出産祝いは、赤ちゃんの誕生を祝福して贈る大切なプレゼントです。
贈る側は、本当に喜んでもらえるものを送りたいと思い、何を贈ったら喜んでもらえるのか頭を悩ます方も少なくありません。
実は、単刀直入に「出産祝いに欲しいものをリクエストして欲しい!」と贈る相手に聞くことは、全く間違いありません。

他の方のプレゼントと同じになってしまうことを事前に防ぐことができます。
実際に、私もうれしいことに「出産祝いのリクエストして欲しい」と言われた経験があります。
とってもありがたいのですが、出産祝いのリクエストは意外に難しく何にしようか悩んだ経験があります。
- 「初めての出産で本当に必要なものが分からない…」
- 「自分ではなかなか買わないようなものがいい?」
- 「予算はいくらくらいなら失礼がない?」
などといろいろ考えてしまい、なかなかリクエスト出来なかった記憶があります。
出産を控えた方の多くが同じ思いをしているのではないでしょうか?
この記事では、出産祝いを選ぶ際のポイントや注意点、おすすめの出産祝いをご紹介します。
出産祝いを贈る側も受け取る側も、何にしようか悩まれている方はぜひ参考にしてください!
出産祝いのリクエスト「何が欲しい?」と聞かれた時の答え方


相手の方から、「出産祝い何がいい?」とリクエストを聞かれたらどのように答えれば、相手に失礼なく回答できるのでしょうか?
欲しいものがすでにある場合と、欲しいものがない場合の2パターンの答え方を紹介します。
欲しいものがある場合
- 欲しいものを具体的に伝えるのはちょっと・・・。
- 欲しいものはあるけど、相手に伝えるのは失礼かしら・・・?
このように、相手に遠慮をしてしまう方も少なくありません。
しかし、相手の方はあなたへ欲しいものを贈りたいと思って、聞いています。
素直にあなたが欲しいものを伝えて良いです。



えー!ありがとう!!
実は・・・〇〇が欲しいんだよね〜!
このように、明るく返してくれると、「相手も聞いておいてよかった!」と思ってもらえるはずです。
可能であれば、ネットショップなどで事前に出産祝いに欲しいものを調べて、「種類・サイズ・色味」など具体的に伝えることが良いです。
相手の方に遠慮をして、ふわっと抽象的に伝えると、欲しいものとズレたプレゼントになってしまうこともありますので注意しましょう。
相手へ欲しいものを伝えるときのポイント
- 具体的に伝える。(サイズ・色・種類)
- リクエストを聞いてくれた相手との関係性で、リクエストする商品の金額帯を決める
- すぐに回答できない場合は、金額などネットで調べて、後日伝える
- 「こんなものが欲しい」と伝えるのがいいかもしれません。
欲しいものがない場合



出産祝いのリクエストを聞かれたけど、決まっていない…
こんな時は絶対に使用する消耗品を出産祝いとしてリクエストするのも一つの手段です。
おむつ・スタイ・タオル・おしりふきなどは、いくらあっても足りません。
また、素直に出産祝いって何を貰えば良いか分からない場合は、素直に相手の方へ伝えましょう。
すでにお子様がいるお相手だと、自分が考えるより良いプレゼントを用意してくれることもあります。
リクエストを聞かれた時に「何でもいい」はNG
あなたのことを考えて、「何がいい?」と聞いてくれた相手に、「何でも良いよ」と回答することは避けた方が良いです。
良かれと思って、リクエストを聞いてくれているのに、何でも良いと回答されると「私からの出産祝いはどうでも良いのかな?」と感じ取られてしまう恐れがあります。
もし、今すぐ欲しいものがイメージできない場合は、以下のような回答がおすすめです。
- 一度持ち帰る
- 「こういうの初めてだから何を準備すれば良いか分からないんだよね。」と回答する
など、伝えて相談することをお勧めします。
出産祝いをリクエストするときの予算の目安


