった。
思ったより子供の成長が早く
買った服が着れる季節になった時には服が小さい
子供が着る洋服は、必要な時期の1〜2か月前に買うのが理想です。
赤ちゃんの成長速度は、赤ちゃんによってまったく異なります。
思ったよりもすぐに大きくなって、せっかく買ったベビー服がサイズアウトしてしまうことも少なくありません。
季節とサイズがマッチしなかったから、結局1度も着せられなかった…なんてこともあり得ます。
先輩ママの声(PaMarry編集部の2児の母)
私もどうしても子供に着せたいダウンジャケットがありました。
サイズは90センチと我が子にとっては大きく、けど来年には着れないかな?というサイズです。
子供には申し訳なかったのですが、親のエゴで少しブカブカでも着てもらいました。
※)それはそれで可愛かったです。笑
少し後悔した結果になったので、極力サイズが合ったものをお勧めします♪
買わなくてよかったベビー用品【ママグッズ編】
ベビー用品の中でも、マザーズバックやだっこ紐、おむつポーチなどママが使う育児の必須アイテムはたくさんあります。
ここからは、買わなくてもよかったママグッズを具体的に紹介します。
ぜひ、購入する前にチェックしてください!
買わなくても良かったママグッズ①:マタニティ服
妊婦さんに必須と思われがちなマタニティ服ですが、実はワンピースやオーバーサイズの洋服で代用することも可能です。
ただし、普通のワンピースなどで代用すると、かえってお腹が目立ってしまったり、裾の長さが合わなかったりといったデメリットがあります。気になる方は、マタニティ服を購入するのが無難でしょう。
最近は、マタニティ服でも産後も着られるようなデザインの洋服も販売されています。
限られた期間しか着ないマタニティ服は、工夫して乗り切るのも1つの方法です。
経験して分かった!!あった方がいいアイテム3選
マタニティ専用の洋服は買わなかったとしても、最低限あった方がいいアイテムもあります。
- ショーツ
- ボトムス
- パジャマ
下着メーカーのワコールが調査した結果によると、おなかの周りは約18cm、おしり周りは約5cmサイズアップすると言われています。
ここまでサイズが短期間に変わってしまうと、今まで来ていた服では代用することはかなり難しいケースが多いため、ショーツやボトムスは準備をすることをお勧めします。
先輩ママの声
私の場合、マタニティ服は2~3枚購入しただけで、他は普段から使っていたチュニックを使っていました。
マタニティって妊婦さんには大変便利にできていますが、その時期を過ぎてしまうと結局使わなくなってしまいますから…。
それよりも、デザイン的に妊娠中も授乳中も使いやすい普通の服を選んで、産後や授乳後も長く使えるものの方が、ずっと経済的だと私は考えています。あ、あと、これは私個人的にですが、妊娠後期になるとお腹周りのサイズがかなり変わるので、妊婦さん用のレギンスはしっかり揃えましたが…。 ^ ^;
妊娠中のお洒落は期間が限定してしまいますので、あまり調子に載って揃えすぎないようにするのがコツですね。
yahoo知恵袋
できればお手持ちの物をうまく使う、買うとしても産後も使えるものを…という風に考えられると良いです。
買わなくても良かったママグッズ②:「手動」搾乳機
母乳をしぼる搾乳機には、手動タイプと電動タイプの2種類があります。
手動タイプの搾乳機だと毎回手が疲れてしまうため、結局使わなくなってしまったり、電動タイプの搾乳機を購入し直す方も少なくありません。
搾乳する必要がある場合は、値段は手動タイプよりも高いですが、電動タイプの搾乳機をおすすめします。
私は実は、、、「手動」搾乳機で乗り切りました。
ただ、自分で搾乳機で母乳を絞るとき、意外と「握力」を使います・・・。
終わった後は、搾乳される痛みと手の疲れでヘロヘロでした。
上手くハマらずに、しっかりと吸えなかったこともしばしばあるので、もし搾乳器を検討しているのであれば、「自動」がお勧めです♪
お勧めのアイテム
先輩ママからの人気が高いピジョンの電動搾乳機は、組み立てやお手入れが簡単で、サイズもコンパクトで使い勝手がよくおすすめです。
【要チェック】無料でもらえる可能性があるママグッズ
実は、妊婦プレママや産後ママは、妊娠中・育児中だけもらえる全員無料プレゼント・サンプルがたくさんあります。
雑誌やサイトなどさまざまな媒体でキャンペーンが行われているので、ぜひチェックしてみてください。
- おむつポーチ
- 母子手帳ケース
- 離乳食食器セット
- お食事エプロン
- 出生届・命名書
以上のグッズは、定番のプレゼントのため、購入する前にキャンペーンがないかチェックしてみましょう!
