結婚して、数年。
子供も授かり世間一般的には幸せな夫婦。
- けど、今の生活に何か刺激が足りない…。
- 主婦としてではなく、女性として男性と触れ合いたい
- 子供がいていけないと思っていても不倫してしまう
このように、家庭環境は円満にも関わらず、不倫をしてしまう主婦も一定の割合でいらっしゃいます。
本記事では、心ではいけない行為と思っていても不倫にハマってしまう女性の心理状態と不倫をせずに止まった先輩ママの声を紹介します。
日本における既婚者女性の不倫率はどのぐらい?

相模ゴム工業株式会社より日本国内における既婚者である男性・女性の不倫率が年代別に調査されております。
今回のケースのように既婚者女性の不倫率は、20~50代までの平均が15.2%という結果となっています。
そのため、結婚している女性の中で、100人中15人程度が不倫をしている・したことがあるとなります。

補足:不倫と浮気の違いについて
実は、浮気と不倫は似たようで異なるものとなります。
- 不倫:既婚者でありながら不貞行為に及ぶ
- 浮気:パートナーがいるにも関わらず、他の異性に関心を向けること
そのため、不倫は浮気とは異なり、慰謝料を請求できるものと民法に公表されています。
子供がいる主婦でも不倫をしたきっかけや心理7選

なぜ子供がいるにも関わらず、不倫をしたいと思ってしまうのでしょうか。
既婚者女性が不倫をする理由として、夫婦仲が悪い・険悪であるというよくある理由も多いですが、夫婦円満でも、浮気や不倫をしてしまう主婦の人も少なくありません。
このように既婚者女性が不倫をしてしまうのは当然、不倫をするきっかけがあります。
不倫をする心理①:刺激が欲しい
周りから見ると、結婚して子供もいて、夫婦円満な家庭です。だからこそ、何か足りない…。
結婚生活が長くなると、目新しさがなくなり、若い頃の恋愛に感じていたトキメキやドキドキ感が減っていきます。
また、専業主婦だと、他人と交流する機会が極端に減ってしまい、世間から一人が取り残された感覚に襲われる人も少なくありません。このまま子供や夫の為だけに、人生が終わるのは嫌だ!不倫や浮気を考え始める人もいます。
今の家庭環境にも特に不満はない人でも、女性として刺激を与えてくれる男性を求めてしまうのです。
実際に会った不倫の理由(探偵事務所より)
旦那が「お人好しで妻思いの人物」で、DVやギャンブル狂いでもないが、
旦那よりいい男が目の前に現れて恋に落ちてしまった。
旦那にかつての恋愛感情を覚えられなくなった…。
しかし、夫婦としての関係を維持しなければいけないストレスでつい・・・。
不倫をする心理②:女性として見てほしい
子供も出来て日々育児や家事に追われる生活をしていくと、段々と「妻ではなく、ママに変わっていく」自分に気付き始めます。
保育園や幼稚園に行ったら「○○ちゃんのお母さんね」と呼ばれるようになり、もう女性として見られないのかな?と悲しくなることも…。
これまであなたのことを妻や異性として接してきた夫も、子供が生まれたことがキッカケで、我が家を支えてくれる家政婦のような接し方へ変わってしまうことがあります。
- 一人の女性として魅力が無くなってきたのかも知れない…。
- 異性として見られる女性でいたい
いつまで経っても女性は異性として見られたいものです。
その願望を叶えるために、他の男性と交流関係を持つようになっていきます。
男性が知っておくべき知識
子供が産まれると女性は、今までとは全く異なり、女性として見られることが激減します。
このギャップに苦しんでしまう人は少なくありません。
このギャップに対する苦しみを解決するのが夫の役目です。
愛した女性だからこそ日々の感謝や愛情表現を行うことで、「女として終わりではない」と自信を持って過ごすことが出来ます。
不倫をする心理③:夫への不満
子どもができるまでは、妻にも余裕がある分、夫のだらしない一面も受け入れることができます。
しかし、子供が出来てからの妻は、育児と家事で手がいっぱいです。
それにもかかわらず、子どもが生まれても自分のことが第一優先な夫の姿を見ると妻の不満は溜まる一方。
今の日本では、多くの家庭で夫婦共働きにも関わらず、家事をやるのは妻ばかり。
夫は休みの日でも家事をやらない。となると妻のフラストレーションは溜まっていきます。
現実逃避もしたくなり、夫以外の異性を求めてしまうきっかけとなります。
夫婦共働きの家事分担割合