出産祝いをリクエストする際に、いくらくらいなら相手に失礼がないか気になる方も多いのではないでしょうか?
リクエストする相手によって、ある程度妥当な予算は異なるようです。
ここでは、出産祝いにリクエストする場合の予算について解説します。
また、出産祝いをいただいたら、お返しとして「出産内祝い」を贈る必要があります。
出産内祝いの相場は、頂いたプレゼントの金額の2分の1〜3分の1程度が目安です。
お返しのことも考慮して予算を考えるといいでしょう。
友人の場合:目安は5,000円程度
友人からいただく場合の予算は、3,000円〜5,000円程度が相場です。
友人との関係性によって金額は変わりますが、あまり高額にならないものがおすすめです。
「コメント:仲の良い友人同士でまとめていただく場合は、比較的高額なものでもリクエストしやすいのですね!」
職場の場合:目安は1万円程度
組織単位で出産祝いを贈る場合、1人あたり500円〜1,000円程度が相場と考えるのが妥当でしょう。
例えば、職場の人数が15名の場合:1,000円×15名=1万5,000円程度が目安です。職場の人数にもよりますが、予算は1万円程度が相場と言えます。
両親への場合:目安は3~5万円程度
親からの出産祝いは、地域や世代によって考え方や相場感に大きな違いがあります。
親の場合は、出産祝いのプレゼントよりもご祝儀として頂く場合が多いようです。
金額の幅も家庭により差が大きく、中には50万円、100万円という高額のケースや、逆にご祝儀自体がなかったケースもあるようです。
出産内祝いに関しても、夫婦で話し合ってお返しするのがおすすめです。
兄弟・親族への場合:目安は1〜5万円程度
兄弟・親族にいただく場合の予算は1万円〜5万円程度が相場です。
兄弟の場合、独身なのか家庭を持っているのかによっても多少金額は異なるでしょう。
また、親族の場合は普段のお付き合いの度合いを考慮する必要があります。
あまり高額にならないものをリクエストするのが無難でしょう。
出産祝いに欲しいものを聞かれた時のワンポイント


出産祝いのリクエストを聞かれたときに、すぐに答えられるものがあればいいのですが、何がいいのか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?
ここでは、出産祝いをリクエストするときの選び方で注意したいポイントを解説します。
出産祝いの定番はあえて外すのもおすすめ
出産祝いの定番は、頂いたらもちろんうれしいものばかりです。
しかし、あえて定番ではない商品にチャレンジしてみるのも実はオススメです。
なぜなら、定番だからこそいろいろな方から頂く可能性が高く、かぶってしまうことが考えられるからです。
せっかく、「出産祝い何がいい?」と聞いて貰えたのであれば、「あったら便利な物」「何個あっても困らないもの」などはいかがでしょうか?
出産祝い何がいい?と聞かれた時の候補
- オムツ
- おもちゃ・ぬいぐるみ
- 出産で疲れたママを癒す体験ギフト券
- 絵本
- ベビー食器
- 保温ポット(ミルクを作るときに超便利)
【実用性重視派】消耗品をリクエストするのもあり⁈
実用的な消耗品をリクエストするのもおすすめです。
贈る方がリクエストを聞く一番の理由は、本当に欲しいものを贈って本心から喜んでもらいたいと考えているからです。
結局、実用的なものをいただくのが助かるのでうれしいという意見も多いです。
どうしても選べない時はカタログギフトやギフト券
どうしても何にしたらいいのか分からず選べない場合は、カタログギフトやギフト券をリクエストするのがいいでしょう。
あまり親しい間柄でない場合や会社の上司など、相手に気を遣って「これがいい」というのが難しい場合もありますよね。
カタログギフトやギフト券であれば、金額は相手に任せられますし、欲しいものを後でゆっくり選ぶことができるのでおすすめです。
オススメのギフト券
ギフト券としておすすめは、体験ギフト券です。
こちらは、通常のギフト券とは異なり、美味しいディナーやエステなど一風変わった商品が掲載されているギフト券です。



出産した女性への労りとしてプレゼントすれば喜ばれること間違いなしです!
出産祝いにおすすめ7選【リクエストしたいもの・喜ばれるもの】
はっきりと「これが欲しい!」となかなか言い出しづらくて、曖昧にリクエストしてしまう方も少なくありません。
しかし、贈る側としてはざっくりとしたリクエストではかえって困ってしまうことも多いものです。
種類や型、色などを選ばなければならず、結局どれにしようか悩んでしまうことも…。