応募も簡単で、とてもかわいいグッズが無料でもらえる可能性があります。
私の場合は、市役所に出生届を出したときに、絵本やおもちゃをもらいました。
レンタルで代用できる!お勧めのベビー用品について
ベビー用品の中でも、ベビーベッドなどのサイズが大きいものは、処分に手間も費用もかかるというデメリットがあります。
ベビーベットを使ったのは、子供が嫌がって数回だけ・・・。
そのあとは、物置き状態となってしまいました。
デメリットを少しでも軽減するのが「ベビー用品のレンタルサービス」です。使用する期間だけレンタルが可能で、使わなくなれば返却するだけなのでとても便利に利用できます。
何といっても、処分に困らないのが最大の魅力です。
ここからは、レンタルすればよかったベビー用品を具体的に紹介します。
レンタルすればよかったもの①:ベビーベット
ベビーベッドは、サイズも大きく値段も張るため購入することを悩むママも多いでしょう。
ベビーベッドの最大のメリットと言えば、安全性です。
寝返りができるようになっても安心して赤ちゃんを寝かしておけます。また、ベビーベッドは高さがあるのでおむつ替えがしやすかったり、床のほこり対策もできたりなどメリットは多いです。
一方で、以下のようなデメリットもあります。
ベビーベットを買った後でわかるデメリット
- 使用期間が「数か月間だけ」と短い
- 置くスペースが必要なため、部屋が狭くなる
- 使わなくなったあとの処分に困る
使わなくなった際に、身近に引き取ってもらえる方がいればいいですが、処分するにも費用がかかり、そのまま置いておくにもスペースがなくて困るといった声が多いです。
使わなくなったら返却するだけのレンタルサービスを賢く利用するのも1つの方法です。
レンタルすればよかったもの②:ベビーバス
ベビーバスは、新生児が沐浴のために使う小さなバスタブのことです。
へその緒が外れていない新生児は、へその緒から細菌などの感染の可能性があります。
へその緒が乾いて外れるまでは、パパやママと一緒にお風呂へ入れないため、ベビーバスで沐浴します。
ベビーバスを買った後でわかるデメリット
- へその緒が外れるまでの短い期間しか使わない
- 収納しずらい・スペースをとる
- 処分に困る
などのデメリットがあるため、レンタルサービスなどで一時的に利用するのもお勧めです。
【購入前に要チェック】ベビー用品準備で失敗しないコツ4選
マタニティ雑誌や育児雑誌などの出産準備品リストを見ていると「あれもこれも揃えなくては!」という気持ちになってしまう方も多いでしょう。
ここからは、ベビー用品準備で失敗しないコツをご紹介します。
購入してから後悔しないためにも、ぜひチェックしてからベビー用品の準備に取りかかりましょう。
消耗品は1度試してみる!様子を見てから買い足す
おむつやおしりふき、ミルクなどの消耗品は、まず1回は試してみましょう。
メーカーによって、子供の反応が違う場合があります!
実際に使用してみて、赤ちゃんの様子を確認して、相性がよければ継続したり安い時にまとめ買いしたりすることをおすすめします。くれぐれもベビー用品を揃える段階で同じ商品をまとめ買いすることはやめましょう。
おむつが安売りしていたからといってまとめ買いしてしまった場合、実際に使用してみたら赤ちゃんの肌が荒れてしまった、使いきれないうちにサイズアウトしてしまった…なんてケースも少なくありません。
消耗品は、在庫がなくなったら買い足すことをお勧めします。
特に、出産前は赤ちゃんの様子も確認できないため、最低限のベビー用品だけ購入すると無駄遣いなくできますよ♪
代用できる物があるか探そう
ベビー用品は使用期間も限られていますし、実際は代用できるものがある場合が多いです。
先輩ママが代用したベビー用品のアイデア
- 授乳ケープはおくるみで代用
- お昼寝用の布団はバスタオルやひざ掛けで代用
- ベビー用枕はタオルで代用
中には、ベビーバスをプラスチックの衣装ケースで代用した方もいるようです。
もともと使っていたものや、購入する場合でも後からでも使えるものを代用すると無駄がないです。
結局使わなかった…なんてことがないように、購入する前に、一旦落ち着いて代用できるものがないか考えてみることが大切ですね。
お下がりがもらえないか確認する
使用期間が短いものや高額なベビー用品を購入する前は、親戚や友人にお下がりがもらえないか確認してみましょう。
特に、使用期間が短いものは比較的きれいな状態で譲ってもらえる可能性が高いです。
また、先輩ママから産後のアドバイスを聞けるいい機会になるかもしれません。もしかしたら処分に困っている場合もあるため、恥ずかしがらず、ぜひ、一度相談してみましょう。
レンタルサービスをうまく活用する
使用期間が短く、サイズが大きいベビーベッドやベビーバスなどは、レンタルを上手に活用しましょう。
レンタルサービスなら購入するよりも経済的ですし、なにより処分に困らないという最大のメリットがあります。
あれもこれも購入するのではなく、上手にレンタルサービスを活用することがベビー用品準備で失敗しないコツでもあります。
レンタルサービス会社によっては、実際に使用して気に入ったベビー用品があった場合、商品を購入できるサービスもあります。レンタルサービスを賢く便利に活用しましょう。
こちらはおもちゃのレンタルサービスです。
子供は成長が早いため、使えるおもちゃも数ヶ月ごとに変化します。
毎回毎回、買うと意外と家計を圧迫する原因になることも…。
それであれば、レンタルサービスを活用して我が子の好みを探すのもお勧めです。
まとめ
初めての妊娠では、どのようなベビー用品やマタニティグッズを準備すればいいのか分からず、念のためにいろいろと揃えてしまう方も多いでしょう。
しかし、実際に赤ちゃんを迎え入れてからでないと分からないことは多いものです。
出産前に準備するものは必要最低限で十分です。産後で外出が難しい場合でも、ネットショッピングで購入することもできます。
ベビー用品を購入する前に、代用できるものがないか、お下がりで譲ってもらえるものはないか確認してみましょう。
またレンタルサービスを賢く活用するのもおすすめです。
上手に無駄を省いて、これから生まれてくる赤ちゃんのために本当に必要なものを購入してあげましょう。ママとして頑張る自分へご褒美をあげるのもいいですね!