こちらのデータは、夫婦共働きにおける家事の負担率となります。
見てわかる通り、世帯数全体の50%以上の家庭でほぼ全ての家事を妻が負担をしているのです。
この状態では、夫に不満が出てもおかしくはありません。

不倫をする心理④:子育てに息がつまる思い・疲れた
子供が生まれると、妻は朝から晩まで24時間365日子供に付きっ切りです。
子供が泣いたらあやして、ご飯をあげて、お風呂に入れて、一緒に遊んでなど…ほとんど暇がありません。
そのため、自分の美容ケアなど後回し・ザッと終わらせるだけの日々…。
ふと鏡を見た時に、疲れた自分の顔を見て「こんなに疲れた顔してたんだ…。」と悲しくなってしまうことも。
もちろん。わが子はとてもかわいいため、頑張ることができますが、毎日毎日子供と二人きりだと息も詰まる思いですよね。
夫がいても育児に協力的でなかったり、休みの日は寝てばかりで家のことはやらないと夫婦関係は険悪になっていく一方です。
そんな時に、「夫以外」に特定の男性がいれば、子育てを忘れて楽しい気分になれる息抜きとなります。
浮気相手を求めてしまう理由
- 不倫相手に相談して癒してもらえる
- 不倫相手と過ごすときは、家庭のことを忘れることが出来る
- 不倫相手と会うことで、元気が貰えて育児を頑張れる
このような理由から、不倫をしてしまう女性は少なくありません。

不倫をする心理⑤:「家以外」の環境が欲しい
子どもが産まれる前は、プライベートと仕事(職場)と2つの環境が妻にもありました。
しかし、子供が産まれて育児が始まると、子供の病気や習い事などで仕事を犠牲にせざる得ないのは女性です。
また、専業主婦になると夫と子供以外の社会的な関係性が一気に減ってしまいます。
自宅で同じような毎日生活をしていると、周囲から取り残されたような感覚になり、急に孤独を感じてしまうことがあります。
- 周囲の人:仕事をしてキャリアアップして、自分のお給料を貰ってキラキラしている
- 専業主婦:子供の面倒と家事で1日が終わる。話した相手は夫と子どもだけ
家族以外にも、自分のこと必要している場所が欲しいと思うのは当然のことです。
- 自分のことを異性として見てくれる。
- これまでとは違った環境がある。
- 自分のことを認めてくれる。
そんな相手に依存してしまうのです。
不倫をする心理⑥:日々の不満の積み重ね
妻が、不倫や離婚をするきっかけとして多いのが、日々の不満の積み重ねが限界に達してしまうことです。
しかし、妻が不満を溜め込んでいるサインを夫は全く気付くことができない人は非常に多いのです。
妻は、子育てや育児で手一杯で夫に助けてほしいSOSサインを出しています。
しかし、夫は、
平日は仕事ばかりでワンオペ育児状態…。
休日も家事を手伝ってくれない…。
このように、夫を頼ることができない状態だと一人でこなす事が困難になります。
その結果として、他の異性に助けを求めてしまうことがあります。
一方、SOSサインを気付くことができない夫は「何故、妻が不倫をしてしまったのか?」理解することができません。
このような不倫や浮気など気持ちが離れてしまう前に、夫婦で話し合う場や「大丈夫?」「いつもありがとう」など妻のことも考えている想いを伝えることも大切です。


不倫をする心理⑦:セックスレス
そして最後は「セックスレス」という問題。
これには心当たりがある妻たちが多いのではないでしょうか?
もちろん、人によって性欲の強さはそれぞれですし、年齢や体調によっても変化するものです。
夫に愛情がなくなったとか、他に好きな人ができたとか、全くそういう話ではないけれど、出産を機にセックスレスになってしまうことがよくあります。
「女性としての魅力が無くなってしまったのではないか。」と不安になり、安心感を求めるためにも不倫に及ぶ人もいます。
既婚女性の不倫相手との出会いの場はアプリが多い