リクエストする場合は「この商品のこの色が欲しい!」とはっきりと指定したほうがお互いにとってプラスです!
ここでは、出産祝いでリクエストしたいものを厳選してご紹介します!
何をリクエストしたらいいのかお悩みの方はぜひ参考にしてください。
おすすめ出産祝いその①:実用的でおしゃれ!おむつケーキ
おむつケーキは、アメリカのベビーシャワーから発祥し、今では日本でもすっかりおなじみの出産祝いとなりました。実用的なおむつ自体がうれしいのはもちろん、華やかでインスタ映えする見た目も人気を集める理由でしょう。
カラフルでおしゃれな「はらぺこあおむし」の3段おむつケーキは、出産祝いのリクエストにおすすめです。


おむつのメーカーは、パンパース・ムーニー・メリーズ・GOO.Nの4種類から選べるため、愛用しているおむつを指定できます。いずれのおむつもSサイズであれば41枚入り、サイズはS、M、Lから選ぶことが可能です。
ただし、Mサイズ選択時は30枚、Lサイズ選択時は25枚になります。パンツタイプも選択可能でM、Lいずれも21枚です。
はらぺこあおむし3段おむつケーキには、おむつだけでなく以下のグッズがセットになっています。
- はらぺこあおむし バスタオル
- はらぺこあおむし フェイスタオル
- はらぺこあおむし ウォッシュタオル
- はらぺこあおむし おもちゃ2点
- メッセージカード
- アートフラワー
やさしい肌触りの綿100%のタオルには名前入れ刺しゅうが可能で、細かなサービスも嬉しい商品です。
おすすめ出産祝いその②:名前入りのおむつケース


名前が入ったおむつケースはちょっとした旅行の時に非常に重宝するアイテムです。
我が家では、少し妻の実家に帰る時など、ある程度オムツの枚数が必要な時など、この可愛いオムツケースに入れて持ち歩きます。
枚数としては、Mサイズのおむつが10~15枚ほど入れても余裕があるほどの収納力があるアイテムです。
また、刺繍でお子様の名前を入れることができるので、より特別感がありますよ!
おすすめ出産祝いその②:マールマールのスタイ


おしゃれなママタレントやママインフルエンサーから支持されている「マールマール」は、ブランド設立当初からSNSやママ雑誌、女性ファッション誌に数多く取り上げられており人気を集めています。
出産祝いの定番であるスタイですが、マールマールのスタイは一般的なスタイとは異なり、まるでお洋服のようなおしゃれなデザインと話題です。また、おしゃれなデザインだけでなく、実用性と機能性にも優れています。
まるいドーナツのような形をしたデザインは、360度くるくる回転させて、どの面でも正面として使用できるのが特徴です。汚れても回転させてきれいな面を正面に持ってくるだけでいいため、スタイを交換する手間がありません。
おしゃれなデザインで高品質、さらに機能性に優れたマールマールのスタイですが、1枚3,000円程度と一般的なスタイと比べると高額です。普段使いのスタイとは別に「特別な日のためにぜひ持っておきたい!」というママも多いのではないでしょうか?
自分ではなかなか手を出しにくいけど、プレゼントされたらうれしいものの1つです。


SNS上でも、出産祝いにマールマールの商品をリクエストした方が多く投稿しており、人気の高さがうかがえます。
マールマールをもらった人の声
おすすめ出産祝いその③:有名ブランドの「ベビー服ギフトセット」
赤ちゃんはおむつ替えやミルクの吐き戻しなど、服を汚してしまうことが多いものです。
1日何回も着替えさせるなんてこともしばしば…ベビー服の枚数は多めに用意しておくことをおすすめします。普段の洗い替えのベビー服は、お手ごろな価格帯のものでも十分ですが、お出かけ着はちょっといいベビー服も用意したいですよね!
しかし、おしゃれな有名ブランドのものは高額なものが多く、出費の多い産前産後は、躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか?
フランス生まれのプチバトーは、洗練されたデザインと子供の肌に優しい素材でママも納得のブランドです。シンプルながらもほど良くトレンドを取り入れたコレクションが季節ごとに登場しています。