以前までは、職場など仕事関係の人とこっそり不倫することがほとんどでした。
しかし、以前とは異なりSNSがこれだけ発展した今、子持ち主婦や既婚者女性が不倫相手と出会うきっかけは、「出会い系アプリ」が大多数を占めています。
それもそのはずです。
今では、数多くの出会い系アプリが存在して、女性は無料で気軽に行うことができます。
そのため、家事の合間や寂しいとふと感じた時に出来心で始めてしまうことも…。
また、出会い系アプリで出会う人は、旦那や職場とは縁もゆかりもない人です。
仕事の関係者のように、周囲の目を気にしてデートする必要がありません。
更には、既婚者同士が出会うことを目的としたマッチングアプリも存在するほど、結婚後も出会いの場を求める人は非常に多いのです。
Twitter・InstagramなどSNSを活用するケースも
不倫をする既婚女性の中には、夫に知られないようにするために、不倫にTwitterやInstagramを活用するケースも増えてきています。
Lineなどで不倫相手と会話をすると、夫に知られてしまうリスクがありますが、TwitterやInstagramのDMなどであれば、Lineなどのように通知されることもなく、夫に知られずに関係性を保つことができる場合もあり活用されています。


不倫を繰り返す既婚女性によくある特徴とは

これまで不倫をしてしまう子持ち既婚女性の心理状況やきっかけについてお伝えしてきましたが、結婚しても不倫を繰り返してしまう女性にはよくある特徴があります。

不倫体質の特徴①:寂しがりや
- 夫の仕事が忙しくて構ってもらえない
- 子供と妻だけで1日過ごすことが多く、寂しく感じる
- 趣味が少なく、やることがない
このように、普段の生活で常に寂しさを感じている、また人肌が恋しい既婚者女性に、浮気や不倫をしてしまう割合が多いとされます。

不倫体質の特徴②:周囲に流されやすい・押しに弱い
優柔不断で押しに弱く、周囲に流されやすいタイプの女性は、パートナー以外の男性と肉体関係を持ってしまう可能性が高いとされています。
結婚しているものの、相手から嫌われることを本能的に恐れてしまい、男性からの誘いを断ることが出来ません。
そのため、一晩限りの付き合いや勢いに任せて浮気や不倫をしてしまうことがあるのです。
不倫体質の特徴③:ルーズな性格
- 酒癖が悪い
- 金銭的にルーズ
- 友達との約束を忘れてしまう
このように、ルーズな生活な人は、男性との関係もルーズになりやすく、出来心で浮気をしてしまうことがあります。
ルーズな女性は男性から見ると、「遊び目的・体目的」で付き合うことができるかも?と思われやすいのです。
そのため、ルーズな女性は自分が望んでいなくても、下心を持った男性から標的になりやすいのです。
不倫体質の特徴④:つい刺激を求めてしまう
- 同じような日々の繰り返しでつまらない
- 秘密の付き合いがしてみたい
このように非日常を常に求めてしまう人は、いつもとは異なる日常を提供してくれる不倫や浮気を行いやすいとされます。
そのため、夫婦円満だったとしてもこの関係を崩さないように不倫に及ぶことがあります。
思わず不倫したい!!と思った時に確認すべきデメリット

日々の生活の中で、夫婦関係で不満を感じた時など、もう全てを忘れて「不倫をしたい!」と感じることはどんな女性でもあると思います。
しかし、その一歩を踏み出さないように、不倫が発覚してしまった場合のデメリットも理解しておきましょう。
慰謝料が発生する恐れがある
多くの人が不安視するのが、パートナーに知られてしまった時の慰謝料などではないでしょうか。
実は、浮気・不倫の慰謝料には明確な基準がないとされており、請求される金額にバラツキがあります。
ただし、浮気や不倫による損害が大きいほど慰謝料も高くなる傾向であると考えられています。
不倫発覚後の夫婦関係 | 浮気・不倫慰謝料の裁判上の相場(目安) |
---|---|
夫婦関係を継続する場合 | 数十万〜百万円 |
不倫や浮気が原因で離婚になった場合 | 百万円〜二百万円 |
上記の金額は、裁判になった場合の慰謝料の相場となります。
裁判をせず、相手方と話し合いで解決する場合には、この通りになるとは限りません。
関連トピック:
旦那の浮気後、夫婦関係はどうなった?
不倫している事が近所で噂になる
妻が不倫をしていることが、夫にバレてしまうだけであれば、内輪の問題で解決します。
しかし、不倫をしている事が、近所で目撃されることで地元に噂が広がってしまうケースもあるのです。
地元に噂が広がってしまうと、周りからは注目の的です。
その目線に耐える事ができなくなり、引っ越すことを決断した実例があります。
特に不倫相手が近郊に住んでいる場合は要注意です。
- 不倫相手が自宅に出入りする。
- ホテルでの逢引する
- 車でドライブをする
始めのうちは遠方で落ち当たりしても、誰でも少しずつ気が緩み始めます。
時間が無い時等は近隣で会うようになりやすくなり、顔見知りの目に留まる確率が高い傾向にあります。

不倫したいけど、踏みとどまった先輩ママ達の解消法とは?
魅力的な男性が出てくると、悪いとは思っていても、つい不倫をしたいと感じてしまうものです。
しかし、様々な理由から不倫をせずに踏みとどまった既婚者女性もたくさんいます。
今回は、そんな先輩ママ達に不倫をしたい気持ちを抑えた方法を確認しましょう。
夫婦のお悩み相談掲示板でもこのようなお悩みを相談することが出来ます。
解消法①:不倫をしたい男は大抵、体目当てと考える
男性なんて殆どの人が離婚する覚悟もないのに不倫します。
お相手も奥様にバレて離婚を迫られたら、俺が悪かったごめんなさい、ですよ。
今更奥さんに捨てられたら貴方とは本当にどうなるかもわからないですし、死ぬまで下手したら1人です。
Yahoo知恵袋
そんなリスキーなこと、男性は絶対しません。
貴方にとってもひと時の夢でいい経験だったんではないでしょうか。
このように、既婚者女性と不倫関係になりたい男性は、「体目的である」ことが多いことを自分に言い聞かせて制御する女性も多いそうです。
もちろん、不倫関係になりそうな男性側からは、そのようなことを全く感じることはないとは思いますが、不倫をすることによって損するのは、女性側が多いことも事実です。
解消法②:家族のため(家族の良い面を見つめ直す)
家庭を捨てても良い覚悟なら良いと思いますがバレたら困るのなら今ある家庭の良いところを見つめ直すしかありません。
私はそれで踏みとどまりました。
Goo
もちろん、家庭内で苛立つ事なんてたくさんありますが奥様があなたの為にしてくれてる事何かありませんか?
それを思うと裏切る事なんて出来ないと思います。
気持ちだけで突っ走るほど見えなくなっていたら別ですが、まだ踏みとどまろうとする為に質問してるのですよね?
踏みとどまれるのも自分次第です。
本当の強い男性なら自分勝手な気持ちだけで流されず家庭を守れるのだと思います。
不倫をしたいと感じていたとしても、家族の楽しい思い出やよかったことを振り返ることで、踏みとどまる主婦の方も多いです。大切な家族を傷つけたくない気持ちは、みんな同じですね。
解消法③:万が一、バレてしまった時のことを考える
既婚者からアプローチされた時に踏みとどまったきっかけは、もしバレて訴えられたらどうしようですね。
一時的な感情で全てを失うなんて私にはできません。慰謝料を支払うのも嫌ですし、私が得るものは何もないですから。
教えてGoo
んー、損得勘定ですかね。
あまり感情に任せて勢いでは行かないです。最初から、この人は飲みたい人、この人はやりたい人、って頭の中にありませんか?
損しそうな時はすぐに諦めます。たいていは、別に飲みたい訳じゃないので。
教えてGoo
飲むのは同姓同士の方が遥かに楽しいです。
最も多い浮気を踏みとどまる理由が、不倫をするリスクを冷静に考え直すことです。
目先の楽しさより、不倫や浮気が発覚してしまったリスクを考えると不倫をしてはいけないと思いとどまるケースが多いです。
まとめ
本記事では、子持ち主婦でも不倫を決意するきっかけとは?不倫体質な既婚女性の特徴とママ達の本音について解説しました。
このように、多くの既婚者女性は「今の状態に不満ある、夫との日々の関係性にフラストレーションを貯めている」などが限界を迎えることで不倫をしてしまうケースが多々あります。
そのため、普段から夫婦でしっかりと話し合いの機会を設けて、夫婦の溝を埋めていくことが大切です。
ぜひ本記事を参考に、より良い夫婦関係を築くヒントとしていただけたらと思います。