おすすめ出産祝いその④:ハンドブレンダー
食材の細かいカット、つぶす、まぜるなどの作業が簡単に素早くできるハンドブレンダーは、離乳食作りにおすすめのアイテムです。
食材をつぶして裏ごしする作業など、とにかく手間がかかる離乳食作りをとても簡単にしてくれるのがハンドブレンダーです。アタッチメントの種類も多く、離乳食に限らず使い方もさまざまで料理の幅も広がります。
数あるハンドブレンダーの中でも特におすすめなのが、ブルーノのハンドブレンダーです。見るだけで元気になるようなおしゃれなデザインと豊富なカラーバリエーションは、選ぶだけでも楽しくなります。
「きざむ・つぶす・まぜる・泡立てる・くだく」を簡単に使いこなせる1台で5つの機能があります。離乳食を卒業してからもスープやスムージーなども簡単に作れるため、長い間活躍してくれます!


おすすめ出産祝いその⑤:カタログギフト(金額指定可能)
出産祝いのリクエストをしたいけれど、金額や商品チョイスが難しくてなかなか選べない…。
という方にはカタログギフトがおすすめです。カタログギフトであれば、金額は相手に委ねることができ、気を遣う必要がありません。



カタログギフトのメリットは、なんと言っても、欲しいものをゆっくり選べることです。カタログの中から選ぶ過程もわくわくして楽しいですよね!
カタログギフトはベビー中心のものから日用雑貨、家電などいろいろありますが、おすすめは「BEAMS DESIGN」のカタログギフトです。
セレクトショップの先駆けとして人気のBEAMSから生まれた「BEAMS DESIGN」は、店頭では販売していないカタログ限定のオリジナル商品や、上質なライフスタイルを提案するBEAMSスタッフのセンスでセレクトされたアイテムが揃っています。
赤ちゃんのためのものだけでなく、育児を頑張る自分のために選ぶのもおすすめです。


おすすめ出産祝いその⑥:Amazonギフト券(金額指定可能)
はじめての出産は、いろいろと揃えなくてはならないものが多いものです。
しかし、2人目以降の出産の場合、ある程度ベビー用品やおもちゃなどは既に持っているという方も多いでしょう。リクエストを聞かれても、なかなか思いつかないこともありますよね。
SNS上でも、2人目の出産祝いのリクエストに悩む方からの投稿がありました。
本音を言ってしまえば、自分で自由に使える現金や金券が嬉しかったりするものです。
とはいえ、正直に「現金が欲しい!」とはなかなか言い出しにくいものですよね。
Amazonギフト券なら、金額は相手が設定でき、ネットで手配するだけなので手間がかからないため相手への負担もほとんどありません。
贈る側としては、現金やギフト券などでは味気ないと感じる方もいるかもしれませんが、好きな文字を入れてメッセージを送れるため特別感を出すこともできます。Amazonギフト券であれば、本当に欲しいものを気兼ねなく選べるためおすすめです。


おまけ:ベビー服から子供服に変わったタイミングでおすすめのプレゼント
子供が2歳ぐらいになると、ベビー服から子供服に徐々に変わり始めます。



西松屋などの服だと保育園の子と被るし少し嫌かも・・・。
そんな時におすすめなのは、むーのんのんというオンラインショップです。
子どもたちの目線に立ち、デザインや素材、シルエットなどにこだわった洋服が揃っており、女の子、男の子のおしゃれなお洋服がたくさんありました。
プレゼントにもおすすめですので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。


まとめ
出産祝いをリクエストして欲しいと頼まれたとき、すぐに「これが欲しい!」と即答できる方は意外に少ないのではないでしょうか?
予算の面や手間など、相手に気を遣ってしまったり、何が欲しいのか分からなかったり、意外に悩んでしまうものですよね。
出産祝いに何をリクエストしようか悩んだときは、他の方からももらう可能性の高い定番ものを外したり、実用的な消耗品をリクエストするのもおすすめです。
どうしても選べないときは、カタログギフトやギフト券もいいでしょう。リクエストする相手別の予算の目安もぜひ参考にして、選んでください。
また、リクエストする際は、色や型番など商品の詳細まではっきりと指定するようにしましょう!贈る側もわかりやすく間違いがありません。リクエストしたいものがわからないときは、今回ご紹介した「出産祝いにリクエストしたいもの」はどれもおすすめなので、ぜひ参考にしてくださいね。